気持ちからセリフが出てくる・・
小三治師匠の語録で見つけた一文。
これこそ、私がいつも師匠から言われていることと同じです。
簡単に言えば「活字で覚えちゃいけない」ということです。
落語というのはセリフをしゃべっているのでなくて、その人、その人の気持ちに瞬間、瞬間なっていく。
セリフは気持ちの現れですから、セリフから気持ちが入っていくんじゃなくて、気持ちからセリフが出てくるもんだと、わたしは思っています。
今夜も、これから千早亭の稽古ですが、またまた読み稽古ですが、気持ちで「演読」しようと思います。
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