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2017年9月

2017年9月30日 (土)

長月の落語徘徊

すっかり秋になりました。
気仙沼サンマ祭り
我が、落語徘徊も、頑張ったり、疲れたり・・・の連続です。
それなりに充実していたのかもしれません。
彼岸花
今月は、2つの高座がありました。
18日の「牛久味わい亭」。
それから30日の「千早亭落語会」。
いずれも、会場はいっぱいの大盛況でした。
特に、初めてお邪魔させていただいた「味わい亭」は、地元の方々の熱いご支援に支えられた、とても素晴らしい落語会でした。
jj
「怪談牡丹燈籠」を演らせていただきましたが、楽しい高座になりました。


牛久の皆さん、それからお誘いいただいた好文亭梅朝さんには、心から感謝です。
そして、「第15回千早亭落語会」は、立ち見が出る大盛況で、これまた嬉しい悲鳴でした。
千早亭落語会
「おせつ徳三郎(刀屋)」は、まだまだこれから練って行かないと・・・。
ll
10月27日の社会人同期の会で頼まれていますので、これを演ってみようかと思います。
稽古は、千早亭は、仕事の都合で参加出来ず、落語会直前の稽古は、落語っ子連でやり ました。
ところが、落語っ子連の2回の稽古のうち、1回は師匠と2人だけの濃密な稽古。
もう1回は、師匠のご都合から自主稽古になりました。
落語っ子連稽古会
いずれの稽古会も、落語の稽古だけではなく、師匠とじっくり、メンバーとゆっくり話すことが出来て、それはそれでとても充実していました。
落語会は、15日の「東京落語会」と16日の「学士会落語会」。
東京落語会では、五街道雲助師匠の珍しい噺の「木乃伊取り」がとても良かった。
東京落語会
学士会落語会は、春風亭一朝師匠の落語2席「三方一両損」「唐茄子屋政談」と、お得意の笛が素晴らしかった。
学士会落語会例会
さて、10月以降も、我が落語徘徊は続きます。
とりあえず、10月27日の同期会、11月27日の「お江戸あおば亭」が続きます。
前者の演目は決めていませんが「おせつ徳三郎」か「五百羅漢」か「人情八百屋」を考えています。
お江戸あおば亭は「試し酒」かな・・・。
「お江戸あおば亭」チラシ改定版
「深川三流亭」も、1月初旬に予定されています。
深川三流亭のチラシ(案)
落語は・・・、師匠からも核心のご指導もいただき、さらに高みに持って行きたい。
好文亭梅朝さんとお互いに交わした言葉「落語が上手くなりたい」。

千早亭永久

久しぶりに緊張した高座だったかもしれません。
冒頭、師匠から言われたことが、かなりの重みを持ちました。
まずは、満員のお客さまの前(ある意味で異常事態)で、我々がどう工夫して高座を務めるか?
そして、千早亭を始めた時に助っ人に来てもらったと、私と竜太楼さんの名前を挙げてくださったこと。
千早亭永久
落ち着いていたつもりでも、やはり絶対音階のない悲しさで、第一声(語りの入り)は、ややトーンが高くなりました。
このトーンをベースに噺を進めて行かなくてはいけない訳で、さらに稽古不足というネックを抱えて。

ll
やはり、狼狽しているのか、最初の部分で上下が逆になりました。
刀を抜く場面は、自身の心を落ち着かせることも含めて、かなり丁寧にやってみました。
師匠が「文楽師匠は、仕草を丁寧に、綺麗にやっていた」と話されたのを思い出しながら。
活字で噺を覚えないで、落語を覚えるという手法は、こんな状態から、リアルな語りや会話を作り上げて行くことが求められます。
まさに師匠の仰る、その場でどう工夫して高座を務めるかを発揮出来るか否かの次元です。
第一声が、想定よりも高めに出たこともあり、刀屋の旦那を優しめに表現することにしました。
徳三郎が店に入って来た時から、ある程度事情を慮りながら意見を言う・・そんなシチュエーションをイメージしました。
・・・しかし、稽古不足の悲しさで、途中で台詞が堂々巡りを始めそうになりました。
冷や汗が出て、口の中が乾きそう・・・。
こういう時は、自分の普段使っている言葉をさり気なく入れようと試みました。
何とか落ち着くことは出来たかもしれません。
後半では、徳三郎が鳶の頭を突き倒して行くところを、その場で別の形にしてみました。
「・・・頭・・・」
「お前は徳じゃないか。どうしたんだ、こんなところで・・・?」
「頭ぁ、お嬢さまが・・・」と言って、外に飛び出す。
のらりくらりと、何とか最後まで辿り着きました。

千早亭落語会のプログラム

共催の千早地域文化創造館で作っていただいたプログラムです。
今回で第15回です。
年2回のペースで続けていますから、ちょうど7年経過して8年目に入っているということです。
千早亭落語会のプログラム
豊島区での、師匠の落語講座から始まり、その後アマチュア落語グループとして続いて来ました。
千早亭落語会のプログラム
東日本大震災直後の会は延期して開催したこともありましたが、メンバーの皆さんのスタンスも良く、相変わらず続けられているのは素晴らしいことだと思います。
千早亭落語会のプログラム
20回、25回、30回・・・と続けて行くことができるように頑張りたいと思います。
何と言っても、この落語会での私の高座名は「永久」ですから。

ランチ

千早亭の待ち合わせまで時間があるので、千川駅近くのファミレスで腹拵え。
和風パスタです。
ランチ
最近は、コンビニやカフェやファミレスなどの支払いは現金でなく、電子マネーと言われるカードやスマホで決済することがほとんど。
でも、ここはそれらがあまり使えず、仕方なく現金で。

今日のなぞかけ(9/30)

とうとう半期が終わります。
しかし、三段なぞかけは続きます。
【夏の医者】
・「夏ばての元凶」とかけて
・「高速道路での大事故」と解く
・その心は「苣(死者)多数でしょう」
【寝床】
・「下手な義太夫のために寝る場所のない定吉」とかけて
・「国民年金の受け取り」と解く
・その心は「就寝(終身)続くでしょう」
【野ざらし】
・「鐘がボンとなりゃあさ 上げ潮 南さ・・・」とかけて
・「やる気のないサラリーマンたち」と解く
・その心は「スチャラカチャン(スチャラカ社員)でしょう」
【花筏】
・「人気の大関を見て喜んでいる」とかけて
・「風邪を引いて困っている人」と解く
・その心は「花筏(鼻かんだ)!」
【浜野矩随】
・「腰元彫り」とかけて
・「珍獣を集めた動物園構想」と解く
・その心は「河童狸はいかがでしょう」

2017年9月29日 (金)

末席?抹席?芥場?

政治の話はしたくありませんが、昨日や今日あたり、何故、たった一人の女性政治家に、政界が翻弄されるのでしょうか?
ブレインもいない、口先ばかりで何の実績もないのに。
結局、自分の出世?のために選民を騙している感じがして、最近は嫌悪感すら感じます。
さりとて、今が良いとも思いません。
ところで、衆議院の解散に関する記事で、面白い記事と写真を見つけました。
こういう人にはなってはいけない。
こういう人を選んではいけない。
末席?抹席?芥場?
有権者に対する戒め写真でもあり、こういう人にはすぐに消えて欲しいもの。
「議員枠」をほのめかしての未公開株詐欺騒動や未成年男性の議員宿舎お持ち帰り買春疑惑などを報じられた議員、愛人との“重婚&ストーカー”ゲス不倫が報じられた二世議員、「このハゲー!」に代表される元秘書への暴言や暴行で時の人となった女性議員の"お騒がせ3人衆"。
党を追い出されて無所属になった彼らは、近くの席だったんですね。
この人たちが再びこの議席に座ることが永遠にないことを、政治以前に人として祈ります。
こんな3人にも、全てを合わせると1億円近くの税金が費消され、飼育させられているんですから。
あぁ、まだ他にもいましたね。
一線を越えてはいないと宣う輩たちが。

ディナー

大阪からの帰り。
ちょっと奢って、初めて買う駅弁です。
ディナー
焼鳥とトンカツとすき焼き風の3種類がご飯の上に乗った豪華版。
ディナー
今夜帰宅したら、明日の稽古をしないと。
まだ、後半を覚えていない状態・・・。

阪神掛布2軍監督退任

最近はプロ野球全体の興味も薄れていて、元々阪神ファンでもないのですが、
昨日の試合で、阪神の掛布2軍監督が退任しました。
契約期限到来と言うのが表向きのようですが、事実上の解任だといわれているそうです。
現金本監督には、ウェイトトレーニングで作った肉体を猛練習で鍛え、バットスイングを強くして、1年間最後までへばることなく戦える最強チームを作りたい、というのが理想像。
しかし、掛布2軍監督は、やらされる練習ではなく、自分で考え、自分からやるという主体性がなければ、選手は伸びないという持論。
強制か主体性か。
その考え方の違いから・・・。
掛布さんと言えば、阪神ファンではない私でも、同世代とも言えることから、記憶に鮮明に残る選手です。
伝統の巨人阪神戦での江川と掛布の対決・・なんて言うのは、一時代を築いたと思います。
引退後は、色々あったようですが、2軍監督になったと聞いて嬉しかったのを覚えています。
それぞれ思うところはあるかもしれませんが、辞めてしまうのは残念です。
それにしても、髪の毛といい、体型といい、あの頃の面影は全くありませんね。
優しそうな、髪の毛の少ない太ったおじいちゃん・・・。
最後に、選手たちが胴上げをしようとしたのを固辞したのは、「胴上げは勝者が受けるもの」という持論(美学)からだそうですが、それに物凄く共鳴します。
こだわりや形を大事にすることは、とても素敵だと思いました。
♪若虎、若虎、掛布、ゴーゴー掛布♪ という歌もありました。

伊勢丹松戸店閉店

私が縁あって松戸に住み始めてから約30年になります。
世はバブルの前夜で、新築マンションの人気が高く、どのマンションも10倍以上の競争率でした。
今と違ってアナログの時代ですから、リクルートの「週刊住宅情報」を見て、様々なエリアの物件にエントリーしていました。
当然、なかなか抽選には当たらず、諦めかけていた時に、突然キャンセルが出たというので、話が回って来て・・・、JRの主要駅から徒歩圏にある物件は稀少でしたから・・・。
何の血縁、地縁もなかった街で、一番長く暮らすことになりました。
息子は、松戸生まれの松戸育ち。
彼にとっては、唯一の故郷です。
当時、駅前には、伊勢丹があり、イトーヨーカドーとダイエーがあり、長崎屋があり、大塚家具もありました。

松戸というのは、昔は水戸街道の宿場、江戸川の左岸に栄えた、現在も人口50万人近くの大きな町です。
この街の唯一のデパートである「伊勢丹松戸店」が、噂されていたとおり、来年3月に閉店することになったそうです。
昭和49年4月に、元は松戸の一番古い小学校(旧松戸学校・現中部小学校)があった場所に開店した、街のシンボルでした。

子どもが小さい頃は、自宅から歩いて5分足らずの場所でしたから、日々の買い物も、食事などにも、よく利用していたものでした。
隣接していた長崎屋が閉店した後は、店舗を増築したりしていましたが、数年前から市内では「閉店」の噂が出ていたそうです。
原因は客足の減少。
確かに、先日久しぶりに行きましたが、ガラガラでした。
都心に近いのと、つくばエクスプレスの開通などで、柏の方がずっと賑やかになり、かつての東葛エリアの中心だった松戸も、地盤沈下している感じがします。
市も「伊勢丹支援」の方針ではあったようですが、色々な事情から、結局は閉店が決まったようです。
街の核がなくなってしまうことだけは確かだと思います。
最近では、あまり行くこともなくなりましたが、一抹の寂しさは禁じ得ません。

今日のなぞかけ(9/29)

気がつけば、9月も終わろうとしています。
【長屋の花見】
・「上野の山の花見で大騒ぎし顰蹙を買った長屋の連中」とかけて
・「『東京でだめなら』という歌」と解く
・その心は「東京でだめなら、長屋(名古屋)の花見にしましょう」
【錦の袈裟】
・「緩く締めた錦の褌」とかけて
・「ニューギニアの森林地帯」と解く
・その心は「時々錦蛇(ニシキヘビ)が顔を出します」
【人情八百屋】
・「迷子の標石」とかけて
・「景気指標の重要な要因」と解く
・その心は「需要(尋ぬる方)と供給(報する方)の両面があります」
【抜け雀】
・「屏風から抜け出して餌をあさる雀」とかけて
・「徹マンでちっともつかないので真っ先に降参した人」と解く
・その心は「これが本当の抜け雀(すずめ・じゃん)でしょう」
【猫怪談】
・「与太郎が可愛がっているタマ」とかけて
・「下手な人が描いた絵」と解く
・その心は「これ、もしかして猫描いたん(猫怪談)?」

2017年9月28日 (木)

カードローン問題

昔、多重債務だとか、利息制限法違反だとかが問題になったことがあります。
日本人のお金を借りることに対する抵抗感や違和感が、著しく緩くなったのは、やはりあのバブルが大きなきっかけだったかもしれません。
そして、長く続く低金利時代によって、金融機関の運用に手詰まり感も出て来ていて、法人への金融が難しくなり、手数料ビジネスか個人に対するビジネスにスポットライトが当たりました。
    カードローン問題
最近、銀行が個人向けのカードローンを「乱売」しているそうで、金融当局もメガバンクをはじめとする銀行に対して、調査と規制を行いつつあるようです。
低金利時代にあって、個人に対する無担保のローンは、比較的金利も高めに設定できますから、マスマーケティングによって、銀行にはかなりのメリットがあります。
しかし、借りた金は返さないといけませんから、無節操に借り入れが出来る、無制限に貸すというのは、やはりとても危険なことです。
銀行のカードローンが特に問題視されるのは、消費者金融会社のような貸出額上限がないというのが最大のポイントのようです。
かつて、無担保でお金を貸す消費者金融で多重債務が増えて問題になりました。
そこで、改正貸金業法が完全施行され、消費者金融が貸せるお金は「年収の3分の1以下」に抑えられました。
ところが、銀行はこの貸金業法の規制の対象外。
ですから、「年収の3分の1」を気にせずに貸すことができます。
どうして銀行には規制がかからないかというと、かつて無担保ローンは消費者金融が中心で銀行は熱心ではありませんでした。
したがって、規制はいらないと考えられていました。
しかし、低金利の中にあって、金利が高めのカードローンの収益性が高いということで、販売に力を入れて来ました。
その結果、貸出残高が消費者金融を抜いてしまったようです。
日本弁護士連合会などは消費者金融と同じ規制をかけるべきだと言っていますが、銀行業界は消極的。
まずは業界の取り組みとして、借りる人に一定の収入があるかを確かめたり、広告の仕方を見直したりしている程度で、効果のある対策にならないと批判されているようです。
昔と、まるで反対になってしまいましたね。

ランチ

仕事の段取りもあって、交代で食事をすることになり、一人でオフィスの周辺の食べ物屋さんをあたりました。
12時15分頃だったので、普段よく行く店は、どこも満席だったり列が出来ていたりで。
前を通りかかると、2~3名の人が出て来た店がありました。

色々メニューはありましたが、日替わりのづけ丼を注文。
「ラーメンは温かい方がいいですか?冷たい方がいいですか?」
「えっ?づけ丼にラーメンがつくの?」
「はい。でも、味噌汁に代えることも出来ますよ」
「う~ん、ラーメンは義経にしておけ」・・とは言いませんでしたが、味噌汁にしました。
大阪って、「お好み焼き定食」や「焼きそば定食」のような、炭水化物のみメニューもありますから、丼にラーメンというメニューもありかもしれません。

今日のなぞかけ(9/28)

【粗忽の釘】
・「粗忽者の引越風景」とかけて
・「核実験やミサイル発射を繰返す隣の国の若旦那」
・その心は「藪から棒、壁から釘、北から核・・でしょう」
【粗忽の使者】
・「使者の地武太治部右衛門」とかけて
・「有吉佐和子の小説」と解く
・ その心は「粗忽(恍惚)の人でしょう」
【つる】
・「丹頂鶴」とかけて
・「後期高齢者」と解く
・その心は「歳を取ると足が鶴(吊る)でしょう」
【天狗裁き】
・「高尾山の天狗と親しい人」とかけて
・「パスタ屋さんの常連客」と解く
・その心は「天狗裁き(トング捌き)が上手でしょう」 
【時そば】
・「蕎麦好き」とかけて
・「仲が良くも悪くもない夫婦」と解く
・ その心は「時時蕎麦(時々傍)が恋しくなります」

2017年9月27日 (水)

無駄な抵抗

大阪の定宿の部屋、備え付けのタブレットで「おせつ徳三郎」を聴きます。
古今亭志ん朝師匠と三遊亭圓生師匠と金原亭馬生師匠の動画の中から「刀屋」の部分を。
複数の噺を聴いて実感するのは、私がベースにしている圓窓師匠の高座本の素晴らしさです。
無駄な抵抗
共通して分かったのはきっとあまり力を入れてやらないこと。
残された僅かな時間ですから、自分の言葉で穏やかにやろうと思いました。

菊池寛が落語になる日

今日、紀伊國屋ホールで春風亭小朝さんの独演会だそうです。
菊池寛が落語になる日
別に特別なことではありませんが、菊池寛がテーマになっているのが、ちょっと気になります。
菊池寛が落語になる日
圓窓師匠の高座本にも「父帰る」という創作落語があります。
ストーリーは、菊池寛の同名の有名な戯曲を江戸時代に翻案した感じのものです。
だから、ちょっと気になりました。

「三段なぞかけ集(壱)」復活

8月にエクセルで編集した「三段なぞかけ集(壱)」が、凡ミスでデータを削除してしまったことと、師匠から50音順に並べるように要望があったので、作り直すことにしました。
三段なぞかけ集(壱)復活
エクセル版では、文字通り表形式にしましたが、改定版は、ワードで作ることにしました。
約770題で28ページでしたが、ワード版にしたことにより、ボリュームは80ページに増えました。
三段なぞかけ集(壱)復活
先日編集した(弐)は、コンパクトの10ページにしました。
これからは、この程度のボリュームで続けたいと思います。
ですから、この「三段なぞかけ集(壱)」は、第1号から特別号ということになります。

今日のなぞかけ(9/27)

【大工調べ】
・「大岡裁き」とかけて
・「期末の棚卸し」と解く
・その心は「大工(在庫)調べでしょう」
【たらちね】
・「ねぎ売り」とかけて
・「PL学園の応援風景」と解く・
その心は「人文字が語り草になりました」(葱=人文字草)
【長短】
・「長さんと短七さん」とかけて
・「繁盛している焼肉屋さん」と解く
・その心は「長(腸)も短(タン)も大好物でしょう」
【佃祭】
・「住吉神社の夏の祭礼」とかけて
・「ビリヤードに熱中する人」と解く
・その心は「佃島(突く玉)が賑やかです」
【鼓ヶ滝】
・「有馬温泉近くの歌枕」とかけて
・「一番最初に食べる韓国料理」と解く
・その心は「鼓ヶ滝(チヂミが先)でしょう」

東京かわら版

8月から9月にかけての、落語界(各協会など)の夏のイベント、9月下旬からの新真打昇進襲名披露興行、10月からの桂小南襲名披露興行・・・など、今月は盛りだくさんの内容です。
  東京かわら版
やはり、小南治改め小南・さんと実弟の二楽さんのインタビュー記事は面白かった。
お二人のお父上の正楽師匠も、何度も寄席で拝見しましたから、親子代々はいいものです。
秋になって、少し落語会にも足を運んでみようかと思います。

暴走車

渋谷のスクランブル交差点でカーチェイス。
暴走車
最近は、いたるところにカメラが設置されていますから、このとんでもない奴の所業も、鮮明に映し出されています。
暴走車
まだ、交差点が大混雑という訳でもなかったので、歩行者も何とか逃れることが出来ましたが、もしもっと人が出ている時間帯だったら、いつぞやの秋葉原の事件を思い出します。
まだ捕まっていないようですが。
職務質問をされて逃げ出したようです。
窮鼠猫を噛む・・ということですか。

神田連雀亭

「東京かわら版・10月号」で、古今亭志ん輔師匠の、こんな「御挨拶」というのを見つけました。
師匠がプロデュースして3年前に立ち上げた「神田連雀亭」のことで、ここから身を引くというメッセージです。
3年が経過して、志ん輔師匠も色々思うところや問題?があるのでしょうか?
神田連雀亭
神田連雀亭は。
kk
2014年10月11日に落語家古今亭志ん輔のプロデュースにより開設されたコンパクトな寄席。
座席数は38名。
立ち見は不可。
高座は、奥に向かって狭くなる3角形をしており、上手側が楽屋になっている。
席亭やスタッフはおらず、出演者自身が呼び込み、受け付け、開演時の案内などを行う。
高座と客席が極めて近く、臨場感がある会場として知られる。
また二つ目や若手真打が会を開くのにちょうどよい収容客数であるため、独演会や勉強会などが行われることも多い。
2017年8月、古今亭志ん輔のブログにて、連雀亭存続の可否についての議論が行われていることが明かされた。

kk
8月の志ん輔師匠のブログ。
連雀亭の存続は二ツ目の心意気次第のようだ。
その後皆んなで昼飯。
兎に角この三年いろんなことがあった。
保健所からNGが出てあちこち駆けずり回った年の暮れ。
初席、ゴールデンウィークの興行、復興支援の興行は二ツ目達が初めて自主的に始めたし嬉しかった。
まだまだ数え切れない人との出会いがあった。
藪蕎麦のご主人の温かさ、まつやの旦那の大きさ、マルシャンの涌川さんの面倒見のよさ、自ら進んでチラシを配る二ツ目もいれば、何にもしない奴もいた。
掃除も積極的にやる者もいたし、全て後輩に押し付ける輩もいた。
代演のクセに出番を勝手に変えるバカな者もいれば、真摯に高座を勤める者もいた。
集団とはそんなものだろうし一色に染めようとすれば歪みが出る。
歪みが大きくなれば亀裂が生じる。
良いも悪いも一緒くたの二ツ目という括りの中で個々の者達は間違いなく何かを磨いてきたし全ての協会の垣根がないという状況下で磨かざるを得なかっただろう。
そんな人々に接することが出来た私はとてもいい経験をし幸せ者だと思っている。
一人御茶ノ水に向かう途中ニコライ堂の柔らかな建物が私を包んでくれた。
・・・。

2017年10月・11月は、設備メンテナンスのため営業休止となることが発表された。
二つ目の皆さんの格好の場だと思いますから、私はまだ行ったことがありませんが、続いて欲しいものです。

2017年9月26日 (火)

昭和の常識?

