« チラシの背景画 | トップページ | 東京かわら版 »

2017年6月27日 (火)

素人落語協会

清澄落語「手酌の会」のことを調べたら、「一般社団法人素人落語協会」という団体に当たりました。
素人落語協会
こりゃまた凄く大きな名前の団体だなぁと。
http://落語の力.jp/
素人落語協会は古典落語を中心とした落語の普及活動を目指した一般社団法人です。
素人落語に挑戦したい方、素人落語を聞きたい方、様々な楽しみ方があります。
古典落語を勉強し始めると着物、日本文化、歴史についても学びたくなります。
日常会話や仕事の会話の中に落語の「まくら」や「くすぐり」を入れると喜んでもらえること事もあります。
落語はコミュニケーション力、プレゼンテーション力の向上等ビジネススキルにも活用できることが解りました。
あなたも素人落語協会と一緒に「落語の力」を楽しんでみませんか。

・・・なんていう代表の方の挨拶文が・・・とまた驚きました。
会長さんは、「紅巣亭文具」さんでした。
「紅巣亭」は、「三流亭」と同じ古石場文化センターで、同じく円窓師匠からご指南いただいて稽古をしているグループです。
いやはや、外に向かって活発に活動しているのは、師匠のお膝元の豊島区のグループだけではありませんでした。
この会の目的が格調高い・・・。
当法人は、落語とその周辺文化歴史を守り落語の普及、素人落語家活動場創造に寄与することを目的とし、その目的に資するため次の事業を行う。
(1) 落語と文化歴史等の情報収集、調査及び研究
(2) 落語技術の研究及び開発 落語技術の研究及び開発
(3) 落語と文化歴史に関する講習会、セミナーシンポジウム等の
   開催
(4) 落語と文化歴史に関する機誌、出版物の刊行
(5) 著作権その他知的財産管理
(6) 会員組織の運営
(7) 前各号に掲げる他、当法人の目的を達成するために必要な
   一切の事業

そして、会員登録すると、「落語の力.jp」サイトに自分のページを持つことが出来るそうです。
年間登録料は1万円。(入会金無料)
・・・要するに、素人プロ落語家としての活動の基本ツールになるということですね。
個人的には、大変興味があります。
とても高邁な目的と活動をなさっている団体だと思います。
ただ、私にはまだ、外に向かって自分の芸をアウトプットする技量と度量がありません。
素人連の発表会やその関わりの出前、落研OB会などで、もっと腕を磨いてからでないと・・・。
一度、何かのタイミングで、内容をお尋ねしてみようと思います。
・・・それと、あくまでも個人的な気持ちですが、どうも「英語落語」には違和感があるんです。
落語は、日本で生まれた、まさに日本語(言葉)が全ての芸能(話芸)ですから、わざわざ英語でやらなくてもと。
それに、錚々たる会員の皆さまの前では気後れもしますし、そもそも受入れていただけないかもしれません・・・。

« チラシの背景画 | トップページ | 東京かわら版 »

寄席・落語会」カテゴリの記事