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2017年8月10日 (木)

誰のために・・・?

おかしな話があったものです。
先月、財務省の理財局長から国税庁の新しい長官に就任した某氏が、歴代の長官が開いてきた就任会見を行わないことになったそうです。
財務省の理財局長から、先月、国税庁長官に就任しましたが、就任から1か月が過ぎても会見を開かず、国税庁は8日、会見を行わないことを決めたということです。
国税庁によれば、把握している範囲では、平成14年以降の歴代の長官は就任の会見を開き、抱負を述べるとともに今後の方針などを説明しているそうです。
就任の会見を行わない異例の対応について、国税庁は「諸般の事情による」として詳しくは説明していません。
一方で、ご本人はコメントを発表し、「適正・公平な課税・徴収の実現を図ることが重要だと考えており、職責の重大さを感じている」などと・・・。
この長官は、理財局長時代に、大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる国会答弁で、野党から売却の経緯について十分に説明していないと批判され、就任会見でどのように説明するのか注目されていました。

・・・タレントでも、一般人でもないのです。
国民のために働く公僕のトップこそ、まず国民に向かって発信することが最初の重要な仕事、義務だと思います。
しかも、国民にも極めて接点のある、税金を司るトップなんですから、個人の事情や省庁の都合が優先されるのは・・・?
「森友問題」の時に、"黙秘"や"言い逃れ"を続けた論功行賞だそうですから、国税のトップの椅子も軽いものなんですね・・・。

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