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2017年7月15日 (土)

学士会落語会

今日の学士会落語会例会は、上方のハメものの落語と、学士会構成大学(旧帝国大学)出身の噺家さんの出演です。
学士会落語会
大阪大学出身の林家染雀(そめじゃく)さんと京都大学出身の桂福丸さんです。
まずは、「風流寄席囃子」と題して、三味線の林家きぬよさんも入って3人で、上方の寄席囃子の説明。
学士会落語会学士会落語会
知ってはいるものの、生で聴くのは楽しい。
そのうち後は、2人が2席ずつ、たっぷりとハメものの噺を聴かせていただきました。
学士会落語会
  ◇林家染雀    「旅の噺」
  ◇桂福丸     「竹の水仙」
  ◇桂福丸     「稽古屋」
  ◇囃子染雀    「昆布巻芝居」
相変わらず、上方落語には入って行けない部分はありますが、それはそれとして、とても楽しく聴きました。
林家染雀さんは、大阪大学文学部出身。
1992年4月3日に四代目林家染丸に入門。
音曲噺や芝居噺を得意とする。
色物での活動として、1999年、3代目桂あやめとの音曲漫才コンビ『姉様キングス』を結成。
また、ピンでは衣装を前後ろ逆に着用し、後頭部に面をつけて背中を観客に見せながら踊る「うしろ面」を演じる。
『姉様キングス』で女形を演じていることから、上方笑女隊など本来は女流限定の企画にゲスト出演することがある。
伝統芸能を守る強い気持ちが感じられました

桂福丸さんは、私立灘中学校・高等学校、京都大学法学部卒業。
周りが就職活動をする中、お笑いの世界を目指していたため動じなかった。
アルバイトをしながら吉本総合芸能学院(通称NSC)に入学するも「漫才」になじめず1年で中退。
なかなか先が見えない中で英語落語と出会った。
ペンシルベニア州でMASAOとして公演。
その後、桂福團治と2007年1月20日に友人の紹介で出会い、同年2月に福團治に入門。
芸名の名付け親は藤本義一。
彼の懸命さと上達の速さは師匠をうならせ、入門からたった1か月(2007年3月9日アプラホール高石)で高座に上がったそうです。

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