今では信じられない「昭和の常識」というのをランキングにまとめたサイトがありました。
世の中が変わると、常識が非常識になったり、忘れ去られたりするものです。
1.  電車内でタバコが吸えた
2.  1ドルは360円で固定
3.  電車のトイレは線路上に垂れ流し
4.  飛行機の機内でタバコが吸えた
5.  病院の待合室でタバコを吸う人がいた
6.  駅のホームなどに痰壷があった
7.  映画館でタバコが吸えた
8.  部活中は水を飲んではいけなかった
9.  ゴールデンタイムのテレビ番組に女性の裸が放送されていた
10. 消費税がなかった
11. バイクはヘルメットを被らなくてもOKだった
12. 子ども(未成年)も酒やタバコを買うことが出来た
13. 職員室で先生がタバコを吸っていた
14. 不在時は宅配便を隣の家で預かってくれた
15. 会社の中でタバコを吸いながら仕事をしていた
16. 正月はどこの見せも閉まっていた
17. 車の運転はシートベルトなしでOKだった
18. 待合せに失敗したら駅の伝言板にメッセージを残した
19. 学校で先生にゲンコツやビンタされても問題にならなかった
20. 学校給食に鯨肉が出た

・・・このほかにも、電話はダイヤル式だったとか、ゴールデンウィークは飛び石連休だったとか・・・。
ランキングを見ると、タバコに関するものが目立ちます。
それほどに、タバコは傍若無人にどこでも吸われていたんですね。
社会インフラも昭和の時代に飛躍的に改善されました。
トイレ、乗り物、上下水道、電気、ガス・・・・。
つくづく、私などは、高度成長期の申し子だと実感します。
ダイヤル電話、ポケットベル、テレフォンカードなんて、もう化石みたいなものです。
デジタル時計だって、表示だけ札がパタパタ変わるようになっていただけで、アナログでした。
昭和は遠くなりにけり。

今日のなぞかけ(9/26)

前に作ったのを確認している訳ではないので、同じようなものも多くなっていると思います。
【死神】
・「死神が出るタイミング」とかけて
・「紅白歌合戦の大トリ」と解く
・その心は「一番死神(殿・しんがり)でしょう」  
【宗論】
・「宗論」とかけて
・「中華料理店の美味さ争い」と解く
・その心は「宗論(小籠包)はどちらが勝っても釈迦(中華)の恥」  
【寿限無】
・「長い名前」とかけて
・「リーグ優勝が怪しくなったプロ野球チーム」と解く
・その心は「寿限無(10ゲーム)話され(離され)ました」 
【酢豆腐】
・「腐った豆腐」とかけて
・「父の方に向かって走ってくる娘」と解く
・その心は「酢豆腐(素通り)するでしょう」
【救いの腕】
・「亭主の常吉の前世は何だったか」とかけて
・「危険防止のボランティア活動」と解く
・その心は「ライフセーバーでしょう」

シルビア

幼い頃というか若い頃、漠然とした夢がありました。
クルマ好きなので、仕事をリタイヤしたら、ちょっといいクルマで、日本全国を走りたい・・という。
キャンピングカーだとかワンボックスカーなどのスペースの大きなクルマではなく、2シーターのスポーツカーとかスペシャリティカーでと。
当時は、日産の車が好きだったので、これに該当するのが、フェアレディZかスカイラインかシルビアあたりでした。
kk
小学生の頃には、トヨタ2000GTやスカイライン2000GT-Rなどという幻のクルマ、マツダコスモロータリーというロータリーエンジンのクルマ、三菱ギャランGTOやいすゞ117クーペ・・・、個性的なクルマが数多くありました。
しかし、これらのクルマは、オイルショックや排ガス規制などから、ほとんど姿を消してしまい、辛くも当時のイメージで残っているのは、フェアレディZぐらいしかありません。
シルビア
そんな中で、かつて一世を風靡した日産のスペシャリティ2ドアクーペ「シルビア」がコンセプトモデルとして、10月の東京モーターショーに出展されるかもしれないそうです。
シルビアは1965年、2ドアノッチバッククーペとして初代が登場。
2代目は、日産が当時開発していたロータリーエンジン専用のスペシャリティカーとして計画されていたのですが、オイルショックの影響で、燃費が良くなかったロータリーエンジンの開発が中止となり、普通のレシプロエンジンでデビューするという不運もありました。
kk
そして、1979年に登場した3代目を筆頭に、デートカーとしての地位を築きましたが、2002年に惜しまれながらも生産終了していました。
しかし、レースやスポーツ走行のベース車としては、今も人気の高いモデルとなっているようです。
時代も変わり、私も変わり、昔の夢は、夢のまた夢になってしまいましたから、実現は難しいかもしれませんが、そんな余裕のある、洒落たクルマが出で来れば・・。
無理でしょうね。
kkkk
今のクルマは、バイキンマンみたいな顔でみんな目が釣り上がってずんぐりして、魅力的なのがありませんから。

2017年9月25日 (月)

駅弁

帰るのぞみの車中で。
駅弁
駅弁
今日の大阪は、ちょっと暑かったですが、夏の暑さに比べると爽やかでした。

おとり捜査か潜入捜査?

大阪府警の某警察署の20歳代の女性署員が、管内のキャバクラ店でホステスとして勤務していたそうです。
当然のことながら、府警は、地方公務員法で禁じられている無許可兼業にあたるとして処分するそうです。
女性は一般職員で、総務課で事務などを担当。
今年8~9月、署から約2キロ離れた市内のキャバクラ店に入店し、約5日間働いて数万円の報酬を受け取った。
署での勤務後に、店に直行していた。
同僚の警察官が気付き、見過ごせないと上司に連絡。
女性は、府警に採用される前に別のキャバクラ店で働いたことがあったといい、「お金が欲しくて、自ら入店を希望した。軽率だった」と話している。
重要な犯人(容疑者)を狙った潜入捜査ではなく、単にお金が欲しかった?
モラル完全に破壊ですよね。
それにしても洒落も分からないようで、「軽率」じゃなくて「警察」じゃないの!

恐竜のウンチじゃない?

浅草観光に必須の大きな3つの建物が、隅田川のほとりにあります。
恐竜のウンチじゃない?
東京スカイツリーとビアジョッキ形のアサヒグループホールディングス本社、そして金色の雲のようなオブジェ「聖火台の炎」が載ったスーパードライホール。
このオブジェは何だか分からず、我が家では子どもたちが幼い頃は「恐竜のウンチ」と呼んでいました。
重さ360トン。
長さが44メートルもあり、先端の十数メートルは、建物の枠外にはみ出ています。
そして何と、はみ出た部分には暖房を内蔵し、冬につららが落ちない仕組みになっているそうです。
このホールは1989年に、アサヒビールの創業100年を記念して本社とともに建てられたものだそうです。
新世紀に向かって飛躍する企業の燃える心を表す、聖火台をかたどった建物の上に金色の炎がたなびくというイメージだそうです。
あれから30年近く。
初めは物凄く違和感のあった「聖火台の炎」でしたが、今や東京を代表する景色の一つになりました。
でも、まだ火には見えません。
首都高速向島線から眺める度に、「やっぱり恐竜のウンチ」だと思いながら通り過ぎています。

手締め?

上野動物園のジャイアントパンダ雌の赤ちゃんの名前は「シャンシャン(香香)」に決まったそうです。
赤ちゃんはシンシン(12歳)が6月12日に出産。
生息地の中国では生後100日を無事に過ごせば元気に育つとされ、都は100日をめどに名付ける方針で公募を行い、過去最多となる32万2581件が寄せられていたそうです。
その中から、手締めで決めたんですね。
シャンシャンと・・・。

車内放送

のぞみの車内放送で、「ただいま進行方向右側に富士山の全景がご覧いただけます」と。
私は、最近は、反対側に座ることが多いので、見ることは出来ませんでしたが、久しぶりに全景が見えるので、JRの車掌さんがサービスしてくれたのでしょう。
昨日も良い天気で、愛車でこのあたりを走っていたんですが、全く見えませんでした。
車窓は、天気が良いので、とても清々しく見えます。
車内放送
京都も晴天です。

バルト三国

妹が、親孝行な?娘(姪)と、バルト三国を訪ねる旅行に行っていて、今日あたり帰国するはずです。
バルト三国
旅行中、インスタグラムに写真を投稿していました。
バルト三国
まず驚くのは、ほとんど知らない国々の素晴らしい文化や自然。
そして、ほぼリアルタイムで、海外にいる妹とラインで連絡し合えることです。
バルト三国
しかも、恐らく国内と同様のコストで。
次に母のところに行く時に、色々お土産話をしてくれるでしょう。
バルト三国
3つの国を一括りのように言いますが、おそらくそれぞれ違った文化や歴史があるはずですが、全く無知な私には、お城の写真を見ても、見当がつきません。
※バルト三国
「把留都さんご苦労さん」ではありません。
バルト海の東岸、フィンランドの南に南北に並ぶ3つの国を指し、北から順にエストニアラトビアリトアニア

今日のなぞかけ(9/25)

【黄金の大黒】
・「金無垢の大黒が出て来ておめでたい」とかけて
・「酒を飲めや歌えの大騒ぎの宴会」
・その心は「恵比寿ビールの黒の大瓶もお呼びがかかるでしょう」 
【小言念仏】
・「毎朝の(念仏の)お勤め」とかけて
・「毎晩出る番町皿屋敷のお菊の幽霊」と解く
・その心は「何枚だぁ(なんまいだ)・・・」  流三
【子ほめ】
・「お世辞」とかけて
・「ダービーでスパートのタイミングを計りながら疾走する本命馬」と解く
・その心は「子褒め(後方目)から狙います」  流三
【蒟蒻問答】
・「蒟蒻屋の六兵衛さん」とかけて
・「主人から無理難題を言われる飯炊きの権助」と解く
・その心は「安中(あんだか)ねぇ・・・」  流三
【匙加減】
・「世の多くの悪人」とかけて
・「大岡越前の名裁き」と解く
・その心は「些事(匙)でも庶民の味方です」 

大阪日帰りで

飛んでいる飛行機から部品が落下して来たり、新幹線車内でも、タブレット端末の電池が加熱して発煙したり、バスの運転手が走行中に突然意識不明になったり、普段の暮らしの中で色々な危険が舞い降りて来ています。
大阪日帰りで
今日も今日とて大阪に向かっています。
今日は日帰りですが、明後日からまた2泊3日で大阪に行く予定。
ですから、週末の千早亭落語会の稽古は、大阪のホテルの部屋でやらないといけません。
最初の部分と、オチの部分は、何とかできるようになりましたが・・。

愛車

愛車の走行距離が88888キロメートルになりました。
8年2ヶ月で。
愛車
年換算すると約11111キロメートルということになります。
休日ドライバーの車としては、月1000キロメートル近くというのは、かなり走っている方かもしれません。
帰省するのに、片道170~190キロありますから、単純に計算すれば、最低月2回のペースということになります。
ただ、前半は月1回強程度でしたが、後半4年は、もっと帰省するのにの頻度は多くなっています。
前車も同じメーカーで、13年近く乗りましたが、現車はもっと長く乗ることになるかもしれません。
今のところ故障もなく、デザインも気に入っていて飽きません。
マメに洗車や整備をしている訳ではありませんが、よく頑張ってくれています。
宝くじでも当たれば、この後メーカーの最上級グレードのに代えたいですが、大きすぎて、今の駐車場2ヶ月置けなくなると、勝手な心配、妄想をしています。

2017年9月24日 (日)

ミヤギテレビ杯オープン

国内女子ツアー第29戦 「第45回 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」で、畑岡奈紗選手が史上最年少、通算13アンダーで優勝しました。
ミヤギテレビ杯オープン
ゴルフをやらない私には珍しいと思われるかもしれませんが、トーナメントの結果ではなく、トーナメントそのものに感慨があります。
このトーナメントは、仙台のミヤギテレビの開局3周年記念として、1973年に始まり、ずっと続いているはずです。
落研OBの二代目内気家てれ生師匠が在籍されているご縁から、色々なアルバイトをさせていただきました。
当時、まだまだ開局数年、トーナメントも第3~5回くらいの頃で、落研の1年生と2年生数名がアルバイトで4日間、このトーナメントのお手伝いをしました。
受付やカメラマンについてラウンドしたり・・・。
当時は、樋口久子さんの全盛期。
岡本綾子さんが若手で注目されていました。
確か、大迫たつ子選手が優勝した記憶があります。
今でこそ、ビジュアルも良くなり、人気も男子を完全に凌駕していますが、当時は・・・、まぁ物凄い人たちばかりでした。
アルバイト代は、落研のイベントの資金になりました。
そんな思い出のあるトーナメントです。
何でも、数多い国内女子プロのトーナメントでも、何番目にか古いそうです。

横綱のプライドと責任感

大荒れの大相撲秋場所は、11勝4敗の優勝決定戦の結果、横綱日馬富士の優勝で終わりました。
横綱
横綱大関が多数休場の中で、初日の「待った」など、色々心配でしたが、勝星は不満ながら、満身創痍で一人横綱の務めを果たしました。
ずっと先頭にいた大関は自爆。
所詮、万年カド番大関というところでしょう。
気持ち、心の強さには雲泥の差がありました。
私は、珍しく横綱を応援しました。
何事も、その頂きには立てるのは、技量や力に加えて、強い気持ち(プライドと責任感)が不可欠だということですね。
前半は「荒れま富士」、後半は「あれまぁ富士」でしたね。

そんなことだってありますよ

そんなことだってありますよ。
大阪市中心部に、飛行中の航空機から部品が落下し、国道を走行中の乗用車に直撃した事故。
そんなことだってあり
車の運転手や通行人らにけが人はいなかったが、大惨事になりかねず、事故現場近辺の人らからは「まさか飛行機の部品が落ちるとは…」などと驚きの声があがっていた。
関西国際空港発アムステルダム行きKLMオランダ航空868便が離陸した直後、右主翼の付け根付近の胴体パネルの一部(縦0・6メートル、横1メートル、厚さ4ミリ)が落下。
大阪日帰りで
乗用車を直撃し、屋根や後部座席の窓ガラスが損傷。幸い、運転していた女性にけがはなかった。

そんなことだってあり
だって、町の上を飛んでいるんですから。
伊丹空港などは、もっと危険だと思います。
明日も日帰りで出張しますが、新幹線で新大阪駅に着く時、真上を伊丹空港に着陸しようとする飛行機が横切ります。
機影もかなり大きく見えますから、高度も低く。
落ちそうな部品には、全部パラシュートをつけないと危ない?
だから、隣の国のロケットマン若旦那が打ち上げているミサイルも、日本の上空で・・・だって、十分あり得るんですよね。

防災放送

市の防災放送。
警察から、75歳の女性が行方不明になっているので、情報提供の依頼です。
家内によれば、時々同様の放送があるそうです。
認知症で徘徊?
周囲の方々は、さぞや心配でしょう。
他人事ではない・・・。

田子の浦港

妹が、娘(姪)と親子2人で「バルト三国」に優雅に海外旅行中なので、今日は一人で母のところへ。
田子の浦港
東名高速や新東名高速のICは、富士市の北側(富士山)寄りで、母校(高校)も旧東海道の北側ですから、私はあまり馴染みはありませんが、富士市は港町なんです。
県内屈指の工業の町ですから。
ちょっと、田子の浦港の入り口まで行ってみました。
田子の浦港
万葉集の山部赤人の「田子の浦ゆ・・・富士の高嶺に・・・」のあの場所です。
富士山は今日も見られませんでした。

落語DEデート

帰省の愛車を運転しながら聴きました。
東京は天気が良いですが、静岡県方面は、やや不安定だとか。
 ◇「夏の医者」      六代目三遊亭圓生
落語DEデート
苣(ちしゃ)
キク科の野菜。
高さ約90センチ。
夏、黄色の頭状花を開く。ヨーロッパの原産で、葉を食用とし、レタス・サラダ菜・カキチシャ・タチヂシャ・サンチュなどの種類がある。

これは、圓生師匠の独壇場だった噺でしょう。
若い頃は、この「苣(ちしゃ)」と言うのかわからなくて。
だから、オチもよくわかりませんでしたが、要はレタスやサンチュみたいなものなんですね。
それから、もっとわからないのが「うわばみ」。
特にボア科のヘビを指す。
伝説上の大蛇(おろち)を指すこともある。
大きなヘビを指す日本語としては、古代の「をろち(おろち)」に代わって15世紀頃から使われるようになった。
俗語では転じて、酒豪、大酒呑み(常習的かつ一度に大量の酒類を摂取する人物)を指す。

・・・のどかな噺です。

今日のなぞかけ(9/24)

【厩火事】
・「唐土の孔子さま」とかけて
・「日本の昔話に出て来る老人たち」と解く
・その心は「厩火爺、花咲爺、瘤取り爺・・・」
【お見立て】
・「黄瀬川の墓を探す吉原の若い衆の喜助」とかけて
・「大自然で育った少年」と解く
・その心は「ともに山谷(山野)を駆け巡っています」
【親子酒】
・「禁酒の誓いが守れない人」とかけて
・「体操が得意な人」と解く
・その心は「酒断ち(逆立ち)ばかりしています」
【片棒】
・「お父っつぁんの早桶を担ぐ鉄三郎」
・「女房から『私に惚れてるかい?』と尋ねられた亭主」と解く
・その心は「片棒(あたぼう)よ」
【替わり目】
・「銚子のお燗」とかけて
・「ブスな女の化粧」と解く
・その心は「そんなに替わり目(変わりねぇ)」

2017年9月23日 (土)

深川三流亭の日程

まだ確定ではありませんが、次の「深川三流亭」は、1月6日(土)あたりになりそうです。
深川三流亭の日程
・・・となると、新春ですから、チラシとプログラムのイメージは、これにしようかと思います。

同一人物?

"お相撲さんには どこ良うて惚れた  稽古帰りの乱れ髪"
"噺家さんには 愛想が尽きた 稽古帰りの間抜け面"

  同一人物?
  同一人物? 
稽古は厳しい、恥も外聞もない顔でやっています。
そして、本番は、何事もなかったかのようにさりげなく。
とても同一人物とは思えません?

流三

稽古は9時から12時まで3時間ですから、お喋りやらで楽しんでいましたが、時間の経つのは早いもので、窓口が稽古を始めたのは11時を過ぎていました。
流三
窓口さんの「明烏」は30分以上かかりますから、私の「おせつ徳三郎」が終わるのは、12時を過ぎてしまう・・・?
流三
情けない読み稽古が始まったのが11時33分を過ぎていました。
ちょっと早口になったかもしれませんが、読み稽古としてはこんなものでしょう。
しかし、来週の今日は本番なんです!
どうしよう(;_;)/~~~

窓口さん

今日は自主稽古だったので、噺の稽古だけでなく、色々なことを話すことが出来ました。
窓口さんとは長いお付き合いですから、お互いの持ちネタのこと、落語っ子連のこと、扇子っ子連のこと、おひろめ寄席のことなど。
窓口さん
落語の稽古を始めて7年以上経過して、落語っ子連と扇子っ子連で覚えた噺はかなりの数になるはずです。
窓口さんも、ここで初心に帰り、持ちネタを練り直したいと仰っていました。
窓口さん
今回の「明烏」も再演で演ですし、1月に予定している「深川三流亭」では、初期に演った「代書屋」を考えているそうです。
「明烏」は、私も演った噺ですが、窓口さんは志ん朝師匠のがベースだそうで、私とはかなり雰囲気が違います。

百梅さん

百梅さんは「やかん」。
百梅さん
やはり講釈の部分に苦労しているようですが、若い柔らかい頭ですから、稽古を繰り返せば、克服出来るでしょう。
特に、武田信玄と上杉謙信の名前の言い立ては、一気に調子よくやることだと思います。
後は、だんだん調子が良くなり、乗って来る"ご隠居(先生)"の心理を上手く描ければ完璧だと思います。
百梅さん
声が明るくて大きいから、それが活かせるといいですね。
仕事で、よくタイなどに出張するそうです。
タイの女性は美人も多く、とても優しいそうですから・・・。
そう言えば、今は国外に脱出していますが、タイの前の首相は、とても美人でした。

秋分の日

今日は「秋分の日」です。
秋分の日
3つに分けた秋の真ん中にある中秋を、さらに2つに分けるのが「秋分」。
秋分の日
今日を境に、秋は後半へと進みます。
秋分の日
そして今日は、世界で人気の浮世絵師「葛飾北斎」の誕生日だそうです。

浮世床?

浮世床?
稽古が終わって帰ってから、いつもの床屋さんへ。
もう秋だねぇとか、涼しくなりましたねぇとか。
ミサイルの話や不良女性議員の話や「仕事しなかった内閣」やら、世上の粗は枚挙に暇がありません。
不良女性議員たちの言い訳会見を聞いていると、自分の立ち位置を理解せず、主語は全部自分だという、相変わらずの大ボケ。
東大卒のエリートたちの成れの果てを、哄笑・嘲笑しながら。
それから、あの隣の国の若旦那のこと。

落語っ子連稽古会

自主稽古に集まったのは、窓口さんと百梅さんと私の3人。
落語っ子連稽古会
百梅さんは「やかん」の読み稽古。
落語っ子連稽古会
窓口さんと私は、来週の「千早亭落語会」の演目「明烏」と「おせつ徳三郎」。
落語っ子連稽古会
前半はお喋りしていたので、3人目の私が終わったのは、12時ちょうどの時間いっぱいでした。
落語っ子連稽古会
窓口さんは「明烏」再演ですから余裕、余裕・・。
落語っ子連稽古会
私は、直前一週間で読み稽古というていたらく。
落語っ子連稽古会
でも、とても楽しい時間でした。

門前仲町で

早く着いたので、いつものように深川不動尊へお参りした後、近くのカフェでアメリカンタイム。
門前仲町で
土曜日の朝でも、かなりの来客です。
この後は、この店も高齢者が集まって来ることでしょう。
門前仲町で
今日は自主稽古、お彼岸でもあり、前回同様欠席者が多いので、ゆっくり稽古したいと思います。
門前仲町で
百梅さんと私だけかもしれない。
後は窓口さんかな。

門前仲町へ

今日は土曜日ですが、落語っ子連の稽古会です。
門前仲町へ
小雨模様の中を、ちょっとコースを変えて、上野東京ラインで東京まで行き、大手町から東西線に乗ってみようと。
門前仲町へ
東京駅は本当に綺麗になりましたね。
門前仲町へ
乗り換えが1回ですみます。

同感

瀧口雅仁さんのツイート。    
   同感
やはり、マイナーな芸協の方が一生懸命な感じがします。
業界で一つしか認められないと言われる公益社団法人にも、落協を差し置いてなったし、賛否はあるものの名跡も協会がコントロールしているみたいだし。
落協は、基本的には単なる個人事業者の噺家さんの集まりみたいです。

今日のなぞかけ(9/23)

【青菜】
・「やなぎかげ」とかけて
・「伊賀の忍者軍団」と解く
・その心は「赤影、青影、白影、やなぎかげ・・・?」
【居酒屋】
・「安くて酒と料理が美味い店」とかけて
・「生活用品が全て揃った店」と解く
・その心は「いい雑貨屋(居酒屋)でしょう」
【犬の目】
・「視力検査」とかけて
・「交通ルール」と解く
・その心は「右、左、上、下、緑、赤・・・」
【うどん屋】
・「うどん屋、蕎麦屋、ラーメン屋、パスタ屋」とかけて
・「武道具屋」と解く
・その心は「みんな、面(麺)を売って勝負しています」
【二十四孝】
・「親孝行な息子」とかけて
・「平和は戦争だと主張する人」と解く
・その心は「二十四孝(二重思考)でしょう」

2017年9月22日 (金)

アンパンチ?

