三越落語会
久しぶりの「三越落語会」。
落ち着いた気分で聴くことが出来ました。
前半は芸達者な左橋師匠と談幸師匠。
法政と明治の落研OBが、団体を越えて共演。
決して派手ではない、マスコミへの露出は必ずしも多くありませんが、なくてはならない存在だと思います。
談幸師匠は、立川流から落語芸術協会に移籍されましたが、私は大正解だった気がします。
さて、心配していた圓窓師匠は、今日も「板付き」でしたが、「つる」をほとんどがオリジナルなフルバージョンをお演りになりました。
舞台の袖や楽屋で聴いていた噺家さんたちもびっくりので長講でした。
常々、師匠の高座本で、この噺をやるのは、素人には難しいと思います。
間を持たせられないでしょう。
この落語会の特徴でもある長い中入りので後、正蔵さんのマクラでびっくり。
数日前にこのブログで紹介した江戸小噺。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2018/05/post-bf1b.html
「琴三味線」と「今年ゃ見せん」の小噺。
久しぶりの正蔵さん、母親や姉のおかげもあって、色々バッシングされますが、元気で何よりです。
さて、もう一つの驚き。
トリの円楽師匠、高座に釈台を置いて。
さすがに「板付き」ではなく、高座にはご自身で歩いて登場しましたが、やはり足の具合が良くないそうです。
なんのことはありません、三遊亭の親戚の二人(円楽師匠にとって圓窓師匠は叔父さん)が、釈台を使うという。
それでも、「禁酒番屋」は、下(バレ)ネタ風でもあり、会場は爆笑でした。
大ネタはありませんでしたが、楽しい落語会でした。
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