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2018年2月

2018年2月28日 (水)

2月の落語徘徊

寒かったり、暖かったりの1ヶ月でした。
今日の富士山
それでも、いくらか春めいた気もする今日この頃です。
湯島天神
世の中では、冬季五輪で盛り上がりました。
成田山新勝寺
確かに、選手の頑張りには敬意を表しますが、針小棒大、長時間、日本選手偏重のテレ
ビ番組には閉口でした。
「そや寄席」開演
さて、我が落語道では、なんと言っても「そや寄席」でした。
「そや寄席」開演
2月3日の節分に、市川市曽谷公民館での2回目の出前落語会。
「そや寄席」グラフィティ
館の関係者の皆さまの熱い対応、素晴らしいお客さまのおかげで、満席の大盛会になり
ました。
hh
門前仲町での「深川三流亭」とも違った会場や雰囲気の中で、メンバーの皆さんも実力を発揮出来たものと思います。
市川市の公民館での公演は、6月2日に若宮公民館でもやらせていただくことになっています。
さらに、市川市の高石神自治会さんからも、6月23日に2回目の「高石神寄席」の公演が決まりました。
本当にありがたいことだと思います。
ご期待に応えるように、メンバー全員で頑張らないといけません。
今月特筆すべきは、プロの落語会に久々に多く行くことが出来たことです。
  大手町落語会
「人形町らくだ亭」「大手町落語会」「東京落語会」「ザ・菊之丞」「国立演芸場中席」。
金馬師匠、権太楼師匠、志ん輔師匠、菊之丞さんなどの名演、それから国立での鹿芝居
と、堪能することが出来ました。
寄席文字作品展
それから、成田山の参道の会場で開催された「寄席文字作品展」を鑑賞しました。
寄席文字作品展
見事な作品がたくさんあり、私も寄席文字(もどき)を実際に書かせていただきました。
寄席文字に挑戦
来月は、「千早亭落語会」があります。
「長短」の稽古は、一度師匠に見ていただいただけなので、これからペースを上げて行きたいと思います。
千早亭落語会のチラシ
それから、5月の「お江戸あおば亭」の準備もしなくてはいけません。
第14回お江戸あおば亭のチラシ案
まずは演目を決めたいと思いますが。
ところで、このブログのアクセス累計が133万件を超えました。

やはり嵐?

明日の朝は、かなり風雨が強くなりそうな予報です。
各地で大荒れ、関東は朝を直撃?
やはり嵐?
大阪から、嵐を逃げて戻って来たのに。
やれやれ・・・(((((゜゜;)
まだそんな予兆は全くなく、本当に大荒れになるんでしょうか?
こういう予報は「オオカミ少年」であって欲しいものです。

明日は嵐?

大阪は今夜から天気が下り坂だそうで、雨が降らないうちに脱出をと。
明日は嵐?
京都駅の威容(異様)にも見慣れました。
明日は嵐?
久しぶりに駅弁を買って、新幹線車内で食べようと思います。
明日は嵐?
名古屋駅を過ぎると、やや雲が多い程度で、三河平野の上空には、十三夜の月が出ていました。
明日は嵐?

トイレの絵表示

日本のトイレは、世界でも有数のハイテクかつ衛生的なんだそうです。
我々が何気なく使っている、今や付いていて当たり前のウォシュレット(洗浄器)ですが、外国人旅行者には分かりづらいようです。
トイレの絵表示
そこで、統一された絵表示で説明しようという訳。
落語にも、鏡のない地域、トイレのことを勘定板と呼ぶ所、おなら(転失気)を盃(呑酒器)と勘違いする人などもあるようですから、絵表示は必要です。

東京2020マスコット決定

2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットが「未来ロボット型」のア案に決定したそうです。
マスコット決定
全国の小学校約28万クラス中、20万クラスが投票した「全国小学生総選挙」の開票結果を発表したものです 。
  マスコット決定
得票数は10万9041票だったそうです。
オジサンには、どの案もしっくり来なかったのですが、候補発表の時から、この案が一番人気があったようです。
オジサンにとっては、どの案のキャラクターも、やや気味が悪くて可愛くないんです。
勿論、可愛いだけでは駄目なんでしょうが。
そう、ちようど、眼が吊り上って口を大きく開けているような、最近の国産車のデザインみたいで、どうも親しみが感じられない・・。
でも、小学生はこれが良いと言うんだったら、年寄りの出る幕ではありませんが。

元ヤンキー?

もう、バカバカしくて笑っちゃいます。
健康問題を理由に辞任した沖縄北方担当相の後任として新たに就任した新大臣が、就任記者会見で、北方領土の「色丹(しこたん)島」を「シャコタン島」と言い間違えました。
色丹島(しこたんとう)は、北海道根室半島の東に位置する島。
ロシア名はシコタン島(Остров Шикотан)。
島の名は、アイヌ語の「シ・コタン(大きな村)」に由来する。
「シャコタン」と言うのは、主に自動車を改造して車高(最低地上高=ロードクリアランス)を落とす改造手法、または車高を落とした状態のこと。
語源は車高短から。
よく暴走族などがやっていますよ。
この大臣、もしかすると「ヤンキー」だったから?
1980年代後半から1990年代初頭にかけて、不良少年少女全般を指して「ヤンキー」と呼びました。
ついでに「ショコタン」は、日本の女性バラエティアイドル、 声優、イラストレーター、漫画家、女優、アイドルの愛称です。
(全く関係ありませんが。)
新大臣、メガネをかけたり外したりして紙を読んでいました。
突然のご指名で、全く何の知識もないでしょうから・・とは言え、甚だ失礼な話です。
色丹島の読み方を間違えて困ってしまうことを「シャコタンから困(瓢箪から駒)」って言います?

白信号?

自然と科学との闘い?
この冬は、記録的な雪や強い寒波に見舞われました。
そんな中で、雪の多い地域では道路の信号にまつわるある問題が続出しているそうです。
雪で信号機が白く覆われ、赤信号なのか青信号なのかわからない「白信号」現象が多発、ドライバーを困らせているそうです。
「信号機に雪が付着して、全く見えない箇所が沢山」
「信号雪でなんにも見えない。色わからん」
「信号機が雪で見えなくなっていた。気がついて止まったが、3台くらい通過した。」
・・・かなり危険な状態だと思います。
この白信号が目立ってきたのは最近のこと。
理由はLEDを使った信号機の普及。
要するに、LEDを使った信号機は電気を効率よく光に変えているため、電球を使った信号と違って発熱量が少ない。
このため、信号表面の温度が上がらなくなり、雪が付着して白信号になってしまうそうなのです。
白信号?
写真は、ほぼ岡じ場所にあるLED信号と電球信号だそうです。
効率性は向上したものの、雪対策が出来ていなかった・・・。
そういえば、ハイブリッド車が増えて来たおかげで、車の暖房が効かずに寒いっていう話も聞きます。
車の暖房はエンジンの熱を利用しているはずですから、ハイブリッド車やアイドリングストップの車は、エンジンが止まりますから、暖気が出て来ない?
さぁ、この自然の挑戦に対して、科学はどう応えるでしょうか。
何だか、「北風と太陽」という昔話みたい・・・。

ごひやく都々逸(2/28)

2月も今日で終わります。
それとは関係ありませんが、持ちネタから。
[明烏]
・堅物を ごろつき謀り 一夜お籠り 
               やり手婆ぁも 苦労させ

堅物の若旦那を軟らかくしようと一計。
吉原で「おっ母さぁん」と叫んだ若旦那も、花魁裏里の手にかかり・・・。

2018年2月27日 (火)

落語登場人物事典

物凄い本ですが、買いますか?
高いから・・、25,920円也。
矢野誠一著「落語登場人物事典」。
落語登場人物事典
《落語ならではの人物たちが繰り広げる人間模様》
八つぁん、熊さん、与太郎をはじめ、落語固有のユニーク極まる人物たち約700、延べ2500名が繰り広げる、比類なき人間模様の集大成。
八つぁん、熊さん、与太郎、ご隠居などをはじめ、落語には実にユニークな人物たちが登場する。
知ったかぶりやお調子者、遊び人や世話焼き、悪人や正直者……どれもが他の文芸ジャ
ンルでは見ることのできない個性にあふれ、主役に限らず、無名の脇役までも含めて一席の話を盛り上げている。
人間ばかりではない。
落語には犬や猫をはじめ、お化けや幽霊までもが重要な役割を演じている。
ある噺家は「美人が死ぬと幽霊になるが、それ以外はお化けになる」との説を高座で唱えたが、これは楽屋ネタ。
本事典は明治期以来現在まで、高座で演じ続けられている約七百五十席のなかから、延 べ二千五百名(匹・頭など)を選び、落語に固有の彼らの風態、思想、性格、行動、人物像を五十音順に解説した、比類なき人間模様の集大成である。
芸能評論の重責を担う編者が東西第一線の執筆者を招集、十年に及ぶ検討を経て本事典は誕生した。
付録も口上や言い立てを収録するなど充実。
落語愛好家のみならず、小説家、劇作家、放送作家がキャラクター構成をする際に便利 な一冊。

・・・という紹介文です。

エスカレーター

こういうことを調べる人がいるんですね。
エスカレーター。
東京では左側に立って右側を空けるのに対し、大阪は右側に立って左側を空けておく。
このルールは全国にどのように広がっているのだろうか。

エスカレーター
Jタウンネットは2014年9月30日〜10月27日の28日間、「エスカレーターで立つのは右と左のどちら?」というテーマでアンケートを実施、1817人が回答。
今回のアンケートで投票率0%の県はない。
全国の総数で見ると、「左」が57.0%で右」が13.1%。
わずかの差で「片側空けはしない」が12.3%と続き、「どちらも。流れ次第」は9.2%だった。
地方別にみると、関西は「右」に立つのが優勢で57.7%を占めたが、それ以外に「右」が多数派だった地域は一つもなかった。
大部分の地方の「右」支持率は3〜16%の範囲内に収まっている。
とくに青森・山形・長野・島根・大分の5県で「右」に投票した人は誰もいない。

・・・どういう訳で、左右に分かれるのかは分かりませんが、どうやら「左側に立つ」というのが多数のようです。
確かに、大阪に来ると、やや気を遣います。
いつも面白いと思うのは、東京から新幹線で新大阪に降りて、新幹線の改札に向かう時には、下りのエスカレーターは左側に立つことが多く、すれ違いに上ってくるエスカレーターは右側に立っている気がします。
JRの改札を出て、地下鉄に向かうエスカレーターは、右側に立つ人が多くなります。

ごひやく都々逸(2/27)

この噺も温めておきたい噺です。
[人情八百屋]
・神あれば 極貧親子 ひもじさ乗り越え 
              やがて豊かな 暮らしでき

結局、おっ母さんをなくした幼い姉弟は、八百屋夫婦が預かり育てることになります。

2018年2月26日 (月)

クマ目撃?

昨日夕方、静岡市清水区清地の興津川でクマ1頭が歩いているのを車で通りがかった男性が目撃したそうです。
クマの体長は約1メートル。
付近を捜索したもののクマの姿や形跡は確認できず。
場所は新東名高速道路の高架下付近で、小中学校や住宅街が近くにある場所。
新清水ICからも、そんなに遠くない場所のようです。
何となく、知っている場所です。

東京かわら版

東京かわら版
3月号が配達されているはずですが、大阪に来ているので読むことが出来ません。
帰ってからのお楽しみ、ということで。

東京マラソン

昨日は東京マラソンが行われたそうです。
私は、それどころではありませんでしたが。
2020年東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場を懸けた男子は、設楽選手が16年ぶりに日本記録(2時間6分16秒)を5秒更新する2時間6分11秒で日本人トップの2位に入り出場権を獲得したそうです。
東京マラソン
オリンピックが終わったタイミングで、注目されたのは結構ですが、どうも腑に落ちない点が2つあります。
「日本新記録」と大騒ぎして、テレビや新聞でも、上のようにゴールテープを切る写真がほとんどですが、優勝した訳ではありません。
出場日本選手の中でトップだっただけで、本来なら2位です。
選手本人に罪や責任はありませんが、この報道のやり方は、とても偏重したものだと思います。
優勝したのは、例によって外国人選手で、しかもかなり大きな差をつけてトップでゴールしています。
それを、テレビも新聞も、ほとんど報じていません。
真実を伝えていないこんなのは「報道」と言わないと思います。
そもそも、同じ条件で競い合って、外国人選手とは別・・って、何なのでしょうか。
それなら、大相撲の方がまだましだと思います。
それからもう一点は、この16年ぶりの大記録で、日本記録更新ボーナスという名目で、何と【1億円】をゲットしたという・・・。
世界記録で優勝したのならいざ知らず、グローバルで見れば平凡な記録に1億円だなんて。
出所はどこだか分かりませんが、どうも釈然としません。
「薮入り」で、鼠の懸賞に当たったお金は、子どもが持つ金額にしては大きすぎると、預かってくれたお店の旦那の発想が正しいと思います。
古いかもしれませんが、これがアマチュアスポーツですか?
大金を手にしてハングリー精神がなくなって伸び悩むか、プレッシャーに押し潰されるか・・・、心配になります。
バドミントンの選手で、勘違いしていた選手がいましたが、同じことになるかも・・・。

今日の伊吹山

今日は東日本は曇りや雨マークで、富士山は見えません。
今日の伊吹山
その代わり、西に向かうに従って、天気が良くなり、関ヶ原米原付近は快晴です。
今日の伊吹山
伊吹山が雲ひとつなく見えました。
雪の白さが鮮やかでした。

感謝の気持ち

ここのところ続いた大失態。
感謝の気持ち
鞄の電車内置き忘れと車のスモールランプ点けっ放し等々。
感謝の気持ち
こういう、非日常的な出来事に接して、普段はあまり意識しない(馴染みのない)方々の存在を、改めて感じさせられます。
感謝の気持ち
例えば、地下鉄の駅の職員の方、そしてJAFのコールセンターのオペレーターや現場に来てくださる作業担当の方・・・。
実は、数年前からの、病院のお医者さん、看護師や介護士や理学療法士やケアマネージャーの方・・・。
感謝の気持ち
仕事とは言うものの、何も分からず困っている時に、こういう方々の親切な対応が、どれほどありがたいか・・。
何もない時には何も知らずにいましたが、何かがあって初めて知った方々の優しさには、本当に心から感謝したいと思います。

大阪へ

ここのところ、毎日のように(ちょっと大袈裟)、新幹線に乗っているような気がします。
今朝は、いつもの月末の大阪出張です。
大阪へ
月曜日の早朝、東京駅は混雑が始まっています。
大阪へ
昨日の9時半過ぎの改札口と今朝の様子。
あまり区別がつきませんが、手前の切符の窓口は長蛇の列になっています。
大阪へ
最近は、JR東海の「EX予約」を使って、チケットレスで利用していますので、とても便利です。
仕事の都合で、座席指定していた列者に間に合いそうにないときは、パソコンやスマホで変更が出来ますし。

ごひやく都々逸(2/26)

落語の泥棒はドジばかり。
[もぐら泥]
・もぐら泥 強引縛られ 酷い目に合い
               やがて財布も 取られ泣く

下見に行って入っても、測った寸法を間違えて家人の見つかり縛られて。
果ては、通りすがりにがま口を取られて「泥棒ぉ」。

2018年2月25日 (日)

ラジオ寄席

ディーラーから帰って夕食後、番組表を見て「ラジオ寄席」の内容を確認。
落語が一席だけなのと、やはりあまり好きではない、雑な噺家さんだったので、聴かないことにしました。
ごめんなさい。
今日は、そのガチャガチャを聴く気分ではないので・・・。

JAFとディーラー

早めに帰宅して、愛車を何とかしなくてはいけません。
帰宅して、ディーラーに電話して相談すると、まずはJAFを呼んで応急措置をとのアドバイス。
早速、JAFを呼ぶことにしました。
コールセンターのオペレーターも親切で、40分後ぐらいに来てもらえるとのこと。
ほぼ予定どおりの時刻に作業車が到着。
JAFとディーラー
この担当者が福島出身だそうですが親切で、すぐに対応してくれました。
今は、バッテリーも密閉式になっていて、走ってチャージと言う訳にはいけないようで、ディーラーに持ち込むようアドバイスしてくれました。
テキパキと実にお見事でした。
エンジンを切らないまま、そのままディーラーへ。
ディーラーでチェックしてもらった結果、放電後かなり時間が経過していて、電圧が極端に低くなっているので、バッテリー交換を提案されました。
躊躇なくお願いしたついでに、フォグランプの調子が悪いので見てもらうと、電球とソケットが寿命だというので、これも交換してもらうことに。
作業してもらっている間、担当の営業マンとクルマ談義。
JAFとディーラー
とても楽しくお喋りしてしまいました。
結局、ランプ交換の方が、バッテリー交換の何倍もかかかってしまいましたが、安心です。
最後は、新車カタログを何冊も持たされて帰りました。
JAFとディーラー
それにしても、困った時に、専門家に助けてもらうのは、本当にありがたいですね。
この間の鞄置き忘れの時の地下鉄の職員さんも、今日のJAFのオペレーターと作業担当の人・・・。
皆さんに心から感謝です。
色々ありました。
心身ともに大変疲れた1日でしたが、とても良い1日になったかもしれません。

牛久味わい亭

今日も落語っ子連の稽古会に交流参加してくれた牛久亭学津さんも出演している「牛久味わい亭」が、3月18日に開催されるそうです。
今回は、男性5人のご出演のようです。
牛久味わい亭
とても素晴らしい主催者の皆さんに支えられた落語会です。

落語っ子連稽古会

今日は、私は参加出来ませんでしたが、千公さんが稽古会の様子を報告してくださいました。
◇「紙入れ」      三流亭百梅
落語っ子連稽古会
◇「厩火事」       三流亭越児
落語っ子連稽古会
◇「小噺」           三流亭まどべ
落語っ子連稽古会
◇「つる」            牛久亭学津
落語っ子連稽古会
◇「動物園」        三流亭新参
落語っ子連稽古会
◇「転宅」           三流亭窓口
落語っ子連稽古会
◇「時蕎麦」       三流亭夢学
落語っ子連稽古会
◇「粗忽長屋」   三流亭千公
千公さんが撮ったので、ご自身の写真はありませんでした。
今回は、師匠の高座本の校正などをやっていくくださっている、三流亭まどべさんが、長崎市から参加してくださいました。
また、牛久亭学津さんも連続して参加してくれました。
千公さんが撮ってくださった写真は、みんな物凄く良い顔です。
新参さん、何がそんなに楽しい(可笑しい)んでしょうか?