天使(息子の長男)の近影。
2歳9ヶ月。
アンパンチ?
動物専門学校の学園祭に行って、動物に触れているようですが、「アンパンチ」さえ見舞えば、どんな動物でも、車がぶつかって来ても、簡単に撃退出来ると思っている様子。
無敵のヒーローなんでしょう。
来週会えるから、じいじは楽しみにしています。

駅弁

帰りののぞみの車内で。
ちょっと贅沢な?弁当にしました。
駅弁
明日は土曜日ですが、落語っ子連の稽古。
師匠の都合で、自主稽古になります。
千早亭落語会まで一週間になりますから、そろそろラストスパートで仕上げないといけません。

大阪は雨

大阪3日目は、昼前から雨が降り出しました。
暑さもなく、とてもしのぎやすくなっています。
早くキリがついたので、新大阪駅に向かい、のぞみの指定席を。
大阪は雨
週末でもあり、いつもより混雑しているようで、時刻をずらして3人掛けの窓側の席が空いている便を予約。
少し時間があるので、改札口に入る前にカフェで一休み。
今週は、ほとんど大阪にいた感じです。
そう言えば、週明けの月曜日は日帰りで、水曜日は午後から金曜日まで、また大阪です。

今日のなぞかけ(9/22)

【らくだ】
・「河豚を食って死んだらくだ」とかけて
・「衝突事故を起こしたドライバー」と解く
・その心は「当たった代償は大きいでしょう」 
【花色木綿】
・「ドジな泥棒の決意」とかけて
・「茶道を究める千利休」と解く
・その心は「真心に立ち返って励みます」
【幇間腹】
・「若旦那から無理難題を言われる一八」とかけて
・「北朝鮮の核実験実行の重大発表」と解く
・その心は「正恩談(冗談)じゃありません!」
【紺屋高尾】
・「高尾太夫が年季が明けて来る日が待ち遠しい久蔵」とかけて
・「婚約が内定した”太陽と月”の秋篠宮眞子さまのカップル」と解く
・その心は「いずれ月日の経つのは早いものです」
【鰍沢】
・「秋篠宮眞子さまの婚約内定」とかけて
・「三遊亭圓朝作の三題噺」と解く
・その心は「眞子(まご)ついても小室さん(山)の護符が守ります」

不思議な地下道

JR大阪駅の北西側に梅田スカイビルという、大阪のランドマークになっている大きなビルがあります。
不思議な地下道
時々、仕事で行くことがありますが、このビルに駅から歩いて行く時に、何とも不思議な雰囲気の地下道を通ります。
不思議な地下道
     不思議な地下道
今朝の日経新聞を読んでいたら、ローカルニュースで、この地下道が閉鎖されるという記事がありました。
不思議な地下道
「梅北地下道」と言うそうですが、大阪駅北口の再開発で、また大きく変わりそうです。

高座の写真

高座の写真や映像は、ごく限られた瞬間ではありますが、とても貴重な稽古の材料になります。
高座の写真
声や語り口もそうですが、自分で想像している姿形と実際の姿は、かなり違っていることが多いものです。
それこそ、視線や表情や仕草が、全然出来ていないのに気がつきます。
また、座り方や身体の傾き、扇子や手拭いの置き方、着物の胸元や膝や帯なども、次の高座の参考になります。
高座の写真
まぁ、ボロだらけで、嫌になっちゃいますが、それをお客さまは我慢して我慢して観て聴いてくださるのですから、忍耐力があるんですね。
ですから、稽古の時にも、メンバーの写真を撮って、参考にしてもらえばと思います。

2017年9月21日 (木)

味わい亭の高座写真

先日の「牛久味わい亭」の高座、主催者の方が撮ってくださった写真を、梅朝さんがメールしてくれました。
味わい亭の高座写真
とにかく、満席の会場です。
味わい亭の高座写真
上は、山本志丈が新三郎に話をしている場面ですが、これは・・・どの場面でしょうか?
味わい亭の高座写真
お露とお米が、生垣をスーッと抜けて庭に入って来る。
味わい亭の高座写真
お米が、身の上を話しているところ・・・かな。
味わい亭の高座写真
写真や映像は、記録という点もさることながら、噺のチェックをする有効な材料になるので、本当にありがたく思います。
ところで、本当に聴いてくださった皆さまに喜んでいただけたとしたら、例えばこの日は約200名の方がご来場だった訳ですから、(中には「つまらねぇなぁ」という方もいらっしゃるでしょうが)、「あぁ、落語をやって来て、よかったんだなぁ」と、ふと思いました。

今日のなぞかけ(9/21)

【浜野矩随】
・「腰元彫りの名人」とかけて
・「時間外労働何百時間のブラック企業」と解く
・その心は「彫金(超勤)で有名です」
【ちりとてちん】
・「訳のわからない品物」とかけて
・「何でも鑑定団の怪しげな鑑定」と解く
・その心は「ちりとてちん(塵とて珍)品かもしれません」
【突き落とし】
・「廓の若い者」とかけて
・「突然運がなくなった人」と解く
・その心は「突き(ツキ)落とされたんでしょう」
【鰍沢】
・「小室山妙法寺」とかけて
・「漂泊の画家山下清画伯」と解く
・その心は「法論石(放浪癖)があるでしょう」
【文七元結】
・「八つ口の着物」とかけて
・「宝塚歌劇団」と解く
・その心は「女性専用でしょう」

2017年9月20日 (水)

ホテルの部屋で

大阪出張初日。
定宿の部屋に入り、ボーッとしながら、部屋備え付けのタブレットで、落語観賞。
やはり圓生師匠になってしまいます。
ホテルの部屋で
「能狂言」などと言う珍しい噺とか、「不孝者」を聴いてみたり。
「能狂言」のオチが、圓生師匠の工夫で面白い。
究極の仕草オチでしょう。
「やるまいぞ、やるまいぞ」と言いながら、下手に入って行く・・・。
ホテルの部屋で
「不孝者」は、実は初めて聴きましたが、随分私のイメージとは違いました。
圓生師匠と私の年齢から来る部分もあると思います。
いずれにしても、圓生師匠のように落ち着いて堂々と語ることが出来たらなぁ、と思います。

高座本コレクション

師匠の高座本も、今や370冊(≒演目)を超えているそうです。
高座本コレクション
私が所蔵している師匠の高座本は、こんな形で保管していますが、何冊ぐらいになるかな?
全冊はありませんが、同じ演目を複数持っていることもありますから、200冊以上にはなるでしょうか?
この中から、いずれ稽古をして覚えて行くことになります。
勿論、さらに追加もお願いしてながら。
貴重なライブラリー、宝物です。
この高座本の演目を全部覚えたら、「名人」と言ってもらえるかもしれません。

今日のなぞかけ(9/20)

【大師の杵】
・「若き空海とおもよさん」とかけて
・「思わせぶりな態度」解く
・その心は「杵("来ね"か"切れ"か)の攻防(弘法)です」
【代脈】
・「銀南の代診」とかけて
・「年増(三十過ぎぐらい)のいい女」と解く
・その心は「ちょうど女の代脈(大厄)でしょう」
【高砂や】
・「共に白髪の生えるまで」とかけて
・「日本の女性の平均寿命は昔から世界一だった」と解く
・その心は「おまえ百までわしゃ九十九まで」
【たがや】
・「勇敢なたがやを自慢する人」とかけて
・「幼い頃からの親しい知人」と解く
・その心は「竹輪(竹馬)の友でしょう」
【だくだく】
・「絵に描いた家財道具」とかけて
・「欲深い人の心とふる雪」と解く
・その心は「つもり(積もり)つもって道を失うでしょう」

2017年9月19日 (火)

史上初

史上初
3連休、全国各地に影響をもたらした台風18号は、史上初めて、日本の本土4島(九州・四国・本州・北海道)に全て上陸した台風となったそうです。
今までのイメージからは、一旦上陸すると、勢力が急に衰えたりしたものですが、最近の台風はしぶといから。
まさに縦断しましたね。

フェースブック

ある方からメールがあり、「フェースブック」に、「牛久味わい亭」がアップされているということで、スクリーンショットが添付されて来ました。
早速「有難亭」を確認すると、ありました、ありました。

このコメントは、きっと有難亭大小さんでしょう。
「落語っ子連・三流亭」の宣伝と、私の高座のことにも触れてくださいました。
あ、それから写真も。
こちらこそありがとうございました。

写真をご覧になって、めくりが横向きになっているのにお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
実は、自分のめくりを持って行くのを忘れてしまい、私だけ、めくりがなしだったんです。

大入り袋

「牛久味わい亭」閉演後、主催者代表の私と同じ苗字のMさんから、何と「大入袋」を頂戴しました。
大入り袋
まぁ、大入りはまことに結構なことで、喜ばしいことですが、大入り袋なんて粋なことまで・・。
行き届いた対応に感服しました。
大入り袋
会場の後片付けも、皆さんがほとんどやってくださいました。
その後、牛久駅の近くの和食屋さんで打上げ。
私も参加させていただき、楽しいひとときを過ごしました。
落語会ご来場者のアンケートも、数多く回収されて、皆さまの感想を拝見させていただくことも出来ました。
「×」の評価がなかったので一安心。
スタッフの皆さまからも、「また来てください」と、過分な言葉をいただいて、帰宅の途につきました。
師匠とも話しましたが、落語を一層盛んにさせていくには、演者(噺家)のレベルアップが必要なのは当然だが、それだけでは落語は(他の芸能も同じ)隆盛しません。
これと同じレベルで不可欠なのは、聴き手のレベルアップと、良い主催者です。
「演者」「観客」「主催者」の3つが揃わなければ、落語会も続いて行きません。
この「味わい亭」は、全てのポイントを充足している素晴らしい会だと実感しました。
改めまして、梅朝さん、主催者のMさんはじめ、牛久の皆さま、本当にありがとうございました。

有難亭学津(がっつ)さん

有難亭学津さんを語らない訳にはいかないでしょう。
有難亭学津さん
今回は高座には上がりませんでしたが、会場設営や出囃子など、色々やってくださいました。
もしかして、私が出ることで時間がオーバーするので、出演しなかったのでは?と心配になりました。
今年社会人一年生だそうです。
大学時代から落語サークルにいたので、持ちネタも多いそうです。
打ち上げの時に色々話をしてくれましたが、落語にはまるきっかけは、NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」だったそうです。
それも、単なる好きというのではなく半端でないのは、もう「ちりとてちん信者」という感じ。
鞄の中には、このドラマの本が入っていて、カバーが擦り切れるほどに読み込まれています。
それから、私は、このドラマのことはよく知りませんが、主人公が噺家になるのに大阪へ向かうシーンを、落語・講釈よろしく、私に聴かせてくれました。
若さを羨ましく思いました。
LINEのアドレスを交換しました。
学津さん、色々ありがとう。

好文亭梅朝さん

今回「牛久味わい亭」に私を呼んでくださった梅朝さんとは、やはり師匠とのご縁ということに尽きます。
有難亭が坂東市にあった頃、師匠に御伴してお邪魔したことがありました。
それ以来、お互いに名前を知る程度の接点でしたが、今年の師匠の「喜寿祝賀会」がきっかけとなって、今回の高座に繋がりました。
とにかく、素晴らしい落語会に出させていただいて、感謝、感謝、感謝です。

こんな素敵なお客さまを掴んでいる梅朝さんですから、当然、落語は申し分ありません。
学校の先生ですから、人前で喋ることは勿論、雰囲気も声も・・それはもう、慣れたものです。
「野ざらし」素晴らしかった。
しかも、ご自身のオリジナルのオチで。
とにかく、この「牛久味わい亭」は、演者と観客と主催者の三方が全て整った、理想的な落語会だと思います。
こんな環境で落語が出来る梅朝さんが本当に羨ましい。
また、梅朝さんの落語に対する情熱やスタンスは、お互いに落研出身ということもあって、物凄く共感出来る気がします。
「落語が上手くなりたい」「大勢の人に楽しんで(笑って)もらいたい」・・・・。
是非とも、これからも刺激し合って行きたいと思いました。
梅朝さん、ありがとうございました。

有難亭良慈緒(らじお)さん

良慈緒さんとは、初めてお愛することが出来ました。
地元の放送局にお勤めの方だそうで、今回は敬老の日と重なり、午前中には敬老会で高
座を務めて来られたそうです。
そんなことで、ゆっくりお話することが出来ず、とても残念でした。

また、高座も、食いつきだったこともあり、私は最初の部分を聴くことが出来ず、途中から「紙入れ」を聴かせていただきました。
やはり職業柄か、噺の流れなどがとても快適です。
それに、よく受けていました。
最近、女性の不倫が多く報道されていますから、"時流"にも乗っていたのかもしれません。
良慈緒さんのことは、この程度しか存じ上げないので、是非着き瀬の機会には、色々なお話をさせていただければと思いました。

三流亭流三

ご縁あって、初めて「牛久味わい亭」の高座に上がりました。
とにかくお客さまの数が半端ではなく、おそらく階段状ではない、平坦な会場でやれる限界と言ってもよい、約200名のお客さま。

今回、梅朝さんからお誘いをいただいた時、演目に迷いました。
とにかく、何も様子の分からない、初めての場所ですし、他の出演者とのバランスもあり。
それで、最近演ったものの中で、「不孝者」「五百羅漢」「人情八百屋」「三井の貸し傘」をピックアップ、さらに「一人酒盛」「明烏」あたりも考えました。
5月の「おひろめ寄席」で「怪談牡丹燈籠」を演って、かなり反響?があったのと、「不孝者」も「五百羅漢」も「人情八百屋」も、あまり馴染みのない噺で、梅朝さんの反応もいまいちだったので、思い切って、「牡丹燈籠」に決めました。

何度も言うように、本当に素晴らしいお客さまで、大きな会場であるにも拘らず、高座から"息"を感じることが出来ました。
取り敢えず、恒例の落語会の番組に穴が空くようなことはなかったと思います。
それにしても、この「牡丹燈籠」という噺、不思議な力を持っている気がしました。

有難亭真仮名さん

真仮名さんとは、何度か同じ高座に上がったり、稽古したりしていますから、安心して聴くことが出来ます。
そんなに頻繁に出演している訳ではないのに、「真仮名ファン」の多いことに驚かされました。
今日の演目は「蚊いくさ」。

先月の落語っ子連の稽古の時に、一度聴かせていただきました。
真仮名さんの魅力はたくさんありますが、そのひとつが大きな声で基本に忠実に演じているところだと思います。
また珍しい噺を選んだものだと思いつつ、じっくり聴かせていただきました。
昨年結婚した"個人情報"をも、マクラのネタにして、大いに会場を沸かせていました。
本当に幸せそうです。
聞けば、真仮名さんも落語を始めて6年になるそうで、誰でもがそうであるように、落語に対する思いが変わったり、悩んだりすることがあるそうです。
私は、真仮名さんが落語を始めた頃から、時々拝見する機会がありましたが、本当に純粋に落語に打ち込んでいました。
師匠が指南されている素人メンバーでも、目立つ存在です。
私は、真仮名さんの思いや悩みの原因は、"落語が上達したこと"と"環境が変わった(幸せになった)こと"だと分析しています。
まず、落語が上達して行く大きなプロセスの中で、今、一種の"プラトー"に差し掛かっていると思います。
これは、個人差はあるものの、誰でも同じような思いをするものですから、自然体で、今まで持ちネタにして来た噺を見直して、もう一度練り上げてみるように勧めました。
噺の数を増やすのではなくて、噺の質を高めて行くこと。
これを勧めたもうひとつの理由は、幸せになって、環境や考え方なども大きく変わりましたから、同じ噺でも、以前とは違う味が出て来るはずです。
それが落語の魅力で、落語が業を語る所以なんです。
真仮名さんのひたむきな面は、私にも大いに刺激になるものです。

有難亭大小さん

今回の「牛久味わい亭」は、「牛久落語祭り」ということで、16日に別の会場で「牛久亭落語会」が開催され、そして「牛久味わい亭」と、コラボの形になっているそうです。

2日前の「牛久亭(ぎゅうきゅうてい)落語会」は、我々の落語っ子連と同じように、師匠ご指南の「牛久亭」の発表会です。
会場いっぱいの約70名のお客さまで満席だったそうです。
ですから、師匠もご出演で、「替わり目」をお演りになったそうです。

トップバッターの有難亭大小さんの「平林」。
師匠が肉付けした噺を、高座本に忠実にしっかり語っていて、会場を柔らかくしてくれました。
落語の稽古を本格的に始めて、まだ1年とちょっとということですが、既に持ちネタが5つもあるそうです。
若い人が頑張っているのを拝見すると、応援したい気持ちと羨ましい気持ちが錯綜します。
もっと落語をやっておけば良かった・・・。
あの空白の30年間が勿体無かったと思ってしまいます。
ですから、ずっと続けて行っていただきたいと思います。

今日のなぞかけ(9/19)

【素人鰻】
・「鰻さばきの初心者」とかけて
・「ニュースを取材する報道記者」と解く
・その心は「特ダネを素人鰻(知ろうと難儀)します」
【城木屋】
・「番頭の丈八」とかけて
・「片思いの恋の行方は不透明」と解く
・その心は「東海道丈八(十八)番宿、興津(沖つ)白波波高しでしょう」
【粗忽長屋】
・「行き倒れ」とかけて
・「恋い煩う大切な人」と解く
・その心は「行旅死亡人(考慮・思慕人)でしょう」
【粗忽の釘】
・「8寸の瓦釘」とかけて
・「日本の裏側の国」と解く
・その心は「地面から釘が出ているかもしれないから、地球(至急)調べてください」
【粗忽の使者】
・「口上を忘れた人」とかけて
・「行き倒れを自分だ思い込む人」と解く
・その心は「どちらも粗忽な使者(死者)でしょう」

2017年9月18日 (月)

牛久味わい亭

開演の30分以上前から、大勢のお客さまがご来場です。
とても素敵なプログラムには、私だけ写真がありません。
初出演ということで、謎めいた?演出なのかも。
味わい亭
主催者の代表の方と、梅朝さんからご挨拶。
主催者の代表の方は、偶然私と苗字が同じで、会場に着いてご挨拶した時に「流三さん、出身は山梨か静岡?」と尋ねられました。
「はい、生まれも育ちも甲斐と駿河の国境です」とお答えしました。
「私も静岡なんだけれど、先祖を辿ると山梨にいたらしい・・」という訳で、牛久で"親類"にお会い出来るとは思いませんでした。
梅朝さんは、もう牛久の顔ですから。

◇「平林」    有難亭大小さん
味わい亭
◇「蚊いくさ」  有難亭真仮名さん
味わい亭
◇「怪談牡丹燈籠」 三流亭流三

会場は、ごらんのとおりぼぽ満席、約200名近くになるようです。

◇「紙入れ」     有難亭良慈緒(らじお)さん
味わい亭
◇「野ざらし」    好文亭梅朝さん
味わい亭
初めて出させていただきましたが、素晴らしいお客さまでした。
牛久の皆さん、本当にありがとうございました。

「味わい亭」高座作り

会場に入ると、既に大勢の方々が会場設営をされています。
主催者の代表の方と、今回お誘いくださった梅朝さんにご挨拶。
驚いたことが3つ。
まずは会場の聞きしに勝る広さ。
第2点は、主催者の皆さんが精力的に会場設営してくださる姿。
そして、高座周りの大道具の素晴らしさ。
座席は約200席になるそうです。

それから、とにかくスタッフの皆さんが素晴らしい。
一生懸命に舞台裏を支えてくださるんだから、下手な高座をお見せする訳にはいきません。
そして最大の驚きは、高座です。
我々が一番悩むのが高座です。
テーブルや机を積み上げたりして作ることが多いのですが、不安定だったり、狭かったり、ギシギシ音がしたり。
そして、何より悩ましいのは、その高座に上る方法です。
段差が大きかったり、不安定な台や箱や椅子などを使うことが多く、危なくて・・・。

ところが、この会場では、高座専用の台は、プロの大工さんの手によるもので、高座に上る階段も、ごらんのとおり、しっかりした物です。
毛氈を被せてしまいましたから、その立派な台はご覧いただけませんが、それはそれは立派なものです。
高座作り
めくりも、地元で寄席文字を書く人がいらっしゃるそうで、本当に理想的な環境です。

味わい亭会場

「牛久味わい亭」の会場「牛久市中央生涯学習センター」。
味わい亭会場
物凄く立派な建物で、様々な学習用の施設や部屋(会場)があり、大きなホールもあります。
落語会の会場は、1階の大講座室だそうです。
jj
この会場も物凄く広いようです。
駐車場に愛車を停めて、会場に入ります。

敬老の日

今日が「敬老の日」なんですね。
どうもピンと来なくて。
やはり15日に固定した方が良いと思います。
と言って、母と岳父に敬老の日だからと、何か特別してはいません。
24時間365日、敬老しているつもりですから。
まぁ長生きして欲しいものです。

水戸街道を

台風一過の晴天の中、愛車で水戸街道を牛久へ向かいます。
水戸街道を
風もなくなり、暑くなって来ました。
利根川を渡る風も爽やかな感じです。
想定では、土砂降りの中を向かうイメージでしたが、全く外れてしまいました。
夏がぶり返すようですから、今日の「怪談」も許されるでしょう。

今日のなぞかけ(9/18)

【三人旅・雷月日】
・「三人旅一人乞食」とかけて
・「お日さま、お月さま、雷さまが旅に出た」と解く
・その心は「月日の経つ(発つ)のは早いでしょう」
【三人無筆】
・「香典場(帳場)が忙しい」とかけて
・「慌てて痛み止めを飲んだ」と解く
・その心は「間もなく焼香(小康)になるでしょう」
【三年目】
・「病気で亡くなった先妻」とかけて
・「来年のオリンピックに前回のリベンジをかけるアスリート」と解く
・その心は「三年目(三年前)の誓いは忘れません」
【三方一両損】
・「お白州で裁かれる下手人」とかけて
・「握り寿司のネタ」と解く
・その心は「白い砂利(シャリ)の上に乗ってます」
【質屋蔵】
・「大宰府へ流された菅原道真公」とかけて
・「悪を憎む正義の味方」と解く
・その心は「お前たちに絶対にそんなことは左遷(させん)!」

今日の手拭い

今日の「牛久味わい亭」の高座。
今日の手拭い
やはり、先日浅草で買った骸骨で行きますか。

台風一過

夜が明けて雨が止みました。
台風一過
まだ強い風が吹いていますが、台風は日本海を北上しているようです。
東北や北海道はこれからのようですが、関東地方は落ち着いたようです。
一転、今日は暑くなりそうです。
今日は「牛久味わい亭」ですから、お昼前に車で行く予定です。

富士山西部で大雨?

記録的豪雨・・・らしいですが、富士山西部ってのどこ?
富士山西部で大雨?
地図で赤い所?
違う気がする・・・?
だって、富士山西部なんて普段言いませんから。

台風通過中

午前3時。
台風通過中
窓の外からは、風の音が激しく聞こえます。
台風は、富山あたりを進んでいる模様。
今はピークを過ぎたかもしれません。
夜が明けたら治まるか?

