懐かしい歌
妹が、自分の好きな(古い)歌のレコードジャケットの画像をインスタグラムに投稿して、コメントしています。
もうかれこれ、600曲ぐらいにはなっているようです。
あんちゃん(私)は、いつも「いいね!」とやっています。
一つ違いなので、かなり共通に知った歌が多いのですが、やはり高校生以降になると、やや違って来るようです。
母のところに行くときは、必ずこれが話題になり、色々な思い出話になったりもします。
昭和47年頃にヒットした「朝の恋人」。
本郷直樹という歌手の曲なんですが、兄妹ともに、とても好きな曲の一つだったようです。
ところが、YouTubeでも、なかなか音源がなかったそうで、やっとワンコーラスの半分ぐらいの音源を見つけたそうです。
意外と、この頃の映像や音源が残っていません。
今のようにデータを保存する技術や容量がなかったんでしょう。
かえって、ラジオの録音の方が残っている気がします。
なかにし礼さんの作詞なんですね。
♪ 雨降る朝 淋しい朝
ホームにたたずみ 線路をみつめてた
君は何処のひと
ドアのそばで本を開き
時々過ぎゆく景色に目をあげた
君は何処へ行く
このままずーっと君のあとについて
ついて行きたい
淋しげな影で
この胸をかきむしる
君は僕の 悲しい朝の恋人だよ
長い髪と 長い睫
目と目が出合うと かすかに頬そめた
君の名も知らず
赤い靴と赤い傘が
窓から離れて静かに消えて行く
君のうしろ影
このままずーっと君のあとについて
ついて行きたい
愛し合うすべも
言葉さえないけれど
君は僕の 悲しい朝の恋人だよ
いつもの朝 いつもの様に
ひとから離れて 電車を待っている
君はもういない
ドアにもたれ本を開き
抱いてるみたいな瞳で外を見る
君はもういない
あの時君のあとについて
ついて行けばよかった
初恋の空に
虹のように消えてゆく
君は僕の 悲しい朝の恋人だよ ♪