深川三流亭にも影響?
富岡八幡宮の宮司さんが刺殺された事件は、大変痛ましいものですが、何と我々の「深川三流亭」にも、その影響が・・・。
千公さんからMLに投稿がありました。
昨日富岡八幡宮で日本刀による宮司の殺人事件が起こりました。
肉親の計画的犯行で犯人も自殺という極めて痛ましい事件です。
そこでお願いがあります。
このような事件が起こったことで、日本刀による流血の噺である「蝦蟇の油」を富岡八幡宮のお膝元とも言える古石場で、めでたい正月に演じるのは望ましいことではないと思いました。
富岡八幡宮の関係の方はもちろんのこと、近隣の方もご来場する可能性もあり、そもそもこの事件を1ヶ月足らずのちに演じて、不快な思いをさせることは望んでおりません。
発表会では前向きにとらえまして、千公にとっても十回5年間を振り返るという意味で、初
期にやらせていただいた「ぞろぞろ」を再演します。
あれから5年、時折「ぞろぞろ」の稽古を続けております。
夢学さんの「ぞろぞろ」の稽古からもいろいろと学ぶ点があり、いつか再演したいと考えておりました。
お手数ですが演目の差し替えをお願いいたします。
「蝦蟇の油」は2月の曽谷公民館でできればと思います。
・・・確かに、「蝦蟇の油」は、日本刀で流血(出血?)します。
そんなに自粛することもなかろうと思いますが、やはり気持ちの問題もありますから、千公さんの気持ちも分かります。
演目の変更、プログラムの一部手直しなどは全く問題ありません。
それよりも、千公さんの後半の部分が素晴らしいと思いました。
千公さんの持ちネタは、5年間の地道な稽古で、持ちネタが10席になります。
◇十徳(25/2)
◇ぞろぞろ(25/10)
◇時そば(26/3)
◇寿限無(26/10)
◇饅頭怖い(27/5)
◇薬缶(27/10)
◇松曳き(28/5)
◇三方一両損(29/1)
◇目黒の秋刀魚(29/6・29/7・29/7)
◇蝦蟇の油(30/1)
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2017/10/post-b314.html
「ぞろぞろ」は、4年前の千公さん2席目の演目です。
これだけ持ちネタがあれば、独演会も、出前落語も出来ます。
その財産をメンテナンスするのも大切なことですし、当時と現在とでは、千公さんの了見も何か変わったところがあって、初演の時よりもずっと密度の濃い噺になると思います。
ちょっと前から、千公さんは、一つ上の段階に入ったと思っていますから、千公さんの第一期を総括するという観点からも、前向きに捉えることは大歓迎です。
« 嘘はほんと・・・ | トップページ | 御歳暮 »
「落語っ子連」カテゴリの記事
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.09.07)
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.07.16)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.28)
- 深川三流亭のチラシ(案)(2020.06.25)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.14)