« 三遊亭圓窓師匠 | トップページ | 千早亭落語会グラフィティ »

2017年9月30日 (土)

楽屋で師匠と

sweat01私が「おせつ徳三郎」を終えて、後ろの席に座っておられた師匠に会釈をして楽屋に戻り、着替えを始めていると、師匠も楽屋に戻って来られました。
楽屋で師匠と楽屋で師匠と
楽屋に入って来られての第一声。
「オチがダメ、また元の悪い癖が出た。ほかは完璧だったのに」・・・・。
ガ~ンsign01
またやってしまったか・・・と大ショック。
実は、確かに自覚はしていました。
言い訳にもなりませんが、優しい刀屋にしようとしていたので、オチが台詞でなく、地になってしまいました。
ll
8月の天祖亭の稽古の時には、「最近、本当に語尾が綺麗になったね」と褒めていただいたのに・・・、痛恨・゚゚・(≧д≦)・゚゚・
それから、暫く様々な話をしてから、さり気なく、「正面を切るというのは難しいね」と。
地噺では、正面をしっかり向いて、キョロキョロしないで語ることが大切です。
「あたしも苦労したよ。正面を向いて地を語るのは、なかなか怖くてね。小さん師匠(先代)は出来なかったなぁ。」
地語りでキョロキョロすると、観客はそれに釣られてしまって、落ち着かなくなる。
観客は、語り手の目と表情をしっかり見ているから、余計な仕草になってしまう。
地語りの中での会話部分は、上下を狭くして、別の空間を作る。
とにかく、正面を切ることが出来れば、噺がもっともっと上品になる。
これが本当に出来れば一人前だ。
・・・そんな言葉を頂戴しました。
次は、地語りのある噺に、文字通り正面からぶつかってみようと思いました。

« 三遊亭圓窓師匠 | トップページ | 千早亭落語会グラフィティ »

千早亭」カテゴリの記事