« これからの高座予定 | トップページ | お盆玉? »

2017年8月10日 (木)

住吉踊り

いよい明日から、浅草演芸ホールの中席昼の大喜利で、恒例の「住吉踊り」が始まります。
住吉踊り
住吉踊りは、元々大阪の住吉大社の御田植神事に行われる住吉の御田植の踊りで、戦国時代のころから住吉神宮寺の僧が京阪の各町村を廻って勧進したことから有名になり、江戸時代には乞食坊主の願人坊主らが大道芸として全国に流布し、かっぽれ・万作踊りなどに影響を与えました。
かっぽれなどを住吉踊りと称することもあるが、大道芸としての住吉踊りは伊勢音頭や豊年踊り、子守り踊りなど民間踊りや俗謡が混在しており、本来の住吉踊りとは異なるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=ri_O1DEXWZU
寄席の「住吉踊り」は、今は亡き「古今亭志ん朝」師匠が中心となって、寄席の踊りを残そうと始められたもので、それが今に続いているものです。
私も、かっぽれなどは、寄席などで何度か見ることはありますが、細かいことは知りません。
しかし、いかにも「ここは日本だぞ!」という雰囲気は、何とも言えないと思います。
正直なところ、出演する芸人さんも色々で、見事な踊りを披露してくださる人もいれば、見よう見真似でたどたどしく踊る人もいて、大いに楽しむことが出来ます。
窓門では、吉窓師匠は踊りの名人で、恐らく、この中でも中心になって踊られることだと思います。

« これからの高座予定 | トップページ | お盆玉? »

寄席・落語会」カテゴリの記事