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2018年1月21日 (日)

有難亭蝶九さん

蝶九さんは、「ぞろぞろ」と「牛褒め」をやってくださいました。
蝶九さんは、思い立って(かどうか知りませんが)、昨年の後半ぐらいは、我々落語っ子連のように東京で活動している連の交流稽古に積極的に参加されていました。
例えば、土曜日と日曜日に泊りがけで東京で出て来て、「七立亭」「天祖亭」「三流亭」「紅巣亭」の稽古を"梯子”して、最後は「牛久亭」までなんていうパターンもあったのかもしれません。
有難亭蝶九さん
我々落語っ子連の稽古にも4~5回参加してくれましたが、一生懸命に「牛褒め」の演読をしていました。
師匠もおっしゃったと思いますが、私は、あれこれ噺に中途半端に手を出さずに、「まだやってるの」って言われるくらい、一つの噺を掘り下げた方が、絶対に上達すると思うよ・・なんていうアドバイスをさせていただきました。
途中、師匠の落語の授業のお手伝いもして、児童の前でも「牛褒め」をやったそうですが、児童からの受けも良かったそうです。
「ぞろぞろ」は、師匠の教科書に載った短縮バージョンではなく、フルバージョンの高座本でやっていますので、老夫婦のやり取りなど、心理描写が一層求められて来ます。
その点も、自分でしっかり設定して考えながらやっているのは、とても素晴らしいと思います。
ただし、まだ落語を始めて間もないそうなので、これから様々なテクニックを覚えて行けば、元々のフィロソフィーがしっかりしているので、上手になると思います。
2つの噺を聴いて、2点だけコメントしました。
1点目は、女性の登場人物を意識せずに、通常の自分のキーで。
2点目は、読み聞かせをやっている女性にありがちな、単語と単語の間や語尾を延ばさないように。
「今度-叔父さんが-家の普請をして-(こんどぉ おじさんがぁ うちのぉ普請をしてぇ)」という感じになりがちなので、カチッとメリハリのある口調に心がけましょうと。

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