大手町落語会
本当に久しぶりの「大手町落語会」でした。
ロビーで、オフィスエムズの加藤さんを見つけたので、ご挨拶しようとすると、加藤さんの方から近づいて来てくださいました。
ご挨拶して「全くお変わりなくお元気そうですね」と言うと、「相変わらず『かくばかり偽り多き世の中に・・・』ですか?」。
「はい、相変わらずです」。
とても嬉しい瞬間でした。
◇「浮世床」 柳家さん光
◇「虱茶屋」 柳亭こみち
◇「藪入り」 柳家権太楼
◇「権助魚」 三遊亭兼好
◇「二番煎じ」 柳亭市馬
真打昇進したばかりのこみちさんですが、真打になって、母になって?何か風格が出て来ました。
ご愛嬌に手拭いを忘れて、袖にいた前座さんのを借りた高座だったようです。
権太楼師匠は、風邪で咳き込んでいるそうで、やや辛そうでした。
「藪入り」も、やはりいつもの権太楼節ではなかった気がします。
オチはオリジナルに変えていました。
全般的に、権太楼師匠らしからぬ、やや暗い演出でした。
兼好さんのテンポのある語りは相変わらずです。
トリの市馬さんは、「さんさ時雨」をはじめ、自慢の喉で客席を唸らせていました。
いやぁぁ、今月は、先日の「らくだ亭」も聴けたし、充実の落語ライフです。
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