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2018年4月12日 (木)

それを言っちゃぁ

まぁ、要するに答えに窮してしまっているんでしょう。 
とうとう、「全部読んでいるかと言われれば、私も自信がない」。
毛並みの良さを微塵も感じない財務大臣が、衆院予算委員会で、行政文書に関して、「中身を熟読せずに決裁する場合がある」という“ぶっちゃけ”答弁。
「(すべて)読んでいないというのはあり得るかなと思う。読んでいないものにも、はんこを押していることはある」と。
・・・もう、笑ってしまいます。
行政文書の趣旨や内容を正しく理解していて、自身で責任を持つことが出来るなら、読んだか読まないかと言うのは、決裁権限者の裁量かもしれません。
しかし、一旦、決裁印を捺したからには、「読んでいなかった」というのはありません。
百歩譲って、「読解力がなく、誤解した」と言うならあるかもしれませんが、それでも結果として責任は重大だと思います。
一般の企業では、到底許されないことです。
・・・相撲協会も、レスリング協会も、たけし軍団も、多くの官公庁も、みんな同じ低レベルに成り下がりました。
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そういえば、某週刊誌が、財務省の事務方のトップ、あのうそつき前理財局長よりも偉い、事務次官が女性記者に セクハラと受け取られる行為を繰り返していたと伝えています。
この副総理兼財務大臣 は、緊張感を持って行動するよう本人に口頭で注意したそうです。
えっ?口頭注意?
一般企業なら、少なくとも迅速に事実関係を詳細に調査して、事実なら、即刻懲戒処分になります。
しかも、国家公務員の文字通りトップの所業についてですよ。
官庁には、こういうガバナンス機能は働かないということですね。
みんな、身内を庇って忖度しちゃうんですね。
何でもかんでも、箸の上げ下ろしまでケチをつけるのも度が過ぎますが、この立場の人は、その疑念が上がるだけでも"クビ"ものだと思います。

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