« 流三「長短」 | トップページ | 蝶九さんふたたび「道灌」 »

2018年3月 5日 (月)

百梅さん「紙入れ」

上達著しい百梅さんの新境地ネタ「紙入れ」。
言葉と声がはっきりしているから、登場人物の演じ分けが出来れば、とても面白い作品になることでしょう。

オチのところの、亭主の台詞の言い回しが話題になりました。
師匠は、この台詞は「(落語の)台詞の臭さ」を出すようにと。

まさか自分のことだとは、全く予想だにしていない亭主の可笑しさが肝の噺ですから。
そこで、煙管を持ちながら、「そぉだとも、よしんば見つかったところで、自分の女房を取られるような野郎だ。まさかそこまでは気がつかねえだろう・・・」 と、"脂(やに)下がる"ようにと。
「脂下がる」というのは・・・、
・脂が吸い口の方へ下がるように、雁首を上げて煙管をくわえる。
・気取って構える。得意になってにやにやする。
jjjj
まさに、煙管の吸い口を下に向けながら台詞を言う可笑しさ。
これが出来たら、百梅さん、パーフェクトだと思います。

« 流三「長短」 | トップページ | 蝶九さんふたたび「道灌」 »

落語っ子連」カテゴリの記事