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2017年12月12日 (火)

千川亭龍士さん

note同じ千早地域文化創造館で稽古をしている千川亭から、龍士さんが交流稽古で参加してくださいました。
千川亭龍士さん
龍士さんは、今まで2度高座を聴かせていただいています。
・・・そして、とうとう、我々の素人連から、プロの噺家さんの卵が誕生しました。
以前から、師匠の100人以上いる素人弟子の中には、若い人でプロになりたいという人もいることは聞いていました。
龍士さんのことは、ほとんど存じ上げませんが、年齢は20代の後半という感じですから、今が最後のチャンスなのかもしれません。
師匠のお弟子さんの三遊亭萬窓さんの一番弟子ということになるそうです。
これで、吉窓一門の小吉さんと、師匠の孫弟子が2人になります。
入門以前からずっと見守ることが出来るというのも、一落語ファンとしては、これまた楽しみなものです。
そんな龍士さんの「寿限無」を聴きました。
この噺は、高座でかけたことはありませんが、千早亭の前身の師匠の「落語講座」の時に、みんなでやったり、「揺れるとき」の劇中に、老噺家が若き三遊亭圓朝に稽古をつける場面がありましたから、私も持ちネタとしています。
龍士さん、かなり緊張していた感じでした。
師匠のコメントは、いつもこの噺の時に必ず仰るのですが、「寿限無・・・」と、何人も何回も言うが、その感情や背景は全て違っているのだから、言い方や仕草も変わっていなければならないということと、臨場感を出すための目配せや、遠近感を出すための声の出し方延ばし方が大事だと・・・。
単なる早口言葉で笑わせる噺ではないと、「揺れるとき」の中の稽古でも、老噺家に言わせています。
・・・ところで、ちょっと気になった所がありました。
寿限無を全部表すと、以下のようになります。
「寿限無寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末雲来末風来末 食う寝るところに住むところ やぶら小路のぶら小路 パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」
正しい、正しくない、ということではなくて、私自身も「寿限無寿限無・・・」と言い立てていますので気になったのですが、多く聞くパターンと違って「パイポ」が一つ足りませでした。
「パイポパイポパイポのシューリンガン・・・」のリズムが「パイポパイポのシューリンガン・・・」だったので。
瑣末なことかもしれませんが。

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