2017年9月17日 (日)

第8回奥羽越学生落語会

今日開催されたそうです。
第8回奥羽越学生落語会
大盛会だったようで、まことにおめでたい。

もうひとつの「目黒のさんま祭り」

目黒周辺で行われる2つの「目黒のさんま祭り」の話題。
片方のお祭りは、既に過日開催されました。
目黒のさんま祭り
一方で、秋刀魚の水揚げが極端に少ないために、先日、お膝元の気仙沼のさんま祭りは中止になりました。
目黒のもうひとつの「目黒のさんま祭り」は、気仙沼の冷凍のさんまで開催されたそうです。
「目黒の冷凍さんま祭り」ですね。
あれからサンマはどこへ行ったやら~ってなもので。
なぞかけやっちゃいました。
「目黒のさんま祭り」とかけて
「不倫現場を週刊誌にスクープされた政治家」と解く
その心は「不漁(不慮)の事態に悩まされてます」

台風前日?

今日は、雨も降っているし、帰りはもしかすると暴風雨になっているかもしれないし・・・ということで、初めて愛車で稽古場に行きました。
台風前日?
師匠と3時間の濃い時間を過ごして後、愛車で帰宅しましたが、まだ雨はそれほどでもなく、今夜から明朝あたりが峠かもしれません。
吾妻橋からは、東京スカイツリーは、霧のために3分の1ぐらいしか見えませんでした。

師匠独占(^^)(^^)(^-^)v

雨がひどくなれそうなこともあり、初めて愛車で稽古場に行きました。
落語っ子連の稽古会、今日の参加者は何と私だけ
・・・ということで、9時から12時までの3時間、稽古場は師匠と私と2人だけ。
1人だけかもしれないと予想はしていたので、「おせつ徳三郎」以外に、「牛ほめ」と「試し酒」の高座本を準備して行きました。
ところが、結局、メインの「おせつ徳三郎」を聴いていただいた以外は、稽古ではなく、ずっと色々な話をさせていただきました。
とにかく濃い時間を過ごすことが出来ました。
稽古は、「後半のおせつと徳三郎の絡みで、おせつの声が良くなった」と褒められました。
「後半は、おせつの台詞がとても重要だから」と。
色々工夫をして、登場人物を演じ分けることが大切だと実感します。
12畳ほどの和室で、師匠と対座して落語の稽古をつけていただく・・・。
恐らく、落語好きでは、日本一贅沢な時間だったと卯もいます。
その様子を想像するだけでも、ドキドキしてしまいます。
・・師匠と、本当にいろんな話をしました。
もう書ききれません。
師匠を3時間独占して、楽しかったぁ。(^^)

携帯電話の着信音

再三注意しても、落語会の最中に鳴る無粋な携帯電話の着信音には辟易します。
私も、何度か高座で水を注されたことがありますし、客席で不愉快な思いをすることがあります。
新幹線の車内でもよくあります。
ある噺家さんのツイートがありました。
    携帯電話の着信音
日常的に被害を被っているんでしょう。
なお腹が立つのは、音が鳴ってもすぐに受信しないで、鳴らしたまま外に出て行く人がいます。
もう、呆れてしまいます。
ところで、日本人は、電話が鳴ったら最優先で出る癖がついている気がします。
仕事をしていても、大事な話の最中でも、電話が鳴ると出る。
携帯電話は、着信音は消す(バイブレーターのみ)。
着信しても出ない。
これを徹底しないと。

落語DEデート

台風は九州に上陸しそうです。
まだ影響は少ないようです。
今日はこれから落語っ子連の稽古です。
  ◇「家見舞い(肥瓶)」  三代目桂文朝
懐かしい声です。
寄席で聴く文朝師匠は、とにかく面白かった。

今日のなぞかけ(9/17)

【権助芝居】
・「素人芝居の役決め」とかけて
・「芝居の夕職鎌倉山」と解く
・その心は「田沼(頼ま)ないのに佐野(その)政言(まさかと)思う役にあたりました」
【権助提灯】
・「男の疝気と女の悋気」とかけて
・「切迫した北朝鮮情勢」と解く
・その心は「臨戦(悋疝)体制で臨まないといけません」
【蒟蒻問答】
・「寺方の符牒」とかけて
・「筆入れの中の合格御守の蛸の消しゴム」と解く
・その心は「天蓋(点がいい)と合格だから、入れて置くとパス(オクトパス)でしょう」
【権兵衛狸】
・「権兵衛さんを訪ねて来た狸」とかけて
・「浅草の観音様の裏の小さなお稲荷さんのご利益」と解く
・その心は「狸のひげをあたると、後からひげがぞろぞろ・・・」
【三枚起請】
・「三人に書いた起請文」とかけて
・「安い骨董品の値段」と解く
・その心は「起請(稀少)価値がないので、これでも高杉(高過ぎ)ません」

2017年9月16日 (土)

隅田川馬石さんから

隅田川馬石さんから、浅草演芸ホールの9月下席(夜)の案内状。
隅田川馬石さんから
いつも丁寧に「お願いします」と自筆のコメントが書かれています。
時間があれば是非、とは思っています。

回数券?

昨日の東京落語会の会場で受け取った、10月から来年3月までの会員券(チケット)の綴り。
回数券?
半年毎に変更出来ますが、希望ではなく、機械的に割り振られるので、ずっと同じ席にしています。
かなり後ろの席ですが、開演時(6時)に間に合わないことも多いので、入ってすぐの通路に面した席がいいです。
会員になって、もう10年以上になります。
観客の高齢化はさらに進んでいます。

東大落語会寄席のプログラム

いつもながら立派な「東大落語会寄席」のプログラムです。
東大落語会寄席のプログラム
学士会落語会の会場で、近くに座った先輩の翁家寝坊師匠と雑談をしていると、落語会の委員会をされている東大落語会OBの風呂家さん助師匠が、来月の「東大落語会寄席」のプログラムをわざわざ持って来てくださいました。
今年もトリで「唐茄子屋」を通しでお演りになるそうです。
東大落語会の「武闘派中興の祖」と言われるさん助師匠の「唐茄子屋」は楽しみです。

台風動向

気になる台風の予報。
台風動向
大型で強い台風18号は、勢力を保ったまま、明日の朝には九州に接近し、上陸するおそれがあります。
その後明後日にかけて速度を速めて日本列島を縦断する見込みです。
九州に上陸後も勢力が衰えず北上するため、九州から北海道の広い範囲で大荒れとなり、大雨や暴風、高波、高潮に厳重な警戒が必要です。

台風動向
今日、四国や中国地方に行く予定だった知人なども、何とか辿り着けたようです。
イベントだったり、結婚式だったり、何としてでも行かないと。
これから激しくなりそうですが、全体的に予報円が北側に行っているようなので、関東地方は、いくらかマシかもしれません。
勿論、油断は出来ません。
これによれば、17日の稽古と、18日の牛久味わい亭は、土砂降り覚悟で行かないといけないようです。

学士会落語会例会

学士会落語会の例会。
学士会落語会例会
学士会落語会の代表は、我が落研OBの愉し家弁痴師匠ですが、開演の挨拶で、大学別の会員数を発表されました。
東大161名、東北大43名、京大18名、北大15名、名大9名、阪大5名、九大5名で、合計256名だそうです。
学士会落語会例会
今日の例会には、100名近い方々が来ていました。
今回は、最初にCGを使って江戸の色々を紹介、説明していただきました。
落語を演るのに参考になる映像がたくさんありました。
日本橋の様子とか、町並み、長屋等々・・・。
学士会落語会例会
そして、お目当ての一朝師匠の2席。
◇「三方一両損」     春風亭一朝
◇「唐茄子屋政談」    春風亭一朝
最後に、師匠の見事な笛の演奏を聴かせていただきました。

OB会の寄り合い

神保町も秋の装い、街路樹の葉が色づき始めています。
OB会の寄り合い
いつものように、学士会館内の喫茶店で。
志ん志会長はじめ、役員で、これからの相談や議論をしました。
11月の総会で、今日の議論の結果を諮ろうということです。

大手町で

大手町駅で千代田線から半蔵門線に乗り換え。
大手町で
派手な電車がホームに入って来ました。
クレヨンしんちゃんのラッピングをしている東武鉄道の車輌のようです。
そうか、しんちゃんは春日部の住人でしたから。

彼岸花

田舎では「歯っかけ婆ぁ」などとも言われていました。
文字通り、秋の彼岸に咲く花です。
台風も来ているし、気がつけばすっかり秋です。
彼岸花
連休初日の今日は、学士会落語会の例会があります。
その前に、落研OB会の寄り合いがあります。
11月に総会が予定されていますから、その準備で。
間もなく創部60年になりますから、現役時代に落研に在籍していた数は、何百人にもなります。
そこは体育会系とは違いますから、のんびりしているというか、ファジーと言いますか、顔を出したり、音信があるのは、その何分の一にもなりません。
それでも、大学(学友会)公認の部のOBたちの集まりですから、色々な意味で大したものです。
ですから、どうでも良いことですが、我が落研は正式には「落語研究部」なんです。
我々の頃は、世の中の流れもあり、対外的には「落語研究会」と表記していました。
従って、会長と言わず部長でした。

今日のなぞかけ(9/16)

【黄金餅】
・「餅を丸呑みした人」とかけて
・「得意げに難しい仕事を引き受ける人」と解く
・その心は「どちらも胸を叩きます」
【小言幸兵衛】
・「小言ばかり言う家主」とかけて
・「思い込みの激しい人」と解く
・その心は「自分の考えに拘泥(幸兵衛)するでしょう」
【小言念仏】
・「念仏のおつとめ」とかけて
・「スカイダイビングをする人」と解く
・その心は「読経(度胸」がなくてはいけません」
【後生鰻】
・「信心深い人」とかけて
・「ソフトバンクホークスの監督」と解く
・その心は「功徳(工藤君)です」
【碁どろ】
・「碁が好きだった泥棒」とかけて
・「懐かしい昔の写真」と解く
・その心は「碁泥(子ども)の頃を思い出します」

2017年9月15日 (金)

東京落語会

東京落語会第699回公演。
東京落語会
開口一番からトリの雲助師匠まで、前半はほとんど寝ながら・・・。
今日は東京落語会
志らくさんは意図している部分もあるかもしれませんが、談志師匠に似て来ました。
出て来るところ、身体を斜に構えるところ、腕組みするところも口調も。
刺の柔らかくした談志師匠にですね。
東京落語会
雲助師匠は熱演。
珍しい噺でした。
さぁ、次回は第700回です。

前座噺

立川談四楼師匠のツイート。
立川流で、全て前座噺の落語会を開いたそうです。
広小路亭の「立川流オール真打オール前座噺」は刺激的だった。
前座噺を演る機会はまずない。
手を抜いたと言う客もいるし、いつも前座がいるからだ。
しかし前座噺はよく出来ている。
技量不足の者でもそこそこウケる仕様になっているのだ。
私は『子ほめ』をネタ下ろししたが、次回もと一決したのだった。

・・・そうなんです。
前座噺は、本当によく出来ています。
様々な知識や薀蓄、礼儀や慣行なども教えてくれる。
当時の待ちの様子や暮らしの一端も紹介してくれる。

日本地図

最近、特に日本地図を見ることが多くなりました。
今日も、2種類の地図が゜気になりました。
hh
上は台風、下はミサイル。
日本地図
どちらも、西から東への矢印・・・。

さらに異常事態

大相撲秋場所。
こちらにも台風、ハリケーンが吹き荒れているようです。

場所前に、4人横綱のうち3人が休場と判明。

ところが、場所が始まると一番強い大関が怪我で休場。

頼りにしている1人だけの横綱は3連敗・・・。

そこへさらに、カド番とは言え、大関が・・。

大関照ノ富士が左膝の負傷により休場。

3横綱2大関が休むのは1918(大正7)年夏場所以来99年ぶりの異常事態。

照ノ富士関は今場所を5度目のカド番で迎え、5日目まで1勝4敗。

師匠の伊勢ケ浜親方は再出場の可能性を「無理じゃないか」と。

14場所在位した大関からの転落が決定的となりました。

大関に昇進した時は、本当に強かったのですが、好事魔多しの怪我で低迷が続いていました。

それにしても、この惨状は・・・。

代わって、若手の「阿武咲」あたりが頑張っています。

これで「おおのしょう」と読むそうです。

「阿武」の読みは、「阿武松(おおのまつ)」という落語もありますから知っていましたが。

誰が優勝するでしょう・・・。
なぞかけやっちゃいました。
「大相撲名古屋場所」とかけて
「若旦那が贅沢し、国民は災害や食糧不足で貧しい隣の国」と解く
その心は「休場(窮状)を誰が救ってくれるでしょう」

鹿の狼藉

真夜中の山梨県笛吹市の葡萄畑の様子です。
鹿の狼藉
私が結婚式を挙げた石和温泉の近くです。
動物好きの人は、無邪気に「あぁ、シカだ。可愛い」なんて思うかもしれません。
しかし、関係者にとっては、とんでもないことなんです。
丹精込めて育てた巨峰を、シカが食べているんです。
それこと「害獣」なんです。
無責任に、動物愛護ばかり要ってはいられない現実もあります。
kk
新東名高速には「鹿出没走行注意」の注意標識が多くあります。
kk
ふづかると車の方が大破してしまうこともあるそうです。
やはり、適正に駆除する必要もあると思います。

制限速度

高速道路もスピードアップの時代でしょうか?
制限速度
静岡県警と警察庁が、静岡県内を走る新東名高速道路の一部区間の最高速度を、現行の時速100キロから110キロへ試験的に引き上げる予定だそうです。
11月1日からとする方向で調整しているそうです。
元々、新東名高速は、140キロを想定して作られているなんていうことを聞いたことがあります。
しかし、場所(区間)によって最高速度が変わるというのも、ややややこしい気がします。
清水の次郎長から森の石松までの間ですね。

ユーチューバー

9月はセプテンバー、10月はオクトーバー・・・。
今、「子どもが将来なりたい職業」のひとつが「ユーチューバー」だそうです。
オジサンは、「ユーチューバー」って職業?という気もします。
某生保が公開した「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」というのがあるそうです。
調査結果を見ると「女子中学生がなりたい将来の職業」は、歌手・俳優・声優などの芸能人、絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)、医師という順だそうです。
何となく分かる気がします。
ところが、「男子中学生が将来なりたい職業」は、ITエンジニア・プログラマー、ゲームクリエイター、YouTuber(ユーチューバ―)などの動画投稿者の順なんだそうです。
昭和のオジサン時代は、野球選手、銀行員、科学者・・みたいな感じでしたから、時代が変わったということ?
しかし、それにしても、ユーチューバ―がなぜこのランクに来るのかは、オジサンにはちょっと理解出来ないところがあります。
ITエンジニア、ゲームクリエイター、ユーチューバーのベスト3は、いずれもスマホに関係する職業なんですね。
中学生から見れば極めて身近な職業だと思うのかもしれません。
さらに、これらが、スマホというキーワードの中でも「儲かる職業」に位置づけられている?
・・・時代は変わりました。
ますます、世の中が緩くなって、バーチャルになって行くように思えます。
実体の伴わない、みんなが汗をかかない評論家みたいになってしまう・・・。
なぞかけやっちゃいました。
「動画投稿者」とかけて
「年次休暇を頻繁に取る年輩の女性社員」と解く
その心は「有休婆(YouTuber・ユーチューバ―)でしょう」

今日のなぞかけ(9/15)

この3連休は台風が直撃しそうです。
以前は、9月15日は「敬老の日」でしたが、いつになったんでしたっけ?
【てれすこ】
・「”てれすこ”と”すてれんきょう”」とかけて
・「望遠鏡と宗教と解く」
・その心は「”テレスコープ”と”バテレン教”でしょう」
【富久】
・「富の当たりくじ」とかけて
・「善行を積み上げた人」と解く
・その心は「必ず富久(福)が来るでしょう」
【茄子娘】
・「五戒を破った僧侶」とかけて
・「暑さでイライラして大喧嘩」と解く
・その心は「茄子の精(夏のせい)でしょう」
【鍋草履】
・「噛み切れない崩し豆腐」とかけて
・「大きなアメリカンステーキ」と解く
・その心は「草履(道理)で草履みたいです」
【人形買い】
・「端午の節句の祝いの人形買い」とかけて
・「東京六大学野球」と解く
・その心は「神宮(神功)で対抗(太閤)しています」

今日は東京落語会

今日は東京落語会です。
今日は東京落語会
そして、次回は、第700回記念となるようです。
今日は東京落語会
当日は大阪に行っていますが・・・。
必死で戻って来ないと。

ミサイル発射

国民保護に関する情報

【発表時間】
2017年09月15日 7時00分
政府発表
【内容】
ミサイル発射。
ミサイル発射。
北朝鮮からミサイルが発射された模様です。
建物の中、又は地下に避難して下さい。
    ↓
【発表時間】
2017年09月15日 7時07分
政府発表
【内容】
ミサイル通過。
ミサイル通過。
先程のミサイルは、北海道地方から太平洋へ通過した模様です。
不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい。
【対象地域】
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
新潟県
長野県

・・・・全く・・・。
隣の国の若旦那、ますます狂気が図に乗って来ました。
ちょっと手がつけられない・・・。
どうでも良いことかもしれませんが、やはり気になるのは、「発表時間」という表記です。
どう考えても「発表時刻」だと思うのですが・・・。
・・・その後、そのミサイルは・・。
北朝鮮から発射されたミサイルが15日午前7時4分ごろ、日本の領域に侵入し、午前7時6分ごろ、領域から出て、午前7時16分ごろ、襟裳岬の東、およそ2000キロに落下。
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2017年9月14日 (木)

台風の影響

この週末の三連休に、台風18号が日本列島を縦断する予報が気になります。
台風の影響
世の中便利になったもので、かなり正確な予報をしてくれます。
さらに、お出かけの危険度予測なるものもあります。
台風の影響
16日の午前中は落研OB会、午後は学士会落語会の例会。
17日の午前中は落語っ子連の稽古。
18日は、牛久味わい亭で、昼前には出ないと行けません。
危険度予測では、落語っ子連の稽古と、翌日牛久に出かける時あたりが、やや悩ましいかもしれません。
秋の行楽シーズンも出鼻を挫かれた感じですね。

気仙沼サンマ祭り中止

いやはや・・・・。
気仙沼サンマ祭り
全国有数のサンマの水揚げ量を誇る宮城県気仙沼市で、今月開催が予定されていた「サンマまつり」が不漁の影響で中止されることが決まったそうです。
気仙沼港はサンマの水揚げ量が全国有数の漁港で、毎年この時期にサンマを無料でふるまう「海の市」サンマまつりを開催していますが、去年は1万3000トンあった水揚げ量が、今年は先月末の初水揚げ以降14日までで186トンにとどまり、今月に入ってからはサンマ漁船は1隻しか入港していないそうです。
ええええぇぇぇ~!
こうした状況から、今月10日から17日に延期して開催を目指していましたが、その後もサンマ漁船の入港が見通せないことから、中止を決めたということです。
本当に、悲サンマ(悲惨な)状態なんですね。
・・・しかし、本場のサンマ祭りは中止でしたが、目黒のさんま祭りは開催されていました。
ってぇことは、やっぱり、サンマは目黒に限るってぇこと?

小三治師匠高座復帰

頸椎の手術で療養していた柳家小三治師匠が、岐阜県多治見市で開いた落語会で、約1
カ月ぶりに高座に復帰されたそうです。
弟子の三三さんとの親子会での演目は「粗忽長屋」で、長いマクラも健在の約1時間の長講。
「戻って参りました。みなさんの前できちんと紋付きを着てお話できるのは、期待はしていたが、実現は不可能だろうと思っていた」と切り出すと、会場から「待ってました」と声援。
演目の終了後には、開演前に観客が一言ずつ書いた激励のメッセージカードが、壇上で三三さんから手渡され、思いがけない計らいに、「本当に驚きました。100歳まで生きて、みなさんにお話を聴いてもらいたいです」と頭を下げたそうです。
・・・予定通りの復帰で、安心しました。
ご本人は150歳ぐらい必要だと仰っていますから。
私は人生100年じゃあ足りないなと思う。
せめて150年あったら「どうです、私のはなし、このごろおもしろいと思いませんか」って人に言える時が来るような気がする。
そのあいだ、もだえていないとだめですよ。
毎日毎日今度はこうやってやろうかとかそういうこともはなしの中に加味してみようとか。

おいおい

大阪のマンションで母子が刺され、母親が死亡、娘が重傷を負った事件で、元交際相手の男が警察に出頭したそうです。
動機は「(死亡した母親の)ダイエットの方法を巡りけんかになった」と説明しているそうです。
・・・しかしまぁ、そんなことで。
でも、「ダイ(die )エット」って言うくらいだから。
それにしても、付き合う相手はしっかり見定めないといけません。

今日のなぞかけ(9/14)

気がつけば、もう9月も半分まで来ちゃいました。
【首提灯】
・「首を切られた八五郎」とかけて
・「いつも小言ばかり言われる恐妻家」と解く
・その心は「ハイごめん、ハイごめん、ハイごめん」
【首屋】
・「刀の試し切り」とかけて
・「テレピの敏腕のコメンテーター」と解く
・その心は「抜群の切れ味でしょう」
【蔵前駕籠】
・「蔵前駕籠」とかけて
・「無灯火の自転車」と解く
・その心は「暗前(前が暗い・蔵前)でしょう」
【稽古屋】
・「稽古の素養」とかけて
・「江戸前の寿司」と解く
・その心は「どちらも下地がないといけません」
【孝行糖】
・「親孝行の徳」とかけて
・「現在の水戸藩邸跡地の様子(後楽園)」と解く
・その心は「孝行糖(煌々と)光っています

2017年9月13日 (水)

本当に来ちゃうんだ!

