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2017年11月 5日 (日)

亭号のこと

こんな記事を見つけました。
今、「落語」が密かなブームを呼んでいるのをご存知だろうか? 
落語を題材にしたアニメやドラマが放映され、東京・渋谷では定期的に落語のイベントが開催され大盛況に。
“かっこいい着物姿”と、 “笑い”に、ちょっと気になってる貴方に送る魅力満載の入門編! 
よく聞く「○○亭」「○○家」って何? 
【江戸時代から伝わる落語家の名前のいろいろ】
三遊亭や古今亭、柳家....落語家には独特の苗字があるけれど、あれっ何? 
答えは、苗字ではなくて、○○亭は亭号(ていごう)、××家は家号といっ て、もともとは料理屋や旅館 に用いられたモノ。
江戸時代の芸人や文人が真似て名乗った。
亭号があればひと目で落語家だとわかり、誰の弟子かもわかる。
落語家が仕事をする上での看板になるのだ。
それぞれの家の看板だから、師匠から弟子に、芸風と一緒に伝わる。
三遊亭などの亭号は、文化、文政の頃(1800年頃)から用いられている。

亭号のこと
【いくつ知ってる?  主な亭号】
・柳家(やなぎや)
人間国宝だった五代目柳家小さんが多くの弟子を育てたため、現在、柳家は落語界の最大派閥。
柳家小三治、 六代目小さんら多くの落語家が活躍。
・林家(はやしや)
当代(九代目)林家正蔵の父は昭和の爆笑王と知られた林家三平。
「笑点」の林家木久扇の師匠、八代目林家正蔵は怪談噺の名人だった。
・三遊亭(さんゆうてい)
「笑点」で活躍の三遊亭圓楽の大師匠、六代目三遊亭圓生は昭和の名人と言われた。
明治時代に活躍した三遊亭圓朝は落語中興祖と呼ばれる 。
・古今亭(ここんてい)
昭和に活躍し、今でも落語のCDが 売れている五代目古今亭志ん生、その次男の志ん朝が有名。孫弟子たちに亭号と芸風が受け継がれている。
・笑福亭(しょうふくてい)
上方の亭号。
戦後、上方落語を復興させた四天王のひとり、六代目笑福亭松鶴の流れを、仁鶴、鶴光、鶴瓶らが継いで今に至っている。
・春風亭(しゅんぷうてい)
柳派の亭号のひとつ。
昭和に六代目春風亭柳橋(NHK「とんち教室」で人気だった)が活躍。
新作派の故・柳昇、その門下の昇太などに繋がる。
・立川(たてかわ)
今日では立川流家元、立川談志の流れが主流。
志の輔、談春、志らくらが活躍。
談志は五代目小さん門下だから、芸風は柳派になる。
・桂(かつら)
江戸と上方に名がある。
初代桂文治が上方落語中興の祖。
初代桂文枝が幕末から明治に活躍。
文枝(六代目)はTVタレントとしても有名。
例えば「笑点」のレギュラーメンバーの亭号と芸風を照らし合わせると、いつもテレビで見ている番組が新鮮に映る・・・かも? 

・・・まぁ、間違ってはいませんが、正しくもない説明です。
例えば、林家の3人は、少なくとも2人は、林家の芸風ではありませんから。

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