芝浜をやるなら・・
何人かのご贔屓に、「芝浜が聴きたい」と、何気なく言われることがあります。
「芝浜」と「文七元結」は、歌舞伎の狂言にもなるぐらいの名作。
「文七元結」は、大学の先輩OBからリクエストされたこともあって、昨年チャレンジしました。
それなら次は「芝浜」、ということになれば良いのですが・・・、なかなか。
というのは、名作なだけに、演者によってテイストの異なる噺になっていて、自分の中で整理がつかないでいます。
圓窓師匠の「芝浜」は、先代馬生師匠の流れで、この後権太楼師匠に繋がっているようです。
基本的には、演るとすれば、あまり理屈をつけたり、最近の若手のようにおかみさんのキャラを立たせたりせずに、三木助バージョンをベースにして、古今亭色・圓窓師匠色をミックスしたような構成にしてみようかと、漠然と。
さん喬師匠も捨てがたいのですが、あまりにも順調で幸せ過ぎる感じがするので、子どもは登場させずに。
・・・いつか。
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