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2018年1月31日 (水)

西行公園

明日から2月、「如月」です。
如月と言えば、西行の辞世の歌を思い出します。
◇願はくは  花の下にて 春死なむ その如月の  望月のころ
私の郷里に「西行」という地名があり、小さいですが西行公園というのがあります。
そこには、西行の歌碑が置かれています。
◇風になびく 富士の煙の空に消えて ゆくへも知らぬ我が心かな
西行という名前の由来は西行法師が東国行脚の途中、駿河の国より富士川に沿って甲斐の国に入り、この峠の下の村に庵を結び暫く住みました。
故にこの村を西行村、峠を西行峠、峠までの坂道を西行坂と言います。
西行公園
西行峠より見る富士山は「盆中の富士」といわれ、御坂峠、花水坂と並んで「富士見三景」と称せられています。
西行公園
漂泊の歌人ですね。
落語にも出て来ます。
西行公園
西行には、この辞世の歌以外にも、「月」を歌ったものが多くあるようです。
その西行の月の歌を探しました。
◇君にいかで月にあらそふほどばかり めぐり逢ひつつ影を並べん
◇ながむるに なぐさむことはなけれども 月を友にてあかす頃かな
◇世々ふとも 忘れがたみの思ひ出は たもとに月の 宿るばかりか
◇あはれとも 見る人あらば思ひなん 月のおもてに やどる心は
◇よもすがら 月を見顔に もてなして 心の闇に まよふ頃かな

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◇恋しさや  思ひよわるとなかむれば いとど心をくだく月影
◇思ひ出ずる ことはいつともいひながら 月にはたへぬ 心なりけり
◇ともすれば 月すむ空にあくがるる 心には果てを 知るよしもがな
◇なげけとて 月やはものを 思はする かこちがほなる 我が涙かな
◇面影の  忘らるまじき  別れかな 名残を人の 月にとどめて
◇ゆくへなき 月に心のすみすみて 果てはいかにかならむとすらむ
◇なにごとも 変はりのみゆく世の中に 同じかげにてすめる月かな

・・・その如月の望月の頃。
尤も、旧暦の如月ですから、花の下ということになるんですが。
今夜は、皆既月食が見られるでしょうか?

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