なぞかけ(8/31)
8月も今日で終わり、夏休みも終わりのところが多いでしょう。
しかし、なぞかけは終わりません。
こういうなぞかけを「三段なぞかけ」と言うそうです。
それでは、行く夏を惜しみつつ・・・。
【有馬の秀吉】
・「有馬温泉]とかけて
・「甲子園アルプススタンドの応援団」と解く
・その心は「太鼓(太閤)のおかげで賑やかでしょう」
【いただき猫】
・「東海道掛川宿」とかけて
・「行列の出来るお蕎麦屋さん」と解く
・その心は「やはり森(もり)より掛川(かけ)いいでしょう」
【一分茶番】
・「素人芝居」とかけて
・「テレビのドキュメンタリー番組」と解く
・その心は「一部(一分)は茶番でしょう」
【一文惜しみ(五貫裁き)】
・「徳力屋万右衛門」とかけて
・「スピード違反で捕まったドライバー」と解く
・その心は「どうぞ五貫べん(ご勘弁)ください」
【井戸の茶碗】
・「腹篭りの仏像」とかけて
・「身体の老廃物を排出させる効能」と解く
・その心は「屑屋(葛湯)のおかげて体内から出ました」
【居残り佐平次】
・「佐平次」とかけて
・「学童保育の児童」と解く
・その心は「どちらも居残りしています」
【芋俵(芋どろ)】
・「俵に入った泥棒」とかけて
・「行方不明になった人の家族」と解く
・その心は「芋どろ(今頃)はどこにいるんでしょう?」
【浮世根問】
・「根掘り葉掘り聞くこと」とかけて
・「広大な宇宙」と解く
・その心は「根問(ねぇ遠い)んじゃない?」
【牛ほめ】
・「家ほめ」とかけて
・「秋葉神社の火ぶせの札」と解く
・その心は「牛場(急場)しのぎでしょう」
【馬のす】
・「馬子の仕事」とかけて
・「消防車の消火活動」と解く
・その心は「どちらも必ずホース(馬)が要ります」
【厩火事】
・「髪結いの亭主」とかけて
・「近頃の若手社員」と解く
・その心は「どちらも厩火事(甘やかし)ちゃあいけません」
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