仙台の五色沼
仙台市内の母校のキャンパスもある青葉山公園内に「五色沼」という池があります。
この池は、かつての仙台(千代)城をめぐる堀の一部で、仙台城三の丸の北面から大手門隅櫓の前にかけて広がっています。
そして「日本フィギュアスケート発祥の地」とされています。
五色沼が造られた江戸時代は小氷期にあたっていたので、少なくとも戦前までは現在よりも気温が低く、冬期に厚く凍結したため、仙台市のスケートの中心地として賑わっていたそうです。
明治中頃に、 ここで仙台在住の外国人でスケートをする人がいてその中にフィギュアスケートを日本人に教える人がいたため、ここが日本におけるフィギュアスケートの発祥地とされたそうです。
残念ながら?、現在は厳冬期に氷は張るものの、人がのるには不充分であり、スケートをすることは出来ません。
今回の羽生選手は仙台出身、トリノオリンピックでの荒川選手も仙台で育った人です。
フィギュアスケートが発祥した街から、男女のゴールドメダリストが出たのは、偶然ではないと思います。
五色沼は、キャンパスの近くにあったので、通り過ぎてはいましたが、そんな由来は知りませんでした。
先日の羽生選手が金メダルを獲った日は、仙台駅でパブリックビューイングが行われて、大勢の人が応援したそうです。
普段はこんな感じなんですが・・・。
また、わざわさ混雑する場所で行われたものです。