有難亭蝶九さん
精力的に交流稽古に参加している蝶九さんは「牛褒め」。
この夏以降、我が落語っ子連にも4回目。
今回は、昨日、他の2つの連の稽古に参加したそうです。
いや、後で聞いたら、午後の「紅巣亭」の稽古にも参加したそうですから、土日の各連の稽古を総ナメしたんです。
私はまず、蝶九さんが「牛褒め 」一本で稽古している姿勢が素晴らしいと思います。
多くの方は、(私にしてみれば、まだまだ未完成なのに)すぐに別の噺に手を出したがります。
完成した、マスターしたと勘違いしている人の多いこと。
何でもいいから、いつでも、どこでも、いつまでも出来る噺を持つべきだと思いますから、是非「牛褒め」を"蝶九の牛褒め"にして欲しいと思います。
そういう噺を持っていると、悩んだ時、行き詰まった時でも、その噺が救ってくれます。
私も、
落研では、1年生の時に先輩から言われた噺(1~2席)だけを、1年間ずっとやらされました。
だから、今でもその時の自分の噺はいつでも出来ますし、同じように同期がやっていた噺も、そこそこ覚えています。
それを、技量と気持ちのコア(原点)として持てば、これからどんなに難しい噺でも出来るようになると思います。
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