葉月の落語徘徊
7月の充実ぶりを引続きと思うものの、暑さには敵いません。
東京は、降雨日が連続して、比較的過ごしやすい日もありましたが、それでも夏は夏。
不忍池の蓮が綺麗に咲いていました。
弁天堂を借景に、とても厳粛な感じがします。
今月は、千早亭早千さんの落語会「烏楠落語」に出演させていただきました。
「怪談牡丹燈籠・お露新三郎」。
この噺、高座にかける度に、何かぐぐっと来るものがあります。
・・・後は何かあったかなぁぁ?
師匠からの宿題「三段なぞかけ」は、粗製乱造の謗りはありますが、20日までに約750題強が"整い"?ました。
「落語っ子連・三段なぞかけ集(壱)」として、28ページの小冊子に製本して稽古の時に持参しました。
それから後は、やや停滞気味ですが、続けて行きたいと思います。
このブログで毎日ご紹介しているのは、この中から、私の作ったものを毎日10題程度ずつリリースしているものです。
他の連の発表会では、11日に「紅巣亭落語会」を聴かせていただせきました。
また、翌12日は交流稽古で、南大塚の「天祖亭」の稽古にお邪魔しました。
いずれも、大変参考になりました。
落語会は「東京落語会」だけでした。
そうそう、11日の谷中全生庵の「圓朝忌」法要の様子を垣間見ることが出来ました。
9月30日の「千早亭落語会」のチラシが出来上がりました。
11月25日の「お江戸あおば亭」の番組も決まりつつあります。
他の連では、もっと数多くの高座をこなしている方もいらっしゃるようですが、右顧左眄することなく、ひとつひとつの噺をしっかり結着をつけてから、次の噺に着手したいと思います。
やって面白そうだから、聴いて楽しいから・・・だけで演目を選ぶのではなく、聴き手に納得していただくことが大切だと思います。
自分がやったり聴いたりして面白くても、聴き手に違和感や不快感を与えることのないように、落語のフィロソフィーや噺の背景、登場人物の了見などをしっかり把握して、チャレンジしようと思います。
さて、ささやかな来月以降の予定を確認しておきます。
◆ 9月18日 牛久味わい亭
◆ 9月30日 千早亭落語会
◆10月27日 同期会
◆11月25日 お江戸あおば亭
◆ 1月(未定) 深川三流亭
◆ 2月 3日 曽谷寄席
◆ 3月31日 千早亭落語会
9月は、千早亭の本番ですから、「おせつ徳三郎」をきっちりと仕上げたいと思います。
それから、少し軽い噺にもチャレンジして行こうと思いますので、短期間で仕上げられるようにしたいものです。
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