流三「子別れ」
千公さんの「粗忽長屋」の途中、師匠が「じゃあ、今日はここまで」と声をかけてくださいました。
時計は、11時45分を回ったところです。
「それじゃあ、残りは流三さん」。
「子別れ」の読み稽古。
先日の千早亭の稽古の後で、師匠からメンバーへの伝言ということで、改めて、基本と演読をしっかりとというコメントがありましたので、それも意識しました。
今日は、通しでやる時間はありませんから、熊さんが亀ちゃんに再会して会話するところあたりまでだろうということで。
気をつけたことは、高座本を読みながらも、そのとおりに読むのではなく、場面のイメージ、登場人物の気持ちなどをしっかり固めて、登場人物の自然な気持ちやペースを意識して読みました。
ここまではまだ導入部ですから、あまり難しい場面ではありませんが、後半に向けて、なるべくスピーディに演るのが良いでしょう。
ちょうど正面にある時計が12時を指すところで、「師匠、今日はここまででしょうか」と言って、終わりにしました。
亀ちゃんが寺子屋に通わせてもらっているという場面。
師匠の高座本では、学校に通っていて、もらった小遣いで鉛筆が買いたい・・という展開になるところですが、私は、江戸時代を舞台に拘りたいので、寺子屋にして、筆と硯が欲しいということにしたいと思っています。
・・・稽古の後、蝶九さんからさりげなく「亀ちゃん、もっと可愛い方がいいなぁ」とコメントされました。
亀ちゃん11歳ですからね。
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