新富士から

当然のことながら、かえりも新幹線です。
新富士から
母の施設からタクシーで10分ほど。
新富士駅から「こだま」で戻ります。
新富士から
朝のあまりのショックの余韻?で、疲れましたから、グリーン車で帰ることにしました。
新富士から
駅には、色々趣向を凝らした絵などが飾ってあります。
新富士から
そう言えば、富士市は「かぐや姫」も売り物になっています。

ランチ

母のいる施設で、特別メニューで家族とランチの企画だったので、妹と3人で参加しました。
ランチ
今の施設に移ってちょうど1年経ちました。
ランチ
おかげさまで、母も穏やかに暮らしています。
今日は、蟹づくしの料理でした。
このあと天ぷらも出たのですが、写真を撮るのをうっかりして食べてしまいました。
ランチ
母も年老いて来ましたが、このまま穏やかに暮らしてもらいたいものです。
ランチ
今日は、いつものように車ではありませんから、ある意味では気楽です。

新幹線こだま自由席

愛車が動かないので、新幹線で帰省することにしました。
新幹線こだま自由席
皮肉にも、車で行くよりも2時間近く遅く出られます。
所要時間が読めるので、楽かもしれません。
新幹線こだま自由席
もしかすると、富士市に行くだけなら、経済的にも、体力的にも、時間的にも、新幹線の方が楽かもしれません。
新幹線こだま自由席
実家には、車が不可欠ですが。
品川駅で、妹が乗って来る予定です。

事情はあれど

様々な事情や思いはあるのでしょうが、銀メダルを獲得しても祝福されず、国民の批判にひたすら陳謝する姿・・・。
事情はあれど
この選手だけが原因なんでしょうか?
恐らく、日本なら、原因となったことも起こらないだろうし、よしんば様々な柵があっても、こんな批判をされることはないでしょう。
国民性?
個人的には、金髪に染めている?のに違和感を感じましたが。

大失態!

最近どうもおかしい・・・。
朝、愛車に乗ろうとしたら、うんともすんとも言いません。
あぁ、とうとうやってしまいました
スモールを点けっ放しにして、バッテリーを上げてしまいました
大失態!
すぐに妹に連絡して、急遽新幹線で行くことにしました。
普段なら、行くのをやめるんですが、今回は、母の施設の食事会があるのと、妹が高校の同窓会だということで、どうしても行かないといけないので。
車は、あとでバッテリーを交換するなり、JAFに頼むつもりです。
鞄を置き忘れたり・・・、どうも老化現象が激しくて。
どうしちゃったんだろう・・・・

カーリング

おめでとうございます。
本当に良く頑張りました。
カーリング
外野が、競技以外でも大騒ぎする中で、大したものです。
「頑張った甲斐があったね」 「そだねぇ~」ってなもので。
ところで、ルールもろくに知らない奴の疑問なんですが、みんなが半袖のTシャツ姿なのに、藤沢選手だけ厚着しているのは、何か訳があるのでしょうか?
そう言えば、他のチームの、あの隣の国のメガネのお姉さんも厚着だった気がしますが。
ストーンを投げるのに、氷に近づいて寒いから?
ブラシ?を使う人たちは汗をかくから薄着?
それとも、単なる冷え性だから?
不謹慎な疑問・・・(..)

ごひやく都々逸(2/25)

そんなことあったら面白いなという、映画になりそうな噺。
[元犬]
・満願の ご利益で犬 人になったら 
               やれ行儀だの 苦労して

真っ白な野良犬のシロは、八幡さまに「人間になれますように」と願をかけて、毎日裸足参り。
そして満願の日に、シロはとうとう人間になることが出来ましたが・・・、犬の時とは違って、着物を着たり、色々な行儀作法にまごついてしまいます。

2018年2月24日 (土)

マススタート

マスカットじゃありません。
マススタート
マススタート
平昌五輪の新種目のスピードスケート女子マススタート決勝。
団体追い抜き(パシュート)で世界の頂点に立った高木菜那選手が今大会2個目となる金メダル!
マススタート
冬季五輪で1大会で2個の金メダルを獲得するのは、1998年長野五輪のジャンプの船木和喜選手以来2人目。
五輪で日本の女子選手が同一大会2個の金メダルを獲得するのは夏季を含めて史上初の快挙。
とにかく、すっきりはっきりしない、難しい競技です。
この競技、頭が良くて、はったり、スケートの実力の3拍子が揃っていないと勝てませんよ。
素晴らしいですね。

明日は東京マラソン

明日は東京マラソンです。
私は帰省のため欠席しますが、明日は稽古会。
明日は東京マラソン
稽古会場はコースにはなっていませんが、深川一丁目が折り返し点だったり、ゴールが東京駅丸の内側の行幸通りになりますので、メンバーで影響のある人がいるかもしれません。
気をつけないと。
明日は今日に比べて気温も低く、天気も曇りで寒くなりそうです。

情けない・・・

こればかりは、大嫌いな朝青龍が怒るのももっともです。
恥ずかしい。
  情けない・・・
小学館の「月刊コロコロコミック」に掲載された漫画で、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に男性器を落書きする場面が描かれ、モンゴル政府が、日本政府を通じて小学館に抗議したそうです。
  情けない・・・
問題の場面は、3月号の「やりすぎ!!!イタズラくん」。
在日モンゴル人などから抗議の電話が相次いだほか、元横綱朝青龍がツイッターで批判。
情けない・・・
在日モンゴル大使館も公式フェイスブックに臨時代理大使名で抗議文を掲載。
・・・何と軽率で下品な。
お遊びだとか、冗談や洒落では、絶対に済まされない。
「不適切な表現を行ったことにより、モンゴル国民やチンギス・ハーンを敬愛するすべての方々にご不快の念を抱かせたことに深くお詫び申し上げます」とのコメントだけでなくて、日本の国を辱しめてしまって、我々にも詫びてもらいたいゞ(`')、
こういうのが、「洒落が分からない」と言うんです。

今年の夏は

気の早い話ですが、今年の夏は【酷暑】になりそうだとのこと。
日本は、昔の学校で習った言葉で言えば、「温帯」ではなくて「亜熱帯」ですから、驚きませんが。
今年の夏は
しかし、暑いのは困ります。
寒いのも困りますが、重ね着すれば男とかなりますが、暑いのには、皮を剥がす訳にもいきませんから。
熱中症で、大勢バタバタと倒れるんでしょうねぇ(((((((・・;)。

英雄を称えて

仙台市役所に、オリンピック連覇の羽生選手を称える横断幕が掲げられたそうです。
仙台出身の有名人も増えましたね。
英雄を称えて
私の頃は、横綱の谷風梶之助ぐらいでしたから・・・?

ルールを守るべきは

笑福亭鶴光師匠のツイート。
    ルールを守るべきは
どこの世界にも、秩序を乱す人がいるんですね。
実は、私にもやや耳が痛い・・・。
気をつけないといけませんね。
ところで、些末な話ですが、私が腹が立つのは、電車の乗車エリアでの並び方。
乗降口を示すラインに並ばない人。
エリアの間に並んだり、エリアの最前列でなく中途半端な所に立ったりする人・・。
前者は男性、後者は女性に多い気がします。
もっと周りを見なよ(`Δ´)

十人十色

大阪で、ランチに入った店に、こんな形の小さな額に入れて、様々な言葉が書かれたのが飾ってあります。
十人十色
   「十人十色
               みんな
                 みんな
                  自分色
                    みんなみんな
                         光ってる。」

みんなそれぞれ違っていて、それぞれ素晴らしいものを持っている・・・。

工場地帯からの富士山

富士山と言えば、普通の方は、富士五湖や田貫湖、三保の松原などの自然豊かな角度からのイメージが強いと思います。
工場地帯からの富士山
ところが、新幹線は、富士市の工場地帯の中を走っていますので、工場や煙突越しにも見ることが出来ます。
昨日は、肝心な富士山は雲に隠れて見えませんでしたが。

ごひやく都々逸(2/24)

日本橋浮世小路の老舗百川での出来事。
[百川]
・若い衆の 御用を聞いて 百兵衛困り 
             やっとくわいを くっと飲む

町内の若い衆は「四神剣」の心配。
今日雇われた百兵衛さんは「主人家」と勘違い。
真面目な百兵衛さん、言われるがままにくわいを飲み込み、目を白黒。

2018年2月23日 (金)

今夜のディナー

某珈琲店で、ヒレカツプレートを注文。
ご飯はなし。
今夜のディナー
かなりのボリュームでした。

異様な光景

松戸駅に着いて、いつもの反対側の西口に出てびっくり。
何やら人だかりがしています。
異様な光景
しかし、どうもまとまりのない人たちです。
分かりました。
喫煙コーナーでした。
しかし、コーナーどころではなくて、関係のない人の通行に邪魔になるほど、大勢が広がってプカプカ・・・。
異様な光景
腹が立ちますね。
吸うなとは言わないから、もっと周りを見て、邪魔にならないようにしてもらいたい!
喫煙を嫌うのを「嫌煙ファシズム」と言う人がいるそうです。
【喫煙を擁護する言論や表現が封殺されていると考える立場の者が、ナチス・ドイツが一時期行っていた反タバコ運動に絡めて、嫌煙権運動を過激であると非難して用いる言葉。】
いやいや、私は素朴に、煙や臭いが大嫌い、健康や子どもたちなどへの影響を憂えているだけです。
様々な場所でも、喫煙や分煙の場所には行きたくありませんね。
それにしても、これじゃぁ意味がない。

電車の窓から

大阪から戻って、東京駅から上野駅に向かう途中の御徒町駅。
電車の窓から
乗っていた京浜東北線の車窓から見えたのが、大きなパンダとスケートリンク?
とても旬な組み合わせです。
とにかく、今、上の界隈はパンダ一色です。
オリンピック騒ぎも間もなく終わります。

富士山の日の富士山

「富士山の日」の富士山の姿です。
富士山の日の富士山
残念ながら、「富士山の日」の夕方の富士山は、雲に隠れて、秀麗を見ることが出来ませんでした。
富士山の日の富士山
こういうこともありますよ。
富士山の日の富士山
富士山は、いつも気まぐれです。

富士山の日

2月23日は、「富士山の日」です。
富士山の日
2・2・3の語呂合わせで「富士山の日」です。
静岡県と山梨県両県が条例で定めています。
日本の宝ともいうべき富士山ですが、どこから眺めた富士山が好きか?という調査があるそうです。
富士山の日
ウェザーニュースの会員に「どの角度から見る富士山が好きですか?」とアンケート調査を行った結果。選択肢は「静岡側」「山梨側」「東京側」「長野側」。
6258人から寄せられた回答は、「静岡側」と「山梨側」がほぼ互角だったそうです。
富士山の日
回答に添えられたコメントを見ると、「静岡側」と回答した人のコメントで目立つのは、「新幹線から見る富士山が好き」「新幹線からしか見ないから」というように、新幹線から見えるからという理由。
他には、「順光になることが多いから。ただし、宝永火口がボコッとして格好はイマイチですが」、「三保の松原から見た富士山が素敵だったので」・・・。
というように、踏み込んだ好みをあげた人もいました。
富士山の日
一方、「山梨側」と回答した人のコメントは「力強く感じる」「大きさが半端ない」と富士山の迫力をあげた人が少なくないようです。
「逆さ富士は山中湖」「美しい富士山と湖面に写る逆さ富士のコラボが素晴らしい」と逆さ富士の魅力をあげる人も。
ちなみに、千円札の裏面の富士山は、本栖湖から眺めた富士山です。
・・・実は、我が家では、私と家内と意見が分かれます。
同じ山梨県の同じ郡下の生まれですが、身延山の北側の家内は「山梨派」、静岡県境の私は「静岡派」です。
「裾野まで綺麗に見える」と言う私の主張に対して、「積もった雪がまだらで美しくない」と言うのが家内の主張。
女性的な静岡側、男性的な山梨側。
どちらも素敵ですが。

今日の富士山

ツイッターで、柳家花緑さんが富士山の写真を添付してツイートしていました。
kk
今日は、綺麗に見えているようです。
新幹線の車窓からの写真だと思います。
下は、先週、私が撮った、ほぼ同じ場所でのもの。

花緑さんも、富士山が見られて最高だと仰っています。

船場のおひなまつり

もうひとつ大阪の話題。
ランチを食べに行った店にチラシが置いてありました。
「春の船場博覧会2018・船場のおひなまつり」というイベント。
船場のおひなまつり
江戸時代より大阪の中心として栄え、豊かな文化を育んできた船場。
戦争と戦後の経済成長はまちの姿を大きく変えたが、今なお、上質な文化の数々がまちに息づいている。
「船場のおひなまつり」は船場ゆかりの旧家に伝わるひな飾りを公開することで、船場の歴史や文化の厚みに思いを馳せてもらう取り組み。
北船場ゆかりの6家に伝わる雛人形の展示ほか、様々なイベントが行われる。

・・・だそうです。
jj
北船場ゆかりの六家に代々伝わる雛人形を6つの会場で特別展示公開するそうです。
来週また出張で来ますので、1ヶ所でも覗いてみましょうか。

鴻池家本宅跡

昨日宿泊したホテルからオフィスまで徒歩数分ですが、その間に「旧鴻池家本宅跡」という碑があります。
現在の住居表示では大阪市中央区今橋二丁目。
鴻池家本宅跡
鴻池家(鴻池財閥)は、江戸時代に成立した日本の財閥。
16世紀末、摂津国川辺郡鴻池村(現兵庫県伊丹市鴻池)で清酒の醸造を始めたことにはじまる。
その後、一族が摂津国
大坂に進出して両替商に転じ、鴻池善右衛門家を中心とする同族集団は江戸時代における日本最大の財閥に発展。
「江戸の三井、大坂の鴻池」と称された大財閥。
明暦2(1656) 年両替商を開業してからは醸造業や海運業をやめ、専ら両替商と蔵元、掛屋を兼ね、大名貸を営むにいたった。
さらに幕府御国役、東西両奉行の掛屋もつとめ、蓄積した資本を新田開発に投資した。
明治維新の変転期に手痛い打撃を受けたが、新政府に協力するなどして困難な時期を切抜け、その後も大阪財界で重きをなした。
しかし、その経営は保守的で、人材に欠けたこともあって、近代的な総合財閥に成長することなく、事業の主体は第十三国立銀行 (1877年設立) を引継いだ鴻池銀行の経営など金融方面におかれた。
1933年、山口銀行、第三十四銀行とともに、三和銀行に吸収合併されたのちは、経済界での支配力はほとんどなくなった。
江戸時代からの名家であり、今も資産家として存続し、現当主は、同家の持つ不動産管理業を東大阪市で続けている。

・・・三井家とは比べものにはならないと思いますが。

ところで、この北浜・今橋・高麗橋と言った、商都大坂のかつての金融センターエリアには、ビルの建設が相次いでいます。
鴻池家本宅跡
驚くのは、建物の用途が、オフィスビルではなくて、マンションやホテルだと言うことです。
かつて堺筋にあった「三越」の跡地も、超高層マンションになっていますから。
あるビルの工事現場では、今週は「埋蔵文化財調査」が行われているようです。
もしかすると、鴻池家の隠し財宝が埋まっているかもしれません。
「御神酒徳利」で、占いに使った算盤が出て来るかもしれません。

大先輩から

ある大先輩から、メールを頂戴しました。
貴兄のstorytellingの力量から、上方の「算段の平兵衛」をやってみたらと。
筋が面白いし、上方弁でなくてもいい。
世界中にこれらしき民話があるらしい。

・・・大変びっくりしました。
まさか、大先輩から噺のリクエストがいただけるとは・・・。
しかも、上方落語で、演り手がいなかったのを、桂米朝師匠が復刻されたという大ネタです。
大先輩から
とある村の年老いた庄屋は村の中でひそかに、お花という妾を囲っていたが、悋気持ちの自身の妻(以下、婆)に知れてしまった。
庄屋は「お花を村から追い出すのは忍びない」と思い、通称「算段の平兵衛」と呼ばれる、就農せずに人間関係や金銭問題の仲裁を専業としている村の男にお花を嫁がせることに決める。
平兵衛は庄屋がお花に支払った手切れ金をたちまち遊興に使い果たし、お花の着物も道具も勝手に質に持ち出すに至って、夫婦そろって生活に行き詰まる。
平兵衛はお花に「美人局をやれ」とけしかける。
なけなしの金で酒を用意し、お花が色仕掛けで庄屋を誘惑して夫婦の家に呼び込み、酔った庄屋がお花に迫った瞬間に、身をひそめた平兵衛が捕まえ、金をゆすろうという計画だ。
平兵衛のたくらみは首尾よく成功するが、平兵衛が殴った途端に庄屋は死んでしまう。
夫婦そろって驚き慌てるが、平兵衛は一計を案じる。
夜になり、平兵衛は庄屋の死体を、庄屋の家の前まで運び、庄屋の声色を使って家の中の婆に「今、平兵衛のところから戻った」と告げた。
婆は「お花のもとへ通っていて帰宅が遅くなったのだろう」となじり、戸を開けない。
平兵衛は狼狽したふりをし「庄屋が締め出されて謝ってる、てな恥ィさらされん。村の衆に見られたら、首吊って死ななしょうがない」と言うと、婆は「甲斐性があるなら、首でも何でも吊れ!」と言い放つ。
「よう、そのひと言を言うてくれた」
平兵衛は、庄屋が身に着けている帯をそばの木の枝にくくり、そこに庄屋の死体を吊るして帰宅した。
しばらくして外の様子を見た婆は仰天する。
「首吊りは変死じゃ、村の庄屋がお上の詮議を受けるようなことになれば家の恥・村の恥……。算段の平兵衛に相談せな」
平兵衛の家に駈け込んだ婆は、平兵衛に25両を払い、問題のもみ消しを依頼する。
折りしも、隣村は月明かりの下で盆踊りの練習をしている最中。
平兵衛は死体に浴衣を着せ、自分も浴衣に着替え、頬被りでそれぞれの顔を隠して、死体を背負って隣村へ向かう。
平兵衛は死体を抱えたまま踊りの輪の中にまぎれ込み、死体の冷たい手で隣村の男たちの顔をなで回す。
行事を冒涜されたと感じて激高した隣村の男たちは、暗くてよくわからないままに死体の手
をつかみ、一斉に殴りかかる。
死体をすかさず放り出した平兵衛は夜陰にまぎれて姿を消す。
男たちがぐったりしている人の顔を確認すると、隣村の庄屋であり、既に死んでいたため、「殴り殺してしまった」と勘違いし、「算段の平兵衛に相談せな」と、25両を持って平兵衛の家に駈け込む。
「明るみに出れば、ふたつの村がかたき同士になる。どうか丸い話に……」
平兵衛は「これからわしが庄屋の家に行って、『庄屋を捜しに行こう』という名目で婆を崖下へ連れ出す。お前らは崖の上まで死体を運んで酒盛りをしている振りをし、わしが提灯で合図をしたら、庄屋が誤って落ちたように装って崖から死体を落とせ」と提案する。
その一方、婆に対しては「隣村の男を25両で買収し、もみ消す話をつけてきたと吹き込んで連れ出し、庄屋の死体が崖から滑り落ちる様子を見せる。
こうすれば、婆や隣村の男たちがすでに庄屋の死を知っていることを、お互いに関知しなくなり、川向うの薮医者が検死の結果事故死と診断するので、下手人は出ず、死んだ庄屋も面目が立ち、婆と隣村の男たちは、お互いに「自分たちが庄屋を殺した」と思っているので口止めがきき、そして、平兵衛にとっては双方から金をもらったことおよび、平兵衛こそが庄屋殺しであること自体を誰にも気付かれないという「算段」であった。
その後、平兵衛の近所に住む盲目の按摩師・徳の市が「最近金回りがよいようで……。
ちょっとしのがせてもらえんか」と、くり返し平兵衛をゆすり始める。
誰もが恐れる平兵衛を金づるにする徳の市に対し、村人たちは疑問に思う。
「平兵衛の痛いとこ握ってるか知らんけども、こんなことしてたら、終にはどえらい目に遭いよるで」
「昔から言うやないか、『盲(めくら)ヘエベエに怖(お)じず』」(「盲蛇に怖じず」の地口)
・・・くすぐりが非常に少なく、なおかつ人の死体やエゴに満ちた登場人物を陰惨に感じさせずに描写する必要があり、演者にとっては技量が試される。
三代目桂米朝は「悪が栄えるという内容なので、後味が悪くならないように演じるのが難しい。平兵衛をどこか憎め ない男とか、共感するようなところあるように描かないと落語として成り立たない」と論じている。