本当に来ちゃうんだ!
台風18号、やっぱり3連休に来ちゃいそうです。
3連休は、3日とも予定が入っているので、憂鬱です。

牛久味わい亭

今月18日に出演予定の「牛久味わい亭」。
牛久市の広報に載っていました。
牛久味わい亭
茨城県牛久市で、「牛久秋の落語祭り」と称して、好文亭梅朝さんが企画されたもので、2日間のイベントです。
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まずは、16日(土)は「牛久亭発表会」。
師匠がご指南の「牛久亭(ぎゅうきゅうてい)」の発表会です。
ここには師匠もご出演される予定。
そして、1日置いた18日(月・祝)が「牛久味わい亭」。
ここに私が出演させていただきます。
地元のウォーキンググループの皆さんが主催して、今回で19回目という、伝統ある落語会です。
牛久市の中央生涯学習センターの大講座室で。
ちょいと季節外れですが、懲りもせず「怪談牡丹燈籠」を。
16日の会に負けないように頑張らないと。
なぞかけやっちゃいました。
「好文亭梅朝さんに声をかけていただいた」とかけて
「人気テレビ番組」と解く
その心は「牛久る(ウチ来る)?」

東大落語会寄席

一方、東大の「ホームカミングディ」は10月21日(土)。
確か、140周年と言っていたような。
東大落語会寄席
その中で、恒例の「東大落語会寄席」。
東大落語会のOB落語会です。
伝統ある落語会は、今年も13名もの大落語会のようです。
今まで何度かお邪魔していますので、出演者の方はかなり存じ上げています。
若手もいれば、長老もいて、大変羨ましい限りです。
特に、東大落語会中興の祖と言われている「風呂家さん助」師匠の「唐茄子屋」は、是非聴かせていただきたいと思います。
我が落研OBで言えば、御三家のうち「談亭志ん志」「喰亭寝蔵」両師匠のような存在だと思います。
何年か前の「文七元結」は記憶に残ります。

ホームカミングデー

母校の「ホームカミングデー」。
ホームカミングデー
実は、一度も行ったことがないのですが、今年で創立110周年なんですね。
9月30日(土)と10月1日(日)の2日間、川内キャンパスで。
しかし、まぁ、仙台なんて、市内のどこかで毎週お祭りをやっているような気がします。

「待った」なし

それでなくても今場所は大混乱だと言うのに、さらに笑えない。
昨日の結びの一番でのこと。
横綱日馬富士と、平幕の琴奨菊の取組。
「はっけよい……残った!」の合図とともに一人横綱が仕掛けた・・と、思いきや、なぜか日馬富士は組んだ直後に「待った、待った」と言わんばかりに琴奨菊の肩を叩きました。
ところが、行司は止めず、審判も動かず。
日馬富士は力なく寄り切られ、今場所初黒星。
勝負が決まった後も不満げに右手を挙げて「待った」をアピールする横綱に、観客も困惑。
日馬富士にすれば、呼吸が合わず、自分が「つっかけてしまった」と思い込み、立ち合い不成立になると判断したのかもしれません。
が、ちょうどそのタイミングで琴奨菊も立ち上がったので、行司も立ち合いを成立させてしまいました。
確かに琴奨菊は手つきが遅く、実際、ほとんど手をつかずに立ち上がりましたが、日馬富士も勝手な思い込みで、力を抜いたのは、油断以外の何物でもありません。
・・・素人のちょっと見には、待ったなどする必要なく思えました。
ちなみに、ブラックユーモアと言うか、長らく大関を張っていた琴奨菊にとっては、これが自身初の金星だったそうです。
素直に喜べないでしょう・・、これじゃぁ。
それでも、一応アピールはしたものの、そこは他のスポーツとは違い、行司や審判の判断は絶対だというのが、相撲でははっきりしていて好ましく思いました。
なぞかけやっちゃいました。
「昨日の結びの一番」とかけて
「ヘボ同士の将棋(囲碁)対戦」と解く
その心は「待った、待ったで大騒ぎでしょう」

もうひとつ整いました。
「初めての金星取り」とかけて
「やり直しの効かない仕事」と解く
その心は「待ったは琴奨菊(碁と将棋)でも出来ません」

ブルーキャブ

東京オリンピックを控えて。
ブルーキャブ
2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、東京都内のタクシー会社の多くが、車体を濃い藍色で統一したミニバンタイプの新型車を10月にも導入する。
愛称は車体の藍色にちなんで「ブルーキャブ」。
現行車よりも車内が広く、外国人旅行者らにも快適な移動手段として普及を図る。
都内を走る約5万台のうち少なくとも1万台を置き換えることを目指す。
新型車はトヨタ自動車製。
車高は現行の「クラウンコンフォート」より高い約170センチで、足元の空間も広くゆったりしている。
後部座席の床面は低めで道路との段差も小さく、大きな荷物のほか、人が座ったままの車いすも載せることができるという。
液化石油ガス(LPG)エンジンとモーターのハイブリッドシステムを採用し、燃費は既存のタクシーより大幅に向上している。
東京都も環境先進車両として導入を支援し、今後約60億円の補助金を支出する方針。

・・確かニューヨークのタクシーは「イエローキャブ」でしたから、意識しましたね。
どうせなら、車種はともかく、全車両同じにすれば良いと思います。
なぞかけやっちゃいました。
「タクシーの車体の色」とかけて
「外国の言語を習う人」と解く
その心は「ブルーキャブラリー(ボキャブラリー)が必要です」
もうひとつ行きましょう!
「ニューヨークのイエローキャブの真似」とかけて
「古代ローマの英雄」と解く
その心は「ブルーキャブ(ブルータス)お前もか!」

今日のなぞかけ(9/13)

【替わり目】
・「一でなし、二でなし・・・」とかけて
・「山本リンダ」と解く
・その心は「どうにも止まらない」
【堪忍袋】
・「感情のコントロール」とかけて
・「東京都豊島区」と解く
・その心は「いずれも袋がなくてはいけません」
【看板のピン】
・「さいころのピン(一)」とかけて
・「大きな片方だけの足袋」と解く
・その心は「どちらも商売の看板でしょう」
【雁風呂】
・「浜辺の流木を薪にして沸かした風呂」とかけて
・「末期癌患者の日記」と解く
・その心は「ガンブログ(雁風呂)でしょう」
【祇園会】
・「名所の日本一比べ」とかけて
・「春風亭柳昇師匠」と解く
・その心は「今やわが国では"唯一"を自慢するでしょう」

2017年9月12日 (火)

台風が向かって来る?

南西の海から大陸方向に進むと予想していた台風18号。
台風が向かって来る?
今日の午後には、沖縄の南にあって「強い勢力」。
明日にかけて、非常に強い勢力に発達し、石垣島や宮古島にかなり接近する見込で、大雨、暴風、高波に警戒が必要。
ところが、この後の進路予報に変化が・・・。
少し前までは台湾方面に向かい、大陸に進む予想。
しかし、急カーブして本州付近に進んでくる可能性が出て来たそうです。
週末の予報円はまだ大きく、台風がどこに進むかは定まっていない状況。
来なくていいよ~!

今日はモノレール

先日のオバキューじゃなくて小田急の火事に続いて、今日は東京モノレールの停電事故。
今日はモノレール
いずれも、乗客は車外に避難するという、大騒ぎになりました。
モノレールは、比較的高い所、場所によっては海や運河の上を走っていますから、停まる場所によっては、危険でしょう。
なぞかけやっちゃいました。
「モノレール」とかけて
「大川の渡し舟」と解く
その心は「誰でモノレール(誰でも乗れる)、いつかモノレール
(戻れる)でしょう」

古今亭始さんの記事

産経新聞に、二つ目の古今亭始さんの記事がありました。
古今亭始は、高校卒業後、介護福祉士をやっていて、勤務していた病院でのレクリエーションの時間に、手品や紙芝居で患者を楽しませていた。
ネタも尽きて、当時、テレビドラマではやっていた落語をやろうと考えた。
落語は実際に見たことなかった。
たまたまオンデマンドTVで、落語のストーリーのアニメを見て、それを覚えて、みんなの前でやった。
噺は「目薬」だった。
認知症の患者が多く、反応はあまりなかった。
あとで分かるのだが、入門して、師匠のうちを掃除していたときに、そのDVDを見つけた。
アニメの声は師匠だったことを知る。
その後、寄席でも見るようになり、「人を楽しませるのが好き」ということで、それまでの仕事を辞めて、落語家になることを決めた。
入門を頼むまでも時間がかかり、さらに入門を許されるまでも時間がかかった。
入門を許されるまで、師匠の自宅を訪ねた回数は10回以上だった。
アルバイトをしながら、入門が許されるのをずっと待ち続けた。
始が選んだ師匠は、とても厳しい人だった。
落語界では、誰もが知っているほどの厳しさだ。
それでも、着物のたたみ方から、太鼓まで、全てを師匠に教わった。
しくじりも多かった。
それでも愚痴は一切言わなかった。
二ツ目昇進が決まったときには、ちょうど師匠をしくじっていたときで、師匠からしばらく口も聞いてもらえなかった。
もう手ぬぐいの注文の締め切りで、「どうしようか」というときに、師匠から「これっ」と、紙を渡された。
そこには、新しい名前の「始」の文字と、手ぬぐいのデザインが描かれていた。
その名前の「始」は、「これからがはじまりなんだ」と、自身では思っている。
普通、師匠の名前の一文字をもらうことが多く、その名前からは、誰の弟子かは分からない。
師匠も「俺の弟子だといって仕事をもらうな」と、言った。
だから、今でも、始は師匠のことは高座では言わない。
今は、噺を増やすために、毎月ネタ卸をやっている。
しかし、ただ覚えてやっているだけでは、プロではないと思う。
考えながら噺を覚えている。
自分らしさを出すためには、どうすればいいか。
「ネタは広く選んでいるつもり」だ。
「お前の落語は、俺が俺がになっている。ただ受けたい、受けたいだけ。損得しか考えていない」と、師匠から厳しく言われる。
「厳しいですね。でも、うれしい。ありがたいことです」と、始は話す。
二ツ目になった今でも、師匠の存在はとても大きい。
「自分の人生なんだから、考えろ」と、師匠が常にいっているようだ、と始は思う。
今でも、常に師匠の言っていることが頭から離れない。
だから、背伸びをしてやるつもりもない。
「みんなに笑顔になって、帰ってもらう」ことだけを考えている。
「楽しく、やりがいがある。落語家になってよかったと思う」と、始は言った。

・・・古今亭志ん輔師匠のお弟子さんです。
確かに、厳しい師匠だと思います。
「俺が俺が」「受けたい受けたい」「損得だけ」・・・というご指摘は、誰にも当てはまると思います。
最近、志ん輔師匠を聴いていないので、聴きたくなりました。
志ん輔師匠の「お見立て」は、忘れられません。

紀伊國屋寄席

今日は「紀伊國屋寄席」ですが、トリで「ねずみ」をネタ出ししていた桂歌丸師匠は、体調不良のため休演。
紀伊國屋寄席
柳亭市馬さんが代演だそうです。
無理はしないで欲しい・・・。

戦国時代到来?

それにしても、大変なことになりました。
戦国時代到来?
大相撲名古屋場所は、それでなくても3横綱が休場しているのに。
さらに人気の大関高安と平幕の宇良も本場所の取組での怪我で休場・・・。
初日から3横綱が休場するのは昭和以降初めてという異例の場所で、負の連鎖は土俵上にも及んだ形。
優勝争いが、本命がいなくなり、ますます混沌として来ました。
とんでもない、予想外の力士が優勝するかもしれません。
それはそれで楽しむしかないと思います。

今日のなぞかけ(9/12)

【お菊の皿】
・「腰元のお菊さん」とかけて
・「甲子園の内野スタンド」と解く
・その心は「鉄山(鉄傘・てつさん)を外して語れません」
【お血脈】
・「善光寺参り」とかけて
・「延長18回で翌日再試合になった」と解く
・その心は「明日は血脈(決着)がつくでしょう」
【桶屋裁き(佐々木政談)】
・「南奉行佐々木信濃守」とかけて
・「一人で泥酔して暴れている酒乱男」と解く
・「放って桶屋(おけよ)」
【おせつ徳三郎】
・「刀屋」とかけて
・「離婚調停中の夫婦」と解く
・その心は「元の鞘には収まらないでしょう」
【鬼の涙】
・「探し物」とかけて
・「兄の入試合格発表会場」と解く
・その心は「兄の名見た(鬼の涙)?」

2017年9月11日 (月)

カチカチ山?

昨日は、小田急線の電車の屋根が燃えました。
今日は、電車に乗っていた乗客の背中が火事になるという・・・。
カチカチ山?
山手線の車内で男子大学生が持っていたリュックサックが燃える火事。
山手線内回りの電車内で男子大学生が背負っていたリュックサックから出火。
学生は、すぐに最寄りの神田駅で電車を降り、駅員がリュックサックの火を消したという。
けが人はいなかったが、この影響で、山手線や京浜東北線が約20分間ストップした。
当時、学生は車内でリュックサックを背負って立っており、「背中が熱いな」と感じていたところ、近くの乗客から「煙が出ているよ」と指摘されて気がついたという。

まるで、カチカチ山みたい。
リュックサックには携帯電話などに使う外付けのモバイルバッテリーが入っていたが丸焦げになっており、男子大学生は「2年前くらいに秋葉原で一番安い物を買った。
2日前にフル充電した」と説明しているという。

どうやら、バッテリーから出火ようです。
スマホもかなり熱くなることがあります。
電池は恐ろしいものだと思います。

他の連の落語会を聴いて

ここ最近になって、師匠からご指南いただいている三流亭と千早亭以外の6つの連の発表会を聴かせていただきました。
それぞれ歴史も規模も違い、それぞれの特色や個性が出て、大変楽しませていただきました 。
そして、どの連でも共通していたのは、女性の力強さでした。
師匠の女性に優しいご指導もあって、女性の幅の利かせよう・・じゃなくて活躍ぶりには圧倒されます。
複数の連に所属して、高座名を複数持っている方も何人もいらっしゃいます。
皆さんが、様々な面で、あまり考えずに非常に気楽に取り組んでいる感じがします。
ご自身が楽しもうということでしょうから、それは大事なことで、外野がとやかく言えることではありませんが。
のべ50名以上の噺を聴かせていただいて、私にとって大変勉強になったことは間違いありませんが、逆にちょっと気になるところもいくつか散見されました。
ダメ出しを言うのではなく、参考にしたいということです。

一言で言うと、どこの連も、稽古不足の方がやや多い気がします。
稽古不足というのは、決して量的なことを言うのではなくて、中身のある、効果のある稽古が、あまり出来ていない気がします。
高座本を読む、実際に語るだけではなく、時代考証や様々な薀蓄を知るのも稽古だと思うのです。
ところが、残念ながら、高座本を"暗記"した段階で安心して手を緩めてしまっているという感じ。
元々演読になっていなかったり、活字を暗記して覚えたつもりになっているので、上下や表情や仕草が追いつかない・・・・。
それに、言い間違えたり、ちょっと詰まった時などの対応も・・・。
やはり、表面的に噺を捉えるのではなく、直接噺には出て来ない背景やシチュエーション、人物、場所などの設定がしっかり出来ていないからだと思います。
語り(読み)稽古は限られた時間しかありませんから、そこは演者が研究したり工夫したりしないといけないでしょう。
心して取り組んで行きたいものだと痛感しました。
噺には出て来ない部分を調べたり、距離感を実感したり、舞台設定を工夫したり・・・、それが一番楽しいのに・・・。

今日のなぞかけ(9/11)

【蚊いくさ】
・「蚊」とかけて
・「人探し番組で親分を探す子分」と解く
・その心は「モスキート(ボス、聞いと)りますか?」
【開帳の雪隠】
・「お祭りの露店」とかけて
・「上方のおかみさんのお礼」と解く
・その心は「おおきに、はばかりさん」
【火焔太鼓】
・「火焔太鼓」とかけて
・「若き圓朝を悪の道に誘う友人たち」と解く
・その心は「火焔太鼓(小圓太行こう)」
【掛け取り】
・「大晦日」とかけて
・「練習熱心なアスリート」と解く
・その心は「今日も掛け取り(駆けとり)ます」
【鰍沢】
・「後ろは鉄砲、前は崖」とかけて
・「みのぶ道(身延詣り)」と解く
・その心は「川の淵(富士川)で助かりました」

2017年9月10日 (日)

小田急線炎上?

沿線火事のおかげで、小田急線の電車も延焼したそうです。
小田急線炎上?
よく分からないのは、この電車、わざわざ火災の一番そばまで行って停車し、その後は前進も後退もしないで、そのままずっと停まり続けていたこと。
燃やしてくださいって言ってるみたいでした。
乗客は怖かったことでしょう。

目黒のさんま祭り

目黒では、恒例の「目黒のさんま祭り」だそうです。
目黒のさんま祭り
今年は秋刀魚の不漁が伝えられていますが、会場では7000匹がふるまわれたそうです。
天気も良いし、さぞや賑やかなことでしょう。
落語が街興しに役立っています。

落語DEデート

直前まではしっかり目が覚めていたのに、さぁという時になって意識がなくなりました。
気がつくと、番組のエンディングでした。
  ◇十徳      八代目春風亭柳枝
今日の音源は、圓窓師匠の最初のお師匠さんだった春風亭柳枝師匠でした。
残念ながら、聴くことが出来ませんでした。

ランチ

要亭落語会に行く途中。
牛丼チェーンで「ロカボ麺」。
ランチ
低糖メニューですが、見世のスタッフが大きな声で「お待たせしました。ロカボ麺です!」と言って持って来てくれましたが、やや恥ずかしさを感じたりして。
「オジサンは、糖質制限中の身体なんだぞぉ~」って言ってるみたいで。
まぁ、そうなんですけど。

今日のなぞかけ(9/10)

「落語っ子連の三段なぞかけ集」の第1巻は、今日までの分を掲載しています。
(ただし、このブログで紹介しているのは、流三作のものだけです。)
【千両みかん】
・「若旦那が所望したみかん」とかけて
・「他国に攻め入る途中の軍隊」と解く
・その心は「千両みかん(占領未完)です」
【大山参り】
・「"きめしき"破りの熊」とかけて
・「大怪我をして痛みをじっと我慢している人」と解く
・その心は「何のきめしき(これしき)の痛み・・・」
【試し酒】
・「久蔵が試し飲みに行った酒屋」とかけて
・「仙台や平塚や阿佐ヶ谷の商店街」と解く
・その心は「七夕(棚ボタ)の商売になったでしょう」
【短命】
・「短命か長命か」とかけて
・「最先端医学で究明できない技術」と解く
・その心は「おかみさんの器量だけでわかります」
【千早振る】
・「百人一首のかるた」とかけて
・「プロ野球のドラフト会議」と解く
・その心は「一人ひとり順番に読まれて取られます」
【茶の湯】
・「茶の湯を知らない」とかけて
・「赤湯温泉、遠刈田温泉、伊香保温泉・・・」と解く
・その心は「どこも茶色のにごり湯(茶の湯)でしょう」
【長短】
・「長短の性格の不一致」とかけて
・「猛暑日の記録的な高温」と解く
・その心は「38度を挟んで長短(朝鮮)が熱くなってます」

2017年9月 9日 (土)

半世紀遅れて

人類が初めて100メートルで10秒を切ったのは、確かメキシコオリンピックでした。
私がまだ小学生だった頃です。
半世紀遅れて
今日、桐生選手が、日本人で初めて10秒を切りました。
メキシコオリンピックからもう約50年経ってしまいました。
念願だった記録ですから、心から祝福したいと思います。
半世紀遅れて
本人もコメントしていましたが、これがゴールではなく、世界に伍して行くスタートですから、ますます頑張ってもらいたいものです。

町の広報紙

実家に帰ると、町の広報が届けられていました。
地元の様々な情報が掲載されています。
町の広報紙
そんな中で、「鎌倉時代の南部氏」というタイトルの地元の歴史家の方の投稿がありました。
我が町は、奥州南部氏のルーツであり、日蓮とも深い関係のある南部光行公のことが紹介されていました。
武田信玄よりずっと昔のことです。
町の広報紙
これが過去のこと。
それから、未来のことを紹介しているのは、現在建設中の、「中部横断道路」の開通予定(見込)表。
平成30~31年には、中央高速の双葉JCTから新東名高速新清水JCTが繋がり、我が町にも2つのICが設置されます。
お彼岸の準備をして来ました。

帰省

一昨日は中央高速で身延へ。
今日は新東名で実家へ。
東名高速の中井SAでは、いつもトイレ休憩というのが定番。
東名高速は、この5年弱は、平均すれば月3回ぐらいは利用するようになり、「通勤高速」なんて勝手に言っています。
帰省
恒例の?東名の集中工事が、10月2日から14日まで行われるようです。
日本の高速道路も、幹線になればなるほど老朽化が進んでいますから、リニューアルが不可欠です。
富士山は、今日も雲隠れでした。

習志野圓生祭

六代目三遊亭圓生追善「第27回習志野圓生祭」の案内葉書が届きました。
 習志野圓生祭
  日時: 10月9日(日)午後2時30分
  場所: モリシアホール(津田沼駅南口)
一度だけ聴きに行ったことがあります。
ただのアマチュアではない方々でした。
トリで、鹿倉家扇喬という方の「怪談牡丹燈籠・お札剥し」がネタ出しされています。

今日のなぞかけ(9/9)

今日は9月9日ですから、なぞかけが面白かったら、ククっと笑ってください。
【蕎麦清】
・「ウワバミが食べた草」とかけて
・「人を食ったような態度の人」と解く
・その心は「食べたら誰もいなくなってしまうでしょう」
【蕎麦の殿様】
・「殿様が作る蕎麦に耐えられない家来」とかけて
・「一流の卓球選手の試合」と解く
・その心は「"打つ"か"切る"かで生死が決まります」
【ぞろぞろ】
・「浅草田圃のお稲荷さんの前の茶店の老夫婦」とかけて
・「コンピューター犯罪撃退」と解く
・その心は「はっか(ハッカー)を丸めました」
【大工調べ】
・「大工の棟梁」とかけて
・「好意を持っている外人に告白した人」と解く
・その心は「棟梁、アイ・大工・ユー(Sorry,I like you.)」
【幇間腹】
・「幇間の一八」とかけて
・「最後に逆転されそうだったが何とか勝負に勝てました」と解く
・その心は「幇間(後半)腹(ハラハラ)の連続でした」

2017年9月 8日 (金)

禁煙の徹底大歓迎!

