やっぱりこれにしよう
「第14回お江戸あおば亭」のチラシはこれに決めました。
ここのところ、江戸名所の浮世絵をデザインの中心にするパターンで作っていますので、今回も同様です。
歌川広重の「名所江戸百景」から「日本橋通一丁目略図」。
「略図」どころか、当時の日本橋通りの賑わいが、色彩豊かに盛り込まれています。
買い物客はもちろん、住吉踊り(カッポレ)の集団や、蕎麦の出前、冷やし瓜の露天販売など、江戸の風俗が描かれています。
舞台となっている通り一丁目とは、日本橋から始まる東海道の最初の一区画で、日本中の誰もが憧れた江戸の中心地。
ちょうど、「COREDO(コレド)日本橋」のある場所です。
ここは、かつての東急百貨店日本橋店跡。
背景に描かれているのは "釜印" の「白木屋呉服店」です。
白木屋は、近江長浜の材木商大村彦太郎が、寛文2(1662)年8月に江戸に進出。
もとは小間物屋(雑貨屋)であったが、後に京の呉服を扱うようになり、江戸経済の成長もあいまって、駿河町の越後屋、旅籠通町の大丸屋と並ぶ、江戸三大呉服店のひとつに成長。
ビフォー・アフターを比べると・・・本当に隔世の感です。
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