ある父親の言葉
48歳の某俳優さんが、ご自身のツイッターで、息子に向けた言葉をつづったのが、評判になっているそうです。
一流大学?勿論入れた方がいい。
一流企業?勿論入れた方がいい。
ただ息子よ。
父いま酔ってる。
酔ってるが言いたい。
人の不幸をちゃんと悲しむ。
人の幸せをちゃんと喜ぶ。
そっちの方が、遥かに、遥かに尊い。
綺麗事か。
綺麗事かもしれんが、酔ってる父は、わりと、それを断言したい。
・・・この言葉を発した場面にもよると思いますが。
一流大学に入って、一流企業にも入って、人の不幸をちゃんと悲しみ、人の幸せをちゃんと喜ぶ人だっているし。
一流大学や一流企業にチャレンジして叶わなかった時の言葉なら、単なる負け惜しみのように聞こえます。
そうではなくて、「なまじ学問を身に付けて理屈っぽくなるよりも、人の気持ちの分かる苦労人になれ」ということなら、「落語国」の住人は、とっくの昔からそう思っています。