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2017年11月27日 (月)

感想様々

「お江戸あおば亭」の感想を多くの方から頂戴しました。
基本的に、私に対するものが多い傾向になってしまいますが、全体を俯瞰された感想やご意見も頂戴しました。
「それにしても出演者の皆さんの芸の深化には、正直驚き、且つ感心いたしました。
大変楽しい会にお誘いいただき有難うございました。」
「ぺんぎんさんから始まり、寝蔵さんまで皆さんとても熱演でした。」
「これからも是非、皆さんを楽しませる噺を聞かせてください。
提案ですが、折角、このような会を続けておられるので、1度くらい参加者の感想を聞かせてもらうのもいいのではないでしょうか。」
「バラエティに富んだ番組でした。素晴らしいメンバーですね。」
「レベル高いですね。とても面白かったです。
(初めて連れて来た)友だちも喜んでいました。」

これらは、何度もご来場くださっているご贔屓の方のご意見です。
ご提案もいただきましたので、検討したいと思います。
ありがとうございます。
感想様々
私の「試し酒」への感想も頂戴しました。 
「乱志さんの『試し酒』は、熱演でしたね。
私が今まで拝見・拝聴した噺の中では、一番よかったと思います。
会の後の飲み会でも話題になりましたよ。」
「今日も大変な熱演でしたね。
一緒に来た人たちも満足して帰って行きました。
どこで演技を鍛えているのかと驚いていました。」
「いやぁ、この『試し酒』は、下戸の人でないと出来ませんね。
酒飲みは、こんなに演じることは出来ませんよ。」
「結構な『試し酒』でした。みんなも楽しんだようです。
(清蔵を)酔っ払いに仕立てたのは絶妙です。
何せ(清蔵は〆て)一斗空けてんですから。」
「最初から最後まで、緊張感がありました。良かったです。」

・・・私個人へは、わざわざ悪く言う方はいらっしゃらないと思いますので、掛け値して聞かないといけません。
感想様々
人情噺ばかりやってちゃいけないのかもしれません。
やはり、色々な噺を聴いていただいて、「やっぱり人情噺を聴きたいね」と言われることなんでしょうか。
最近痛感していることは、師匠に手ほどきを受けた「演読」の効果です。
本番3日前の水曜日まで、高座本を見ないと出来ない状態でした。
それでは、水曜日から、何度も何度も繰り返したかと言えば、通してやったのは・・3回程度でした。
勿論、それで良い訳がありません。
もっともっと稽古はしなくてはいけない。
でも、中途半端に高座本を離れるより、しっかりと演読を続けた方が、骨格のしっかりした噺、自分の言葉で語る噺になります。
それだけは間違いないと思います。
「演読」は、「朗読」や「音読」ではありません。
とりあえず、高座本の字句は追いながらも、語りのトーンや間、仕草は、全て本息で演ずるということです。
しかし、演読する段階では、決して覚える(暗記)はしない。
台詞と間とトーンと仕草を、身体に覚えさせる稽古ということです。
だから、「演読」を繰り返すことにより、無意識にベースが出来上がって来るのかもしれません。
師匠が仰っている「活字で覚えない落語」の真髄は、遠からずこの近くにあるのかもしれません。
だから、高座で演じていて楽しいということ・・・?

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