教師と児童の落語会
師匠は、落語を広めるにあたり、サッカーや野球と同様に、子どもたちをターゲットにされたのですが、そこで、教える立場の先生方が落語を全く知らないので、子どもたちに正しく教えられない実態を目の当たりにされて、「落語の授業」を思い立ったそうです。
さらに、師匠の「ぞろぞろ」などを、小学校4年生の教科書に掲載する出版社もあって、今も精力的に先生や子どもたちに、落語の伝道活動をされています。
他の噺家さんも「学校寄席」と称して、出前落語をやっていますが、これらの多くは、体育館やホールに大勢を集めて、場合によっては、体育座りで聴かせているようですが、師匠は「それではダメだ」と、当然、人数は多くありませんが、教室で授業の形態でやっていらっしゃいます。
また、我々と同様に、素人の落語連にも小中学生がいて、師匠から直接稽古していただいて、「人生が変わった」と宣言した小学一年生の怪童もいるそうです。
さて、その師匠の稽古連の中から、教師と児童・生徒を集めて合同の発表会を行うことになったそうで、案内メールが届きました。
名づけて「edu(エデュ)落語会」。
"教育(education)"と"江戸"をイメージした名前だそうです。
【edu落語会】
日時 8月27日(日) 13時30分
場所 世田谷区立深沢小学校 1F視聴覚室
(東急田園都市線桜新町から徒歩13分)
◆教師たち◆
落語っ子連 三流亭 千公(せんこう)
下げっ子連 大塚亭 八師(やつし)
笑いっ子連 N文亭 花童(かどう)
噺っ子連 有難亭 蝶九(ちょーく)
聞かせっこ連 深沢亭 先陣(せんじん)
◆子どもたち◆
羽織っ子連 要亭 小藁(こわら)
聞かせっこ連 深沢亭 アーヤ
深沢亭 ミーナ
深沢亭 竹馬(ちくば)
深沢亭 ネンネ
深沢亭 九里(キュウリ)
◆指導出演 三遊亭圓窓師匠
・・・我が落語っ子連からも、エース千公さんが参加。
高座名だって、そのまま千公(先公)なんだから、さぞや立派にやってくださるでしょう。
今度の稽古会では、"オーディション"をしようかと思います。
深沢亭の皆さんは、本当にパワフルな活動をしています。
落語っ子連にも、交流稽古に来てくれた子もいます。
私の「牡丹燈籠」の読み稽古を気に入ってくれた子は、今は仙台にいるそうで、驚いたことに、我が落研の大先輩「桂友楽」師匠の指導を受けているという噂を聞きました。
先月の、師匠の喜寿の祝賀会でも、元気よく小噺を披露してくれた子どもたちです。
是非とも参加したいのですが、当日は、帰省しなくてはならず、お邪魔することは出来ません。
きっと大盛会になることだと思います。
« 日本の夏 | トップページ | なぞかけ(8/16) »
「落語っ子連」カテゴリの記事
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.09.07)
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.07.16)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.28)
- 深川三流亭のチラシ(案)(2020.06.25)
- 落語っ子連稽古会(2020.06.14)