霜降
「霜降」って、美味しい肉の話ではありません。
台風もやっと去りつつあります。
ここのところ、思わず風邪を引き込んでしまいそうな長雨が続きました。
そうこうしているうちに、本日は二十四節気「霜降(そうこう)」。
冷たい時雨が降るたび気温は下がり、急いで色づく野山に、収穫後の田畑に、霜が降りる時節となります。
台風が吹き荒れている本州を横目に、北海道では雪が降っていたようですから。
この「霜降」の頃の食べ物と言えば「おでん」。
元々豆腐を串に刺して焼き、味噌だれなどを塗った「田楽」がルーツだと思いますが、豆腐がいつしかコンニャクになり、醤油の登場すると煮物料理として成立。
江戸末期に一般大衆にも広まったそうです。
コンビニでも、おでんの匂いが目立ちますが、個人的には、コンビニのおでんは買いません。
何か、お祭りの時の埃っぽい露店で売られる食品と同じ気がして。