・・・うわぁぁ、物凄い噺ですね。
確かに、舞台がそのまま江戸になってもおかしくはありませんが。
ちょっと考えてみたいと思います。

ごひやく都々逸(2/23)

桃太郎はいつも英雄です。
[桃太郎]
・桃太郎 ごろつき鬼の 潜む島攻め やっつけ破り 国還る

鬼が島に鬼退治に行って、鬼をやっつけ宝物を持って凱旋します。   

2018年2月22日 (木)

フィギュアスケート

日本の女子選手2人も頑張っていますが、個人で参加しているロシアの2人は別次元のようです。
SPトップのザギトワ選手15歳、2位メドベージェワ選手18歳。
フィギュアスケート
日本の2選手も十代ですが、それよりも若い。
技術もビジュアルも、とても十代とは思えません。
一般的に、ロシア系の女性は、若い頃は本当にみんな美人です。
その後、全体的に膨らむ傾向にありますが、若い頃は美しい。
ところで、「メドベージェワ」と聞いた時に「メドべーシェフ」というロシアの首相がいたのを思い出しました。
私はロシア語は全く分かりませんが、もしかすると、同じ意味の「女名前」と「男名前」ではないかと、誰でも思いますよね。
ロシア系の人には、例えば、男性では「○○コフ」「○○ホフ」、女性では「○○コワ」「○○ノワ」というような名前が多い気がします。
何となく、「フ」で終わるのが男性で、「ワ」で終わるのが女性という解釈で正しいのでしょうか?
日本で言えば、「よしお」「よしこ」みたいな。
調べてみると、どうも正解なようです。
ロシア人の名前(及びロシア名の影響を受けたカザフ人やタタール人やキルギス人などのアジア系民族の名前も含む)を例にあげると・・・、男性の姓で -ov, ,-ev, -in, -skij(〜オフ、〜エフ、〜イン、〜スキー)で終わる姓は、女性の姓になると、-ova, , -eva, -ina, -skaja(〜オワ、〜エワ、〜イナ、〜スカヤ)に変化するそうです。
これ以外で終わる姓(トルストイなど)もありますが、同じく女性形は形が変化するとのこと。
やはりそうなんだ。

「高石神寄席」ふたたび

昨年7月に、市川市の高石神自治会さん主催の「高石神寄席」に出前をさせていただきました。
高石神寄席(深川三流亭)
この時は、窓口・越児・千公・流三の4人の出前落語会でした。
おかげさまで大変好評で、自治会長さんから、「今年も頼むよ」と、まことに光栄なお話をいただきました。
高石神寄席(深川三流亭)
会長さんが、落語がお好きで、「深川三流亭」にもご来場くださっていて、昨年の出前落語会の時も、会場設営からめくりも、会長さん手作りのものが用意されていました。
「高石神寄席」開演
光栄な依頼を、勿論喜んでお受けして、今回は、なるべく全員が出演させていただけるよう、我儘なお願いもさせていただきました。
「高石神寄席」開演
先日の「そや寄席」で、少し長いとのご意見を頂戴しているので、ある程度時間を絞りながら、フルバージョンを目指したいと思います。
会長さんもご快諾くださいました。
そして、6月23日(土)の午後に開演させていただくことにしました。
これから内容を詰めて行きますが、お客さまに喜んでいただける番組を作ろうと思います。
梅雨時から暑くなる時期ですから、季節感を考えたりするのも必要かもしれません。

メダルコンプリート

オリンピックに興味はないといいながら、これでもかというテレビ各局は、国会中継や他の重要なニュースなどおかまいなし。。
それにしても、選手たちの活躍には、敬意を表したいと思います。
jj
昨夜は、何と言っても、「スピードスケート女子団体追い抜き」。
パシュートと言うそうです。
  メダルコンプリート
これ、陸上競技の4×100メートルリレーと似ていて、必ずしも、個人一人ひとりの記録の足し算と結果とが同じではないところに、とても面白さを感じます。
また、チームワークで戦う日本チームに合う競技かもしれません。
;;
テレビ観戦していても、画面の左右から滑って来た両チームが、中央ですれ違う時に、その時点での状況が掴めるので、とても分かりやすいです。
;;
それにしても、日本3選手の息の合った滑りは大したものでした。
この金メダルの選手たちの中で、高木美帆選手は、何と金銀銅の「メダルコンプリート」を果たしたことになりました。
加えて、「姉妹で金」ということで。
ご苦労も多かったと思いますが、ご両親は嬉しいでしょうね。
このほかの競技も、やはり女子選手の活躍が目立ちます。

またまた大失態・・

昨夜のホテルの部屋で。
ベッドで横になって、あるメールを待っているうちに、どうやらそのまま眠ってしまったようでした。
ふと眼が覚めたのは、もう今日になっていました。
ところが、眠りながら、意識のない中で、指や手がスマホの画面に触れていたんでしょう。
眼が覚めた瞬間、スマホの画面が電話モードになっていたので、慌ててキャンセルしたつもりが、通話のアイコンを押してしまったようです。
見ると、落語っ子連の「三流亭窓口」さん宛に「発信中」・・・・。
「うわぁ、まずい!」と、すぐに、電話を切りましたが、窓口さん方の記録には「不在着信」として残るでしょう。
まさか、用もないのに、しかも深夜に、「ごめんなさい。間違えました」と、言い訳の電話をするのもと思い、「朝になったら、お詫びをしよう」と思っていました。
すると、窓口さんの方から電話をかけてくださって「どうしたの?何か急なことでもあったの?」。
「・・・まことに申し訳ありません。つい寝ぼけてしまって・・・」と平身低頭。m(_ _)m
そりゃそうです。
深夜の電話なんて、良くない内容の電話に決まっていますから、とんだ心配をおかけしてしまいました。
どうも、スマホの電話は使いづらい。
自分のミスを棚に上げ、言い訳するオヤジな自分に呆れました。
窓口さん、申し訳ありませんでした。
・・・肝心の待っていたメールは、来ませんでした。

ごひやく都々逸(2/22)

無学者は論に負けず。
[やかん]
・知ったかぶり 語彙をこじつけ ひけらし騙し
                  やかんの訳も 苦心して

水沸かしがやかんと言われるようになったのは・・・・。
これは陣中の水沸かしだった。
頃は永禄4年、川中島の合戦で、武田信玄と上杉謙信が戦った。
両軍川を挟んで対峙したり。
雨風の強い日に突然の夜襲があった。
油断のあった上杉勢、陣中大混乱のうちに戦の準備に掛かった。
その時、若大将鎧に身を包んだが兜が見付からない。
誰かが被って行ったのであろう。
見ると大きな水沸かしがあったので、湯をガバッと捨てて、頭に被り、馬に跨がり出陣した。
その働き素晴らしく、敵の大将それを見て、「水沸かしの化け物現れたり」と呼ばわった。
それを見た那須与一宗高が弓をキリリと引き絞り・・・、名人になると何処に出るか分からない。
その矢が飛んでいって「カーン」と水沸かしに当たった。
矢が飛んでいってはカンと当たり、ヤッカン、ヤカンとなった。

2018年2月21日 (水)

受験シーズン?

大阪に2泊の出張。
今回は、受験シーズンの影響か、定宿が満室で予約出来ず、近くの別の初めて泊まるホテルを予約しました。
受験シーズン?
去年の夏にオープンしたばかりのホテルなので、綺麗ですが、部屋の広さや装備品などは、やはり定宿の方が上ですね。
受験シーズン?
とは言え、贅沢は言えませんから。

勝者は美しい

センターポールに日章旗が掲げられました。
勝者は美しい
それをじっと見る勝者。
競技をしている時の厳しい顔とは全く違って、偉業を成し遂げた安堵と充実感に溢れて、これもまたとても素晴らしい表情になっています。
勝者は美しい
どの世界、何の分野でも、勝者(達成者)の顔は、美しく輝いて見えるものです。
この日のため、この瞬間のために、多くのことを犠牲にしたり封印したりして、精進努力を重ねて来たんですから、ゆっくりと味わって欲しいと思います。

5〜8位決定戦で銅メダル?

個別には盛り上がる競技や選手はいますが、やはりあまり盛り上がらない冬季五輪。
前半は政治と強風に翻弄され、やっと収まったと思ったら、後半は、自国も含めた選手や他国を誹謗中傷する主催国の人たち・・・。
国民性と言ってしまえばそれまでですが、なかなか信頼してお付き合いできない方々が多いようで。
ところで、ショートトラック女子3000メートルリレーの5〜8位決定戦で不思議なことが起こりました。
この決定レースで1着でゴールしたチームが、何と銅メダルを獲得したという・・・。
これは、1〜4位決定戦で2ヶ国のチームが失格したため、本来は5位のはずだったこのチームの順位が2つ繰り上がったということだそうです。
このショートトラックと言うのがまた曲者な競技で、人を押しのけるような形で、何とも品のない・・と思うのですが。
悪いことに、主催国がこの競技に強いことから、勝てば喜び大騒ぎ、負ければ激高して大騒ぎ、品のなさに拍車をかけています。
そう言えば、何回か前のオリンピックで、ダントツのビリを滑っていた選手が、前の選手全員が接触して転倒し、その間にゴールし、棚ボタの金メダルを獲得したことがありました。

ごひやく都々逸(2/21)

「花色木綿」を演った時に、マクラで入れようと思った噺です。
[やかん泥]
・真夜中に ごそごそ泥棒 一人騒いで 
                 やかん頭も くすめる気

落語には、何をやってもダメだから、泥棒でもやってみようという・・「デモ泥」ばかりが出て来ます。
石川五右衛門の子分で、四右衛門、三右衛門、二右衛門、一右衛門半・・なんて言う・・。

2018年2月20日 (火)

イブニングライナー

先日、ちょっとした用事があって、京成上野駅から「イブニングライナー」というのに初めて乗ってみました。
kk
京成のスカイライナー乗って車両を使って、朝晩の通勤用に運行している全席指定席の特急です。
イブニングライナー
かなり遠くから通勤される方にとっては、確実に座席が確保出来るので、どこの鉄道にも似たような特急があるようです。
イブニングライナー
そう言えば、昔、所沢に通勤していた頃、ガラガラの電車なのに、疲れているからと、特急(レッドアロー)に乗って行ったことも度々ありました。
当時、池袋から特急料金350円、20分弱のささやかな旅でした。
夕方帰る時も、思わず乗ってしまうこともありました。
快適だから、癖になりますね。
kk
ところで、京成線の成田空港方面への電車のルートが、複雑怪奇で、よく分かりませんでした。
最近開通した、「成田スカイアクセス」というのは、成田駅は通らないことを知りました。
とにかく、各社相互乗り入れしている駅は、ややこしくて・・・。

あぁぁ自己嫌悪・・

昨日の、「鞄置き忘れ事件」はショックでした。
その時は、何とかならないかとか、あまり取り乱したりしないようにとか、緊張もしていましたから、それほど感じませんでしたが、一夜明けた今朝の方が、疲労感が大きい気がします。
これが危ない
何も紛失することもなく手元に戻りましたから、大変有難いのですが、生まれて初めてのことなので、そのショックが大きい・・・。
歳を取ってしまったという落胆が負のシナジー効果になってしまったようで。
昨日は少しおかしかったかもしれません。
実は朝も、スマホをいじっていて、虎ノ門で降りずに1駅先の溜池山王まで行ってしまいました。
立ち直るのに、暫く時間がかかるかもしれません・・・
bb
インターネットで検索すると、電車の中に忘れ物をしてしまった時の対応や経験談がたくさんありました。
すぐに気がついて(当たり前ですが)、改札口の駅の職員の所へ行ったのは正解だったようです。
bb
そんな話は、誰にでも出来ませんが、ある人にこっそり話したら、ある大きなビルのトイレの手洗いにメモが置いてあったそうです。
「16:30スマホを拾いました。インフォメーションに届けてあります」・・・。
そして、それから暫くして再度トイレに行った時は、そのメモはなかったそうです。
きっと、落とした人がメモを見つけて、それを持ってインフォメーションに向かったのでしょう。
日本人(だと思いますが)って、凄いですね。

ごひやく都々逸(2/20)

今はもう見ることが出来ない、年末年始の風物詩。
[厄払い]
・与太郎が 極月晦日 日銭と豆を 厄払えたら くださいな

厄払いの口上をご紹介しておきましょう。
「あーらめでたいなめでたいな、
今晩今宵のご祝儀に、めでたきことにて払おうなら、
まず一夜明ければ元朝の、門(かど)に松竹、注連(しめ)飾り、
床に橙鏡餅、蓬莱山に舞い遊ぶ、
鶴は千年、亀は万年、東方朔(とうぼうさく)は八千歳、浦島太郎は三千年、
三浦の大助百六ツ、この三長年が集まりて、
酒盛りをいたす折からに、悪魔外道が飛んで出で、
妨げなさんとするところ、この厄払いがかいつかみ、
西の海へと思えども、蓬莱山のことなれば、
須弥山(すみせん)の方へ、さらありさらり」

2018年2月19日 (月)

大失態 (;´д`)

同僚と食事をして帰る途中のこと。
銀座線上野駅の改札を出ようとした時、手に鞄を持っていないことに気がつきました。
鞄は電車の棚に載せていました。
ところが、情けないことに、同僚と話しながら少し急いで降りたので、鞄のことをすっかり忘れてしまいました。
大失態(;´д`)
慌てて、改札口の駅員さんに伝えると、「(私の)乗った電車は、今田原町を出たところなので、次の終点の浅草駅で確認しますから、ちょっと待っていてください」と。
15分ぐらい待ったでしょうか?
とにかく長く感じました。
大失態(;´д`)
すると、「(恐らく私の鞄だと思われる)黒い鞄がある」とのこと。
「すぐに受け取りに行きます」と言うと、定期券のない区間(上野―浅草)なので、特別に乗車券を作ってくれました。
指示されたとおり、浅草駅の雷門改札口に行くと、保管していた鞄を手渡してくれました。
私は、「ありがとうございました。本当に助かりました。以後気をつけます。」・・・と、心から言いました。
大失態(;´д`)
やれやれ(;´д`)
しかし、改めて日本は素晴らしいと思いました。自分のミスで手を離してしまった鞄が、短時間で無事に見つかって戻って来ました。
それに、地下鉄の2つの駅の職員の方(松本さんと坂本さん)の対応も、とても親切でした。
どっと疲れが出ましたが、とても嬉しい気分にもなりました。
ありがとうございますm(._.)m

それでいいのだ

フィギュアスケートメダリストの2人、とても個性的でいい。
羽生選手は、絵に描いたような優等生。
宇野選手は、自然体の性格。
テレビ各局の番組に出演して、それでなくても競技で疲労困憊しているはずなのに、なかなか休ませてもらえない状態。
土曜日の落語会で古今亭文菊さんが、噺家に向いていると絶賛した、プロスケーターで解説者の織田信成さんから、「昌磨、起きて!」と声をかけられる一幕があったそうです。
居眠りを通り越して爆睡してしまっても、視聴者は許しますよ。
酔って高座で寝てしまった古今亭志ん生師匠に、お客さんが「そのまま寝かせてやれよ」と言ったのと同じような気持ちになりますよ。
いや、心ある視聴者なら、むしろテレビ局に対して「局毎に引きずり回すようなことをしないで、一度共同で記者会見をして、あとはゆっくり休ませてやれよ!」とクレームを言いますよ。

仙台の五色沼

仙台市内の母校のキャンパスもある青葉山公園内に「五色沼」という池があります。
この池は、かつての仙台(千代)城をめぐる堀の一部で、仙台城三の丸の北面から大手門隅櫓の前にかけて広がっています。
そして「日本フィギュアスケート発祥の地」とされています。
jj
五色沼が造られた江戸時代は小氷期にあたっていたので、少なくとも戦前までは現在よりも気温が低く、冬期に厚く凍結したため、仙台市のスケートの中心地として賑わっていたそうです。
jj
明治中頃に、 ここで仙台在住の外国人でスケートをする人がいてその中にフィギュアスケートを日本人に教える人がいたため、ここが日本におけるフィギュアスケートの発祥地とされたそうです。
残念ながら?、現在は厳冬期に氷は張るものの、人がのるには不充分であり、スケートをすることは出来ません。
今回の羽生選手は仙台出身、トリノオリンピックでの荒川選手も仙台で育った人です。
フィギュアスケートが発祥した街から、男女のゴールドメダリストが出たのは、偶然ではないと思います。
jj
五色沼は、キャンパスの近くにあったので、通り過ぎてはいましたが、そんな由来は知りませんでした。
仙台駅でのパブリックビュー
先日の羽生選手が金メダルを獲った日は、仙台駅でパブリックビューイングが行われて、大勢の人が応援したそうです。
jj
普段はこんな感じなんですが・・・。
仙台駅でのパブリックビュー
また、わざわさ混雑する場所で行われたものです。

「試し酒」八態

「そや寄席」での「試し酒」の画像です。
hh
jj
hh
hh
jj
hh
hh
hh
扇子は、自分のが突然壊れてしまったので、急遽新参さんの扇子を借りて高座に上がりました。

ごひやく都々逸(2/19)

いつの時代でも、宝くじを当てたいのは人情というものでしょう。
[宿屋の富]
・塵(ごみ)だと思い 開けば当たり 宿に戻った くじ長者

なけなしの金で富くじを買わされた旅人。
まさかの大当たりに、宿の部屋に戻って、草履を履いたまま、布団を被って寝てしまう。

2018年2月18日 (日)

スピードスケート

あまり興味はないと言いながら、一番金メダルを獲って欲しかったのは小平選手でした。
謙虚さとひたむきさが、オジサンの心に響きます。
スピードスケート
キャーキャー言わず、ストイックに自分の滑りを極めようとし、国際大会で何連勝しても傲らない。
それらの努力が、当然のことながら実っての、オリンピックレコードでの金メダルです。
スピードスケート
本当に立派だと思います。
心から祝福したいと思います。
前日の羽生選手と2人、日本人選手のお手本だと思います。
オリンピックもさることながら、今シーズン無敵というのも凄い!

