人形町らくだ亭
久しぶりの人形町らくだ亭。
久しぶりに「Ⅰさん」を誘っての落語会でした。
狙いは、志ん輔師匠の「お見立て」です。
◇やかん 立花家かな文
◇つる 桂宮治
◇初天神 柳家さん喬
◇景清 古今亭菊之丞
◇お見立て 古今亭志ん輔
まずは、思い出すのも腹立たしい「つる」。
まぁ、際物だと割り切れば良いのですが、あんなものを出してはいけないと思います。
私の席の前の母と息子は、とにかくバカ笑いをしていて、腹立ちに拍車がかかりました。
一転、さん喬師匠が高座に上がって、やっと落ち着きました。
さて、志ん輔師匠の「お見立て」。
もう10年前になりますか、三田で「ビクター落語会」という落語会がありました。
(今は、同じ場所で「三田落語会」として続いています)
そこで志ん輔師匠の「お見立て」を聴いて、私の中では、その年聴いた数百の噺のベストワンだと思いました。
その時のを収録したDVDが販売されていると思います。
田舎者のお大尽のキャラクターは抱腹絶倒、ほとんど落語を聴いて笑わない私も、思わず吹き出しました。
昨夜も、その時とは演出も酢こと違っていましたが、やはり聴いて損はなかった。
一緒にいた「Ⅰさん」もご満悦でした。
・・・この境地には、私などは、到底行けるものではありません。
あのいまいましい「つる」さえなければ。
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