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2017年9月27日 (水)

神田連雀亭

pen「東京かわら版・10月号」で、古今亭志ん輔師匠の、こんな「御挨拶」というのを見つけました。
師匠がプロデュースして3年前に立ち上げた「神田連雀亭」のことで、ここから身を引くというメッセージです。
3年が経過して、志ん輔師匠も色々思うところや問題?があるのでしょうか?
神田連雀亭
神田連雀亭は。
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2014年10月11日に落語家古今亭志ん輔のプロデュースにより開設されたコンパクトな寄席。
座席数は38名。
立ち見は不可。
高座は、奥に向かって狭くなる3角形をしており、上手側が楽屋になっている。
席亭やスタッフはおらず、出演者自身が呼び込み、受け付け、開演時の案内などを行う。
高座と客席が極めて近く、臨場感がある会場として知られる。
また二つ目や若手真打が会を開くのにちょうどよい収容客数であるため、独演会や勉強会などが行われることも多い。
2017年8月、古今亭志ん輔のブログにて、連雀亭存続の可否についての議論が行われていることが明かされた。

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8月の志ん輔師匠のブログ。
連雀亭の存続は二ツ目の心意気次第のようだ。
その後皆んなで昼飯。
兎に角この三年いろんなことがあった。
保健所からNGが出てあちこち駆けずり回った年の暮れ。
初席、ゴールデンウィークの興行、復興支援の興行は二ツ目達が初めて自主的に始めたし嬉しかった。
まだまだ数え切れない人との出会いがあった。
藪蕎麦のご主人の温かさ、まつやの旦那の大きさ、マルシャンの涌川さんの面倒見のよさ、自ら進んでチラシを配る二ツ目もいれば、何にもしない奴もいた。
掃除も積極的にやる者もいたし、全て後輩に押し付ける輩もいた。
代演のクセに出番を勝手に変えるバカな者もいれば、真摯に高座を勤める者もいた。
集団とはそんなものだろうし一色に染めようとすれば歪みが出る。
歪みが大きくなれば亀裂が生じる。
良いも悪いも一緒くたの二ツ目という括りの中で個々の者達は間違いなく何かを磨いてきたし全ての協会の垣根がないという状況下で磨かざるを得なかっただろう。
そんな人々に接することが出来た私はとてもいい経験をし幸せ者だと思っている。
一人御茶ノ水に向かう途中ニコライ堂の柔らかな建物が私を包んでくれた。
・・・。

2017年10月・11月は、設備メンテナンスのため営業休止となることが発表された。
二つ目の皆さんの格好の場だと思いますから、私はまだ行ったことがありませんが、続いて欲しいものです。

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