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2018年1月 6日 (土)

越児さん「御神酒徳利」

中入り前は、越児さんの長講「御神酒徳利」。
越児さん「御神酒徳利」
この噺は、主人公が3回算盤占いをさせられる目に合いますが、最後の鴻池のところまでを通して演る人は、プロの噺家さんでもほとんどありません。
長い割に、あまり面白くないということもあると思います。
越児さんは、最初から通しでやるおつもりで、さりとて時間の制約があるので、カットする作業にご苦労されたことと思います。
個人的には、「鴻池」に思い入れがありますので、演っていただいて良かった。
むしろ、いずれ自分が演ってみたいと思っていましたから。
ご来場いただいた落研OBで、落語っ子連のメンバーでもあった杜の家頓平師匠(三流亭仙三さん)は、「越児さん、さすが圧巻だった」とのご感想。
「圧巻」ですよ、「あかん」ではありません。
「圧巻」ですよ、徳利だからと言って「熱燗」でもありませんよ。
冗談はともかく、「お江戸あおば亭」でのネタ下ろしを再演してくださいました。
客席の方も、お客さまが増えて、8割方の入りになりました。

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