東京都知事が率いる地域政党が、タバコ規制を進めようとしているそうです。
この地域政党では、7月の都議選の公約として、「スモークフリー社会」を挙げていて、「罰則付きの受動喫煙防止条例」を作り、「職場や公共の場所で屋内禁煙を徹底する」としていたそうです。
禁煙の徹底歓迎
ただし、これによって影響を受ける業界内では、当然のことながら異論なども出ているそうです。
むしろ分煙や喫煙者と非喫煙者の共存を進めるべきだと。
政党云々でなく、これに関しては、以前から個人的には【大賛成】です。
確かに、居酒屋だとか、商売上の影響が心配される方々の気持ちも分かりますが、喫煙しない人がお付き合いしなくてはならない理由も全くありません。
考えてみれば、昔は、どこでも喫煙が出来て、例えば、駅のホームの線路などは、吸殻が山のように捨てられて、白くなっていました。
飛行機も、電車も、オフィス内も、映画館でも、寄席でも、喫煙者が"わがもの顔"でタバコをく ゆらせていましたが、やってみれば、完全禁煙が出来たじゃありませんか。
案ずるより産むが易しだと思います。
とにかく、特に歩行喫煙は許せない気持ちです。
私は、決してタバコや喫煙を全否定してはいません。
吸いたければ、死にたければ、何本でも何十本でも吸ったら良いと思います。
ただ、そのお付き合いをするつもりは全くありません。

三段なぞかけ集(弐)が整いました

「三段なぞかけ集(弐)」が整いました。
三段なぞかけ集(弐)が整いました
(壱)は、データを削除してしまい、今後複製しようと思っています。
(弐)は、(壱)に比べて、かなりコンパクトにしました。
収録している作品の数は93題。
これを50音順に並べました。
jj
(壱)は、表形式にしましたが、ちょっと読みづらい感じでしたので、今回はWordで作りました。
jj
93題を12ページ(実質10ページ程度)のボリュームですから、(参)(四)・・・と、続けて行きたいと重います。
引続き、私の作品は、毎日5題程度ずつリリースして行きます。

オチの工夫

落語ッ子連のMLに、越児さん(寝蔵師匠)から、「たらちね〜オチ考」の投稿があり、「たらちね」のオリジナルなオチを考えたので師匠にと・・・。
ここではご披露できませんが、実に面白くて素敵なオチです。
師匠からも、「出来ました。あたしにも演らせておくれ、、、、。」とのコメント。
「飯を食うのが『恐惶謹言』、酒なら『依って(=酔って)件(くだん)の如し』か?」 が、昔からのオチですが、今はこのオチはほとんど聞きません。
現代にわからなくなったオチは、物凄くたくさんあります。
私の持ちネタでも、「チュウのおかげだ(藪入り)」「どうみてもただみてぇだ(子ほめ)」「戸隠様に納める梨だ(佃祭)」あたりは、もうよくわからない。
「文七元結という一席・・」「浜野の一席・・」「牡丹燈籠発端の一席・・」あたりは元々オチが付いていない。
色々考えて、実際に高座にかけて、聴き手の反応を確認することが大切だと思います。
オチを言わんがためというスタンスではなく、流れもよく、コンパクトなものが良いと思います。

筋肉痛

季節はずれの?筋肉痛です。
先日家内から、「今度の金曜日は消防点検なんだけど、恥ずかしくて検査員を入れられないから、大至急部屋を片付けなさい」と言われました。
要するに、部屋が足の踏み場もないほど散らかっていて、前回も一室だけパスしているから、 今回はもうパスする訳にはいかないという。
仕方がないので、昨日、夕方田舎から帰ってから、一生懸命に部屋の整理をしたおかげでの筋肉痛・・・。
ゴミ部屋返上?
私の、書斎兼居間兼稽古場兼寝室の一番のネックは、ごみが捨てられないことと、使った物を元の場所に戻さないこと。
それから、落語関連の本や高座本やDVDやその他諸々やらが、さらにゴミ部屋に拍車をかけています。
片付けが出来ない、血液型O型の典型です。
なぞかけやっちゃいました。
「ゴミ部屋と化した私の部屋」とかけて
「東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパン」と解く
その心は「宝の山、夢の島・・・?」

柳家小三治師匠語録

ひさしぶりに、人間国宝のつぶやきを。
◆今日の自分を明日追い越そう。
 明日の自分を明後日追い越そう。
 そういう気持ちで必死なんですよ。

・・・追い越す基準、そのものを持たない凡人には、ニュアンスでは理解出来ても、「必死に」なることはない気がします。
陸上競技などのスポーツのように、パフォーマンスを数字で表すことが出来ない世界ですから。
その中で、昨日の自分、今日の自分、明日の自分・・・をイメージするなんて。

◆死ぬ瞬間に、ああ、よかった、って思える人が一番勝者じゃ
 ないかな。
 最後はそこへ行くと思います。
 ・・・俺って陰気?(笑)

・・・それで、死ななければならない時が来たら、「よかった」と思って死んで行ける。
ロマンですね。

看板倒れ

大相撲の名古屋場所が始まりますが、4横綱のうち3人が休場するそうです。
稀勢の里、鶴竜、白鵬の3人が休場で、3横綱の初日からの休場は昭和以降初だそうです。
寄席でも、代演や休演が頻繁だった時期があって、かなり批判されたことがありました。
相撲は、もっと稀少な興行ですから、ご贔屓の力士、それも横綱を見ることが出来ないのは残念です。
「花筏」のように、相撲は取らなくてもいいから、せめて土俵入りだけでも・・とかはダメなんでしょうか?
横綱は日馬富士ただ1人だけということですね。
若手には大きなチャンスですが、やや看板倒れという気がします。

蚊は刺す?食う?

蚊に刺されるのをなんて言うか。
地方によって言い方が違うだろうというアンケートの結果。

蚊は刺す?食う?
各県ごとの最多得票で色分けしているのが上の地図だそうです。
全国で見ると、一番多かったのが「刺される」の43.5%。
僅差で「食われる」(39.8%)がこれに続いた。
「かまれる」は14.9%で3位だった。
・・・だいたいそんなところでしょう。
「刺される」は北は北海道、南は大分までの26道府県で首位(同率含む)を獲得してお
り、事実上の標準語となっていることがうかがえる。
特に太平洋側の地域、関東・中部・関西での支持が目立つ。
対して「食われる」は、地域にやや偏りが見られる。
東北〜北陸の各県、そして飛んで九州の一部で「食われる」派が多い。
関西・中国・四国などで根強い支持を得たのが、「かまれる」。
だが地域の偏りは「食われる」以上に強く、西日本での強さに反し、東日本ではほとんど票が入っていない。
  北海道:刺される
  東北:食われる
  関東:刺される&食われる
  北陸:食われる
  中部:刺される&食われる
  関西:刺される&食われる&かまれる
  中国:刺される&かまれる
  四国:食われる&かまれる
  九州:刺される&食われる
また、県によってはこんな少数回答もあった。
  「蚊にくっつかれる」  山梨(22.2%)、静岡(8.3%)
  「蚊に吸われる」  奈良(9.1%)、滋賀(5.6%)
  「蚊にかぶられる」  埼玉(2.0%)、福岡(2.2%)

・・・私は、「蚊に刺される」っていう気がします。
食われるも違和感はありません。
山梨と静岡で「くっつかれる」というのは、「食われる」系ですね。
要するに、「食いつかれる」ということですから。
「かまれる」は、蛇ならですが、あまりイメージがありません。
「吸われる」は、「蚊に(血を)吸われる」という言い方なら、蚊・・じゃなくて可です。
このアンケートの結果を、蚊が"モスキート(もし聞いと)"ったら、何て言うでしょう蚊(か)。
"たブーン(多分)"、"血(気)"に刺されて(されて)いるでしょう。

イルマ?

写真の白い部分の中心の点が、「埼玉県入間市」です。
イルマ?
・・・じゃなくて、とんでもないハリケーンの写真です。
5段階中最強の「カテゴリー5」に発達した大型ハリケーン「イルマ(Irma)」が6日、カリブ海の島々に暴風雨と荒波をもたらした後、米自治領プエルトリコ付近を通過、このままの針路をたどれば米南部フロリダ州に上陸する見通しとなっている。
9日か10日にはフロリダに到達する見込みで、そうなれば8月末に南部テキサス州などを襲った「ハービー」に続く大型ハリケーンの襲来となる。
イルマの勢力は変わる可能性があり、正確な進路は依然不透明だが、少なくともカテゴリー4の勢力を保ったまま、フロリダに上陸するとみられる。
また6日には新たに2つのハリケーンが発生。米気象予報当局によると、メキシコ湾で発生した「カティア」は米国に影響を及ぼすことはないものの、大西洋の小アンティル諸島の東約1610キロにある「ジョセ」は米本土に脅威となる可能性もあるという。

・・・アメリカのサイズの大きいのは、こういうところにも出て来るんですね。
避難する人たちの乗ったクルマの長い行列・・・、日本では絶対に見られない景色でしょう。
緯度で見ると、フロリダというのは、奄美地方あたりと同じぐらいですか・・・。
なぞかけやっちゃいました。
「ハリケーン」とかけて
「身上を潰した小原庄助さん」と解く
その心は「イルマ(昼間)からフロリダ(風呂入りだ)はジョセ(よせ)と言ったのに」

太陽フレア?

私は、自他共に認める"天文学的な科学音痴"ですから、天文学のことは分かりませんが。
今日は、「太陽フレア」という話題にフレア(触れま)しょう。
太陽フレア
NASAの太陽観測衛星「SDD(ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー)」は、2017年9月6日に太陽で2回の大型太陽フレアを観測しました。
情報通信研究機構などは、人工衛星やGPS、送電線への影響に対して注意を促しています。

・・・へぇぇ、太陽で起こったことで、そんな影響が出るんですか?  
今回発生した太陽フレアは、2回発生。
それぞれのX線等級はX2.2X9.3と、かなり強力です。

・・・全然分かりません。
太陽フレアによって放出されたコロナガスが9月8日の15時〜24時(日本時間)に地球に到達し、数日間〜1週間に渡ってさまざまな影響が出ることが予測されています。
具体的な影響としては、通信衛星や放送衛星などの人工衛星での障害の発生、GPSなどの測位システムの誤差の増大、さらには送電線への影響が予測されます。

・・・明日、また帰省しますが、新東名高速を走っていて、カーナビが駿河湾の海上を走行しているように表示するのでしょうか?
カーナビの最初の頃は、よくありましたよね。
それにしても、どう"太陽フレア(対応すれば)"良いのか・・・。

トイザらス

「ドラえもん」と「トイザらス」は、ひらがなとカタカナの構成がどうだったか悩む名前です。
「ドラエもん」?・・・「トイざらす」?・・・。
子どもたちが小さい頃には、誕生日だとかクリスマスだとかのタイミングで、何度か行ったことががあります。
そのトイザらスに、本国の経営危機報道があるそうです。
おもちゃチェーンの世界的大手として知られるトイザらスだが、米CNBCによれば、スーパー、そして最近ではAmazonとの競争が激化し、業績が悪化していた。
複数の米メディアは一斉に、トイザらスが負債整理のため、「破産」も視野に経営再建を目指していると伝えた。
トイザらスは日本法人を通じ、国内でも全国に約160店舗を展開している。

・・・外国企業は、進出・撤退が早いので、トイザらスも・・かもしれません。
この手の店は、とにかく大型で、商品の種類も数も膨大で、「何があるかちょっと見て来よう」という軽い気持ちでは、なかなか買い物ができません。
事前に「これを買おう」と決めて行かないと・・・。
買い物嫌いの私には、とにかく苦手ですね。
それから、自宅の周辺では、水戸街道沿いにありますが、それでもちょっと"トイ(遠い)ざラス"よ・・・・。

今日のなぞかけ(9/8)

はっきりしない日が続く毎日です。
【締め込み】
・「泥棒がこしらえた風呂敷包み」とかけて
・「冬の天気予報」と解く
・その心は「急な締め込み(冷え込み)に気をつけましょう」
【三味線栗毛】
・「酒井雅楽頭と酒井抱一」とかけて
・「クラーク・ケントとスーパーマン」と解く
・その心は「どうやら抱一(同一)人物みたいや酒井(さかい)」
【将棋の殿様】
・「羽生名人と藤井四段」とかけて
・「横綱大鵬と白鵬」と解く
・その心は「どちらが強いか飛車角(比較)は出来ません」
【松竹梅】
・「松っつぁん、竹さん、梅さん」とかけて
・「御三家、三人娘、トリオ・・・」と解く
・その心は「三人三様(歳寒三友)でしょう」
【尻餅】
・「一臼、二臼、三臼・・・」とかけて
・「地道な努力の成果」と解く
・その心は「尻餅(塵も)積もれば山となるでしょう」

2017年9月 7日 (木)

ランチ

義父の見舞いのため、休みを取って。
ランチ
今日はあまり天気が良くなく、身延山は雲に隠れていました。
病院近くの蕎麦屋さんで、家内とランチメニューの蕎麦。
ランチ
田舎ならではの、盛り沢山。

「真打」認定証

こんな立派な認定証があるんですね。
「真打」認定証

今日のなぞかけ(9/7)

今日も頑張ってます。
【死神】
・「命の蝋燭」とかけて
・「最新式のシステム」と解く
・その心は「LED蝋燭が便利でしょう」
【里帰り】
・「病は気から」とかけて
・「自然の海山の幸」と解く
・その心は「山桃は木から、山芋は土から、ヤマメは川から、ヤマサは大豆からでしょう」
【真田小僧】
・「やんちゃ坊主」とかけて
・「質疑応答に答える」と解く
・その心は「あぁ、真田(そうなんだ)」
【佐野山】
・「谷風梶之助」とかけて
・「吉幾三の歌」と解く
・その心は「なぁ酒(情け)よ、お前には分かるよなぁ酒(情け)よ」
【三軒長屋】
・「三軒長屋に住む剣術の先生」とかけて
・「先々の時計になれや小商人」と解く
・その心は「納豆、納豆、納豆ぉ〜(やっと、やっとう、やっとうぉ〜)」

2017年9月 6日 (水)

禁断愛?

禁断愛?
「禁断愛」などと、およそ政治家関連の記事の見出しとは思えませんが。
明日の週刊誌で、またまた国会議員の下半身がスクープされるようです。
検事から国会議員になった方の大脱線。
二人が密会するには当たり前の訳があります。
縁もゆかりもない私にも分かります。
写真をご覧ください。
クルマはアウディ(会うでぇ)ですから。

国のアイデンティティ

最近のお役所仕事は、肝心な所、重要な部分が抜けていたり誤っていたりして、かなり心配です。
新潟県某市の官民でつくる協議会が作成した韓国語版の観光パンフレットの地図で、日本海を韓国が主張する呼称「東海」と韓国語で表記していた。
日本政府は「日本海」が国際的に確立した唯一の呼称としており、同市は発行した5000部のうち4000部を回収、残り約1000部の回収も急いでいる。

我が国で「東海(地方)」は、【本州中央部の太平洋側】を指します。
「ちょっと間違えちゃいました」なんていう次元ではありません。
こんな隙を見せたら、そこを揚げ足取りに使われます。
さらに"何とか像"が増える理由になるかもしれません。
緊張感がなく、チェックが甘すぎるんですね。
こういうご時勢なだけに、もっと国のアイデンティティを真摯に自覚した方がいいと思います。

電気自動車

日産の電気自動車がモデルチェンジ。
電気自動車
電気自動車(EV)「リーフ」の新型モデルが10月から発売されるそうです。
1回の充電で400キロ(JC08モード)の走行を実現したほか、高速道路や駐車場で利用できる自動運転機能、発進と加速、減速、停止を1ペダルで操作する「e-Pedal」などの先進機能を搭載。
価格は約315万円円(税込)。

電気自動車がもっと普及すると良いと思います。
理由は、環境(空気・音)と動力瀬能、そして災害時の電源。
しかし、動力源の電気は、火力や原子力で作られたもの・・・というのがネック。
本当は、燃料電池車が理想だと思いますが。
しかし、まだまだ価格も高いし、航続距離は不満ですし、電池の劣化も心配です。

「三段なぞかけ集(弐)」作成中

「三段なぞかけ」に毎日苦しんでいます。
jj
初版の「三段なぞかけ集(壱)」は、データを誤って消去してしまい、全766題は、ペーパーで残っているのみで、既に絶版状態ですが、いずれ再作成するとして、新作を増やして行こうと思って、第2巻を作成しています。
前回の粗製乱造と、Excelだったのを反省。
pp
第2巻は、Wordで、50音順に各行10題程度にし、合計100題弱のボリュームにしようと思います。
それで、題3巻以降も作っていこうと・・。
今度の落語っ子連の稽古の時には、捻り出して完成させて持って行きたいと思います。

今日は「望」

今日は満月です。
 秋風に たなびく雲の 絶え間より
     もれいづる月の かげのさやけさ (左京大夫顕)

・・・ちょっと百人一首を思い出したりして。
そう言えば、先日、秋篠宮眞子様の婚約内定記者会見の時、お二人は「太陽と月」だなんて仰っていましたね。

マダニいマダニ見つからず?

これもブラックユーモアというか、洒落にならないお笑い話。
マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」への注意を呼びかけようと某県庁で開いた記者会見中、職員が標本として持ち込んだ生きたマダニ1匹が“逃亡”し、行方が分からなくなった。
職員や記者が捜したが見つからず、県は記者室に殺虫スプレーを散布後、部屋全体に薬剤が行き渡るタイプの殺虫剤もまいた。
体長数ミリの生きたマダニと、血を吸って死んだマダニを報道陣の撮影のために白い紙の上に置いたが、撮影が終わった後に生きたマダニが見当たらなくなった。
知事は「県民に注意喚起をすべき県として、より徹底した安全管理が必要だった」と陳謝した。

注意喚起しようというのがマダニ(仇に)なりました。
この説得力のなさは、どこぞの政党と同じです。
「事実は小説より奇なり」ならぬ「事実は小噺より愉なり」ですな。
そう言えば、マダニを歌った有名な和歌がありました。
 恋すてふ 我が名はマダニ 立ちにけり
          人知れずこそ 思い染めしか (壬生忠見)

「恋している」という私の噂がもう立ってしまった。
誰にも知られないように、心ひそかに思いはじめたばかりなのに。
平安時代の恋歌に登場しようとは、マダニも隅に置けませんな。
はい、隅に置いたらいなくなってしまいます。
なぞかけやっちゃいました。
「マダニが逃げた」とかけて
「妊婦には必ず必要なもの」と解く
その心は「マダニティ(マタニティ)ドレスでしょう」

笑い話

何かこう・・、下手な滑稽噺よりも爆笑してしまいます。
要領の悪い、三流の部活動みたい。
かつては政権の座にあった(これが間違いの素?)"野党第一党"の執行部人事のニュースです。

まずは、オジサンたちが、あまり嬉しくもなさそうに、夢も希望もなさそうに、手を繋いでいます。
これから、お遊戯が始まる訳ではありません。
(あぁ、別の観点から見ると、"お遊戯"は、もうずっと前から続いているのかも・・。)
下の表のオジサンたちなんでしょう。
面白いというか情けないというか、見事に肩書きにみんな「元」がついています。
それも、あの政権党時代だった時の肩書き。
しかし、あれは「落第」だと言われたんですから、この肩書きは恥じ入るべきものではないかと、素朴に思います。
「元外相」というのは、「外相を落第になった」という意味です。

要するに、新鮮さが全くなし。
とにかく、「ブーメラン党」「天唾党」「脇甘党」ですから、いつも前に進まずに全て戻ってしまう・・・。
女性活躍・・という時代に、女性の幹部は一人もいない。
肝心な、唯一有力な候補だった女史には、どうやら下半身に問題があるという訳で、これじゃ、与党とも男ともおんなじ。
また、週刊誌が騒ぎ立てそうな雰囲気です。
しかし、日本では、女性躍進のリーダーとかおだてられている人全員が、化けの皮が剥がれて・・、目も当てられません。
優秀でリーダーに相応しい女性は、別に必ずいるはずですが、オジサン感覚で評価してしまっているような気がします。
ちょっと元気がいい、爺殺しという・・・。
とにかく、政治家の皆さんは、他人に厳しく自分に甘い。
不良だと他人を批判することを、実は隠れて自分もやっている。
不正会計(法律違反)、暴言・失言(人権蹂躙)、そしてゲス不倫(倫理違反)の三拍子。
これじゃぁ、ミサイルが飛んで来ようというご時勢に、この国をおまかせできないでしょう。
尤も、私は与党を支持している訳ではありません。
どちらも目糞・鼻糞ですから。
なぞかけやっちゃいました。
「党幹部に指名されなかった女性議員」とかけて
「子どものことを心配する子煩悩な父親」と解く
その心は「あの子が何か志桜里(しより)ましたか?・・・そりゃぁ、山尾(止むを)得ませんなぁ」

今日のなぞかけ(9/6)

これでどうだ。
【五百羅漢】
・「廃仏毀釈」とかけて
・「整理整頓好きな人」と解く
・その心は「そこいらに仏(放っとけ」と言われても困ります」
【子ほめ】
・「年齢の数え方」とかけて
・「体重の計り方」と解く
・その心は「どちらも少なめにする方が無難でしょう」
【五目講釈】
・「支離滅裂な話」とかけて
・「整理してまとめて説得する人」と解く
・その心は「相手に五目とも(ごもっとも)と言わせます」
【子別れ】
・「母子家庭」とかけて
・「子どものことが気になって仕方がない親」と解く
・その心は「子別れ(子離れ)しないといけません」
【権助魚】
・「海で獲れた魚?」とかけて
・「最難関の大学受験」と解く
・その心は「合格目指し(メザシ)て頑張ります」

2017年9月 5日 (火)

叔父から

週末にチラシを送った叔父から、受け取ったとメール。
叔父から
「千早亭落語会」「お江戸あおば亭」を待っている人がいるから、喜んでチラシを配ると。
叔父から
元々、現役時代は小さな会社を経営していましたから、人と話したり、集うのが好きな夫婦で、嬉々として誘って来てくれるのが有難く、感謝にたえません。
それから「三段なぞかけ」の数に驚いていました。
暖かいご贔屓に支えられて、ささやかではありますが頑張りたいと思います。

ある噺家さんご夫婦

昨日、どこかのテレビ番組で偶然観た話。
トップセールスだった人と結婚披露宴を挙げたその場で、新郎が会社を辞めると宣言して、何と噺家さんになってしまったという夫婦が紹介されていました。
セールストークを勉強するために落語を聴いているうちに、木乃伊取りが木乃伊になったという訳。
しかし、新婦にとっては、まさに青天の霹靂。
旦那の収入がゼロになって、奥さんが子育てをしながら家計を支えるのは痛々しいぐらい・・・。
元々、旦那は物事に徹底的にのめり込むタイプなんでしょう。
落語にも人一倍精進して、遅い入門ながら、短時間で大きな賞を獲ったりして、二つ目ではありますが、ホープとして期待されるようになり、今では家計も一息ついている様子。
こんな旦那さんと結婚して良かったか、後悔しているか?
・・・「後悔している」
「でも、生まれ変わってもまた結婚するかもしれない」って、まるで、落語に出て来るおかみさんのような台詞が印象的でした。
夫唱婦随というか、とにかく二人ともポジティブです。
個人的には、旦那さんのガンガン、コテコテの芸風は好きではありませんが、これだけ周りに苦労や心配をかけたんだから、大看板になってもらいたいものです。
芸人さんには、こういう破天荒さが要るんでしょうね。
私には絶対に真似の出来ない領域です。

女性噺家さんのコメント

「東京かわら版」9月号に、新真打特集が掲載されています。
その中で、「柳亭こみち」さんが、女性が噺をすることに関して、ちょっと触れていました。
プロアマを問わず、女性が落語を演ることについて、参考になると思いますので、紹介したいと思います。
(いつものことですが、決して「自分で楽しくやれればいいんだ」という方を否定している訳ではありません)
噺はやはり男性がやったほうが面白いようにできているので、そこをいかに自分が軽々と乗り越えているように見せるかを、いつも考えています。
「がんばってるな」って思われたら作戦ミスなんです。
同期の男性がどんどんプラスを積み重ねていっている中、どうしてもマイナスをゼロにする作業が大きい。
私がやる意味を考えつつ、私にしかできないことを一つ一つの噺で突き詰めて考えていきたいです。
[質問] 女の部分をどこまで出すか捨てるか加減していますか。
自然体でいること。
着物も私は男物は着ませんが、そのほうが自然だから。
お化粧も自然に。
髪型も古典をやる上で、顔と耳を出す。
噺は演出を変えて、出てこない女性を登場させたり、台詞を作り替えて成立させていきます。
女流とか、女性にしかできないとか、そういう言葉にずっとひっかかってきました。
私は落語をただまっすぐやりたいだけなのに、みんな私に「女性にしかできない落語を」とか言ってくるのはつらいなって思っていたんです。
でも私にしかできない噺って何かをつきつめると、結局そこだった。

・・・・・・
落語が男が作ったものであるゆえに、「女性はまずマイナスからゼロにする」作業が必要。
まさにそのとおりです。
それから、「女性にしかできない落語」というのは、まさに女性が、自然体で女性の了見でやる落語だと思います。
男の落語のコピーではなく、高座本の丸暗記でなく、男性が聴いても自然に受け容れられる噺を創っていただきたいと思います。

二人の”若旦那”