ラジオ寄席

いつものとおり、聴こうと思って番組予告を見ました。
落語は一席のみでした。
演目は「試し酒」でした。
「おぉぉ、ちょうど良いタイミング!」と喜びました。
・・・しかし出演者を見て、ラジオを聴くのをやめました。

国立演芸場中席

開演直前まで、かなり空席があったので、やや心配でしたが、どうやら団体さんが入ったようで、開演してんら満席になりました。
国立演芸場中席
ランチを食べて、温かい席に座ると、午前中の疲れが一気に出て来て、前半はほとんど意識がなくなっていました。
国立演芸場中席
普段はやりませんが、終演後に掲示される「本日の演題」を写真に撮りました。
だって、「元犬」の後半から「長屋の花見」の前半ぐらいまでは、意識が混濁していて、特に「子ほめ」は全編記憶から飛んでいます。
国立演芸場の「鹿芝居」は、金原亭馬生・林家正雀・蝶花楼馬楽・・・の各師匠方の一座が始めて17年になるそうで、2月中席の定番になっています。
私も、3~4回観たことがあります。
ストーリーが分かっていて、基本的には素人芝居ですから、気軽に鑑賞することが出来ます。
国立演芸場中席
閉演の時、三本締めの前に、手拭いまきをしました。
世之介さんは手拭いではなく、小冊子だったので、客席に下りて配り始めたので、通り過ぎる時に手を出してみたら、手渡ししてくれました。
金曜日から、「東京落語会」「ザ・菊之丞」「国立演芸場」と、3日連続の落語会は、それぞれ楽しく聴くことが出来ました。

国立演芸場へ

朝から頑張って徘徊をしたので、ランチを食べて、半蔵門(三宅坂)の国立演芸場に着い時は、やや疲れ気味でした。
国立演芸場も久しぶり、鹿芝居も久しぶり。
国立演芸場で
入口には、「満員御礼」が。
国立演芸場で
会場内の赤富士の緞帳は変わらずです。
売店をちょっと覗いて。
国立演芸場で
中入りの時に、バニラアイスもなかを食べようと決めました。

ランチ

「三井記念博物館」で目に栄養を与えたら、今度はお腹が空いて来ました。
そこで、向かい側の「コレド室町」で食事をと。

ここも時間が早めなので、席はまだ空いていました。
魚中心の店だったので、牡蠣フライと鯵のフライの定食。
ランチ
・・・美味い。
幸せを感じます。
ご飯少なめ・・と言うのを忘れたので、ご飯は残しました。
ごめんなさい。

三井家のおひなさま

湯島天神は風もあって寒かったので、どこか暖かい所は・・・と、何故か「三井記念博物館」へ。

別に少女趣味ではありませんが、この企画展を鑑賞するのは、3回目ぐらいになります。
「三井の貸し傘」を演ったからと言う訳でもありせん。
勿論、三井家や三井財閥と何か関係がある訳でもありません。
三井家のお雛さま
下々の者たちが想像できないような、豪華絢爛な暮らしや環境にあった人たち・・・。
あぁ、世の中には、巨万の富を得て、こんなに贅沢な暮らしをする人たちがいるんだなと。
三井家のお雛さま
この企画展は、三井家の夫人や娘が大切にしてきたひな人形やひな道具を、一堂に公開。
北三井家十代・高棟夫人(1869-1946)、十一代・高公夫人(1901-1976)、高公の一人娘(1933年生まれ)、伊皿子三井家九代高長夫人(1900-1980)旧蔵の贅をつくした逸品の数々。
特に、京都の丸平大木人形店・ 五世大木平藏が特別に制作した、幅3メートル、高さ5段の豪華なひな段飾りの豪華なこと。
取り敢えず、目の保養にはなりました。

湯島天神

今日は、午後「国立演芸場中席」で、久しぶりに「鹿芝居」を観に行く予定です。
早く目が覚めたこともあって、午前中どこがブラブラしようかと思い、出かけてみました。
スマホでニュースを見ていたら、「湯島天神・亀戸天神の梅祭り」というのが目に入って来ました。
・・・そうか、梅の花は咲いたのか・・と、上野に出て、湯島天神に行きました。
湯島天神
受験生のお参りは一段落しているようで、本殿に列が出来ていることはありませんでした。
湯島天神
お目当ての梅は、まだ先橋芽というところですが、綺麗に咲いています。
白梅と紅梅のコントラストが美しい。
湯島天神
女坂の木々は、まだつぼみが固い感じでした。
寒い寒いとは言っても、今年も梅が咲いてくれました。
そう言えば、昨日の成田山でも、梅間トリが始まったところでした。

落語DEデート

ボーッとしながら、聴いたような、聴かないような。
 ◇「猫の皿」   五代目古今亭志ん生
今日は、午後、久しぶりに国立演芸場の中席に行く予定。
何となく、ウキウキするような、まぁ、どうでも良いような。
しかし、私は変なのかなと思います。
志ん生、志ん朝は聴かない。
上方落語は好きじゃない。
騒がしい落語や独り善がりの落語は聴かない。
実生活でも世の中を狭くして生きていますから、全く同じです。

ごひやく都々逸(2/18)

柳田のするが堪忍・・・、壮絶な噺ですね。
[柳田格之進]
・万屋に 誤解を受けた 百両の行方
                柳田堪忍 苦刀振る

万屋の番頭に疑われた柳田は、一人娘を吉原に売った金で、疑いを晴らす。
金子が紛失した原因は・・・、もう遅い、娘は・・・。

2018年2月17日 (土)

ザ・菊之丞

成田から戻って、夜は自称「金願亭乱志後援会長」の「Ⅰさん」と、町屋の「ムープ町屋ホール」で、古今亭菊之丞さんの独演会「ザ・菊之丞」に向かいます。
ザ、菊之丞
昼間の暖かさから打って変わり、町屋駅前は、強い寒風が吹きすさんでいます。
でも、会場は暖かいので心配は要りませんが。
ザ、菊之丞
 ◇開口一番    古今亭まめ菊
 ◇夢金       古今亭菊之丞
 ◇千早振る    古今亭文菊
 ◇文七元結    古今亭菊之丞
ザ、菊之丞
「文七元結」は、ネタ出しされていました。
菊之丞さんの「文七」と、弟弟子の文菊さんを聴きたかったので、ゆっくり楽しむことが出来ました。
ちょうど、羽生選手の金メダルのニュースの直後だったので、文菊さんのマクラで話題になりました。
羽生選手は完璧すぎる・・全く隙がないから噺家には向かない。
噺家に向いているフィギュア選手は、隙だらけの織田信成さんだと言うのには、会場が大爆笑でした。
こういう雰囲気の会はいいですね。

明暗?

明暗?
今日は、「羽生が勝って、羽生が負けた」特別な日になりました。
勝ったのは、オリンピック金メダルの羽生選手。
負けたのは将棋の羽生名人。
あの藤井5段との対戦だったそうです。
これまた注目の一戦でした。
「はにゅう勝ち・はぶ負け」ということですね。

フィギュアスケート

オリンピックに興味がないと言いながら、やはり気になります。
フィギュアスケート
仙台っ子の羽生選手が、大怪我を克服して、見事にオリンピック2連覇を達成しました。
さらに、宇野選手も銀メダルという快挙。
フィギュアスケート
さらに、この金メダルが、冬季五輪通算1000個目の金メダルになったそうです。
とにかく、物凄い精神力です。
フィギュアスケート
「名人は上手の坂を一上り(ひとのぼり)」です。

ランチ

「寄席文字作品展」を堪能した後は、お腹がすいたのでと。
ランチ
参道を戻り、駅のすぐ近くの場所にあった、外から見るとカフェのようで、窓越しに中を窺うと、外国人のお客さんも目立ちます。
旅行者と言うよりも、航空関係の人がオフの時間を普段着で過ごしている感じです。
聞けば、元はお蕎麦屋さんの店だったそうです。
中に入ると、座敷があるのはその名残でしょう。
メニューは、お好みの料理を取る方式のものを頼みました。
見た目には量が少なく思えましたが、美味しくいただけました。

「寄席文字作品展」グラフィティ

「寄席文字作品展」の力作の数々。
何の脈絡もなく、並べさせていただきました。







さり気なく、こんな字が書けたら・・楽しいでしょうねぇ。

寄席文字に挑戦!

寄席文字作品展の会場の真ん中に机があって、寄席文字実演コーナーです。
メンバーの方々のご指導で、来場者の方が、筆に墨を付けて、(恐らく)初めての寄席文字に挑戦されています。
私も、「いかがですか?」と声をかけられました。
・・・そこで、天邪鬼な性格を如何なく発揮して、ちょっと書かせていただきました。
考えてみると、寄席文字用の筆で、紙に10センチ四方ぐらいの字を書くのは初めてです。
しかも、鉛筆で線を引いたり、下書きをしたりせずに、更の紙に書くのはとても難しい・・・。
他の方々は、「山」とか「川」などの字を教わりながら、ゆっくり時間をかけて書いています。
・・・私は、さすがに手が震えて、線が綺麗に出せないし、留めや撥ねが上手くかけませんが、自分の高座名をお手本なしで書いてみました。
実に、問題な受講生です。
寄席文字に挑戦
ごらんのとおり、「志」と「乱」をかいてみました。
「乱」と「志」の順番にしなかったのは、その順番だと、高座名そのままになるので、ちょっと照れ臭くて・・・。
偶然、会場で一緒になった、先輩の翁家寝坊師匠と「H先生」に見ていただきました。
雑に書いていますので、なかなか・・・。
並べ替えてみても・・・我流ですから、ダメなものはダメです。
楽しい!

寄席文字作品展

2階の会場に上る階段の壁にも、たくさんの寄席文字で書いた作品が掲示されています。
会場に入ると、広々した空間に、寄席文字のシャワーです。
正面の奥の壁には、「楽」を真ん中に、様々な言葉や人名や地名が書かれて、とても賑やかです。
寄席文字作品展
また、落語家の亭号や千社札のようなカラフルなもの。
寄席文字作品展
メンバーの皆さんが、ただ寄席文字を書いただけではない、色々工夫された力作が並んでいます。
寄席文字作品展
もうアートの世界です。
寄席文字作品展
会場の左奥には、江戸末期から明治の落語界の二枚看板「三遊亭圓朝」と「談洲楼燕枝」の大きなめくり。
その前には、高座が作られていて、「なごみ寄席」として落語の実演も行うそうです。
寄席文字作品展
(お名前はお聞きしませんでしたが)メンバーの中で、着物姿の方がいらっしゃって、午後1時から一席おやりになるということでした。
今日の演目は「時蕎麦」だそうです。
寄席文字作品展
まぁ、色々なご趣向で目を楽しませてもらえます。
寄席文字作品展
木馬亭の番組表なんていうのは、とても臨場感があります。
寄席文字作品展
下は、いつもお世話になっている「H先生」の力作の一部です。
寄席文字作品展
下の作品は、先月の竹橋の会場にも展示されていたものです。
寄席文字作品展
絵も、ご自身がお描きになったそうで、お見事です。

寄席文字作品展へ

新勝寺にお参りして、表参道に戻り、「寄席文字作品展」の会場を目指します。
寄席文字作品展
成田生涯学習市民ギャラリー「ギャラリーなごみ」という場所。
地元の老舗「なごみの米屋總本店」の2階です。
成田へ
店内の奥に行くと、「ようこそ」と寄席文字のめくりが目立ちます。
成田へ
何となく、わくわくして来ました。

成田山新勝寺

成田山新勝寺。
言わずと知れた、東日本屈指のパワースポット。
真言宗智山派の大本山のひとつ。
本尊は不動明王。
今年が開基1080年になるそうてず。
初詣で客は、年によって若干の上下はあるようですが、明治神宮に次いで2番目に多いそうです。
成田山新勝寺
時間が早いので、まだ人の数は多くなく、落ち着いてお参りすることが出来ました。
成田山新勝寺
以前来た時は、新年早々でこんざつもしていたので、本堂と出世稲荷をお参りした程度でしたが、今回は少しゆっくりと、奥の方まで散策してみました。
kk
広大な境内には、様々な建物が建っています。
成田山新勝寺
三重塔を右に見て、大本堂の後方に行き、額堂、光明堂、奥之院・・・。
最近建造された醫王殿と平和の大塔まで。
成田山公園までは行きませんでしたが。
これで、深川不動尊をお参りする時も、「本家に行って来ましたよ」と言えます。

成田へ

松戸から常磐線→成田線で成田へ。
「成田行き」の乗車し、我孫子で乗り換えずに直接成田までちょうど1時間。
思ったより近い道のりでした。
もう10年近く前の誕生日に、成田山へお参りに行って以来かな?
成田へ
記憶は定かではありませんが、JR成田駅と駅前ロータリーが、随分綺麗になっていたのに驚きました。
今日の目的は、めくりを書いていただいている「H先生」がメンバーになっている「春亭右乃香」師匠の寄席文字講座の展示会です。
成田へ
地元の老舗の本店の2階のホールが会場です。
作品展は10時からということですが、ちょっと前に着いたので、先に成田山新勝寺にお参りすることにしました。
まだ時間が早いことも合って、参道も静かで、開店していない店も多くあります。

ごひやく都々逸(2/17)

昔の奉公と言うのは厳しかった・・・。
[薮入り]
・亀ちゃんは ご奉公に出 一人前(ひとりまえ)なり 
          薮入り(やどり)前の夜 履(くつ)揃え

奉公に出て暫く経って、旦那から薮入りに帰っていいと言われた時の嬉しさ。
初めて親元を離れて暮らし、ホームシックになった頃を思い出します。

2018年2月16日 (金)

東京落語会へ

最近は、6時開演の東京落語会に間に合うようになりました。
東京落語会へ
会社から近いということもありますが。
桜田通りから見る東京タワーも目立たなくなりました。
東京落語会へ
会場のニッシヨーホールの周りも、再開発で大きなビルが林立しつつあります。
この落語会に通い始めて10年以上になります。
東京落語会へ
プログラムの、林家木久扇師匠のイラストは変わりません。
東京落語会へ
そして、終わった後の、杜の家頓平師匠との一献も変わりません。

旧正月

今日は旧正月でした。
改めて、明けましておめでとうございます。
謹賀新年
旧暦では二十四節気の「雨水」を含む月を正月としているので、雨水の直前の新月(朔)の日が正月1日(朔日)となり、1年の始まりとされています。
今年の雨水は2月19日(月)〜3月5日(月)なので、今日が旧正月となります。
新暦の正月だと、まだこれからが寒さの本番といった感じですが、旧暦だと正月に「初春」という言葉を使うのが実感を持って響きます。
ちなみに「雨水」は、雪が雨に変わって降り、氷が解けて水となるという意味で、昔から農耕の準備の目安とされてきました。
・・・新年と言われても、もうあまりピンと来ませんが。

ボブスレー

オリンピックには興味はありませんが、町工場の技術者たちが作った「下町ボブスレー」が気になります。
ボブスレー
ボブスレーは、「サンダーバード2号」のようなごっつい、独特な形状と機構を持つ専用のそりに乗って、氷が張ったコースを滑走して、タイムを競う競技です。
最高速度は130〜140km/hに達し、「氷上のF-1」とも呼ばれているそうです。
ボブスレー用のそりは、鉄製のシャーシに流線型のFRP製カバーをつけたもので、前方にハンドル、後方に停止用のブレーキを備えている。
ブレーキはフィニッシュまで使えない。
前方と後方の底面には、左右にランナーと呼ばれる刃(エッジ)を計4枚備えており、それで氷面を滑走する。
前方のランナーは舵になっており、ドライバー(パイロットとも言う)が操るハンドルと連動して左右に振ることができる。
そりには2人乗りと4人乗りがある。
近年では、競技向けボブスレー用そりは空気力学の観点からの研究開発が進んでおり、バンクーバーオリンピックではイタリアチームがフェラーリ製、ドイツチームではBMWが開発に協力したものを用いており、ソチオリンピックでは英国チームがマクラーレンの開発したものを用いるなど、レーシングカーの開発とよく似た開発競争が繰り広げられている。

なるほど、「氷上のF-1」と呼ばれるのも無理はありません。
日本でも、長野オリンピックの際には童夢の協力によるボブスレーの開発が構想されたことがあるが実現せずに終わった。
そんなボブスレー競技ですが、日本ではマイナーで、滑走するコースは長野にしかないそうです。
ボブスレー
「下町ボブスレー」は、どのような競技なのかも正確には知らないボブスレーの、更に見たこともない競技用そりの製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した職人たち。
そんなメンバーが、ボブスレーで冬季オリンピック出場を本気で狙う女子選手の不屈の情熱に押されて、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ボブスレー」と名付けたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集してそり製作に挑戦するドラマ。

実際にも、下町ボブスレーは、大田区の小さな町工場が中心となり、世界のトップレベルへ挑戦する日本製のそりを作り、産業のまち大田区のモノづくりの力を世界に発信しようというプロジェクトで、2016年1月にジャマイカボブスレー連盟による採用が決定。
今回のピョンチャン冬季五輪での上位入賞を目指し、より速いボブスレーを作るため地道な開発作業に取り組んで来ました。
ところが、オリンピックの直前になって、ジャマイカ側から、このそりは使わないという通告があり、トラブルになっていました。
ところが、ジャマイカのドイツ人コーチが解任され、本番で使用する予定だったラトビア製そりが使えない可能性が出て来たようです。
そこで再び「下町ボブスレー」が浮上しているようですが・・・。
関係者は、もしかすると「下町ボブスレーを使いたい」と言って来るんジャマイカ(じゃないか)と期待しているかもしれません。
それが言いたかったんだす。

東京落語会

いつもの東京落語会。
東京落語会
今月は、このほかにも落語会に行っているので、生の落語を聴いています。
まずは、前座さんがひどかった。
初々しさなど全くなく、噺も雑でした。
名乗らなかったので、どなたのお弟子さんか知りませんが。
東京落語会へ
小南を襲名してから初めて聴く「甲府ぃ」も、ご本人が「自信がない」と仰った通りでした。
円楽さんは安定感があり、オチを「ぎっちょ」と言わず「左利き」と言ったのはさすがでした。
談笑さんは、「え」ばっかりで、とてもひどい。
金馬師匠は、今回も素晴らしい高座でした。

65歳は高齢者ではない?

国にも色々都合もあるんでしょうが・・・。
我々が幼い頃は、定年は55歳というのが一般的でした。
55歳以降は、何もしないで悠々自適の余生でした。
ところが、長寿社会になり、最近では定年は60歳、さらに65歳になりつつあります。
高齢者政策の新しい指針「高齢社会対策大綱」を閣議決定。
65歳以上を一律に高齢者とみることについて、「現実的でなくなりつつある」と指摘。
画一的な高齢者像からの転換を打ち出した。
65歳以降も働き続けられる環境を整えるとともに、公的年金の受給開始を70歳より後にできる制度変更の検討も明記。
基本的な考え方として、年齢によらず意欲・能力に応じて働ける「エージレス社会」の構築・・・。

我々の世代は、ポスト団塊世代と呼ばれ、良いことも良くないことも、そろそろ自分たちも・・という直前に引き延ばしされて来ましたが、「お年寄り」と言われるタイミングが延びたのは、良かった?

