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2018年6月11日 (月)

40年前の今日は・・

sun1978年6月11日は日曜日でした。
あれからちょうど40年。
「第一回全日本学生落語名人位決定戦」が行われて。
日本テレビの企画。
当時、仙台の日本テレビの系列局に先輩がいらっしゃったので、私を含む落研部員の何人かが、ちょくちょく出入りをして、アルバイトをしていました。
そんなことから、話が来たのかもしれません。
予選はテープでの審査。
2席を録音して送るようにというのがエントリー条件。
どういう訳か、私が参加することになりました。
やりたがり屋の私が、深く考えずに、手を挙げた気がします。
私が手を挙げなければ、我が落研は参加しなかったでしょう。
「花筏」と「花色木綿」の"花シリーズ"でエントリーしました。
暫くして、本選参加の報せがありました。
要するに、予選通過ってこと?
  懐かしい写真1
直前(5月)には、創部20周年で三遊亭圓生師匠の独演会を開催したばかりで、あんまり深く考えていなかった気がします。
元々、"ダメもと"でエントリーしましたから、驚きました。 
   40年前・・"   
本選当日、朝早く「L特急ひばり」に乗って、私と何人かで上京。
会場は蒲田だったので、「上野から京浜東北線で一本だから」と油断していて、蒲田までの所要時間を知らずにのんび゜りしていたため、会場到着は、集合時刻ギリギリでした。
蒲田の電気専門学校の中にある、テレビ録画が出来る立派なホールが会場でした。
本戦には、東西の大学から12~13名が残っていたように記憶しています。
地方大学、国立大学は私1人だけでした。
観客は・・・、恐らく各大学の部員たちだけで、一般の観客はほとんどいなかったかもしれません。
そのあたりは、全く記憶がありません。
テレビの録画ですから、オープニングも派手だった気がします。
司会者は、日本テレビの売れっ子アナウンサーの徳光和夫さん、アシスタントがこのはのこさんでした(懐かしい)。
そして、何と、途中で色物的に盛り上げる役が、売り出し中のタモリさんと轟二郎さんでした。
 dd dd
  
とにかく、他の大学の落研は、出演者も応援も派手で、田舎からポイと出の我々は、ただたじろぐばかりでした。
そんな中で、偶然隣り合わせた慶應大の落研の方々には、色々親切にしていただきました。
彼らは、出囃子も自分たちでやっていて、私の出囃子も演奏してくれることになりました。
特にリクエストをした訳ではありませんでしたが、「老松」を演奏してもらい、とても嬉しかったのを覚えています。
    40年前・・"
本選では、「花色木綿」を演りました。
終わった後は、徳光さんが審査員に講評(感想)を求めます。
審査員は、柳家小さん落語協会会長、桂米丸落語芸術協会会長(いずれも当時)と、演芸評論家の小島貞二先生でした。
「小さん師匠、今の花色木綿はいかがでしたか?」と徳光さん。
すると、後の人間国宝五代目柳家小さん師匠が、例の口調で、「仙台には寄席がないから、あまり落語を聴く機会がないと思うが、仕草はどうやって覚えたんだい?」と、質問されました。
「はい、長い休みで帰省する途中で、東京の寄席に立ち寄って生の落語を聴いたり、テレビ番組を見たり、先輩から指導してもらったりして覚えます」と答えたような気がします。
後は、何をおっしゃっていただいたか・・・全く記憶がありません。 
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・・・結果は、後日放映する3名の中には、当然入ることは出来ませんでした。
まぁ、昔、雪深い東北や北海道の高校が、春のセンバツに出場すると、北国のハンデにもめげず頑張る姿を、やや同情をもって讃えられましたが、表彰式の時に、審査員の方々が、「審査員特別賞」という俄か作りの賞を作ってくださり、何と、私が小島先生から指名されました。
・・・あの日から今日でちょうど40年経ちました。
あの時の優勝者は・・・、実ははっきり覚えていないのですが、駒澤大学の落研、現桂竹丸さんではなかったかと思うのですが・・(自信はありません)。
    jj
この会は、数回続いたようです。
第2回の優勝者は東海大学の現春風亭昇太さん、その数回後に、日本大学の現柳家喬太郎さんだったという噂を聞いています。
帰りは、何故か、御徒町あたりで祝杯をあげて、最終の「ひばり」で仙台に戻りました。
「明日の部会で報告しなくては」と。
まさか、あんなことが起こるとは夢にも思わず・・・。
そう言えば、当時は、静岡県には日本テレビの系列局がなかったので、それをいいことに、家族に黙って出たのですが、山梨には系列局があって、数ヵ月後にオンエアされて、オープニングで出て来るところを叔母に見られ、親にばれてしまいました。

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