霜月の落語徘徊
何て言うのか、この気持ちの落ち着かなさは何なのでしょうか?
気がつけば、11月が終わってしまうという。
今月は、何がありましたっけ?
11日に、香取市佐原で「有難亭発表会」に行きました。
どこのグループも、一生懸命に落語に取り組んでいて、とても刺激になります。
落語っ子連の稽古会は2回参加出来ましたが、扇子っ子連の稽古は2度とも大阪出張のために参加出来ませんでした。
東京落語会は第701回公演。
700回の時に行けなかったので、当日配布された記念の手拭いを受け取ることが出来ました。
しかし、何と言っても、今月は「第13回お江戸あおば亭」でしょう。
「試し酒」を突貫工事でやってみました。
感想も頂戴しました。
「乱志さんの『試し酒』は、熱演でしたね。
私が今まで拝見・拝聴した噺の中では、一番よかったと思います。
会の後の飲み会でも話題になりましたよ。」
「今日も大変な熱演でしたね。
一緒に来た人たちも満足して帰って行きました。
どこで演技を鍛えているのかと驚いていました。」
「いやぁ、この『試し酒』は、下戸の人でないと出来ませんね。
酒飲みは、こんなに演じることは出来ませんよ。」
「結構な『試し酒』でした。みんなも楽しんだようです。
(清蔵を)酔っ払いに仕立てたのは絶妙です。
何せ(清蔵は〆て)一斗空けてんですから。」
「最初から最後まで、緊張感がありました。良かったです。」
・・・私個人へは、わざわざ悪く言う方はいらっしゃらないと思いますので、掛け値して聞かないといけません。
それなりに手応えがありましたので、2月の「曽谷寄席」で再演してみようと思います。
富士山が綺麗な季節になりました。
実家の近くの「恋人の聖地」で、久しぶりにゆっくり眺めることが出来ました。
ハート型をくり抜いたボードと鐘が建っています。
ここでカップルが愛を語るという訳です。
ハート越しに見える富士山もまた美しいものです。
富士山の麓に見える街は富士宮市でしょう。
さぁ、年末年始、年始の「第10回深川三流亭」に向けて、新しい噺を仕込まないといけません。
・・・演目は・・・?