「あたい」と「おいら」

「そや寄席」のアンケートの中に、「(初天神の)きんぼうは男子? あたい? あたい達は?」というコメントがありました。
稽古の時、私も言った記憶がありますが、鋭いご指摘でした。
金坊は男の子だから「おいら」と言うべきだと思います。
【あたい】(「あたし」の転) 一人称人代名詞。
 あたしよりくだけた言い方。
 主として東京下町や花柳界の女性や子供が用いた。
【おいら】(「おれら」の転)一人称の人代名詞。
 おれ。おら。
 ふつう、男性が用いる。
あたいは、主に女性が使う一人称。
江戸言葉の一つであり、往時(戦前)の東京では職人や小商人の娘が使っていた。
現在も落語や漫画等で見られるが、現代において現実に使う人は稀だと思われる。

・・・よく聴いていらっしゃる。
というより、身近な言葉で、瞬間的に違和感を感じられたのかもしれません。

フィギュアスケート

オリンピックにはあまり興味はありませんが、仙台出身の羽生選手は気になります。
フィギュアスケート
何と言っても、昨秋の怪我の映像がショッキングでしたから、果たして間に合うかと・・・。
フィギュアスケート
動画を見た訳ではありませんが、堂々の首位スタートです。
フィギュアスケート
下馬評では、2位と4位の選手の名前が挙がっています。
また、3位の宇野選手と4人の金メダル争いになりそうです。

天気図記念日

今日は「天気図記念日」なんだそうです。
1883(明治16)年に、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導のもと、7色刷りの日本初の天気図が作成された日だそうです。
天気図は1日1回発行されることになり、8月23日からは新橋と横浜の停車場に掲示されたということです。
天気図記念日
この間行った、国立公文書館に日本初の天気図が所蔵されているそうです。
「LOW」「HIGH」という表示がありますが、低気圧と高気圧のことなんでしょうか?
「西高東低」の冬型の天気図ということですね。

「そや寄席」のアンケート

「そや寄席」を開催させていただいた、市川市曽谷公民館から、丁重なお礼状を頂戴しました。
「そや寄席」開演
また、当日のアンケート集計も同封されていました。
大変講評だったようで、公民館の館長さん以下スタッフの皆さんも喜んでくださいました。
「そや寄席」開演
アンケートは、大変嬉しいコメントばかりですが、反省点としては、「時間」です。
落語に慣れない方や高齢者が多かったため、予定時間をオーバーしたのは、今後の課題です。
最初から時間設定を長めにするのと、演目の構成を調整すれば良いと思います。
「素人落語会の会員が全員出る」「テーマを絞った」などは、高くご評価いただいて、とても嬉しいですね。
 ⇒アンケート集計 1802bd4sjs1hb.pdfをダウンロード
画像(落語っ子連)
これからも、皆さんにご満足いただけるように、メンバーで頑張りたいと思います。
落語会(特に素人)はチームプレーが重要だと痛感します。
画像(落語っ子連)
・・・ところで、アンケートの中に「流三さん目当てで来ました。次回も来てください。(40代女性)」というのがありました。
えっ?
いやぁ・・・。
何ですよ、そのぉ、まぁ早い話が・・・、照れますね。

カーリング

女子カーリングが好調です。
興味ないと言いながら、またオリンピックに触れていますが。
カーリング
初めてこの競技を見た時は、冗談かと思いました。
漫画に出て来るようで、とてもスポーツだとは思えませんでした。
カーリング
しかし、深いんですね。
落語だって、バカバカしいとても思えばそれまでですが、演ったり聴いたりする人にとっては、とても深いものがありますから。
カーリング
ふと気がついたのは、数多オリンピック競技種目のある中で、カーリングが一番選手の顔が大きく長く映るのではないかと。
しかも、至近で静的な。
要するに、一番顔が良く見える・・・。
カーリング
だからか、各国の選手とも美人が多いのは、常に万人に見られいるからでしょうか?
誰かさんみたいな厚化粧は要りません。
(尤も、あれはハイスピードで風に向かうから"防風面"?)
自然な選手たちの表情に、大変見応えを感じます。
どこの国の選手も、真剣に打ち込む顔はみんな美しい。
対韓国戦では、メガネをかけた選手が目立っていました。
よく、クラスの同級生に世話好きの女子がいましたが、必死の表情がそんな子たちのことを思い出させました。

ごひやく都々逸(2/16)

季節外れのお題ですが。
[夕立屋]
・夏の日の 午後降りやがて ひんやりとなり
                 止んだ後には 雲と虹

「夕立屋でござい、夕立はいかがさまで・・・」
実は私は空に住む竜(たつ)、冬には倅のこたつ(子竜)が参ります。

2018年2月15日 (木)

バイアスロン

あんまりオリンピックの話題に触れたくないのですが。
バイアスロンという競技があります。
そもそも「バイアスロン」というのは二種競技のこと。
ラテン語で「2」を意味する接頭辞の"bi-"に"athlon(競技)"を合成した造語。

一般にはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた冬の競技が有名だが、ランニング・自転車・ランニングを通しで行う夏の「バイアスロン」(デュアスロン)も存在する。
そう、その女子バイアスロン15キロ。
天候不順で、日程が変更され、今日行われました。
約90人弱(87人?)の選手が出場。
そして、全選手がゴール。
スウェーデンの選手が金メダルだったそうです。
日本人選手は4人出場して、76位、80位、81位、85位です。
選手の頑張りに文句を言うつもりはありませんし、競技振興の意味もあると思いますが、このレベルを4人も・・・?と思うのは、私だけでしょうか?
オリンピックは、参加することに意義もありますが。
しかし 、それにしても(今までもそうでしたが)、出場選手(4人)全員が「ブービー」みたいな結果なんですから。
何か釈然としないのです。

今日の富士山

出張帰りに見る富士山。
今日の富士山
富士川鉄橋から富士川越しに見た富士山と、吉原の田園地帯から見る富士山。
今日の富士山
そろそろ夕暮れ、少し寂しそうな富士山です。

スノーボード

冬季五輪の競技の中では、比較的新しいスノーボード。
偏見もあるかもしれませんし、過去の出来事もあったし、選手のファッションなどもあって、全般的にかなり嫌いでした。
最近は、夏季五輪でも、これがスポーツかとか、不自然な設定の種目が増えて来ましたが。
昨日のハーフパイプで、惜しくも銀メダルだった平野選手。
彼が“スノボ界のカリスマ”と言われるホワイト選手との歴史的死闘を振り返ってのコメント。
「彼は、自分より重圧の掛かる最終滑走で決めたことのないトリックを決めてきた。あのメンタルにはビックリ。会場の雰囲気だったり、滑走順もあったと思うけど、彼のベストが出た大会だった」と、勝者を称えた。
会場を包み込んだホワイトへの声援、そして滑走後のホワイトの感情の爆発ぶりが劇的な逆転劇を演出したという見方もある。
それでも平野は「僕は滑り1つで周りを黙らせることにこだわっている。観客を引き寄せるのは苦手で、同じようにはできない。1つのランでみんなを認めさせる。それを変わらずこだわっていきたい」と、自分の流儀を貫く姿勢を見せた。

・・・おう、若ぇの、いいじゃないか。気に入った!
それだよ。
それでいいんだよ。
でも、オジサン的には、もう少し服装や立ち居振舞いがぴしっとすれば・・・。
そう言う方が古いのかもしれませんが。
日本は「孤独大国」と呼ばれているそうです。
特に男性は「群れない男がカッコいい」といった男性像が評価されるのが、日本社会の風潮ですから。

ごひやく都々逸(2/15)

茨城県出身の横綱稲妻雷五郎をテーマに師匠が創作した噺。
[指相撲]
・横綱の ごろごろ雷電 光る稲妻 
          やんやんやの喝采 故郷(くに)の誉れ

江戸時代の末期に、あの横綱阿武松と競った名横綱。
出世の早さは、雷電為右衛門をも凌ぐほどだったそうです。

2018年2月14日 (水)

とても嬉しい義理チョコ

会社の女性社員(元部下?)の2人から、今年も義理チョコをいただきました。
とても嬉しい義理チョコ
出張の鞄に入れて大阪まで持ち込んで、ホテルの部屋で袋から出して開けてみてびっくり!
何と「日本橋火消し纒チョコレート」!
とても嬉しい義理チョコ
【江戸時代の町火消しが用いた様々な旗印をモチーフにかたどった、日本橋限定のチョコレート】だそうです。
とても嬉しい義理チョコ
先月「火事息子」を演ったことは、彼女たちは知りませんが、私が落語をやっていることは知っていますから、きっと気を違ってくれたんでしよう。
早速、改めてお礼のメールをしたところ、このチョコレートを見た瞬間、私にはこれ!と即決したそうです。
とても嬉しい義理チョコでした。

伊吹山

関ヶ原を過ぎると見えて来るのが伊吹山。(ですよね。)
やはり、周りの山とは雰囲気が違います。
伊吹山
雪を頂いたこの山から吹く風が、平地にも雪をもたらすという訳。
人は「伊吹颪(おろし)」と言います。
濃尾平野から渥美半島にかけての地域において、冬季に北西の方角から吹く季節風の呼び名。
これらから見て伊吹山の方角から吹くことからこの名がある。

「むべ山風を嵐と言うらむ」・・・これは違うか。
「むべ吹き下ろす風を颪と言うらむ」・・・?

今日の富士山

大阪に向かう車窓から。
今日の富士山
三島からが1枚と、いつもの富士からが2枚。
今日の富士山
今夜は風が強くなるそうです。
今日の富士山
今週は比較的暖かだそうですが、来週はまた寒くなるそうです。

受験票に解答がある試験問題

いやはや、受験生に優しい大学があったものです。
テレビ朝日のニュースで知りました。
某国立大学の国語の入試問題。
国語の設問に「けいたい」の漢字を書かせる問題が出題されたそうです。
受験票に解答が書いてある試験問題
はい、立派な(普通の)問題です。
ところが、受験票の注意事項に「携帯電話の電源を切る」の表示があったということで・・、大笑い。
実にけいたいな(けったいな)問題と言うんでしょう。
これを見て書いたらカンニングになるんでしょうか?
受験票に書いてあるのを見つけるのも受験テクニックだから「正答」にすべきでしょう。
書いてあるのに気がつかず、誤字を記入したり空白だったりしたら、当然「誤答」とするべきだと思いますが。
試験と言うのは「閃き」も大事な武器ですから。
これこそ、公認のドーピング?
今年の大学入試は、センター試験のムーミンから始まって、例年以上に出題ミスのようなものが多い気がします。

バレンタインデー

2月14日・・・、本当にくだらない日にしたものです。
好きだの嫌いだのは個別論なんだから、告白なんてそれぞれでやればいいんですよ。
何も、団体で、勢いでやることじゃない。
しかも、関係ない人たちも巻き込んで、心が微塵もこもっていない"義理"を果たさないといけないという悪弊。
「義理チョコ」を食べるときは、そのまま一口で食べないといけないそうです。
だって、義理を欠いてはいけませんから・・・。
最近は、「自分に・・、ご褒美」とか言って、ナルシシストなんでしょうか、訳が分からない。
デパートなどに行けば、まぁムダに高いチョコレートが並んでいて、それなら私は今川焼きがいい。
・・・ところで、日本人で初めてチョコレートを食べたと思われている人がこの方だそうです。
バレンタインデー
実は、私には意外に馴染みのある人らしいのです。
「支倉常長」です。
1617年に、使節団で欧州に行った際に、薬として口にしたのはないかということです。
だから、たくさん食べたのではなく、チョコっと食べたんでしょう。
昔は粉糖がなかったので、ザラザラした食感だったのではと言われているそうです。
支倉常長の像が、母校のキャンパスの中にありましたから、何となく親しみは感じています。
・・・それより、2月14日(旧暦)は「平将門」の命日だそうです。
平将門が討伐された日。
平安時代中期の940年(旧暦)天慶3年2月14日。
偶然、この間「大手町落語会」に行った時に、「首塚」にお参りして来ました。

明治150年

明治150年今年は「明治150年」になるそうです。
政府(内閣官房)では、こんなことを言っています。
(今年は)明治元年(1868年)から満150年の年に当たります。
明治以降、近代国民国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取組を行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
内閣制度の導入、大日本帝国憲法の制定、立憲政治・議会政治の導入、鉄道の開業や郵便制度の施行など技術革新と産業化の推進、義務教育の導入や女子師範学校の設立といった教育の充実を始めとして、多くの取組が進められました。
また、若者や女性等が海外に留学して知識を吸収し、外国人から学んだ知識を活かしつつ、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化も生み出されました。
政府では、「明治150年」を迎える平成30年(2018年)を節目として、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、地方公共団体や民間企業とも一緒になって様々な取組をしています。

・・・だそうです。
何となく、政府の宣伝のような部分も感じますが、明治維新から150年と言うのは、ひとつの節目ではありますね。
そう言えば、幼い頃に、「明治100年」なんて言って、賑やかにしていたことを薄々思い出します。
明治150年
昨日、会社の同僚と行った、いつも行く飲み屋さんの壁にも、ポスターが貼ってありました。
このあたりは、霞ヶ関の官庁街も近いので、関係者に頼まれて貼ったのかもしれません。
極端に礼賛したり批判したりするのではなく、「温故知新」、将来の幸せのために、これまでを顧みることは大事だとは思います。
落語(古典)にも、江戸時代だけでなく、明治も多く出て来ますから。

城藤寄席

牛久亭の学津さんが、土浦で2月18日開催の「城藤寄席」という落語会のチラシを送ってくれました。 
  城藤寄席
今回が14回目になるそうです。
どうやら好文亭梅朝さんの会のようで、梅朝さんから指導を受けている学津さんも、全回出演しているそうです。
チラシ、カッコいいですねぇ。
どんな趣旨で始まり、どんな落語会なのかは知りませんが、ワンドリンク500円とありますから、古いお茶屋さんのような場所なんでしょう。
要するに、木戸銭が飲み物込みで500円ということですね。
・・・私は、未だに木戸銭をいただく勇気はありません。
ご祝儀は喜んで頂戴しますが。
梅朝さんからもご案内をいただきましたが、別の用事と重なるので、お邪魔できそうにありません。
学津さんも、いつまでも梅朝さんの影や脇にいないで、どんと前に出て頑張って欲しいと思います。
この会だけでも14回も高座に上がっているんだから。
牛久亭では師匠の、普段は梅朝さんの指導を受けているんだから安心していますが。

ごひやく都々逸(2/14)

見た夢のことを喋ると、家庭不和の原因にもなりかねません。
[夢の酒]
・若旦那 ごめんと謝りゃ ヒステリー やんわり抑え 苦しまぬ

おかみさんに見た夢のことを聞かれて、そのまま話したら、しかも女性のことだから、怒るに決まっています。

2018年2月13日 (火)

蕎麦饅頭と栗饅頭

まぁ、どうでもいい話なんですが。
「長短」で、饅頭を食べる場面があります。
師匠の高座本では、蕎麦饅頭と栗饅頭が出て来ます。
蕎麦饅頭と栗饅頭
長さんは、迷った挙句、栗饅頭を食べることにします。
栗饅頭を手に取って、半分に割ると、美味しそうな餡が・・・。
蕎麦饅頭と栗饅頭
そこで、長さん今度は、割って両手に持つ栗饅頭のどちらから食べるか迷います。
さてここで、落語っ子連のメンバーからのコメント。
「栗饅頭の中に栗が入っているはずだから、饅頭を2つに割っても、栗は割れないから、左か右かどちらかに残っているはずだから、同じじゃないのでは」と。
蕎麦饅頭と栗饅頭
ん?ほら、こういうの。
私は、栗饅頭も、栗の実の塊でなく、栗を濾して餡にしてあるつもりだったのですが。

そうか、そういうのもある・・・。

「そや寄席」グラフィティ

もう10日も前のことになりますが、2月3日の市川市曽谷公民館での「そや寄席」の熱演の様子を振り返ることにします。
「そや寄席」開演
「そや寄席」開演
◇公民館の館長さん以下スタッフの皆さまの力作の高座。
2月3日の節分にちなんで、鬼の面や絵を飾りました。
「そや寄席」グラフィティ
◇館長さんのご挨拶
「そや寄席」グラフィティ
◇スタッフの方から、我々(講師?)の紹介をしていただきました。
「そや寄席」グラフィティ
◇「豆屋」     三流亭新参
「そや寄席」グラフィティ
◇「時蕎麦」     三流亭窓口
「そや寄席」グラフィティ
◇「蝦蟇の油」   三流亭千公
「そや寄席」グラフィティ
◇「試し酒」    三流亭流三
「そや寄席」グラフィティ
◇中入りのめくりもしっかり映えています。
「そや寄席」グラフィティ
◇「初天神」    三流亭夢学
「そや寄席」グラフィティ
◇「桃太郎」    三流亭百梅
「そや寄席」グラフィティ
◇「鬼の涙」    三流亭越児
「そや寄席」グラフィティ
◇市川駅前で打上げ
「そや寄席」グラフィティ
また、メンバー全員が成長出来た会になりました。
公民館の皆さまには、本当に感謝いたします。

こひやく都々逸(2/13)

勘当されそうな若旦那、甘やかされて育ったから。
[湯屋番]
・若旦那 ごねてねだって 悲願の番台 
                             やおら女湯 食い入り見

番台に上って眺める場所はひとつ。
女湯には・・・、まだ誰も入っていません。

2018年2月12日 (月)

流三「長短」

この噺、比較的長い師匠の高座本をそのままやっても、10分程度です。
勿論、いたずらに延ばす必要はありませんが、ちょっと遊んでみたいと思います。
今までやった噺は、どれだけカットして縮められるかでしたが、この噺は、どれだけ面白く延ばせるかです。
流三「長短」
そこで、今日はあるチャレンジをしてみました。
まだ、高座本を読み始めた段階ですが、演読をしないで、本番と同じ息で、メガネも外して、通してやってしまおうと。
ストーリーは熟知していますから、それだけを頼りに、言わばアドリブ(その場の雰囲気で言葉を選びながら)で一席をという訳です。
この噺は、長さだけでなく、今までの噺のような台詞での勝負ではなくて、むしろ喋らない(仕草と表情)で「間」で勝負する噺だと思います。
やってみました。
師匠の高座本にはない会話や仕草も入れて・・・。
その場で思いついた演出も入れて・・・。
流三「長短」
これでもちょっと、師匠に勝負を挑んだつもりなんです。
師匠は、私のチャレンジに対して、ひとつヒントをくださいました。
よしっ!
この噺は、これで行ける!

