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2017年10月 7日 (土)

(第一次)落語っ子連の歴史

「落語っ子連」の歴史、発表会の歴史について語ります。
師匠が社会人に落語の指南を始められたのは、今から15・6年ぐらい前になるそうです。
「落語っ子連」というグループで「三流亭」の亭号を名乗りました。
私が、縁あってこのグループで落語の稽古を始めたのは、9年半前のことです。
当時は、年1回のペースで発表会を開催していて、私は第6回から参加しました。
ですから、それ以前のことはよく知りませんが、発表会の内容について、判明している範囲で回顧してみようと思います。
≪第一次落語っ子連≫
第1回. 詳細不明
第2回. 詳細不明
第3回.2004年11月6日
  ◇武助馬      三流亭無弦
  ◇青菜         三流亭円ドル
  ◇寿限無       三流亭まど女(まどんな)
  ◇半分垢       三流亭まど深(まどみ)
  ◆蕎麦悔い地蔵  三遊亭圓窓

プロのギター奏者の無弦さんと、元銀行員の円ドルさん、女性新聞記者のまど女さん、NHK文化センターのまど深さんがコアメンバーでした。
第4回.2005年11月20日
  ◇町内の若い衆  三流亭無弦
  ◇十徳         三流亭まど女
  ◇饅頭怖い     三流亭清女
  ◇ぞろぞろ      ゲスト
  ◆萩褒め       三遊亭圓窓
第5回.2007年2月4日
  ◇牛ほめ       三流亭無弦
  ◇初天神       三流亭円ドル
  ◇時そば       三流亭まど女
  ◇蝦蟇の油     三流亭まど深
  ◆釜泥         三遊亭圓窓

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第6回.2008年5月11日
  ◇崇徳院       三流亭無弦
  ◇長屋の花見   三流亭円ドル
  ◇夕立屋       三流亭まど女
  ◇転失気       三流亭まど深
  ◇おはぎ大好き  三流亭まど舞(まどぶ)
  ◇雷月日       三流亭びす太
  ◇鍬盗人       三流亭まど音(まどね)
  ◇音楽小噺     三流亭窓蕗(まどふき)
  ◇子ほめ       三流亭流三(りゅうざ)
  ◆枯木屋       三遊亭圓窓

師匠にご指導をいただき始めてすぐの高座は、師匠との出会いの時に演じた「子ほめ」でしたが、今思えばボロボロでした。
第7回.2009年3月8日
  ◇粗忽の釘     三流亭円ドル
  ◇平林         三流亭まど女
  ◇王子の狐    三流亭まど深
  ◇ぞろぞろ      三流亭まど舞
  ◇寿限無       三流亭びす太
  ◇鼓ヶ滝       三流亭まど音
  ◇音楽小噺2    三流亭窓蕗
  ◇
三方一両損   三流亭流三
  ◇権兵衛狸     三流亭まどる
  ◇たらちね      三流亭まど絵(まどえ)
  ◆釜泥         三遊亭圓窓

私にとっては二度目の出演でしたが、この時から叔父がご近所や知人友人を誘って聴きに来てくれるようになりました。
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第8回.2010年5月29日・30日
  ◇厩火事      三流亭無弦
  ◇首屋        三流亭まど女
  ◇千早振る    三流亭まど深
  ◇桃太郎      三流亭まど舞
  ◇松竹梅      三流亭びす太
  ◇半分垢      三流亭まど音
  ◇私はカモメ    三流亭窓蕗
  ◇浜野矩随    三流亭流三
  ◇つる         三流亭まどる
  ◇小言念仏    三流亭商人
  ◇代書屋      三流亭窓口
  ◆不孝者      三遊亭圓窓
  ・替わり目     三遊亭圓窓

落語っ子連の発表会の歴史
この時には「浜野矩随」を演りましたが、これは師匠から、「(落研50周年で)一生懸命稽古したんだから、東京の人にも聴いてもらえばいい」と言われたもの。
講評を噺と同じくらい30分してくださいました。
この噺は、師匠の兄弟子の先代三遊亭圓楽師匠の十八番だったこともあり、「圓楽さんよりもいい」と褒めていただきました。
第9回.2011年3月5日・6日
  ◇寝床         三流亭無弦
  ◇お菊の皿     三流亭まど女
  ◇紀州         三流亭まど深
  ◇からくり料理   三流亭びす太
  ◇一目上がり     三流亭まど音
  ◇春の七草小噺  三流亭窓蕗
  ◇甲府ぃ        三流亭流三
  ◇金明竹       三流亭まど絵
  ◇悋気の火の玉  三流亭商人
  ◇替わり目      三流亭窓口
第8回と第9回は、メンバーが10名を越えたので、2日に分けて開催しました。

第10回.2012年3月
  ◇猫の茶碗        三流亭まど深
  ◇
薮入り       三流亭流三
  ◇明烏        三流亭窓口
  ◇火事息子    三流亭まど絵 

 
稽古と発表会の場所を確保するのに苦労していたようです。
私が参加した時は、阿佐ヶ谷のビルの道場みたいなところで稽古をしていて、発表会も床に座布団を敷いた程度のものでした。
それ以前にも、蕎麦屋さんでやったりしたそうです。
第7回以降は、リーダーの無弦さんがギターの先生だったので、要町にあるギター関連の場所を借りて発表会は開催しました。
稽古は、まど音さんが門前仲町で開いているピアノ教室の上階の和室をお借りしていました。
それにしても驚くのは、木戸銭をいただいていたということです。
後半は1000円でした。
私は、個人的にはかなり抵抗がありましたが、後から加わった立場なので、意見は言いましたが。
会場が広くないので、せいぜい30~40名の入場者だった気がします。
でも、皆さんそれなりにご満足くださいました。
第一次の最後の第10回は、窓口さんの定年退職記念もあり、大勢の方がご来場いただいたのを覚えています。
色々な事情もあり、師匠が「落語っ子連もスタートして10年10回の発表会を機に、"第一次"を終了し"第二次落語っ子連"を立ち上げよう」ということで、現在の落語っ子連がスタートしました。
稽古も発表会も門前仲町の古石場文化センターに決め、私が代表として今まで何とかやって来ました。
「第二次落語っ子連・深川三流亭」も5年半が経過しました。

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