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2017年8月24日 (木)

なぞかけ(8/24)

今回は、比較的珍しい噺が登場します。
【睨み返し】
・「借金の言い訳」とかけて
・「極度の緊張、絶体絶命」と解く
・その心は「開き直りが有効です」
【救いの腕】
・「助けてくれた男の人」とかけて
・「安来節の名人」と解く
・その心は「すくいの腕の見せ所です」
【蛇含草/蕎麦清】
・「人が融ける草」とかけて
・「敏腕のプロデューサー」と解く
・その心は「すぐに消化(ショー化)します」
【茄子娘】
・「茄子(の精)の子」とかけて
・「やりたい放題、勝手し放題」と解く
・その心は「なすがまま(茄子がママ)でしょう」
【雪とん】
・「初な若旦那に惚れられた娘」とかけて
・「高速道路の逆走」と解く
・その心は「思い込みと勘違いで大変なことになります」
【御慶】
・「富くじ」とかけて
・「信じられない出来事」と解く
・その心は「御慶(ギョヘェー)!」
【富久】
・「酒を絶対に止める堅い約束」とかけて
・「火事で焼け出されて怒り心頭の男」と解く
・その心は「近火逆上(金科玉条)でしょう」
【紺屋高尾/幾代餅】
・「一途な恋わずらい」とかけて
・「幽霊(うらめしやぁ)」と解く
・その心は「高尾(高を)くくっていても紺屋(今夜)そっちへ
  幾代(行くよ)」
【菊江の仏壇(白ざつま)】
・「若旦那」とかけて
・「止まない女道楽」と解く
・その心は「親の説教も菊江(聞こえ)ません」
【猿後家】
・「猿に似た後家さん」とかけて
・「愛情深い女」と解く
・その心は「醜女に慣れて深情けに傾くでしょう」

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