無駄なことは止めるに限る
先日の「そや寄席」の時に、三流亭新参さんが、おにぎりを買おうとすると、どこの店に行っても「恵方巻」しか売っていなかったそうです。
確かに、節分だからというのも分かりますが、コンビニにも、おにぎりがなくて恵方巻ってのはどういう訳?
そもそも、関東では、恵方巻なんていう下品なものはなかった。
それを、どこかのコンビニが騒ぎ始めて、こんなことになった・・・。
そして、売れ残った品物は、大量に廃棄されている。
もったいない!
大量廃棄が問題視される恵方巻き問題に、兵庫県内のスーパーが「もうやめにしよう」と一石を投じ、反響を呼んでいるそうです。
前年の売上個数よりも多くの数を用意するのが当たり前のスーパー業界で、あえて余剰分を作らない施策を取ったのが「ヤマダストアー」というスーパー。
「昨年あちこちで大量に廃棄された恵方巻きが話題になりましたが、そりゃそうです。
のばせのばせ、ふやせふやせの店舗数と恵方巻きの大量生産で数は膨れ上がり続けています」
こうした状況について、「食材の原価だけで考えてるからそんなことになるんやと思う」「ヤマダの鮮魚従業員も『海産資源は絶対減ってる』って言ってます。だから大事に
したいんです」と自社の見解を明かした上で、「今年は全店、昨年実績で作ります」と宣言。
売れ行きに応じて数を増やすことはしない、という異例の方針を打ち立てたそうです。
こういうのが、品格のある行動ということだと思います。
ただ売れ(売れれば)ば良い、ただ勝負に勝てば良い・・・ではありません。
スーパーだけでなく、どこか両国あたりにある公益社団法人にも言いたいものです。