千公さん「粗忽長屋」

千公さんは、蕎麦を打ち、酒をこよなく愛し、落語をちょっぴり愛してくれているようです。
師匠から常々言われている「江戸弁」へのチャレンジですよ。
人前で喋ること、定型的な語りは、職業柄得意のはずですから、コツさえ掴めたら、「江戸弁」もマスター出来ますよ。
千公さん「粗忽長屋」
写真は、師匠から言われたことを、高座本にしっかりとメモしているところです。
このあたりは、私には出来ない、とても真面目なところ。
ただし、これを読み返しているかは分かりません。
次回の「深川三流亭」 の日程はまだ決まっていないのに、打ち上げの場所(店)はもう決めているという、終身幹事の千公さん。
ありがとうございます。

夢学さん「時蕎麦」

夢学さんも、落語の稽古を始めて3年ぐらいでしょうか、次の次元にグレードアップしています。
地道に、噺を大切に育てて来て、そろそろ”冒険”をしても良いタイミングでしょう。
そこで「時蕎麦」にチャレンジしようとする意気やよし。
夢学さん「時蕎麦」
私など、落研に入ってずっと「寿限無」「時蕎麦」は避けて来ました。
なぜなら、あまりにも有名な噺だから。
ストーリーやくすぐりは、お客さまがほとんどご存知なので、やる勇気がありませんでした。
それに「時蕎麦」 は、仕草も難しいから。
夢学さんは、事も無げに、2つをものにしようとしています。
私は最近になって、やっと「時蕎麦をやろうかな」と思い始めて来たところなんですが。
ですからもう、大したものです(素晴らしい)。
私は、蕎麦の手繰り方には自信がありますから、アドバイスしても良いのですが、夢学さんは上品に演じているからなぁ・・・。
しかし、前回の「初天神」で、団子の蜜を舐めたりしゃぶったりをやったから、まぁ大丈夫か。
一杯目の美味い蕎麦と、二杯目の不味い蕎麦の違いも表現した手繰り方・・・。

新参さん「動物園」

新参さん、良い噺を選んだなぁと思います。
また今回も、楽しみながらやってるのが悔しいですねぇ。
最初の部分で、人情噺が始まるんじゃないかと思わせます。
まさか、新参さんが人情噺をやる訳がない・・と思っていると、この噺の佳境になります。
この噺も、生き残っている数少ない新作落語の名作と言えると思います。
新参さん「動物園」
写真は、ホワイトライオン(ジャングル大帝か歯磨き粉?)の着ぐるみを着る場面です。
別に、トイレでしゃがもうとしているのではありません。
次回の深川三流亭の番組が楽しみです。
先日の「そや寄席」の写真、蝶九さんが何百枚も撮ってくれて、それを整理して深川三流亭のMLに投稿してくださいました。
ありがとうございます。

百梅さん「紙入れ」

成長著しい百梅さんが選んだのは、何と「紙入れ」です。
まだ独身の百梅さんですが、男と女の柵(しがらみ)をどのように演じるか、とても楽しみです。
表情が柔らかくなって、台詞回しも巧みになりつつあり、演読も楽しく聴きました。
百梅さん「紙入れ」
それでも、亭主の留守中に若い男(新さん)と・・するおかみさんが口説く場面では、本人も聴いている側も、思わず大笑い。
とても清々しい浮気場面を表現してくれるかもしれません。
清々しい浮気や不倫というのがあるかどうか知りませんが。
とても楽しみです。
仕事で海外出張の多い百梅さん、今日はタイに出張に行っているはずです。
世界を股にかけて活躍する若きビジネスマン。
24時間闘えますか?
こちとら、何の取柄もなくなった、単なるオジサン・・・。
えらい違いです。

窓口さん「転宅」

窓口さんは、師匠の高座本を使わず、ご自分で作っています。
だから、演読の時は、製本していない台本(ネタ帳?)が、座布団の周りに散乱?するのが可笑しい。
窓口さん「転宅」
今回も、噺が進むほどに、座布団の周りが賑やかになって来ます。
ほら、写真でも分かるでしょ?
後半になると、もっと座布団周りが散らかって来ますから。
窓口さんの演目の決め方は、特に脈絡があるのではありませんが、とても面白いと思います。
今までも「あぁ、先にやられちゃったぁ・・」という噺が随分あります。
すぐに同じネタをやるのは・・と思いますので、例えば「明烏」は、数年空けました。
「寝床」「芝浜」「らくだ」「妾馬」・・・。
暫く間を置いてからいずれ・・・と思っています。

学津さん「つる」

牛久亭から交流稽古の学津(がっつ)さん。
ここのところ、積極的に我が落語っ子連の稽古に参加してくれています。
昨年、「牛久味わい亭」に出演させていただいた時から接点が出来て、稽古や高座を拝見しています。
学津さん「つる」
落語に対する姿勢は素晴らしく、一生懸命取り組んでいます。
私は「つる」「味噌豆」「おねだり小僧(真田小僧)」を聴かせていただきました。
元気のある高座は、若さゆえなのでしょう。
声がよく出ているので、師匠からも、慌てたり、早口になったりしないようにと、アドバイスされていました。
牛久亭の好文亭梅朝さんに、師匠同様に心酔する好青年です。

蝶九さん「道灌」

昨日の落語っ子連の稽古の様子を詳しくお伝えします。
まずは、蝶九さんから。
蝶九さん
今月から、正式に我が落語っ子連のメンバーになりました。
佐原の有難亭で稽古をしていますが、さらに腕を磨きたいということで、東京に進出です。
佐原では「有難亭蝶九」、我が落語っ子連では「三流亭蝶九」ということです。
昨年の夏以降、落語っ子連も含めて、師匠が指導されている在京の連の稽古に参加して、腕を磨いたそうです。
多い時には、土日には、我が連も含めて3~4ヶ所の連の稽古を梯子したこともあったそうですから、物凄い情熱です。
その中で、ひたすら「牛ほめ」を何度稽古をして練り上げて、かなり自信を深めたそうです。
素晴らしいと思います。
ややもすると、一度高座にかけると、すぐに新しい噺に目移りする人が多いですが、何度も何度も同じ噺を繰り返して、自分のものにするのが、特に初心者には大切だと思います。
基礎をしっかり作るということと、「誰々の十八番は何」というイメージつくりと言う点でも重要ですから。
そして、今回は晴れて「牛ほめ」を卒業して「道灌」の演読。
師匠から「登場人物がしっかり演じ分けられるようになった」と、褒められました。
これは、やはり「牛ほめ」の稽古の賜物だと思います。
どっしりしっかり「牛ほめ」を語り続けて来た成果が出始めたものだと思います。
「蝶九は牛ほめ」「牛ほめは蝶九」と言われるように、これからも再演して欲しいものです。
表情も、ご覧のように楽しそうに演読するのが印象的でした。

今日の富士山

3連休の最終日に、母のところへ。
今日も妹と2人で、「早く行って、早く帰ろう」と。
今日の富士山
天気は悪くありませんが、富士山は雲に隠れ気味。
今日の富士山
ここは、神奈川と静岡の県境あたり。
静岡県内に入ると、雲が全体にかかり、裾野しか見えません。

ごひやく都々逸(2/12)

師匠が創作されて、恐らく師匠以外は私しか演っていない噺だと思います。
[揺れるとき]
・名人と 後日語らる 噺家(ひと)に響いた
          八百(やお)の教えを くれし老人(ひと)

元噺家のところを訪ねる、若き日の近代落語の祖三遊亭圓朝。
寿限無の稽古をつけてもらっている時に起こった安政大地震。
圓朝は、この稽古を糧に、名人の道を進みます。
この噺、師匠から「後継者」だと言っていただきましたから、またどこかで再演したいと思います。

2018年2月11日 (日)

落語っ子連稽古会

3連休の中日にも拘わらず、大雪で"孤立"している新潟の越児さん以外のメンバーと、交流稽古で1名と、賑やかな稽古会になりました。
◇「道灌」      三流亭蝶九
◇「つる」       牛久亭学津
◇「転宅」      三流亭窓口
◇「紙入れ」     三流亭百梅
◇「動物園」     三流亭新参
◇「時蕎麦」     三流亭夢学
◇「粗忽長屋」   三流亭千公
◇「長短」            三流亭流三

今月から、有難亭蝶九さんが、正式に落語っ子連にも参加してくれることになり、「三流亭蝶九」として仲間入りです。
落語っ子連稽古会
また、学津さんは、牛久から連続しての参加で、とても新鮮な気分です。
落語っ子連稽古会
先月が「深川三流亭」だったので、新しい噺にチャレンジです。
落語っ子連稽古会
百梅さんの含み笑い・・・、色気を意識して?
落語っ子連稽古会
新参さんはぴったりの演目。
落語っ子連稽古会
夢学さんは、前作で仕草の入る噺に目覚めたか?
落語っ子連稽古会
千公さんは、課題の「江戸弁」に再度チャレンジ。
落語っ子連稽古会
私は・・・、覚えてもいないのに、高座本なしの本息のチャレンジ。
落語っ子連稽古会
それにしても、みんな上手くなりました。
師匠、今日もありがとうございます。

言っちゃあいけない

五輪ジャンプで惨敗のレジェンドのコメント。
ただでさえマイナス10度を下回る極寒の中、強烈な強風が吹きすさび、たびたび競技が中断。
競技終了は予定よりも1時間押した。厳しい環境での試合を苦笑いで振り返った。
「(寒さは)もう信じられないぐらい。風の音がすっごいんですよ。気持ちが怯むぐらい。ブワーって。W杯でもほぼない条件。“こんなの中止でしょう”ってちょっと心の隅で文句いいながら寒さに耐えてました」。
敗北を自分以外のせいにするのはレジェンドらしくない。
これは、強いて言えば、勝者に許される言葉です。
メダルが獲れた人が言う台詞です。
だって、みんな条件は同じなんだから。
同条件で、多くの選手が好成績を出したから負けたんです。
これじゃ、どこかの横綱と同じレベルです。
敗者は何も語らないことだと思います。
特に、経験豊富なはずのレジェンドなんだから。
次回のリベンジに期待したいと思います。
頑張れレジェンド、レジェンドは寡黙たれ。

ごひやく都々逸(2/11)

[雷月日]
・ごろり寝てる間 日と月が発ち 矢のごとく過ぐ 暮れの空

雷様が寝てる間に、一緒に旅をしていたお日様とお月様が宿を経ってしまった。
あぁ、月日の経つのは早いものだ。

2018年2月10日 (土)

予想的中

「日の丸飛行隊失速」なんていう記事が踊るかもしれませんが、そんなことはありません。
失速ではなくて実力そのものの結果だと思います。
予想的中
しかし、アスリートたちは、ベストを尽くして戦ったのですから、心から讃えたいと思います。
「金メダルを」なんて、言わなくてもいいから、まずは自分のため、応援している人たちの期待にも応えられるように、とにかく全力を尽くしてください。

大手町落語会

本当に久しぶりの「大手町落語会」でした。
 大手町落語会
ロビーで、オフィスエムズの加藤さんを見つけたので、ご挨拶しようとすると、加藤さんの方から近づいて来てくださいました。
ご挨拶して「全くお変わりなくお元気そうですね」と言うと、「相変わらず『かくばかり偽り多き世の中に・・・』ですか?」。
「はい、相変わらずです」。
とても嬉しい瞬間でした。
大手町落語会
◇「浮世床」       柳家さん光
◇「虱茶屋」       柳亭こみち
◇「藪入り」       柳家権太楼
◇「権助魚」       三遊亭兼好
◇「二番煎じ」   柳亭市馬

真打昇進したばかりのこみちさんですが、真打になって、母になって?何か風格が出て来ました。
ご愛嬌に手拭いを忘れて、袖にいた前座さんのを借りた高座だったようです。
権太楼師匠は、風邪で咳き込んでいるそうで、やや辛そうでした。
「藪入り」も、やはりいつもの権太楼節ではなかった気がします。
オチはオリジナルに変えていました。
全般的に、権太楼師匠らしからぬ、やや暗い演出でした。
兼好さんのテンポのある語りは相変わらずです。
トリの市馬さんは、「さんさ時雨」をはじめ、自慢の喉で客席を唸らせていました。
いやぁぁ、今月は、先日の「らくだ亭」も聴けたし、充実の落語ライフです。

太田道灌と江戸

竹橋の国立公文書館でやっているというので、大手町落語会に行く前に、「太田道灌と江戸」の企画展示を観に行きました。
太田道灌と江戸
私などは、太田道灌と言えば「山吹の里」伝説です。
太田道灌と江戸
江戸名所図絵にもある名場面。
太田道灌と江戸
「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞ悲しき」
歌道に暗い身を恥じて歌道を究めたという・・・。
太田道灌と江戸
でもこれは、若かりし頃の逸話で、武将としても、歌人としても立派な人だったんですね。

小学生の制服?

銀座の泰明小学校が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」の標準服を今春の新1年生から導入するそうです。
学校側が提案するものをすべてそろえれば約8万円。
そりゃあ様々な波紋を呼びますよ。
公立小学校ですよ。
セレブな私立お嬢様学校でもアルマーニ(あるまいに)。
これ、決めるプロセスにも問題があるみたいです。
「ボロは着てても心は錦」っていう言葉は・・死語ですか。

ご贔屓の評価と期待

偶然ですが、「深川三流亭」と「お江戸あおば亭」にご来場くださっている方々から、光栄なコメントを頂戴することが出来ました。
【深川三流亭の評価】
jj
⇒ http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2018/02/post-47f4.html
【お江戸あおば亭の評価】
jj
⇒ http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2018/02/post-39d6.html
落語に限らず、基本的には芸能や演芸の好みや楽しみ方は聴き手の自由だと思いますが、やはり、「本筋」や「本寸法」を目指す姿勢が根幹になるものだと思います。
勿論、あくまでも素人ですから、本職に敵うはずがありません。
しかし、だからと言って、全てにおいてプロに敵わないということもないと思います。
自分には「落語が上手くなりたい」、ご贔屓には「落語を楽しんでもらいたい」という気持ち。
ご贔屓の方々は、お世辞も含めて、そういうスタンスをご理解くださっているんだと思います。
真面目に落語に取組み、プロの噺家さんにない味わいがある。
落語会の会を重ねる度に、出演者全員が上達している。

「深川三流亭」にも「お江戸あおば亭」にも、そういう高邁な感性を持ち合わせた人たちが集っている。
そして、私にとっては、真摯にご指導くださる師匠や先輩方がいてくださる。
落語会というのはチームプレーですから、個人的なレベルだけでなく、落語会全体の雰囲気や構成、運営にご満足いただくことが大切だと思います。
落研OBの大先輩の南亭蕪生師匠も、「”旨い”だけでなく”楽しい”でないとね。お客さまから見て、いい落語会に仕立て上げていきましょう」と。
全くその通りだと思います。

ごひやく都々逸(2/10)

おかみさんとお妾さんの闘いは、場外乱闘に発展して来ます。
[悋気の火の玉]
・ご内儀妾 火の玉合戦 やったやられた 繰り返し

お互いに藁人形を拵えて、釘を打ち合ったことで死んでしまった二人。
あの世に行っても、火の玉になって旦那の取り合い。
・・・そんなに思われてみたい気もしますが・・・。

2018年2月 9日 (金)

お江戸あおば亭の評価

落研OBの恋し家古狂師匠のお知り合いで、落語にも通じていらっしゃ方々から、 「第13回お江戸あおば亭」にご来場いただいた感想をいただいたそうです。お江戸あおば亭の評価
その一部を勝手に要約させていただいてまとめてみました。
・これだけの芸事を披露出来るまでには、大変な精進を重ねているのだろう。
・出演者が玄人はだしで物凄く楽しい時間を過ごすことが出来た。
あまりの可笑しさに涙が止まらず一番前の席で鼻をズルズル・・・。
・回を重ねるごとに芸に力がついて、浅草のプロより上手になったのでは?
よく演芸場に足を運ぶが全く引けを取らないと思う。
・いずれどこぞで旗揚げするのではないか・・・?
   等々
大変光栄なご評価で、本当に嬉しく思います。
お江戸あおば亭の評価
これに奢ることなく、引続き頑張らないといけないと思います。
私も、OB落語会以外に、素人の落語会に出ていますが、痛感するのは、落語会というのはチームプレーだと言うことです。
勿論、個人的なレベルも求められますが、お客さまは落語会全体の雰囲気や構成、運営
を評価してくださいます。
これからも、皆さんとのチームワークよろしく、「お江戸あおば亭」を続けて行きたいと思います。

柳家小三治師匠語録

久しぶりに柳家小三治師匠語録より。
◇「お前の噺は面白くねぇな」このひとことは効いた。
グサっと心の臓を突き抜けた。
しかも、どうしたら面白くなるのでしょうかとは聞けない威厳があった。
そんなことは自分で考えるのだ、人に聞くもんじゃないという、裏を含んだ口調であった。

・・・私は、落研の大先輩に「お前の噺は、長い・暗い・つまらない」と言われました。
とても悔しかった。
だから、もっと「長く・暗く・つまらなく」やろうと思いました。

ノブレスオブリージュ

この言葉は、一面では貴族社会(階級社会)を語る言葉ではありますが、私は、品格を求める言葉だと理解しています。
「身分(社会的地位)の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務がある」ということ。
欧米社会における基本的な道徳観で、もとはフランスの諺で「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意。

例えば、政治家でも、学者でも、アスリートでも、努力して得た地位は評価した上で、やはりそれに相応しい言動が求められるということだと思います。
だから、横綱は、ただ強ければ良い、勝てば良いのではなくて、求められる強さや勝ち方は、その他の力士とは違うということです。
陸上競技の男子20キロ競歩の世界記録保持者が、日本陸上競技連盟支給の強化費について 不適切な申請を行っていて、6ヶ月間の選手資格停止処分を受けたそうです。
この選手は、メダルや入賞が期待される選手を支援する「強化競技者」の指定を受け、年間1000万円の受給資格を得ていて、千葉市内の選手寮から都内の治療院へ150回通ったとして交通費を申請したが、実際には治療院に近い都内の親族の家から通院。
さらに、治療を受けていなかった8回分の治療費も申請していた。
どこかの代議士や県議みたいなさもしいことをやったんですね。
不遜なアスリートはよく「国民に勇気を与えたい」などと嘯く人もいたり、人間だからパーフェクトではないにしても、やはり求められているものは、フェアと謙虚さだと思います。
先日の、ライバルの飲み物に禁止薬物を混入させた事件といい、一層、「フェア(ルール遵守)+品格」が求められると思います。
マイナーだった種目だったのを、ある意味で自分がメジャーにしつつあったのに、こんなことをしていたら元の木阿弥どころではなくなってしまいます。
まぁ、世界には、国ぐるみでズルしているところもありますが。

煽りすぎ!

今日開幕する冬季五輪に先行して、昨日はジャンプの予選が行われ、決勝進出者が57名から50名に絞られました。
いつものようにマスコミは、日本代表の4選手、特に45歳のレジェンドに、「金メダルだ」なんて騒ぎ立てています。
しかし、冷静に考えて、決勝出場50名中、予選通過順位が20位前後以下の選手たちが、メダルを獲得できるとは思えません。
そもそも、今シーズンはW杯などでも、大した実績をあげていないんですから。
もっと冷静に実力を評価して、他国の有力選手を紹介するだとか、ショーではなく、公平かつ公正な「報道」をして欲しいものです。
勿論、好成績なら嬉しいし、それを望んでいますが、いくらなんでも無理だと思います。
45歳のレジェンドはともかくとしても、まだ10代の少年少女たちに、余計なプレッシャーをかけるのは残酷です。
結局、一番かわいそうなのは選手ですよ。
それから、恐らく今回もそうだと思いますが、解説者が叫ぶのは勘弁して欲しいもの。
その種目の関係者でしょうから、気持ちは分かりますが、観客ではなく解説者として、整斉とした佇まいでやって欲しいと思います。
静かに応援しましょうよ。
それが「粋」ってもんです。
それが「品」ってもんです。
それが「愛」ってもんです。

お江戸あおば亭の出予定者

5月に開催予定の「第14回お江戸あおば亭」の出演者が固まりつつあります。
お江戸あおば亭の出演者
エントリーの窓口をやってくださっている談亭志ん志師匠から、「8名エントリーあり」という情報をいただきました。
人数的にはベストだと思います。
しかも、今回は、「お江戸あおば亭」には初出演の先輩がお二人含まれていて、新鮮な落語会になりそうです。
【出演予定者】
  ・南亭蕪生      (火焔太鼓)
  ・金願亭乱志
  ・談亭志ん志    (祇園会)
  ・破れ家笑児     (磯の鮑)
  ・狐狸亭酔狂     (駒泊まり)
  ・多趣味亭狂楽 
 
  ・杜の家 とん平   (動物園)
  ・喰亭寝蔵      
私も含めて、まだ演目が決まっていない人もいますので、決まり次第、ご贔屓の皆さまに喜んでいただけるよう、番組を考えて行きたいと思います。
このチラシは【仮】のもので、開演時刻も変わると思います。

精進湖全面結氷

立春は過ぎても、寒さのピークはまだまだこれからなのかも。
北陸では豪雪で大混乱しています。
諏訪湖に「御神渡り」が出現したというニュースもありました。
  精進湖全面結氷
富士五湖の精進湖も、全面結氷したそうです。
先月下旬に観に行った時は、岸の方にうっすらと氷が張っていましたが、真ん中の方は全く凍っていませんでした。
昔は、必ず全面結氷して、天然のスケートリンクになっていました。
この精進湖の天然リンクでスケートをしていた人たちが、重みで突然氷が割れて、大勢の人が犠牲になった事故がありました。
この犠牲者の中には、私の近所の家族もいて、息子と孫が犠牲になったお祖父さんがテレビのニュースに映し出されていたのを思い出します。
1971年1月17日「精進湖で氷が割れ、スケート客9人が死亡」。

改札口今昔

毎日利用する地下鉄銀座線。
昨年12月にリニューアルされて、かなり使い勝手や見栄えがよくなりました。
改札口今昔
銀座線と言えば、日本で一番最初の地下鉄です。
90年前に、上野と浅草の間が開通しました。
改札口今昔
改札口には、当時の改札口が展示されています。
木製で、遊園地の入場口のように回転式の仕切りがあります。
現在の自動改札と比べると隔世の感がありますが、なかなか存在感があるものです。

ごひやく都々逸(2/9)

焼き餅は 遠火に焼けよ 焼く人の 胸も焦がさず 味わいもよし
これは焼き餅(妬きもち)の焼き(妬き)方を表した有名な短歌。
[悋気の独楽]
・ご内儀独楽が 必死で追えば 野郎の独楽は くらり避け

定吉が旦那の妾宅でもらった辻占の独楽。
おかみさんの独楽が旦那の独楽を追いかけますが、旦那の独楽は逃げる逃げる・・・。
今晩はお泊りです!

