« あれは? | トップページ | 今朝の日本経済新聞で »

2018年5月22日 (火)

日本橋の空が復活

お江戸日本橋の景観が戻って来そうです。
日本橋の空が復活
日本橋区間の高速道路は、日本橋川の中に基礎杭を打ち込み橋脚を立てて、流れに沿うようにその上を走る。
日本橋の空が復活
国土交通省の検討会は、日本橋を含む川の25分の1模型を作り、基礎杭の撤去時に工事のための仮設構造物が河川に与える影響を検証。
水位上昇を抑制できるという結果を得た。
日本橋の空が復活
さらに、日本橋川の地下周辺にある東京メトロ半蔵門線、通信ケーブルや送電線を埋設した東京電力の洞道などを避けて、高速道路の地下トンネルを設置する空間を探った結果、神田橋JCT~江戸橋JCTまでの約1.8kmを地下化の対象区間とすることを決めた。
日本橋の空が復活
竹橋JCTから江戸橋JCT方向に、鎌倉橋~JR線と交差する地点まで約0.8kmは、地下トンネルを含む既存の八重洲線を改良して利用、その先0.7kmを新設トンネル区間として地下トンネルを作り、地下から既存の高架橋へとつながるその後の0.3kmの地上部分も新設する。
日本橋の空が復活
観光立国の要にもなるのでしょう。
3000億円かかるそうです。
・・・生きている間に完成するでしょうか?
ところで、最近の若い人は「お江戸日本橋」という歌を知りません。
♪お江戸日本橋 七つ発ち 初上り・・・・
  ・・・こちゃ高輪 夜明けて 提灯消す こちゃえこちゃえ♪

この歌詞は、当時の江戸の距離感をイメージするのに最適な表現だと思います。
日本橋から高輪まで徒歩でかかる時間・・・。
ということは、例えば、神田っ子が品川宿の廓に遊びに行くのにかかる時間も想定出来ます。
「品川心中」で、犬に吠えられながら品川から戻る道のりが想像出来るんです。

« あれは? | トップページ | 今朝の日本経済新聞で »

文化・芸術」カテゴリの記事