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2017年12月13日 (水)

昭和の落語家群像

昼休みに虎ノ門の本屋さんで見つけた落語本。
昭和の落語家群像
著者は、栃木県にお住まいの評論家の方のようです。
昭和30年代の落語界と言えば、私が落語に出会うよりもずっと前のことですが、登場する噺家さんの多くは知っています。
そして何より、この本を手に取ったのは、179ページに、当時、有望な若手だった師匠の写真が載っていたことです。
そうです。
師匠は、昭和34年に、八代目春風亭柳枝師匠に入門していますから。
紹介文があります。
昭和30年代の“落語の黄金期”に観聴きした、名人上手の師匠方や競い合う若手たちの姿。
「落語研究会」では、志ん生などの昭和の名人たちの高座を堪能し、「若手落語会」「落語勉強会」では、談志ら次の時代の精鋭が切磋琢磨する姿を見て…。
昭和30年代、黄金期の落語家たちの姿を、当時の資料もとりまぜて綴る。
【目次】
  第1章 落語研究会
         改札口を出ると
         落語研究会のパンフレットから
         落語研究会の歴史 ほか
  第2章 若手落語会
         若手落語会の発足
         若手落語会の客席で
         湯浅喜久二急逝 ほか
  第3章 東宝演芸場
         落語勉強会
         師匠方と一緒の客席で
         周囲のことども
  第四次落語研究会 公演記録
  若手落語会 公演記録
  落語勉強会 公演記録
  笑う集団 公演記録

・・・これからゆっくり読むことにします。
私が生まれた頃、師匠が噺家になった頃、落研が創部された頃。
日本が高度経済成長を始めた頃。
昭和は遠くなりにけり。

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