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2017年6月20日 (火)

えっ?それで大丈夫?

まぁ、こういうのを何て言うんでしょうか?
「三人無筆」という噺があります。
葬儀の記帳場を任されたのが無筆(字が読めない・書けない)の二人、さらに・・・。
これはまぁ、笑い話ですみますが。
今や、海の安全というのは、非常に重要な環境にあります。
これらへの対応のため、学生数を増やした海上保安官の養成機関である「海上保安学校」で、「泳げない学生」が増えているそうです。
えっ?冗談でしょ?ブラックジョークでしょ?
いやいや、どうも事実らしい。
この学校の学生数は2006年度まで200人前後だったそうですが、団塊世代の大量退職や、尖閣諸島問題などに対応するために募集人員を増やした結果、07年度の入校者は408人、14年度には596人となったそうです。
それはそれは頼もしいと思ったのですが・・・。
学生の増加に伴って、「泳げない学生」たちの存在が。
海上での任務を遂行する上で、「泳げる」ことは最低限というか、大前提だと思います。
従って、年間116日の水泳授業を行い、夏には約5・5キロを泳ぐ遠泳訓練も実施し、一定の成績を取らなければ、卒業が認められないことになっています。
しかし、まったく泳げないか、もしくはほとんど泳げない状態で入学する学生も増加し、15年度は入校者約560人のうち約4割の230人が泳げなかったということです。
入校してから泳ぐようになれれば良いのかもしれませんが、大丈夫でしょうか?
数を確保したいがために、ハードルを低くして募集したとか?
日本の海は大丈夫でしょうか?
巡視艇の周りには、救助用ではなく、自用の浮き輪をたくさん並べないといけません。

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