ロールスロイスが?
28年前、天皇陛下即位後のパレード用に約4千万円で購入したロールスロイス社製のオープンカーが古くなり、走行困難になっているそうです。
何と、2回しか使われていないそうですが、整備用の部品が手に入らず、宮内庁の車庫に眠ったままだという・・・。
今回のパレードで新天皇、新皇后を乗せる車をどうするか。
経費節減のご時勢、政府関係者は頭を悩ませているそうです。
(当たり前です)
1990(平成2)年11月12日午後、燕尾服とローブデコルテに身を包んだ天皇、皇后両陛下はピカピカの黒いオープンカーに乗り、沿道の人たちに手を振りました。
昭和天皇の即位の時は馬車でしたが、馬は不測の事態で制御困難になるリスクもあり、警備上、より安全な車を使うことになり、当時の総理府が購入したものだそうです。
車はその後、宮内庁の管理下に入り、93年の皇太子ご夫妻のご成婚パレードでも使われました。
しかし、その後は行事などで用いられたことはないそうです。
それでは、来年の新旧天皇の退位と即位で、久々に「晴れ舞台」かと思いきや・・・、すでにメンテナンスのための部品が手に入らず、久しくエンジンをかけていない状態。
時々職員が車体を磨いているが、車検も通しておらず、公道を走れる状態にない。
・・・しかし、いくらやんごとなき方のお祝いのためとはいえ、メンテナンスのことも考えて購入するべきですよ。
しかも、外車にする必要があったのでしょうか?
かつて、天皇陛下の御料車は、プリンス自動車(現日産自動車)が「プリンスロイヤル」を提供し、今はトヨタの特別仕様車「センチュリーロイヤル」のはず。
国産車で十分過ぎると思います。
いずれにしても、馬(馬車)ではないそうですから、八五郎が出世出来る余地はなさそうです。
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