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2018年2月22日 (木)

ごひやく都々逸(2/22)

無学者は論に負けず。
[やかん]
・知ったかぶり 語彙をこじつけ ひけらし騙し
                  やかんの訳も 苦心して

水沸かしがやかんと言われるようになったのは・・・・。
これは陣中の水沸かしだった。
頃は永禄4年、川中島の合戦で、武田信玄と上杉謙信が戦った。
両軍川を挟んで対峙したり。
雨風の強い日に突然の夜襲があった。
油断のあった上杉勢、陣中大混乱のうちに戦の準備に掛かった。
その時、若大将鎧に身を包んだが兜が見付からない。
誰かが被って行ったのであろう。
見ると大きな水沸かしがあったので、湯をガバッと捨てて、頭に被り、馬に跨がり出陣した。
その働き素晴らしく、敵の大将それを見て、「水沸かしの化け物現れたり」と呼ばわった。
それを見た那須与一宗高が弓をキリリと引き絞り・・・、名人になると何処に出るか分からない。
その矢が飛んでいって「カーン」と水沸かしに当たった。
矢が飛んでいってはカンと当たり、ヤッカン、ヤカンとなった。

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