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2018年6月29日 (金)

昨夜

昨夜は、Youtubeで、志ん朝師匠を聴きました。
改めて「品川心中」「文七元結」「百年目」「浜野矩随」・・・。
志ん朝師匠の人気と言うのは物凄く、志ん朝信者の多いことと言ったら・・・。
私は・・・、嫌いではありませんが、信奉者でもありません。
どうしても、自分が落語を演るという前提で聴いているからということもあるでしょう。
特に、昨夜聴いた上の4席は、基本的には三遊亭系の噺でもあり、やはりかなり自分のイメージと違う気がする・・・。
好みの問題だと思いますが、全体的に軽い感じがします。
私には、語りとしては、やはり三遊亭の方がしっかりしているというか、良い意味で型にはまっている感じがします。
それに加えて、自分が演るということになると、恐らく志ん朝師匠の「えだくさん」のリズムでは駄目だと思いますので、参考(ベース)にはしないと思います。
「えだくさん」と言うのは、語りのリズムを取ったり、間を入れる時に、「えっ?」「んっ?」というのが多く入っていることです。
気にして聴いていると、耳障りなくらい「えっ?」が出て来ます。
た゜から、志ん朝信者の方が落語をやると、例外なく「えだくさん」になります。
やはり、個性の強い噺家さんの真似する(ベースにする)のは、落語の上達の邪魔になりそうです。

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