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2017年8月23日 (水)

処暑

大阪は暑い
涼しさに慣れきっていた体には一層きつい暑さです。
処暑
が、時の流れは止まらず、今日から二十四節気の「処暑」。
既に暑さも治まって、爽涼の時をいち早く告げる花が咲き、夕暮れともなれば鳴き出す虫の声が耳にすがしい頃。
残暑が幾度ぶり返すとも、過ぎゆく夏を少し寂しく惜しむ時節。

・・・なんて、微塵も感じられない、今日の暑さよ・・。
暑さが止むという意味から処暑といい、暑さが落ち着き休まるという意味。
暦便覧でも「陽気とどまりて、初めて退きやまんとすればなり」と記されています。
ところが今年は例外中の例外。
立秋のころから雨が多く、気温が低い地域も多かった。
それなのに、処暑である今日から猛暑がぶり返すという・・。
しかし、酷暑の日々も、あともう少しの辛抱。
昼間の蝉の声に夕暮れ後の秋の虫たちの声、一日中虫たちが騒々しいまでに歌を競い合う。
庭先でやさしく枝を揺らす萩も盛りを迎え、涼しい季節の到来を告げている。
今時分はまた、暴風雨にも見舞われやすい野分の季節。

天候の急変や雷雨には注意が必要です。
・・・大阪は、本当に暑い

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