2018年2月 8日 (木)

落語ザ・ムービー

ニュースを見てからウトウトとしていたら、やっていました。
今夜は、「茗荷宿」と「めがね泥」という、まぁどちらかと言えば、馴染みの薄い噺。
落語ザ・ムービー
・・・やっぱりダメですね。
落語ザ・ムービー
落語の場面や江戸時代の文化をミスリードしてしまいます。

台湾へ

台湾東部の花蓮県での地震を受けて、今日午後、専門家チーム7人を台湾へ派遣したそうです。
台湾へ
そして、行方不明者の捜索、救助の支援。
生存率が急激に下がる「発生後72時間」が近づくのを前に、瓦礫の上から生命反応を探査するための機材や機材を運用する人員を派遣。
とにかく、今は時間との戦いですから。
台湾へ
国民感情も、台湾には東日本大震災の恩もありますから・・・。

今週は

普段以上に真面目に仕事をしている?ので、少々疲れ気味。
(いつもしていないのがばれる?)
今週は
銀座線の上野駅の改札を出る前に、新しくできたカフェでひと休みして帰ろうと思います。
一番解放的になることが出来る時間。

太田道灌と江戸

太田道灌と言えば、千代田の城(江戸城)を造った武将というイメージです。
そして、落語好きにとっては、千代田の城を徳川家康に低価格(家安)で譲った、角が暗いから提灯を借りに来た人・・・?
 太田道灌と江戸
落語の「道灌」は、柳家の落語入門の噺だそうです。
最近、私も覚えたいと思っている噺でもあります。
太田道灌と江戸
国立公文書館で「太田道灌と江戸」という企画展示が行われているそうです。
落語の参考にするために、ちょっと時間を見つけて行ってみようかと思います。
太田道灌と江戸
「江戸名所図会」という、江戸府内および近郊を対象とした絵入り地誌。
これが、道灌の有名な伝説の一つである「山吹の里」の場面。
この伝説は、鷹狩の帰途に雨が降ってきたので、蓑を借りようとした道灌に対して、賤の女が何も言わずに山吹の花を差し出し、それが「後拾遺和歌集」にある「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつだに なきぞかなしき」という和歌にかけていることを後から知った道灌が、自分の不明を恥じて和歌を学ぶようになったという話です。

冬季五輪

私が印象に残っている冬季五輪は、やはり1972年の札幌です。
中学生でした。
1964年の東京五輪では「東京五輪音頭」がテーマソングでしたが、札幌の時は「虹と雪のバラード」という全くイメージの違うものでした。
冬季五輪
なんと言っても「日の丸飛行隊」に尽きます。
スキージャンプ70メートル級で、日本人選手がメダルを独占したという快挙。
冬季五輪初めての金メダルでもありました。
笠谷幸生選手・・・、英雄でした。
冬季五輪
フィギュアスケートでは、アメリカのジャネット・リン選手が、もう大人気でした。
フリーの演技で尻餅をついて、惜しくも銅メダルでしたが、物凄い人気でした。
当時のフィギュアスケートは、規定(コンパルソリー?)とフリーが行われました。
コンパルソリーというのは、氷上にスケートのエッジで線を引く・・みたいな競技で、何をやっているのかよく分かりませんでした。
金メダルを獲得したのは、このコンパルソリーが得意な・・確かシューバという選手でした。
この選手も美人でしたが、ジャネット・リン人気の足元にも及びませんでした。
冬季五輪
あの頃の日本は、高度成長のど真ん中で、オリンピック選手というのは、まさに国の代表であり、全てにおいてパーフェクトが求められていたように思います。
この年は、札幌五輪が閉幕して10日も経たないうちに、「あさま山荘事件」が起こり、2月は、昼夜テレビに釘付けでした。
昭和は遠くなりにけり・・・。

立ち往生

東京と違って、雪に慣れているはずの地域も、大雪で大混乱しているようです。
立ち往生
記録的な大雪になった北陸地方。
国道では、車が何百台も立ち往生して、何十時間も動けない状態が続いているようです。
立ち往生
素人は、車にも道路にも冬(雪)対策が施されているだろうし、一時的に雪で進めなくなっても、車内は暖かいだろうし、エンジンの熱で雪も融けるだろう・・・ぐらいの認識でした。
よく、アメリカで寒波で車の中で死亡者が出るなんていうニュースを聴きますが。
立ち往生
とうとう自衛隊まで出動して、救助活動を行うなど、大変なことになっているようです。
立ち往生
現在、大雪のピークは越えたようですが、まだまだ断続的に雪が降る見込みだそうです。
今朝の積雪は、福井県の大野市九頭竜で2メートル29センチ、新潟県阿賀町津川で1メートル71センチ、福井市で1メートル39センチ、金沢市で86センチ、富山市で60センチとなっていて、平年と比べると、福井市ではおよそ7倍、金沢市ではおよそ6倍になっているということですから、本当に洒落になりません。
自然というのは恐ろしい・・・。

オリンピック

個人的には、全く盛り上がらないオリンピックです。
でも、かなりの方々が、同じような思いをされている気もします。
開催国に関わる政治や国際紛争絡み・・・、興醒めすることばかり。
今日から、一部の競技が始まるようです。
オリンピック
しかし、アスリートたちには、とにかくフェアに競ってもらいたいものです。

ごひやく都々逸(2/8)

やるせないストーリーもありますね。
落語は人間の業を正面から受け止めますから。
[藁人形]
・藁人形 ごとごと鍋煮て 非情に復讐
             やつは糠屋で 釘ゃぁ打てぬ

元は糠屋のおくまという女に騙されて、大金を取られてしまった。
復讐は、藁人形を作って、しかし、糠屋の出だから釘は打てない。
だから、鍋に油を入れてぐつぐつ煮え立てた中に・・・。

2018年2月 7日 (水)

東都噺家百傑伝

 
東京かわら版新書「東都噺家百傑伝(保田武宏著)」。
 東都噺家百傑伝
長い落語の歴史に登場する噺家さんが紹介されています。
鹿野武左衛門から、昨年亡くなった三遊亭圓歌師匠まで。
明治時代の名人などを知るのには、ちょうど良い内容だと思います。

落語会に

ここのところあまり行けなかった寄席や落語会に、また少し比重を上げてみようかと思います。
落語会に
今月は、先日の「人形町らくだ亭」のほか、「大手町落語会(2/10)」「東京落語会(2/16)」「ザ菊之丞(2/17)」「国立演芸場中席(2/18)」あたりを。
落語会に
思い起こせば、10年目前は、年間180回ぐらい寄席や落語会に通いましたから。
そこまでは無理でも、1人でだけでなく、知人も誘ったりして。
落語会に
月に2~3回ぐらいは、コンスタントに行きたいものです。

台湾で地震

台湾で地震があり、大きな被害が出ているようです。
台湾で地震
東日本大震災の恩返しの意味でも、出来ることはないでしょうか?

「そや寄席」の写真

先日の「そや寄席」の写真が、まだありません。
「そや寄席」の会場
いつもなら、私もスマホで適宜写真を撮って、このブログにもアップしていますが、今回は、蝶九さんが、新参さんのデジカメで客席から撮ってくださるということだったので、お任せすることにしました。
たくさん、どっさり撮ってくださったようです。
ところが、それを受け取った新参さん、蝶九さんが撮ってくれたショットがあまりにも多すぎて、MLにアップするのに大変な時間がかかるようです。
・・・という訳で、本番の写真は暫く待たないといけません。
でも、とても楽しみです。

落語っ子連の評価

我が「落語っ子」連は、圓窓師匠が指導してくださっているアマチュア落語グループ(連)の最古参です。
様々な面で、数あるグループの良い意味での先頭を走ることが出来ればと、常々考えています。
「落語っ子連のあゆみ」の構成「落語っ子連のあゆみ」の構成
おかげさまで、20回を越える落語会をずっと続けて来ました。
最近の6年間は、第二次として「深川三流亭」を展開して来ました。
基本は、門前仲町での発表会「深川三流亭」ですが、おかげさまで、出前落語会を企画してくださる方々もいらっしゃって、門前仲町から外へ出前も出来るようになりました。
また、各メンバーそれぞれが個人的に高座を勤めている場合もあるようです。
そんな中で、何度か「深川三流亭」にご来場くださっている方から、とても嬉しいメールを頂戴しました。
我々三流亭(落語っ子連)について、こんなふうに仰っています。
三流亭のみなさんが運転される車は、今流のハイブリットではなく、ガソリンエンジンで、しかも4ドアのセダンではないのかなと思う時があります。
いつも運転がすごく几帳面で、追い越したり、幅寄せをするような乱暴なことは絶対にしない。
だからといってノロノロ走る訳でもなく、ちゃんと流れには乗って上手に運転する。
そのような感じでしょうか。
プロのように派手さや華やかさはないけれども、プロにはない真摯な味わいがある。
プロの噺家では感じられない話の旨味がみなさんの魅力になっていると思います。
そして、毎回、まじめにお話をされるのでまじめに聴いてしまうところがあります。

・・・とても嬉しく、また身の引き締まる思いがしました。
おかげさまで、我々の落語会自体が個性(特長)を持っている。
格好良く言えば「ブランドイメージ」が出来上がっているということだと思います。
これは、単なる「メンバーの誰が・・」ではなくて、その集積が会のイメージにまで昇華して来たということでしょう。
師匠のご指導を愚直に守りながら、一人だけが突出したり、個人的に賑やかしの会をやることなく、素朴な落語会一本で続けて来た成果だと理解しました。
プロのように派手さや華やかさはないけれども、プロにはない真摯な味わいがある。
プロの噺家では感じられない話の旨味が魅力になっている。
毎回、まじめに話をするのでまじめに聴いてしまう。

これからも、ずっと言われるように頑張らないといけません。

ごひやく都々逸(2/7)

落語は、怪談仕立ても滑稽噺にしてしまいます。
[ろくろ首]
・与太郎の ご器量よしの 姫さまだけど
                              やはり夜中にゃ 首が伸び

知って婿には入ったけれど、やはり夜中に首が伸びて、行灯の油をぴちゃぴちゃなめるお嫁さんには・・、さすがの与太郎さんも。

2018年2月 6日 (火)

天使たち

天使たち
天使たち
最近の天使①と天使②。
2人とも、元気ですくすく。
それぞれいい味を出しているようです。

同期と

今夜は、大学の同期の友人3人との定例のミニ同期会。
場所はいつもの、渋谷の店(青学の近く)で。
同期と
実は、2月2日に集まる予定だったのですが、雪が降ったので、今日に延ばしました。
同期と
面白いことに、4人とも、「海なし県」の出身です。
栃木・群馬・長野、そして山梨。
同期と
話題は色々です。
一番盛り上がったのは、同期の女子のこと。
法学部230名のうち、女性は4名しかいませんでした。
オジサンたち、4人の名前を覚えていましたねぇ。
肝心なことは忘れているのに、こういうことはしっかり覚えているという・・・。
それにしても、女性在籍率1.7%ということですから、完全に男の世界というか、女性には魅力のない大学(学部)だったのかなぁ?
今なら、その比率だけでも問題になるかもしれません。
今は、定員が200名程度だと思いますが、女子大生は何人ぐらいいるんでしょうか。

寿限無が短くなる?

こんなメールが"寿限無銀行"から届きました。
このメールは重要なお知らせのため、「Eメールでの各種情報のご案内」を希望されないお客さまにも配信しております。
―――――――――――――――――――――――――
平成30年4月1日、三菱東京UFJ銀行は、三菱UFJ銀行に。
―――――――――――――――――――――――――
日頃より三菱東京UFJ銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
当行は平成30年4月1日に、銀行名を「株式会社三菱UFJ銀行(英文名:MUFG Bank, Ltd.)」へ変更することとなりました。
現在ご利用中の通帳・キャッシュカード等は、4月以降もこれまで通りご利用いただけます。
お客さまには極力ご不便をおかけすることのないよう準備を進めておりますが、お取引内容により、一部やむをえずお客さまにお手続きをお願いする場合もございます。
▼くわしくは、当行ホームページ「行名変更のお知らせ」のQ&Aをご覧ください。
・・・・・・・
jj
少し名前が短くなるようです。
ところで、今一番長い社名はなん(どこ)だろう?
「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命株式会社」でしょうか?

ごひやく都々逸(2/6)

いつの時代も、食事のマナーは難しいもの。
[本膳]
・御膳の作法を 一人も知らぬ やってる人のを 食い入り見

みんな作法を知らないから、先生のを見てまねするべぇ。

2018年2月 5日 (月)

人形町らくだ亭

人形町らくだ亭久しぶりの人形町らくだ亭。
久しぶりに「Ⅰさん」を誘っての落語会でした。
狙いは、志ん輔師匠の「お見立て」です。
人形町らくだ亭
  ◇やかん      立花家かな文
  ◇つる        桂宮治
  ◇初天神      柳家さん喬
  ◇景清        古今亭菊之丞
  ◇お見立て     古今亭志ん輔
まずは、思い出すのも腹立たしい「つる」。
まぁ、際物だと割り切れば良いのですが、あんなものを出してはいけないと思います。
私の席の前の母と息子は、とにかくバカ笑いをしていて、腹立ちに拍車がかかりました。
一転、さん喬師匠が高座に上がって、やっと落ち着きました。
さて、志ん輔師匠の「お見立て」。
もう10年前になりますか、三田で「ビクター落語会」という落語会がありました。
(今は、同じ場所で「三田落語会」として続いています)
そこで志ん輔師匠の「お見立て」を聴いて、私の中では、その年聴いた数百の噺のベストワンだと思いました。
その時のを収録したDVDが販売されていると思います。
       mm
田舎者のお大尽のキャラクターは抱腹絶倒、ほとんど落語を聴いて笑わない私も、思わず吹き出しました。
昨夜も、その時とは演出も酢こと違っていましたが、やはり聴いて損はなかった。
一緒にいた「Ⅰさん」もご満悦でした。
・・・この境地には、私などは、到底行けるものではありません。
あのいまいましい「つる」さえなければ。

無駄なことは止めるに限る

先日の「そや寄席」の時に、三流亭新参さんが、おにぎりを買おうとすると、どこの店に行っても「恵方巻」しか売っていなかったそうです。
確かに、節分だからというのも分かりますが、コンビニにも、おにぎりがなくて恵方巻ってのはどういう訳?
そもそも、関東では、恵方巻なんていう下品なものはなかった。
それを、どこかのコンビニが騒ぎ始めて、こんなことになった・・・。
そして、売れ残った品物は、大量に廃棄されている。
もったいない!
無駄なことは止めるに限る
大量廃棄が問題視される恵方巻き問題に、兵庫県内のスーパーが「もうやめにしよう」と一石を投じ、反響を呼んでいるそうです。
前年の売上個数よりも多くの数を用意するのが当たり前のスーパー業界で、あえて余剰分を作らない施策を取ったのが「ヤマダストアー」というスーパー。
「昨年あちこちで大量に廃棄された恵方巻きが話題になりましたが、そりゃそうです。
のばせのばせ、ふやせふやせの店舗数と恵方巻きの大量生産で数は膨れ上がり続けています」
こうした状況について、「食材の原価だけで考えてるからそんなことになるんやと思う」「ヤマダの鮮魚従業員も『海産資源は絶対減ってる』って言ってます。だから大事に したいんです」と自社の見解を明かした上で、「今年は全店、昨年実績で作ります」と宣言。
売れ行きに応じて数を増やすことはしない、という異例の方針を打ち立てたそうです。
こういうのが、品格のある行動ということだと思います。
ただ売れ(売れれば)ば良い、ただ勝負に勝てば良い・・・ではありません。
スーパーだけでなく、どこか両国あたりにある公益社団法人にも言いたいものです。

人間ドック

今日は人間ドックです。
とても憂鬱です。
でも、健康で長生きするためには、最低限やっておかないと。
毎年受けていますので、気分的には安心です。
ただ、色々言われるのが嫌で。
やはり、遺伝と生活習慣から来る数値は気になります。
数年前から糖質コントロールのために定期的に通院するようになり、ダイエットもしました。
検査そのものは、そんなに長時間ではなく終わり、午後の内科医の問診のみ。
結果の詳細は後日ですが、血圧や聴力や肺活量は問題なし。
胴回りも、看護師さんに"協力"と"ご配慮"をいただき、メタボリックの85センチ未満を見事?クリアです。
人間ドック
午後の問診を待つ間の、楽しみにしているランチ。
今年は、例年に比べると、やや豪華さに欠けている気がしました。

ごひやく都々逸(2/5)

男と女、時間が解決出来ることもあるのかも。
[不孝者]
・ごめん琴弥よ 一人のままか やっと分かって くれたかい

決して嫌いで別れた訳ではないんだよ。
請け判を押した私が馬鹿だった。
今は何とか元通りになった。
まだ一人でいるならば・・・・。

2018年2月 4日 (日)

立春

今日は立春。
立春
「暦便覧」では「春の気立つをもってなり」とありますが、最も寒さの厳しい時期です。
春は名のみの風の寒さや。

ラジオ寄席

とても良い企画です
先日お亡くなりになった古今亭志ん駒師匠の特集でした。
   ◇遠山桜                   二代目古今亭志ん駒
"よいしょの志ん駒"と自他共に認めていた師匠の自叙伝・・・?
   ◇つるつる           二代目古今亭志ん駒
寄席では、欠くことの出来ない師匠でしたね。
声とテンポが良かった。

