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2018年1月 2日 (火)

仲良く

昨日、天使①~④が来てくれました。
天使①と天使②の2人は、「遊ぼうよ」なんて言いながら、従兄弟同士のコミュニケーションをしています。
キッズルームのそばにある、遊戯場にある小さな小屋のような所で、仲良く遊んでいたようです。
仲良く
この2人は、私がこの世から消えた後、しっかりDNAを繋いで行ってくれる、私がこの世に生きていた証だと思います。
私が、もし曾孫が生まれるまで生きていられれば、祖父→父→私→息子→孫→曾孫と、6代を見られることになります。
「火事息子」をやっていて、落語も男の世界だから、こういう感覚が、恐らく根底を流れていると思います。
人は、人の親になって初めて、人の道が分かる部分があると思います。
落語は、それを語るんだと思う。
母性と父性は違うと思いますが、種(血)を継続するのは、理屈抜きに生物の本能で、私は幸いにも、先祖(祖父)から孫までに接して、縦に繋いで行くことが、私が生まれた意味でもあると思うことがあります。
ですから、父が亡くなった時は、 ずっと隣に座らせて、「次はお前がやるんだよ」と無言で伝えたつもりです。
「火事息子」で久離を切って勘当する父親の無念さは、ただ息子だけ向けられているのではなく、ここで家を絶やしてしまうかもしれない悲しさ、先祖への懺悔もあるはずなんです。
それを思いながらやるのは、やはりこの年になって、息子を持つ親でなければ表現出来ないでしょう。
落語が人間の業を語る一面だと思います。
・・・と言いつつ、全く手つかず状態に、やや焦りも感じています。

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