師匠から
稽古が始まる前に、師匠とのお喋り。
必死になって「三段なぞかけ」をやっている私に、新たなプレッシャー?
「あたしのPCの古いデータを見ていたらね・・」と。
「都々逸を作り合っていたことがあってね。それも、七・七・七・五の頭を、当時あたしがやっていた五百噺にちなんで、"ご・ひ・や・く"で始めるんだよ」・・・。
思わず、「師匠、それじゃその都々逸もやってみますか」と言ってしまいました。
そもそも都々逸なんて考えたこともないのに加えて、「ご・ひ・や・く」で始めないといけませんから(^o^;)
でも、トライしてみようかと思います。
そもそも「都々逸(どどいつ)」とは、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された、口語による定型詩。
七・七・七・五の音数律に従います。
元来は、三味線と共に歌われる俗曲で、音曲師が寄席や座敷などで演じる出し物で、 主として男女の恋愛を題材として扱ったため情歌とも呼ばれる。
七・七・七・五の音数律に従うのが基本だが、五字冠りと呼ばれる五・七・七・七・五という形式もある。
こんなのがありますよ。
・惚れて通えば 千里も一里
逢えずに帰れば また千里
・この酒を 止めちゃ嫌だよ 酔わせておくれ
まさか素面じゃ 言いにくい
・浮名立ちゃ それも困るが 世間の人に
知らせないのも 惜しい仲
・ついておいでよ この提灯に
けして(消して)苦労(暗う)はさせぬから
・あとがつくほど つねっておくれ
あとでのろけの 種にする
・あとがつくほど つねってみたが
色が黒くて わかりゃせぬ
・・・出来るかなぁぁ?
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