大九津の会で

とにかく、3人の姿勢を意気に感じました。
大九津の会で
本当に一生懸命の高座で、楽しく過ごしました。
大九津の会で
さすがに、中入りの後は2席目になり、やや息切れした感もありましたが、これも良い経験になったことでしょう。
大九津の会で
写真を見て、3人の活き活きした表情が、噺の巧拙を超えた何かを物語っていると思います。
大九津の会で
こういうスタンスには、私も共鳴しますし、是非グループの枠を越えて応援して行きたいと思います。
大九津の会で
飲食店などを借りて、木戸銭をいただく会に比べると、地味で客集めも大変かもしれませんが、どれほど上達出来るか。
大九津の会で
有難亭では、「公開稽古」と称して、新しい試みを始めているようですが、賑やかしでない、落語そのものに取組む人たちを、私は応援して行きたいと思いました。
師匠にも、報告しました。

大九津の会

とにかく、まだ師匠に師事して間もない3人のチャレンジを、少しでも応援したいと思い、土浦に来ました。
大九津の会
心配していた来場者も、見事"つ離れ"の10人、正確に言うと、生後8ヶ月の赤ちゃんも聴いてくれたから、10.5人?
大九津の会
蝶九さん手作りのプログラム。
いよいよ定刻に開演です。
大九津の会
◇寿限無          有難亭大小
◇味噌豆          牛久亭学津
◇ぞろぞろ         有難亭蝶九
                  中入り
◇浮世根問         有難亭

◇牛褒め               有難亭蝶

◇おねだり小僧      牛久亭学

大九津の会
彼らの先輩でもある有難亭真仮名さんも駆け付けてくれましたから、随分心強かったことでしょう。
自分たちで発案して、自分たちで企画して、自分たちで演じて・・・。
色々反省点はあったかもしれませんが、素晴らしかった。
1人2席ずつは、正直なところ、観客にも演者にも、少しきつかったかもしれませんが、本当に得難い経験になったはず。
大小さん、蝶九さん、学津さん、お疲れさまでした。

琴の調べ

「大九津の会」の会場の「中城井戸端庵」の1階では、琴の生演奏が行われていました。
琴の調べ
黒田節や"いい日旅立ち"などのお馴染みの曲を何曲も聴かせていただきました。
琴というのは、優雅なものですね。
琴の調べ
西洋ならハープみたいなものなのでしょう。
琴の調べ
奏者の方とも色々話しましたが、こういう趣味もいいですね。

ランチ

土浦の中城通りの「吾妻庵」という蕎麦屋さんで、天ぷらそば。
古い建物です。
ランチ
店内もそこそこ混んでいましたが、天ぷらそばを注文しました。
今日から、この辺りでは「雛祭り」なんだそうで、店内に雛人形を飾るんだそうです。

大九津の会会場周辺

「大九津の会」は、土浦まちかど蔵の裏にある井戸端庵という所ですが、時間があるので、近くを散策しました。
大九津の会会場周辺
最近では、様々な街で街興しが盛んですが、土浦もご多分に漏れず。
大九津の会会場周辺
土浦駅から歩いて10分ぐらいですが、銀行や証券会社がありますから、昔は、この辺りが街の中心だったんでしょう。
大九津の会会場周辺
土浦城址からも近いようです。
大九津の会会場周辺
でも、そんなに人が集まっている訳ではありません・・・。

土浦へ

ちょっと奮発して、土浦まで、いつも通勤の時には邪魔なグリーン車に乗ることにしました。
土浦へ
ホームの機械でスイカに登録して、「グリーン車」の表示の所で電車を待ちます。
土浦へ
勝田行きに乗りました。
車内早めガラガラ。
土浦へ
座席の上にあるセンサーにスイカを当てると、赤いランプから緑色のランプに変わりました。
土浦へ
2階建の上の席なので、なかなかいい景色です。

大九津の会

今日は、土浦で開催される「大九津(たいくつ)の会」を聴きに行こうと思います。
大九津の会
師匠に師事して2年ぐらいの3人が、三人会にチャレンジします。
有難亭大小さん、有難亭蝶九さん、牛久亭学津さんの3人。
高座名の1字ずつ取って「大九津の会」。
こじんまりした会だと思いますが、是非応援したいと思います。
なぜなら、あれこれ噺に手を出さずに、1つの噺を繰り返し稽古して、基本をしっかり身につけようとする姿勢が素晴らしいから。
落語を正しく覚えようとしている人たちですから。

落語DEデート

久しぶりに、朝はゆっくり出来ます。
    ◇蜘蛛駕籠          月の家円鏡(橘家圓蔵)
売れに売れていた円鏡時代の音源です。
落語を演る身には、圓蔵師匠は参考に出来ませんが、落語を広めることには大きく貢献された師匠だったと思います。
ただし、昭和の四天王の一人と言われるのには、私はかなり抵抗はありましたが。

ごひやく都々逸(2/4)

少し早いですが、お花見風景。
[救いの腕]
・ごく軽い気で 一人墨堤 八重枝流れて 来る大川

一人で吾妻橋を渡って向島へ行って、堤に腰掛けていると、上流から、桜の枝が流れて
きて・・・。

2018年2月 3日 (土)

アクシデント

「試し酒」は、扇子を大盃に見立てて、5升の酒を飲む仕草が、ある意味浮世離れしているものの売り物になっている、新作落語の名作です。
アクシデント
私の出番は、中入り前。
私の前の千公さんの熱演を、袖で聴いていた時でした。
何気なく扇子を広げると、何と、扇子の要の留め具が壊れてしまい、バラバラになりそうになってしまいました。
アクシデント
これでは、扇子を広げたら、本当にバラバラになります。
「試し酒」は、扇子がないと話(噺)になりません。
慌てて楽屋に戻って、ちょうど高座を終えて着替えていた新参さんの扇子をお借りして高座に上がりました。
もし、あの時に、扇子を広げずに、高座に座ってから扇子を開いていたら・・・。
ドドーッと冷や汗が出ました。
アクシデント
新参さんには、「要の所を舐めたりくわえたりしますよ」と断って、思う存分舐め回しましたが。
もう10年以上ずっと、本番用で使っていましたから、高座の数なら、100回ではすまないでしょう。
よく働いてくれましたから、扇子に感謝したいと思います。

打ち上げ

終身幹事の千公さんが選んだのは、市川駅前のイタリア料理の店でした。
とにかく、全員テンションが高いのは、手応えを感じている証拠。
反省もしながら、また次へと夢を馳せる場になりました。

そこで、千公さんから「来年1月の深川三流亭では芝浜をやります」宣言が飛び出し、みんなで大喝采!
「芝浜?千公さんだから"千葉浜"じゃないの?」なんて言われて。
今後、南房総や新潟にも、出前落語会や合宿をやろうと。
合宿は、窓口さんがこだわっていました。
越児さんと「落研の合宿みたいだ」と言いながら、「でも、落研の合宿は、麻雀ばかりやってたなぁ・・・」。
一度基本に立ち戻って、自分の噺、落語について考えたり、整理したいって・・・。
あの窓口さんが、そんなことを言うんですから、寒波も来る訳です。

越児さん

もう、改めて述べることもありませんが。
主任は、我が連の最終兵器越児さんの「鬼の涙」。

この日のためにあるような噺で、これだけで館長さんが納得してくださると思います。
我々は、基本的には古典落語と言われるカテゴリーを、師匠からご指南いただいていますが、新作や創作でも、江戸時代が舞台になっている噺は、師匠創作のものも含めて演ることがあります。
今回の私の「試し酒」と越児さんの「鬼の涙」は、新作落語です。
でも、全体に江戸時代が見えてくる秀作です。
高座の脇で、あいかわらずの名演を聴きながら、「よし!そや寄席パート2も盛会だった!」と、胸を撫で下ろしました。
満席の客席に向かって頭を下げました。

百梅さん

番組は、開口一番、中入り前、食いつき、膝代わり、主任などの役割で進みます。
今回、公民館からいただいたテーマが「節分」でしたから、主任の越児さんの「鬼の涙」がぴったりフィットするんですが、百梅さんの「桃太郎」も、越児さんのご指名で、この位置に入れました。

後のトリも素晴らしい、他のメンバーの出来も素晴らしい中で、今回一番光っていたのが百梅さんだと言うのが、全員の一致した意見でした。
百梅さんも、久しぶりにやるネタでしたが、その間に演じた噺や実際の(人生)経験が、知らないうちに力となって、本人も気づかない素晴らしく熟成された噺になっていました。
これが、落語の稽古をすること、練り上げることの素晴らしさだと思います。
本人も、驚くと同時に、快感と大きな自信になったと思います。
基本を守って続けて行くこと。
我が連には、こういう人がいて、こういう人を評価してくれる仲間がいます。

夢学さん

「母と妻と教師と噺家の一人4役をこなすスーパーウーマン」とは、私が勝手に紹介文に書いたもの。
いやいや、冗談ではないんですよ。

落語しかやっていないオジサンたちに比べたら、もう大変なもの。
こどもの受験や部活などにも、しっかりサポートしてあげて。
それで金坊をやっちゃうんですから。
こういう人を鬼に金坊・・じゃなくて金棒と言うんです。
先生、受けていましたねぇ。
お見事!

流三

とにかく、落語会前半はドカンドカンと大受けです。
これは、お客さまがいいからなのは間違いありませんが、もうひとつ演者のレベルが上がっていることも間違いありません。
いやいや、こりゃあ偉そうなことが言えなくなるぞと思いつつ、アクシデントにもめげずに高座へ。

出前落語会ですから、普段の発表会のパターンに加えて、師匠の話、連の話、それから公民館の館長さんの話題などにも触れないといけませんから、一応会長の立場として、噺はともかくで語り始めました。
いやはや、何を言っても聴いて笑ってくださる。
こんなに楽しい高座はありません。
「試し酒」は、昨年11月の「お江戸あおば亭」でネタ下ろしをして、今回が再演になります。
前回も楽しかったんですが、今回はもっと楽しかった。
だって、昨秋の高座は、落研OBの先輩方が、横綱審議会みたいに控えていらっしゃる。
それが、今回は・・先輩も師匠もいらっしゃらない。
・・・アクシデントにもめげずに、無事にお中入りです。

千公さん

千公さんは満を持しての「蝦蟇の油」でした。
と言うのも、実は、元々1月6日の「深川三流亭」でネタ出しをしていたのですが、昨年暮れに、会場の近くの富岡八幡宮で凄惨な事件があったので、刀とか出血を嫌って、別の演目に変更していましたので。

今日は晴れての「蝦蟇の油」でした。
新調した袴姿も凛々しく?「さぁて、お立ち会い・・・」。
本場の筑波山神社まで行って、蝦蟇の油売りの口上の名人から直接薫陶を受けて来た、まさに筋金入りの芸。
かつて、市川市の地元の小学校に勤務していたこともネタにして、楽しそうに語ります。
本当にいいお客さまです。
実は、この時、高座の袖では、私が驚きのアクシデントに見舞われていました。
・・・詳細は、別項でお話しします。

窓口さん

ある意味、新参さんと窓口さんは、フラというか、何か可笑しい雰囲気が持ち味ですから、「時蕎麦」という、誰でも知っている噺でも受けています。

窓口さんも、こんなに受ける「時蕎麦」は初めてだと思います。
勿論、窓口さんの力量ではありますが、全員が落語を聴こうとご来場くださっていますから、反応の良いこと。
江戸時代の時刻の数え方の説明なんて、要らなかったかも。

新参さん

開口一番は、新参さんの「豆屋」。
講師紹介の時から、客席で笑いが起きていたのに乗って、新参さんの何とも優しい語りが炸裂。

本人驚くほどの好反応です。
軽妙な噺は、新参さんの真骨頂ですから、お客さまんをどんどん引き込んで行く感じです。
「今日のお客さまはいい!」と、高座の袖や楽屋で大盛り上がり。
とうとう、完全にお客さまを掴んだところでオチ。
最高のバトンタッチです。

「そや寄席」開演

定刻に「そや寄席」開演です。
「そや寄席」グラフィティ
まずは、館長さんのご挨拶。
「そや寄席」グラフィティ
それから、スタッフの方から、我々(講師?)の紹介をしていただきました。
「そや寄席」グラフィティ
そういえば、私が、事前に出演者の横顔的に、それらしきものを書いて出しましたが、そのまんま読まれてしまいました。
メンバーには内緒だったのに。
「そや寄席」開演
でも、それもお客さまが笑ってくださり、とても良い雰囲気でした。
「そや寄席」開演
そして、プログラムが始まります。
客席は満席の80名のお客さま。

鬼は内

今回「そや寄席」のテーマ(キーワード)は「節分」ということなので、演目も工夫しましたが、まさに節分の当日ということなので、会場などの演出も工夫しました。
鬼は内
鬼の面を貼ったり、豆まき用の小さな豆のパックを配ったり、高座の両脇には、鬼を4匹侍らせて。
鬼は内
それに、市川市には「鬼越」や「鬼高」なんていう地名がありますから。
「鬼越」は、かつて、このあたりに恐しい鬼が住んでいたといわれ「鬼子居」と呼ばれ、鬼子居が「鬼越」となったそうです。
鬼は内
「鬼高」は、この「鬼越」と隣の「高石神」の字を取ったものだそうです。

「そや寄席」の会場

JR市川駅で待ち合わせて、タクシーに分乗して曽谷公民館に向かいます。
「そや寄席」の会場
会場は、前回と同様、館のスタッフの皆さんがすっかり準備をしてくださっていて、プログラムとめくりと出囃子をセットするぐらいです。
「そや寄席」の会場
事前の募集で、約80名の皆さんがご来場の予定とのこと。
いつものように、百梅さんは、高座に座ってお浚い。
「そや寄席」の会場
他のメンバー野村オジサンたちは、楽屋で談笑中。
楽しい落語会にしたいと思います。

今日の手拭い

今日の手拭いは、着物の色を意識して、直接噺の内容とは関係ありませんが、みみずくの柄のにしました。
今日の手拭い
今日の私は「赤鬼」になるつもりです。

ごひやく都々逸(2/3)

今日も、酒が好きな人が羨ましい・・・。
[一人酒盛]
・五臓六腑に 人肌の燗 やんわり猪口を 口に運び

五臓六腑に酒が染み渡るなんて・・・、どういう感覚なんでしょうか?

2018年2月 2日 (金)

寒波続く・・・

先月と今日の雪で寒さに震え、相撲協会の旧態依然とした姿に心が凍てつき、もう少しは暖かくなってもいいのに・・・。
寒波続く・・・
明日は節分、そして明後日は立春ですが、春とは名ばかり。
先週、日本列島に襲来した過去最強クラスの寒波に匹敵するような、強烈な寒気が再び流れ込んで来るそうです。
寒気は来週前半をピークに、来週後半にかけて長く居座る模様。
実は、今日は結婚記念日なんです。
天候と同じように、冷たく・・・とまでは行っていませんが、相変わらずの「見ざる、言わざる、聞かざる」夫婦です。
「そや寄席」の準備 大九津(たいくつ)の会  
この週末も、私は落語三昧です。

郵便局へ

雪の中を郵便局へ。
2つの会員継続の手続のため、会費の振込です。
ひとつは、大学の全学同窓会。
東京に住んでいると、ほとんどメリットもありませんが、母校の情報は聞いておきたいので、継続することにしました。
終身会員というのもありますが、5年ごとぐらいにしておきます。
同窓会の更新
もうひとつは、恒例の「東京落語会」の6ヶ月ごとの更新手続き。
東京落語会の更新
それでも、会員になってもう10年以上になります。
振込(送金)手続をしていたATMが、同窓会の払込手続が終わった瞬間にストップ。
「ただいま係員がまいります」との表示。
すぐに、係の人が来て、「何かありましたか?(ATMの)中に何か残っていますか?」
「いいえ、あたしゃ何も悪いことはしていませんよ。マスクをしていたから怪しまれましたか?」
「(機械を確認して)取引は完了していますんで、ご安心ください。」
・・・ということで、東京落語会の分は、空いている隣のATMで操作することにしました。
全部終わって帰る時、まだATMは停止したままで、係の人が悪戦苦闘?していました。
何か悪いことをしたのかなぁぁと、申し訳ない気持ちでしたが・・・。
しかし、何度も言いますが、郵便局の振込(送金)は便利です。

雪降り続く

9時過ぎに郵便局へと外に出ると・・・、まだ雪が降っています。
積もるような雪ではありませんが、厄介です。
雪降り続く
何でも、吉祥寺あたりは、電車のダイヤも乱れているようです。
前回と違って、運転見合わせというところは少ないようですが。
夕方までには上がって欲しいものです・・・。

夜中に積雪

未明から早朝にかけて、いくらか雪が積もったようです、うっすらと白くなっています。
夜中に積雪
駅に向かう道も、路地には一面白く積もっていて、足跡がくっきり残っています。
夜中に積雪
交通機関は、電車はほぼ平常運転ですが、道路、特に首都高速などは、通行止めになっている区間が、かなりあるようです。

雪に弱い首都高速を露呈しているようです。

明日は「そや寄席」。
前回は真夏の開催だったので、気温が35℃近くになって、ご来場者を心配しましたが、今回は寒波で心配になります。

ごひやく都々逸(2/2)

まぁとにかく、酒が強い人は羨ましい・・・。
[試し酒]
・五升飲めると 評判先立ち やれるか心は 暗くなり

周りが五升飲めるとたきつけるもんだから・・・。
飲めるかどうか心配で。

2018年2月 1日 (木)

「試し酒」のお浚い

さすがに2日後に迫った本番を控えて、2ヶ月ぶりに高座本を開けて、軽くお浚いをしてみました。
「試し酒」のお浚い
何て言うのが良いのか、このまま流れでやれてしまいそうな気がします。
「牡丹燈籠」もそうでしたが、あまり覚えないようにしたし、覚えるのにも苦労しませんでした。
後は、大盃で酒を飲む仕草を丁寧にやれば、何とかなるのかなぁ?

降雪予報のおかげで

気象庁によれば、前線を伴った低気圧が日本の南の海上を発達しながら東へ進んでいる影響で、明日にかけて東日本の太平洋側の平地でも雪が降る見込み。
2日朝までに、東日本の平地でも数センチの雪が降るおそれがあり、東京23区などでも3センチ前後の積雪となるおそれ。
雪が降るおそれのある時間帯は、関東はこれから明日の昼過ぎにかけて。
積雪や路面の凍結に十分注意するとともに、交通機関に影響が出る可能性もあるため、時間に余裕を持った行動が必要。

・・・先月下旬の雪から約10日。
都内でも、まだ雪が融けていない場所があります。
それはまぁ仕方がないのですが、実は、明日は学生時代の学部の同期3人とのミニ同期会の予定でした。
ところがこの予報。
メンバーの1人の会社が、八王子方面にあるため、念のために6日に延期になりました。

早朝に残る月

朝6時。
早朝に残る月
昨日のスーパームーンは、まだ西の空に残っています。
今日はこれから天気が下り坂になりますから、今夜は十六夜は見られないでしょう。

ごひやく都々逸(2/1)

鬼子母神とて人の・・ではなくて、子どもの親。
[鬼子母神 藪中の蕎麦]
・御慈悲などない 人食い神も やがて我が身を 悔い悟り

自分の子がいなくなって初めて、親の悲しさを知った母神。
悔い改めて悟りを開き、安産・子育ての優しい神に。

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