三代目桂小南襲名
落語芸術協会の桂小南治さんが、今年の9月に、師匠の名跡である桂小南の三代目を襲名します。
その記者会見が開かれたそうです。
小南治さんは「“小南”という名前に恥じない高座を毎日毎日務めたい」と意気込みを語ったそうです。
先代の小南師匠は京都のご出身でした。
分かりやすい言葉で上方落語を東京に広めるなど、大きな功績を残した師匠です。
私が3年生の時に、「落語鑑賞会」に来ていただきました。
名跡復活は、先代が1996年に亡くなって以来、21年ぶり。
三代目となる小南治さんは、80年に入門し、93年に真打昇進。
紙切りの二代目林家正楽師匠を父に、林家二楽さんは実弟。
小南治さんは、「二代目小南は、稽古の積み重ねた師匠でした。その師匠がつけていた小南という名に恥じない高座を毎日務めようと思っています」。
会長の桂歌丸師匠は、「大きな名跡が誕生しました。三代目としておおいに活躍なすっていただきたい。先代は上方落語を関東にひろめた方。その二代目がやってない上方の人情噺、滑稽噺をお広めになるのが、三代目の責任だと思います」」と激励。
襲名披露興行は9月21日、新宿末広亭からスタートの予定。
いつか、「菜刀息子」をやってみたいと思っていますので、是非一度、小南治さんの"江戸が舞台バージョン"を聴いてみたいと思っています。
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