お恥ずかしゅうございます
別に、「道灌」に出て来る”賤女”の台詞ではありません。
ゴールデンウィークの晴天の時に「五月晴れ」と言いました。
単純に、5月の晴天だからということで。
・・・ところが、知らないと言うのは怖いもので、「五月晴れ」はそういう晴れではないことが分かりました。
考えてみれば、「麦秋」とか「小春日和」も、表記される「秋」と「春」の季節を表していませんから、「五月晴れ」も同じでしょう。
「五月晴れ」というのは、もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから、「梅雨の晴れ間」の意味で、「梅雨晴れ」とも呼ばれたもの。
ところが、言葉の意味と言うのは変化するもので、近頃はで、「新暦の4月後半から5月の、梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天」を言うようになって来ているそうですから、私の誤解もあながち間違いでもなかったかもしれません。