環境や立場も全く違うと言えばそれまでですが、若旦那にも色々あるようで。
最初の若旦那は、言わずと知れた隣の国の若旦那。
貧しい国にも拘わらず、本人は飽食の限りを尽くしたように太っていて、若いのに、太りすぎで今にも死にそうな人。
貧乏なのに、軍備のために湯水のように金を使い、国民が貧困に喘いでいると言われています。
一方で、中東サウジアラビアの皇子さま(皇太子)。
サウジアラビアのW杯出場が懸かるアジア最終予選の日本とのゲームのスタンドを無料開放するそうです。
皇太子が入場券を買い占め自国サポーターに提供するそうです。
隣の国の若旦那は本当に”太い腹(デブ)”、一方でサウジアラビアの皇太子は”太っ腹”です。
「太い腹」と「太っ腹」とは意味が全く違うんですね。
試合会場のキング・アブドゥラー・スポーツ・シティーは収容約6万2000人。
緩衝地帯と日本サポーター用の席を除くシートは約6万。
そのうちの5万9800席は普通席35サウジアラビアリヤル(SR、約1029円)。
残り200席がロイヤルシートで1500SR(約4万487円)。
締めて計239万3000SR(約7033万円)。
サルマン皇太子は、国内No・2の実力者。
スポーツ振興に尽力、特にサッカー界とのつながりが深い。
サウジアラビアではチケット購入者の大半が富裕層。
会場に姿を現さない人も多く、今最終予選でも満員発表ながら空席が目立つ試合もあったというが、今回の措置で満席となるのは必至だ。

サポーターのみならず、選手が頑張っちゃいますね。
皇太子が、若旦那に「どうだ、"オイルマネー(俺の真似)"など出来ないだろう」って言ったかな?
若旦那と皇太子は、実に"皇太子(好対照)"ですね。

今日のなぞかけ(9/5)

今日も元気だ、ご飯が美味い。
【雑俳】
・「点者」とかけて
・「エラーした選手を叱る監督」と解く
・その心は「何やっ点者(何やってんじゃ)!」
【強情灸】
・「熱いお灸を我慢する人」とかけて
・「来年還暦(本卦還り)を迎える人」と解く
・その心は「強情灸(59)でしょう」
【甲府ぃ】
・「豆腐の売り声」とかけて
・「あちこちであることないことを言いふらす人」と解く
・その心は「豆腐ぃ(遠くに)行って甲府ぃちょう(こう吹聴)します」
【紺屋高尾・幾代餅】
・「一途で貧乏な客と一緒になる二人の花魁」とかけて
・「人気の休日ピクニックコース」と解く
・その心は「近々、高尾に幾代(高尾山に行くよ)」
【五月幟】
・「鯉の吹流し」とかけて
・「消化器官の精密検査前日」と解く
・その心は「腹に何も残しません」      

2017年9月 4日 (月)

心配です

昨日、核実験を行った隣の国の若旦那、懲りずに、核実験のための追加坑道を完成し、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を通常の角度で北太平洋に発射する追加挑発の可能性が高いとの情報があるそうです。
「ICBMをもうすぐ発射するという予測がある」ということです。
ねぇ、若旦那。
はしゃいで花火を打ち上げるのはいいけど、お金はあるの?
大丈夫?
愛宕山から、かわらけを投げるのとは違うんだから。
台風や何やらで、国内の食糧も足りないって聞いてますが、これ以上騒ぐと、周りから更に兵糧攻めに逢いますよ。
なぞかけやっちゃいました。
「ICBM発射」とかけて
「サンダル履きで冬山に登る人」と解く
その心は「 一番間抜け(IChian anuke)で危険な方法です

高坐招魂社

もうひとつ、上方落語の話題です。
桂文枝上方落語協会会長は、上方落語家の物故者を合祀する「高坐招魂社」が大阪天満
宮内に10月に完成すると発表。
大阪市天王寺区の生國魂神社で開催された上方落語界恒例イベント「彦八まつり」で、笑福亭鶴瓶らと奉納落語会に出演。
2005年に亡くなった五代目桂文枝、桂文紅、林家染語楼、桂吉朝の十三回忌にあたり、故人をしのぶ座談会を行い、その席で超満員のファンに発表した。
関係者によると場所は、上方落語の定席「大阪天満天神繁昌亭」近くの通称「亀の池」がある敷地内で、高さ約2メートルの社。
10月18日に鎮座祭が行われる。
文枝は「先輩方をすべて合祀することになりました。先輩師匠の御霊がすべて入っているので、お参りしていただくと、お話が上手になります」と話した。

・・・やや宗教色がかっていますが、気持ちはよく分かります。
戦後から暫くで、ほとんど滅びかけていたと言ってもいい上方落語ですから、逆に今ま
だこういうことが出来るコンパクトさがあるんですね。

桂小文枝復活

上方落語でおめでたい話題です。
桂小文枝復活
桂きん枝師匠が落語家生活50周年の平成31年春に「四代目桂小文枝」を襲名するこ
とになったそうです。
先代は、「上方落語四天王」と呼ばれた五代目文枝師匠の前名。
今回27年ぶりの名跡復活となるそうです。
きん枝師匠と言えば、我々には「ザ・パンダ」です。
当時、若者に人気絶頂だった桂三枝(現文枝師匠)さんの子分的な形の4人のユニット。
林家小染・月亭八方、桂文珍と桂きん枝さん。
早く亡くなった小染さんは落語が上手かったし、文珍師匠も今や落語の大看板になった。
あまり落語は聴いたことがありませんし、個人的に色々あったと聞いています。
最近は古典落語に本格的に取り組み、平成28年には上方落語協会副会長に就任。
兄弟子の六代目文枝会長をサポートし、神戸市内に来年夏オープンする「神戸新開地・喜楽館」建設の 陣頭指揮をとっている。
今回、名跡復活を熱望する先代関係者らの働きかけなどもあり、一門や関係者らの承諾を経て襲名となった。
この日、きん枝さんは「師匠や弟子一門が大事にしていた名跡。日々精進、努力を重ねていかなければならないと強く感じています」と決意を語った。

・・・小文枝というと、やはり先代が偉大ですが、名跡復活は喜ばしいことです。
なぞかけやっちゃいました。
「きん枝師匠の小文枝襲名」とかけて
「暴力団殺人事件現場の検証が終わった」と解きます
その心は「小文枝(子分死)で立入禁止(きん枝)が解除になった」
(確か、きん枝師匠の本名は"立入"さんだったはず)

内定

「内定」という言葉の意味。
正式の発表の前に内々で定まること。
また、その決定。

昨日の秋篠宮眞子様の婚約は「決定」ではなく「内定」だそうで。
天皇陛下にお許しいただいたと「正式な」記者会見で語っても、まだ内々ということ?
神道の儀礼に則って「何とかの儀」、要するに「結納」が済んだら正式に「決定」だそうです。
正式でなければ、「決定」と言っても良いと思うのですが。
そうか、「事実上決定」ということですか。
さりとて、「正式に内定」いうのも変な表現だし。
・・企業の新卒者の採用でも、「内定」「内々定」とややこしい。
多くの企業が、10月1日あたりに「内定式」という儀式をやるので、その前はまだ「内々定」か・・・。
でも、普段「内々定」なんて言わない気がします。
「クリスマスイヴ・イヴ」みたいです。
なぞかけやっちゃいました。
「婚約が内定した”太陽と月”のお二人」とかけて
「高尾太夫が来る日が待ち遠しい久蔵」と解く
その心は「いずれ月日の経つのは早いものです」

初々しい?写真

私が師匠と初めて出会った日の写真です。
今から10年半前のことです。
ここは、都立文京高校の教室です。
落研の初代部長の麻雀亭駄楽師匠と圓窓師匠は、文京高校の同窓生で、確か駄楽師匠が1年上だったはずです。
落研を立ち上げるに当たって、人形町末廣の楽屋に当時の吉生さんを訪ね、「仙台に来て欲しい」とお願いした仲だそうです。
その駄楽師匠が、67歳で急逝したことから、師匠が母校で「偲ぶ会」をやろうということになり、「あたしも一席やるから、OBも誰か一席」という話。
ご縁があって、私がやらせていただくことになったという・・・。
懐かしい写真2
とにかく、大学時代の「」三遊亭圓生独演会でやって以来の「子ほめ」を、約5分に縮めてやりました。
懐かしい写真2
若いですねぇ。
10年経つと・・・、ひどいものですが。
これがきっかけで、「落語っ子連」に仲間入りさせていただき、落語をやることになりました。
下の写真は、初めて出演した発表会で「子ほめ」をやった時に、師匠から批評していただいている場面です。
懐かしい写真3
それから1年とちょっと経ち、師匠の誕生日のお祝いで「同窓っ子連稽古会」の時に「三方一両損」をやった時の写真です。
珍しく、浴衣姿です。
懐かしい写真3
この時に、私のこのブログをご覧になって、窓口さんがおかみさんと二人で来てくださいました。

歴史の1ページ

これは落研の伝説になっている貴重な写真です。
勿論、私が入部するずっと前のことですが、六代目三遊亭圓生師匠のことに触れる度に、この写真を思い出します。
歴史の1ページ
昭和39年の創部5周年記念「三遊亭圓生一門会」の時のものだと聞いています。
最前列の中央が圓生師匠、左端が吉生(圓窓)、その隣が先代圓楽のお二人。
そして右端が紙切りの林家小正楽(先代正楽)です。
;;

懐かしい写真

昨日が、六代目三遊亭圓生師匠の誕生日・命日だったので、色々思い出を紐解いてみました。
何と言っても、「金願亭乱志・三遊亭圓生二人会」でしょう。
「馬鹿ヤロウ!」と言われてしまいますね。
実は、創部20年記念「三遊亭圓生独演会」です。
昭和53年5月、仙台市民会館小ホール満員500名のお客さまを前にして、開口一番で「子ほめ」を演らせていただいた時の写真。
  懐かしい写真1
この後が・・・、これですよ。
昭和の名人六代目三遊亭圓生師匠の円熟の高座です。
私が座って、その後で二つ目の梅生さんが上がって、その後・・。
ということは、私が座った面に名人が座ったということです。
もうこれは・・・感動ものです。 
  懐かしい写真1
この時師匠は78歳、習志野で急逝される前年です。
  懐かしい写真1
この時は、「吉生(圓窓)」→「ぬう生」と、我々落研との接点になっていただいていたぬう生改め「圓丈」師匠の真打昇進披露口上もやっていただきました。
後で分かったことですが、この時、圓生師匠は、落語協会を脱退する覚悟を決めた頃だったようです。
歴史に残る「落語協会分裂騒動」のまさに前夜のことでした。

今日のなぞかけ(9/4)

9月4日だけに、頭脳を駆使(94)して頑張ります。
【紀州】
・「次の将軍は誰?」とかけて
・「ご近所のお弔い」と解く
・その心は「紀州(忌中)でしょう」
【伽羅の下駄】
・「伽羅や沈香」とかけて
・「内閣総理大臣」と解く
・その心は「どちらも希少な香木(公僕)でしょう」
【酒番屋】
・「禁酒令」とかけて
・「銀行で多額の両替をしたとき」と解く
・その心は「禁酒(金種)に令(〇)が並びます」
【金明竹】
・「金明竹の庭園が有名な宇治の万福寺」とかけて
・「ダークダックス」と解く
・その心は「おう、バクさん(黄檗山)」
【くしゃみ講釈】
・「のぞきからくり」とかけて
・「在原業平の詠んだ和歌」と解く
・その心は「からくりない(からくれない)に水くくるとは」

2017年9月 3日 (日)

皇室の慶事

秋篠宮眞子様のご結婚内定の記者会見がありました。
まことにおめでたいことです。
それにしても、皇室の方々の報道の際の、関わりのある方々の言葉遣いが、何ともまどろっこしいというか、わざとらしいというか、聞いていてイライラしますが、これは下々ゆえだからでしょう。
お二人を拝見して、大変不謹慎ですが、「おせつ徳三郎」も連想してしまいました。
象徴的だと思うのは、相思相愛のカップルではありますが、なんとなく女性がどこか上から・・という立ち位置が・・・。
なぞかけやっちゃいました。
「秋篠宮真子様のご結婚」とかけまして
「三遊亭圓朝作の三題噺」と解きます
その心は「眞子(まご)ついたら小室さん(山)の護符が守ります」

もう1つやっちゃいました。
「やんごとない方をお題にしたなぞかけ」とかけて
「金銭感覚のない無駄遣い・浪費」と解きます
その心は「とんでもない不敬罪(不経済)でしょう」

謝楽祭お開き

謝楽祭も大盛会のうちにお開きだったようです。
謝楽祭お開き
おめでとうございます。
謝楽祭お開き
落語会は聴きたかったですが、並ばないとね・・。
落語はゆっくり聴きたいし。
謝楽祭お開き
・・・来年は、行ってみようか。

圓生忌

湯島天神では、今頃「謝楽祭」が佳境だと思いますが、9月3日は、昭和の名人六代目三遊亭圓生師匠の誕生日とご命日です。
圓生忌
1900年に生まれて、1979年に亡くなられました。
圓生忌
1900年は19世紀最後の年で、三遊亭圓朝が亡くなった年。
1979年は私が社会人になって、上野のパンダが死にました。
圓生忌
前年に落語協会を脱退して寄席に出られず、各地でのホール落語会を精力的にこなしていました。
千葉県習志野での落語会で倒れて急逝されて38年。
圓生忌
私がリアルタイムで聴くことが出来たのは、晩年の4年間だけでしたが、間に合って良かったと思います。

私の落語徘徊も、圓窓師匠は勿論ですが、圓生師匠が残された数多くの噺や音源や書籍が大きな道しるべになると思います。

創部60周年

ボーっとしていて・・・ふと思い出したこと。
わが落研は、今年で創部58年になりました。
1959(昭和34)年7月の創部ですから、寄席や落語会の本場にある在京・在阪の大学には敵いませんが、地方の国立大学では最も古い落研ではないかと思います。
・・・ということは、再来年は60年。
人間で言えば、還暦・本卦還りということになります。
50周年の時は、ちょうど創部当時の先輩方がリタイアするタイミングと重なったこともあり、大々的に周年を祝いました。
そして、55周年の時は、OB落語会や新作落語会と、OB・現役それぞれで記念落語会を開催しました。
この新聞は、2014(平成26)年9月の河北新報の記事。
創部60周年
そして、55周年記念の「OB落語会」のプログラムには、「55年のあゆみ」を載せて、落研の歴史を紹介しました。
;;
さぁ、60年はどうするのでしょうか?

隣の国で"地震"

お昼過ぎに、隣の国でマグニチュード6を超える地震が起こったそうです。
隣の国で"地震"
原因は、自然災害ではなく、あの国の若旦那の常軌を逸した思考回路のようです。
これだけ繰り返すと、もはや常軌を逸しているとは言えなくなる?
本人にすれば常軌ということになります。
なぜこんな風になるんでしょう?
日本が、我々がどう考えようが、どちらが正しかろうが、向こうが危険なボールを持っていることだけは間違いないことです。
先日、ミサイルが日本を横切った時に、Jアラートのことを安易に批判したり、楽観的な「(隣の国の若旦那は)最悪のことはしない(出来ない)」という論調も、不安を煽ってはいけませんが、起こりうると思うことも必要かもしれません。
若旦那にも困ったものです。
落語を聴かせてあげたいですね。
何が良いでしょうか。
「二階ぞめき」あたりはどうでしょう。
なぞかけやっちゃいました。
「北朝鮮の核実験実行の重大発表」とかけて
「若旦那から無理難題を言われる幇間の一八」と解きます
その心は「正恩談(冗談)じゃありません!」

叔父へ

私の落語のよき理解者でもあり、ご贔屓でもある叔父(母の弟)は、思えば、私が「落語っ子連」で師匠に師事して以降、同じく「千早亭落語会」が始まって以降、落研OB会で東京でOB落語会を始めて以降、この3つの落語会に「皆勤」してくれています。
落語っ子連(三流亭)は、現在の「深川三流亭」の前からですから、父のことで出演できなかった1回を除けば【14回】。
扇子っ子連(千早亭)は、父のこととOB落語会と重なった2回を除いて【12回】。
OB落語会「お江戸あおば亭」は全回【12回】と、番外で開催した「一番丁はずみ亭」が【2回】。
この3つの落語会を合わせると、何と【40回】になります。
私の高座を聴いてくれては、必ず母に報告しているようです。
ほとんど「良かったよ」としか言っていないようですが。
しかも、ご近所の方や知人を誘って、少なくても6~7名、多い時は10名以上も連れて来てくれます。
皆さんご高齢ではありますが、それぞれの落語会を楽しみにしていてくださるようです。
本当にありがたいご贔屓です。
ということで、今秋の落語会の案内をしないといけません。
◆9月30日(土)の「第15回 千早亭落語会」
pp
◆11月25日(土)の「第13回 お江戸あおば亭」
叔父へ
この2つの落語会のチラシを、いつものように郵送しました。
あ、それから、例の「三段なぞかけ集(壱)」も同封しました。

来年1月に予定している「深川三流亭」は、まだ日程が決まっていないので、決まってから送ることにしようと思います。
深川三流亭のチラシ(案)
・・・各落語会、とりわけ「深川三流亭」では、窓口さんと百梅さんの動員力が物凄く、毎回80~100名以上のご来場者があります。
また、「千早亭落語会」は、地元(豊島区)で開催のため、それぞれのメンバーのお客さまと他の連のメンバーの方々が多く、やはり80名以上、キャパシティいっぱいのご来場。
それから、OB落語会は、落研OBとOBのご贔屓中心で、やはり毎回80名以上のご来客に楽しんでいただいています。
キャパシティの小さい「浅草ことぶ季亭」で開催した時は、詰め込んで55名、OBには外で聴いていただいたり・・・でした。
私のご贔屓は、この叔父の一団と、あと2~3名、必ずご来場くださる方がいらっしゃいます。
ただ、これは私のスタンスなんですが、職場や家族には声はかけません。
別に隠れてやっている訳ではありませんが、「来てくれ」とお願いするのを潔しとしない、天邪鬼が出て来ます。
家内は無頓着です。
それでも、自分たちの結婚披露宴で「甲府ぃ」をやりましたし、家内に頼まれた会で「子ほめ」「救いの腕」「花色木綿」「牡丹燈籠」は聴いてもらいました。
そうそう、「ねずみ」も聴いてもらいました。
子どもたちも、2~3回は聴いてくれているかもしれません。
しかし、何か感想を言ってくれたことはありません。
職場の人はほとんどありません。
自分が好きでやっていることですから、無理やり誘って義理だけで来てもらおうと思わないのと、まだまだ聴いて納得してもらえる技量ではないと・・・。
本音は、自分の好きなことくらいは職場から離れたところでやりたいという素朴な気持ち。
それでも、仕事のご縁で知り合った(他社の)方で、本当に落語が好きで来てくださるご贔屓の方はいて、必ず感想や意見を言ってくださいます。
叔父のささやかな楽しみに、これからもしっかり応えて行かなくてはいけません。
そんな元気いっぱいな叔父も、先月80歳になりました。
なぞかけやっちゃいました。
「私の落語のご贔屓の叔父」とかけまして
「若作りの女性」と解きます
その心は「実は、30(傘寿)どころでなく、始終(40)越えてます」

五代目桂三木助襲名披露パーティー

スポーツ報知に、五代目桂三木助襲名披露パーティーの記事がありました。
五代目桂三木助襲名披露パーティー
桂三木男改め5代目桂三木助襲名披露パーティーが2日、東京・ホテルオークラで行われ、約200人が門出を祝福した。
先々代が名乗っていた5代目を襲名する5代目は「新たな三木助を創ってきたたい」とあいあつした。
日テレ系演芸番組「笑点」でおなじみの林家たい平(52)が司会を務め、師匠の金原亭馬生(69)は「落語に対してはメキメキ力を挙げています」とあいさつ。
所属する落語協会・柳亭市馬会長(55)は「5代目という新しい誕生を待っていた。寄席にこの名前が戻ってくれことを心から喜んでいる」とエール送った。
5代目・三木助は03年に馬生に入門し、06年11月に二ツ目に昇進。
真打ち昇進披露興行は9月下席(21~30日)の上野・鈴本演芸場を手始めに新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、半蔵門・国立演芸序章と続く。
5代目三木助のほか、同時に真打ちに昇進する志ん八改め2代目・古今亭志ん五(42)、柳亭こみち(年齢非公表)の3人で交互にトリを務める。

・・・このあたりは、やはり何とかの何光りで、注目されています。
落語協会や落語ファンには、先々代や先代を知っているだけに、大看板の復活はとても楽しみです。
因みに、若くして自ら命を絶った先代は、ご本人の叔父にあたり、私と同い年でした。
ご本人には大きなプレッシャーにはなると思いますが、新しい三木助を創っていただきたいと思います。

落語DEデート

昨夜から今朝は、かなり涼しかった。
夜中に布団を掛けました。
こうやって体調が乱されるんでしょう。
   ◇二代目桂小南       「雛鍔」
今までは、特に二代目などとつけませんでしたが、間もなく三代目が誕生しますから、これからは先代だとか二代目と呼ぶことになります。
音源が昭和49年だそうですから、まさに円熟期の録音です。
上方落語は苦手ですが、小南師匠は聴きました。
変なコテコテもなく、綺麗な高座でした。
落語DEデート
そう言えば昨日、浅草演芸ホールの前を通ったら、三代目襲名披露興行の宣伝看板が立っていました。

今日のなぞかけ(9/3)

残暑厳しき折、健康に気をつけましょう。
健康のためなら命も要らない。
【かつぎ屋】
・「ゲンかつぎ」とかけて
・「共稼ぎで子どものいない夫婦」と解く
・その心は「ジンクス(ディンクス・DINKS)でしょう」
【火事息子】
・「蔵の壁」とかけて
・「人のプライドを傷つける」と解く
・その心は「どちらも泥を塗るでしょう」
【釜どろ】
・「石川五右衛門」とかけて
・「湯豆腐」と解く
・その心は「鍋釜で煮られて味が出るでしょう」
【蝦蟇の油】
・「四六の蝦蟇」とかけて
・「まぐれで取った金メダル」と解く
・その心は「どちらもフロック(フロッグ)でしょう」
【紙入れ】
・「新さん」とかけて
・「間男がばれてしまった男」と解く
・その心は「相手の亭主に辛酸(新さん)を舐めさせられるでしょう」

2017年9月 2日 (土)

明日は「謝楽祭」

明日(9月3日)は、落語協会主催の「謝楽祭」です。
かつての「圓朝まつり」から、名称と場所を変えて。
明日は「謝楽祭」
こんな催し物があるそうです。
●謝楽祭寄席
 多くのお客様と多くの芸人の出会いを求めて、三部構成の寄席
●梅香殿二ツ目寄席
 二ツ目による落語会
●特設舞台
 日頃の感謝を込め特別な出し物をご用意、観覧無料
●芸人屋台
 お馴染みの芸人がこだわりの味覚と掘り出し物を出店
●謝楽祭「俳句」募集
 今年も「俳句」を募集
「謝楽祭」の扇子と手拭い
【会場】 湯島天満宮(湯島天神)
【時間】 10:00〜16:00

