流三「長短」
この噺、比較的長い師匠の高座本をそのままやっても、10分程度です。
勿論、いたずらに延ばす必要はありませんが、ちょっと遊んでみたいと思います。
今までやった噺は、どれだけカットして縮められるかでしたが、この噺は、どれだけ面白く延ばせるかです。
そこで、今日はあるチャレンジをしてみました。
まだ、高座本を読み始めた段階ですが、演読をしないで、本番と同じ息で、メガネも外して、通してやってしまおうと。
ストーリーは熟知していますから、それだけを頼りに、言わばアドリブ(その場の雰囲気で言葉を選びながら)で一席をという訳です。
この噺は、長さだけでなく、今までの噺のような台詞での勝負ではなくて、むしろ喋らない(仕草と表情)で「間」で勝負する噺だと思います。
やってみました。
師匠の高座本にはない会話や仕草も入れて・・・。
その場で思いついた演出も入れて・・・。
これでもちょっと、師匠に勝負を挑んだつもりなんです。
師匠は、私のチャレンジに対して、ひとつヒントをくださいました。
よしっ!
この噺は、これで行ける!
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