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2018年5月21日 (月)

万引き

movie私が「万引き家族」という題名に違和感を持つのは、立派なテーマや内容(であろう)の力作映画に、犯罪の俗語を冠する必要もなかろうという、素朴な気持ちです。
何か万引きというのを肯定しているように思えて。
万引き
万引きとは、商業施設において対価を支払わずに無断で商品を持ち去る行為。
刑法に“万引き“という表現はなく、罪名で言えば窃盗罪で、刑法第235条によって「10年以下の懲役もしくは、50万円以下の罰金」という刑罰が与えられる犯罪行為。
商品窃盗とも言われる。
江戸時代から使われている語であり、語源の由来としては、
1.商品を間引いて盗む「間引き」が変化して、万引き(万は当て字)になったとする説
2.「間」に「運」の意味もあるためそれぞれを結合し、運を狙って引き抜くという意味で「まんびき」になったとする説
3.タイミング(間)を見計らって盗むことから
といった説があるが、1の説が有力。

・・・勿論、気にならない人もいるでしようが。
ところで、これまた世の中で違和感がある表現があります。
よく、「万引き(あるいは痴漢)は立派な犯罪です」っていうの。
店先とか、鉄道の駅などに掲示されているのを見かけます。
    万引き
「立派」と言うは、非常にすぐれているさま。堂々としているさま。十分に整っているさま。
従って、「立派な」という言葉は、よくないもの、好ましくないものには使われないはず。
要するに、「優れている犯罪」「見事な犯罪」などというのは、おかしいと思います。
まぁ、「全然・・」と言うのも、否定的な語句が入るはずなのが、最近は肯定・驚嘆の意味に使われていますから・・・?
「全然美味しくない」が、「全然美味しい(物凄く美味しい)」って。
明らかに誤用だと思います。
だから、聞いて(見て)いて気持ちが悪い。
それならば、どう言えば良いのか。
「万引き(痴漢)は“間違いなく”犯罪です」
「万引き(痴漢)は“歴とした”犯罪です」
というのが適切な表現だと思います。
あるいは、似た表現で、「紛れもなく」・「疑う余地もなく」・「明白に」・「明らかに」・「絶対に」・「紛うことなき」・・・でしょう。

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