「謝楽祭」の扇子と手拭い
私は、どうもこういう類の、人が群れる場所が好きではありません。
「圓朝まつり」も、師匠が奉納落語で「揺れるとき」を演った年に行ったことがあるぐらいです。
「謝楽祭」のチラシ
いつも、真夏の炎天下でしたから。
やはり田舎者なんでしょう。
「謝楽祭」のチラシ
なぞかけやっちゃいました。
「落語協会の大イベント」とかけまして
「よく洗わない食器」と解きます
その心は「謝楽祭(皿、臭ぁい)でしょう」

浅草で


予定どおり足袋を2足買って・・、その後で、浅草公会堂近くの手拭い屋さんを覗きました。
今までも何度か見て回っていましたが、最近は、これはというのにものに巡り会えず。
こういう所では、当然のことながら、季節物や新しいデザインの物が前面に出ています。
我々が高座に使うのは、勿論、物にもよりますが、あまり季節感は求めませんから。
ディスプレイに老松柄のがあったので、店員さんに「これを見せてください」とお願いすると、すぐに出してくれて、広げようとするので、思わず「広げないでください。そのまま見せてください。たたんだ状態が見たいから」と言いました。
浅草で
我々の場合は、まずは畳んだ状態でどう見えるかが重要です。
やはり、畳んだ状態だと、模様をぼかした部分が表に出てしまい、あまり高座に映えない感じでした。
店員さん「変なことを言う客だ」と思ったかもしれません。
ごめんなさい。
季節物はダメとは言うものの、萩の柄があれば、11月の「お江戸あおば亭」で使えるかなと思いましたが、残念ながら見当たりませんでした。
結局、骸骨の柄と傘の柄のを買いました。
骸骨は、「牛久味わい亭」の「牡丹燈籠」で使おう。
傘は、いつか「三井の貸し傘」を演る時に使おう。

浅草へ

上野から浅草へ。
浅草へ
別に浅草でなくても良いのですが、足袋が欲しかったから。
浅草へ
街では浴衣を着た女性もチラホラ。
   浅草へ
平和な日暮れ時です。

不忍池

実は今日は出勤日。
朝は雨降りでしたが、爽やかに晴れ上がりました。
不忍池
建物から出た方が涼しいぐらいです。
早めに仕事を切り上げて、不忍池へ。
不忍池
残念ながら、もう蓮は終わっていました。
花は、シャワーヘッドのような形になっています。
ごく稀に、まだ花が咲いていましたが。

第八回奥羽越学生落語会

落研が、新潟大学と東北学院大学と共催している「奥羽越学生落語発表会」。
この落語会も8回目を数えるようになったそうです。
距離や費用などの課題を克服しながら、学生さんたちが頑張っています。
ll
   第八回奥羽越学生落語会
  日時: 9月17日(日) 開場13:00 開演13:30〜
  会場: 新潟駅南サテライトキャンパス ときめいと
         入場無料・予約不要・途中入退出自由

残念ながら、私も翌日高座があるなど、新潟まで行くことが出来ませんが、お近くにお住まいの方、偶然でもその時間帯に現地にいらっしゃる方は、是非覗いてやってください。
なぞかけやっちゃいました。
「3大学落研合同の落語会」とかけまして
「幼い頃に生き別れになった親と対面した人」と解きます
その心は「誰はばかることなく奥羽越(大嗚咽)でしょう」

団結力の勝利

小田急線代々木上原駅で、ホームと電車の間に挟まれた女性を協力して助け出したという話。
団結力の勝利
代々木上原駅のホームで、突然、線路に頭を投げ出す形で、若い女性が意識を失って倒れたところに、電車が入って来て・・・。
絶体絶命の女性のピンチを救ったのは、その場に居合わせた駅員と乗客およそ50人。
その場にいた全員が電車を手で押し、ホームと電車の間に隙間を作ろうとしました。
当時ホームに居合わせた人は、「みんなで電車を押しました。押したら少し隙間が開いたので、ホーム上に女性を引っ張り上げた」と。
また、電車の中でも女性を救おうという動き。
電車に乗っていた人は、「人が挟まれているから、ホームとは反対側に集まろう──とい
う感じになって、外から押すのと車内の乗客も片側に寄ったことで、何とか車体が傾いた」と。たくさんの人の協力で隙間から救出された女性はその後、心臓マッサージが行われ、意識を取り戻し、無事回復して2週間後に退院。
この救出劇に、消防署から感謝状が。

・・・電車って物凄く重い物ですが、大勢が気持ちと力を合わせれば、動かせるものなんですね。
なぞかけやっちゃいました。
「ホームでの突然の事故」とかけまして
「100両の金に目がくらんだ帯久」と解きます
その心は「応急(小田急・帯久)対応で重い(思い)が動きました」

「お江戸あおば亭」チラシ改定版

先日、志ん志師匠から、「季節に合った絵柄に」というリクエストをいただきましたので、試作品の改定を行いました。
「お江戸あおば亭」チラシ改定版
11月下旬の落語会ですから、こんなに雪深くはありませんが、晩秋から冬のイメージで。
プログラムも同じフェイスにしました。

来春の二つ目昇進

まだ夏が終わろうとしているところなのに、落語協会から、来春のおめでたいニュースです。
平成30年春(3月下席より)、
柳家小多け(小里ん門下)、春風亭一花(一朝門下)、桃月庵はまぐり(白酒門下) の3名が二ツ目に昇進することが決定いたしました。

・・・3人とも知りません。
最近、寄席に行く機会が少なくなってしまったので。
なぞかけやっちゃいました。
「待ちに待った嬉しい昇進」とかけて
「新幹線のぞみで大阪に行く途中の新横浜駅」と解きます
その心は「まだ2つめぇ(2つ前、二つ目)だ」

若手の皆さん、頑張ってください。

千葉市章

「初音ミク」・・・?
「初音の鼓」なら知っちゃあいますが、何のことだかちとわからねぇ。
初音ミク(はつね みく)は、2007年8月31日に、クリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成・デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称。
って言われたって、わからねぇよ。
”バーチャル・シンガー”なんて言われているみたい。
要するに、バーチャルなシンガーなんですよ。
その人・・・じゃないけれども、二十歳になったそうなんです。
そこで、突然、千葉市が出て来ました。
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千葉市がバーチャルアイドル「初音ミク」をデザインした特別市章を市ホームページに一日限定でアップした8月31日、アクセスが殺到した。
市章が切り替わった午前9時以降、元に戻った午後9時までのアクセス数は前日同時間帯(3444件)の22倍を超える7万6019件だった。

要するに、千葉市の市章を一日だけ、このバーチャルアイドルのキャラを使ったということ。
以前から市章デザインと姿形が似ていると話題になっていたことから、初音ミク誕生10周年の31日に合わせてアップした。
熊谷俊人市長は「反響に驚いている。全国の人に関心をお寄せいただきありがたい」と話した。

千葉市章
市はポップカルチャー振興に力を入れており、幕張メッセ(同市美浜区)で1日始まったイベント「初音ミク『マジカルミライ 2017』」にブースも出展。
最終日の3日まで、特別市章をあしらった缶バッジを各日3000個配布している。

・・・双方のシナジーが期待できるということなんでしょう。
本当に良い時代、柔らかい時代になりました。
一昔前なら、「厳粛な市章をいじったりするとは何事だ!」なんて批判されたでしょうね。
なぞかけやっちゃいました。
「千葉市と初音ミクのコラボ」とかけまして
「運転中の機械の巡回点検」と解きます
その心は「こっ千葉(こっちは)特に市章(支障)ない初音(はずね)」

仁鶴師匠の休演継続

先月下旬から体調不良で、「なんばグランド花月」を休演していた笑福亭仁鶴師匠。
やはり、出演予定だった5日から11日までの本公演を休演されるそうです。
所属事務所によると、「体調不良のため」という。
先週のお昼のNHKのテレビ番組は、収録済で出演されていましたが・・。

今日のなぞかけ(9/2)

さぁ、今日も頑張りましょう!
【お花半七(宮戸川)】
・「お花が惚れた男」とかけて
・「今世紀」と解く
・その心は「半七(三七)二十一世紀でしょう」
【帯久】
・「帯屋久七」とかけて
・「天才と秀才揃いのクラス」と解く
・その心は「帯久(飛び級)ばかりです」
【お見立て】
・「廓の若い者」とかけて
・「失神した人」と解く
・その心は「喜助(気付け)薬が要るでしょう」
【親子酒】
・「禁酒破り」とかけて
・「満員電車に割り込んで乗った人」と解く
・その心は「周りから禁酒く(顰蹙)を買ったでしょう」
【お若伊之助】
・「師匠と弟子の恋」とかけて
・「仇討ちの応援」と解く
・その心は「お若伊之助(おわかいの助)太刀いたすぞ」

NHK昭和名人寄席

NHKの音源が、CDセットでシリーズで発売されます。
とりあえず第1巻(CD5枚組)は、10,800円。
昭和名人寄席
 (1)  1.八代目 桂文楽        「鰻の幇間」
     2.五代目 古今亭志ん生    「今戸の狐」
     3.三代目 三遊亭金馬     「夢金」
 (2)  1.六代目 三遊亭圓生     「百川」
     2.八代目 林家正蔵       「やかん」
     3.三代目 桂三木助       「宿屋の富」
 (3)  1.八代目 三笑亭可楽     「船徳」
     2.二代目 三遊亭円歌     「早合点」
     3.三代目 三遊亭金馬     「死神」
 (4)  1.三代目 桂三木助       「猫忠」
     2.二代目 三遊亭円歌     「龍宮」
     3.五代目 古今亭今輔      「関の扉」
 (5)  1.八代目 三笑亭可楽     「子別れ」
     2.八代目 桂文楽        「素人鰻」
     3.五代目 古今亭志ん生    「黄金餅」

・・・確かに、素晴らしいメンバーです。
しかし、いくらなんでも、もう世代が違い過ぎる気がします。
この中で、私が間に合った師匠は、圓生、正蔵、今輔の3人だけ。
他の6人の師匠は、少なくとも、リアルタイムでは聴くことは出来ませんでした。
欲しいか・・・というと、それほどでもありません。

女性の柔軟さ

芸能活動などをするかたわら、タクシードライバーという女性がいるそうです。
女性の柔軟さ
「美し(美人)すぎるタクシードライバー」と言われているそうです。
最近「美しすぎる・・・」という表現を目にすることがありますが、「美しすぎる人」なんて、いないでしょう。
古い話ですが、「君が美しすぎて」という野口五郎さんの歌がありました。
美しすぎて 君が怖いぃ~なんていう。
この人、長野県のご出身らしいのですが、大学卒業後、読者モデルをしつつ憧れの女優、タレントになるべく、タレントの支援を行いながらタクシードライバーの資格の取得を目指す飛鳥交通ドリームプロジェクトの応募し、見事グランプリを獲得。
二種免許を取得後、タクシードライバーとして勤務をする合間を縫ってタレント活動を行っているそうです。
ただし、「美人」で騒ぐ世界ではないと思います。
私が、タクシーに求めるものは、安全と迅速、的確な応対、それから汚いのと煙草臭いのを除けば、誰だって構いません。
・・・こういう組合せは、確かに珍しいし、最近はそうでもありませんが、ドライバーの世界はずっと男の世界というイメージでしたから。
しかし、少なくとも、我々の世代の男にとっては、サラリーマンとして働くなら、まずこういうパターンは不可能でした。
一般企業では、就業規則で「兼業」を禁止していますから。
色々な事情から、一つの仕事に集中することが求められました。
そう言えば先日、例の暴言・暴行女性国会議員の公設秘書に名乗りを上げた東北の町の議員さんも、「兼職」が問題になりましたが、最近は緩くなって来たんでしょうか?
これは全く時限の違う話で、「兼職」もさることながら、関係者の「見識」の問題だったかもしれません。
今は本当に良い時代になったと思いますし、それよりも女性のバイタリティに敬服します。
敢えて男女比較と言う概念で言えば、恐らく、多くの男には出来ないことだと思います。
今までの社会的な柵(しがらみ)や見栄、そうは言っても家計の大黒柱としての土俵際の立場、仕事(職種)に対する独断や偏見・・・みたいなものが邪魔をします。
無理やり結びつけるようですが、落語の稽古でもそうです。
元々は男だけの世界だったところに、ある意味で平気で(時々無知・無邪気・無茶な人もいますが)入り込んで来る。
これを柔軟さと言うのか、図々しさというのかは分かりませんが、女性は偉大です。
ただし、前からいる人、昔を守ったり思ったりする人のメンタリティも理解して欲しいものです。
その奥ゆかしさが、大和撫子ですから。
なぞかけやっちゃいました。
「女性のバイタリティ」とかけまして
「平安時代や鎌倉時代に寺や荘園を監督した人」と解きます
その心は「兼業(検校)が幅を効かせます」

2017年9月 1日 (金)

ディナー

健康食品、低糖やローカロリーメニューが気になります。
ディナー
ある牛丼屋さんで、ヘルシー牛丼を試食してみました。
ご飯の代わりに何と豆腐が。
ディナー
冷奴の上にサラダ(野菜)がのせてあり、その上に牛肉。
上が温かくて、下は冷たい。
サラダと豆腐には、ドレッシングがかかっている。
この530円は・・・ハズレですね。
とにかく、「品」がなく、「貧」しか感じられない。
これしきに「品」を求めるのは酷かもしれませんが。
しかし、この店、意外に女性が一人で食べに来ています。
メニューとバリエーションが多いからでしょう。

立花家橘之助襲名披露興行

11月から始まる「二代立花家橘之助襲名披露興行」のチケットが、今日から発売です。
立花家橘之助襲名披露興行
平成29年11月1日より鈴本演芸場をふりだしに末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、国立演芸場と50日間の二代立花家橘之助襲名披露を行います。
皆様のご来場をお待ちしております。

立花家橘之助襲名披露興行
噺家さんではありませんが、今秋の落語協会の一大イベントです。
三遊亭小円歌改め立花家橘之助。
大看板の襲名ですから、さぞや賑やかになることでしょう。
なぞかけやっちゃいました。
「立花家橘之助襲名」とかけまして
「奥の細道への旅」と解きます
そのこころは「早く仙台(先代)を小円歌(越えんか)」

黒潮蛇行

様々な異常気象が続く中で、気象庁は、黒潮も紀伊半島沖で南へ蛇行しているため、船舶の燃費や漁業への影響に注意するよう呼び掛けているそうです。
黒潮蛇行
黒潮は通常、浜松市の沖合100キロ程度を流れているそうですが、現在は沖合300キロ程度を流れていて、さらに100キロ程度南下する見込みだそうで。
黒潮蛇行
この蛇行は10月上旬にかけて続くと予想され、2004年7月から翌年8月に起きた大蛇行以来の規模になるかもしれません。
この時はシラスやカツオが不漁だったとか。
さらに、黒潮の流れが変わったため、紀伊半島の東海上では温度の高い海水が取り残された形となり、半島の東岸では潮位が普段より10~20センチ高くなっていて、低気圧や台風が接近した場合、東海や関東の沿岸低地で浸水被害が生じる恐れがあるそうですから、良いことはありません。
なぞかけやっちゃいました。
「黒潮の蛇行」とかけて
「忍者が走る姿」と解く
その心は「黒潮束(黒装束)で、左右に曲がりながら行きます」

白線が・・・

寝ぼけ状態で、地下鉄のホームに立っていたら、何となく目に入りました。
「白癬までさがってお待ちください」という表示。
白線が・・・
最近はホームドアが設置されたから、かなり安全にはなりました。
そんなことを思いながら、ホームの足元を見ると・・・。
白線が・・・
ホーム上に白線はありません。
黄色のブロックがあるだけ。
リニューアル中だから、こんなチグハグも仕方ありませんか。
「白線まで・・・」の表示板も、以前は電車が近づくと、下の部分の電車の絵が流れるように点滅しましたが、最近は使われていないということなんでしょう。
なぞかけやっちゃいました。
「地下鉄上野駅のホーム」とかけて
「粗忽な噺家が高座に上がった時」と解きます
その心は「肝心の白線(白扇)が見当たりません」

8月の降雨日

表にすると、一日中雨降りだったように見えますが、あくまでも降雨が観測された日ということです。
8月の降雨日
それにしても、降雨が観測されなかったのは4日だけ。
日照時間も極端に少なかったようです。
東京都の日照時間は83・7時間で、1890年の観測開始以来、史上最短となった。
都内では8月に27日間も雨が降り、日照時間は平年値(約169時間)の約半分となった。
これまで東京都で最も日照時間が短かったのは、1977年の85・8時間で、次いで80年(90・3時間)、98年(91・7時間)の順となっている。

・・・私は大阪にいましたが、昨日などは、日中の気温も20度程度だったそうで、天候不順ということでしょう。
なぞかけやっちゃいました。
「8月の異常気象」とかけまして
「成績の振るわないオリンピック」と解きます
その心は「日章旗(日照期)が少なすぎます」

ショック!

夏バテで、とんでもない失敗をしてしまいました。
必死で作った「三段なぞかけ集」のデータを削除してしまったようで・・・見当たらない・・・。w(゚o゚)w

幸い、プリントアウトしたものがありますので、再度作り直そうと思います。
せっかくですから、もう少し、1冊あたりをコンパクトにして冊数を増やし、各巻の題目を50音順にしようと思います。
今月いっぱいかかるかなぁ。
1巻あたり200〜250題ぐらいにすると、3巻になりますか。

台風15号・16号

今日は二百十日だから、台風の話題。
15号は、小笠原あたりで停滞をしていましたが、北上を始めそう。
台風15号・16号
かなり東側を進むようなので、直接の影響は大きくないかもしれませんが、昨日今日の涼しさは、この台風が影響しているそうで。
 台風15号・16号
一方、今日未明に南の海で16号が発生したようです。
この台風の名前は「マーワー」だそうで、このまま北上すると、大陸に上陸しそうです。
名前が「マーワー」だけに、「まぁ!」と思っているうちに「わぁ!」っと大陸に上陸してしまうのでは・・?
ちなみに、15号は「サンヴー」だそうです。
道理で、サンヴーい(寒い)風を吹かせています。

女川原発再稼働の是非

東日本大震災から6年半が経とうとしています。
その中で、東北電力の女川原発の再稼働の是非が議論されているようです。
安全を取るか、エネルギーの確保をするのか・・、それぞれ言い分はあると思います。
女川原発再稼働の是非
実は私は、女川原発にある感慨を覚えます。
学生の頃、女川という町は、静かな漁業の町でした。
そこに東北電力が原発を建設する計画を発表したことから、その是非が大議論になっていました。
賛否両論激しく渦巻く中で、後年、結果的には女川原発が建設され稼動した訳ですが・・。
ある時、アルバイトで出入りしていた地元の民放のお手伝いで、女川町に行きました。
その日は原発建設に伴い、発電施設の冷却に多くの海水が使用されるため、一定の範囲の海域での漁業が出来なくなります。
そのため、女川町の漁業協同組合が「漁業権」を放棄する必要があったようです。
漁業権を放棄するか否かの決定をする漁業組合の総会が開催されることになっていたので、その取材に。
当時の私は、よく分かっていなかったので、騒然とする町を見て、ただ驚くばかりでした。
カメラマンについて会場に入ろうとすると、手拭いを被ったおばあさんが、大きな声で「おめえら、帰れ!」と叫びながら、手には大きな石を持って追いかけて来ました。
原発建設に反対する地元の人だったと思います。
あの時、自分が何て場違いな所にいるのだろう・・と戸惑いました。
あのおばあちゃんの声が忘れられません。
・・あれから何十年、そんなことがあったことなど知らないように、原発は建設され、あの震災までずっと稼働を続けていました。
震災で福島の原発の事故を知った時、女川の原発のことを真っ先に思い出しました。
その原発を再び稼働させるべきか否か・・。

東北地方の稲の作柄

実るほど、首を垂れる稲穂かな・・・。
東北地方の稲の作柄
長雨や大雨や何やらがあったので、心配していた稲の作柄。
地域のばらつきは若干あるものの、"平年並み"か"やや良"だということのようで一安心です。
一昔前なら、太平洋側は、"やませ"が吹いて、冷害だとか飢饉だとか、悲惨な状態になってしまったかもしれません。
不思議なことに、東北のことは、今でも気になります。

揺れるとき・・・

忘れられない噺との出会いはあるものです。
まずは、昭和の名人六代目三遊亭圓生師匠の「ねずみ穴」。
大学1年生だったと思います。
NHKのラジオ番組で。
ちょうどその時、山形県酒田市で大火が起こり、噺の途中にニュース速報のアナウンスが入りました。
次は、仙台市民会館での落研主催の落語鑑賞会の時の、十代目金原亭馬生師匠の「抜け雀」と「柳田角之進」。
初めて生で聴く、大看板の人情噺。
それから、帰省の途中に立ち寄った鈴本演芸場で聴いた、五代目三遊亭圓楽師匠の「浜野矩随」。
この噺をこの時聴いていなかったら、今の落語徘徊はなかったかもしれません。
さらに、創部20周年の時の六代目三遊亭圓生師匠の「妾馬」と「文七元結」。
そして時は流れて、あの東日本大震災の年の「圓朝まつり」の奉納落語として、谷中全生庵の本堂で六代目三遊亭圓窓師匠が自作自演した「揺れるとき」。
震災の直後に、それを意識して師匠が作った圓朝の物語です。
初演を一番前の席で聴かせていただきました。
その時の写真、右端最前列に私が映っています。
揺れるとき・・・
その1年後、師匠にお願いして、この噺をやらせていただきました。
そして、この噺の劇中に出て来る「鰍沢」と「蒟蒻問答」と「寿限無」と「牡丹燈籠」は、その後、それぞれ稽古をして、私の持ちネタになっています。
そして、「ねずみ穴」と「柳田角之進」は、いずれチャレンジしたいと思います。

今日のなぞかけ(9/1)

とうとう9月に突入しました。
今日は二百十日、台風もどんどんやって来る季節です。
台風の風は止んでも、なぞかけはやめられません。
今日から9月「長月」です。
♪あぁ、長月(長崎)の鐘はぁ鳴ぁるぅぅ〜♪
【応挙の幽霊】
・「幽霊画」とかけて
・「突然転んで足を挫いた人」と解く
・その心は「応挙(応急)処置が必要です」
【王子の狐】
・「お玉ちゃん」とかけて
・「生き返った白雪姫」と解く
・その心は「やはり、王子のキスね(王子の狐)」
【阿武松】
・「小緑長吉」とかけて
・「フードファイト」と解く
・その心は「タニマチ(忽ち)お櫃を空にして次の阿武松(のを待つ)でしょう」
【近江八景】
・「近江八景」とかけて
・「相撲の立会い」と解く
・その心は「近江合って八景よい(おう、見合ってはっけよい)」
【大山参り】
・「長屋のおかみさんたち」とかけて
・「師匠が落語指南している老若男女たち」と解く
・その心は「みんな尼(アマ)です」

このなぞかけも、9月から「今日のなぞかけ」として、毎日5題程度にして続けたいと思います。
10題ずつだと、ネタ切れしてしまうのと、読んでいただく側も、5題ぐらいが適当だろうとの勝手な解釈。
三段なぞかけ集(壱)
「三段なぞかけ集(壱)」から、私の作ったものを紹介して行きます。

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